シニア花井の韓国余話

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上場企業の収益性が悪化、1人当たり当期営業利益14%減

2012年05月30日 19時55分12秒 | Weblog
韓国大手紙・ 東亜日報12年5月29日記事抜粋
昨年、証券取引所(コスピ)に上場している企業は、売上額など外形だけを増やしてきたが、営業利益など収益性は悪化していることが明らかになった。5月28日、韓国上場会社協議会によると、12月決算のコスピ上場649社の2001事業年度の1人当たり売上額は平均16億7900万ウォン(約1億1400万円)で、昨年比11.71%増だった。だが、1人当たりの営業利益は平均1億1500万ウォン(約782万円)で、昨年比3.98%減で、1人当たりの当期純利益は8200万ウォン(約558万円)で14.00%減少した。
今回の集計は、国際会計基準(IFRS)の連結財務諸表を基準に行われた。業種別には欧州財政危機で輸出にダメージを受けた運輸・倉庫業種の営業利益の減少が目立った。同業種の1人当たり営業利益は900万ウォン(約61万円)に止まり、前年に比べて89.15%も激減した。電機ガス業種の1人当たりの営業利益も前年比81.48%減少した2000万ウォン(約136万円)だった。医療精密業種も前年比81.30%減の1000万ウォン(約68万円)に過ぎなかった。
輸出業種のトップランナーである電機電子業種の収益性も大きく低下した。同業種の1人当たり営業利益は前年比31.48%減の6800万ウォン(約462万円)だった。医薬品は23.76%減の2900万ウォン(約197万円)だった。一方で、建設や非金属業種は、前年より利益構造が改善され黒字に転じた。とくに金融業種の1人当たりの営業利益は前年比40.56%増の7億900万ウォン(約5372万円)だった。
649社の従業員は全体として増えた。2011事業年度は106万2300人と集計され、前年の103万人より3.12%増加した。1人当たりの営業利益が最も高い企業は、高麗(コリョ)亜鉛で9億4100万ウォン(約6400万円)だった。続いて湖南(ホナム)石油=9億ウォン、キーストーングローバル=7億8700万ウォン、現代(ヒョンデ)グロービス=7億1900万ウォン、錦湖(クムホ)石油=6億6200万ウォンの順だった。






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