シニア花井の韓国余話

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20代の5人中1人が「輸入車買いたい」                              

2013年05月23日 15時12分15秒 | Weblog
韓国大手紙・東亜日報13年5月21記事抜粋
大手企業に勤めているキム某氏(30)は昨年8月、自分の初めての車としてBMWのミニカントリーマンを選んだ。国内ブランドのセダンやスポーツユーティリティ車両(SUV)に乗ってみて、細かく価格を比べた後に下した結論だった。しかし、キム氏は、「あれこれ突き詰めてみたけれど、車の価格対性能が気に入ったというより、輸入自動車に乗ることを誇示するために車を購入した」と、本音を打ち明けた。
韓国自動車市場での輸入車の影響力が日増しに増大している。若者層を中心に、輸入車への抵抗感が早いテンポで薄れている上、輸入車ブランド各社が、従来のプレミアムイメージに価格競争力まで備え、国内市場への攻勢に拍車をかけているからだ。
●韓国人の15.3%、「輸入車を購入する」
東亜日報は最近、広告代行社のテホン企画、東国大学経営学科のヨ・ジュンサン教授教授と共同で、オンライン上のリサーチ専門会社・マクロミルエムブレーンに依頼し、全国の成人男女1000人を対象に、「輸入車関連の意識調査」を行った。
全回答者1000人中688人が、自動車を保有していた。このうち、輸入車を持っている人は11人(1.6%)に過ぎなかった。しかし、「車を買うなら、どんな車を書いたいか」という質問に対し、153人(15.3%)が、輸入車を選んだ。特に輸入車を購入するという20代は22.3%にも上った。
実際、韓国市場で輸入車ブランドが、早いテンポで成長している。韓国輸入自動車協会によると、韓国国内で販売される全体乗用車のうち、輸入車が占める割合は、09年=4.9%、10年=6.9%、11年=8.0%、12年=10.0%へと地道に伸びている。4月は、国内販売乗用車の12.0%が輸入車だった。
経営コンサルティング会社「インフューチャーコンサルティング」のユ・ジョンシク代表は、「若者層を中心に、住宅所有の概念が弱まり、自動車を通じて自分を誇示しようとするニーズが高まっている」と分析した。ヨ教授は、「今回の調査結果を見れば、現代・起亜(ヒョンデ・ギア)自動車など、国内ブランドが韓国で独占的な立場を享受するのは、次第に難しくなるだろう」と述べた。
輸入車のメリット(11の選択肢のうち2個を複数回答)については、「安全性」(38.2%)を選んだ回答者が最も多かった。世代別に見れば、40代と50代がそれぞれ46.3%と42.1%が安全性を選んだものの、20代は、「ブランドイメージ」(41.2%)や「外観デザイン」(40.0%)を安全性(25.8%)より高く評価した。30代は、安全性(39.3%)、ブランドイメージ(36.4%)、外観デザイン(35.0%)、性能(33.2%)などをそろって選んだ。
輸入車のデメリット(11の選択肢のうち2個を複数回答)としては、「アフターサービスの不便さ」(61.6%)や「高い価格51.2%)、「高いメンテナンス費」(51.1%)などが取り上げられた。
好きな輸入車の色には、20代は黒(43.8%)、50代は銀(40.0%)が最も多かった。






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