一昨日の本ブログでの<お願い>に対し、最初はまったく反応がありませんでした。
よって、昨日は失望の本音を書き込んだのですが、その後の反応にはびっくりしました。多くの遊漁船業者の皆様にご協力いただきました。心より御礼申し上げます。
実は、年末に全国の遊漁船団体の代表者宛、資料収集のお願いを一斉に文書を持ってお願いいたしました。
その後、FAXによって数団体からの回答がありましたが、これでは資料の集計に値しない返答でありましたから、年をあけて、本ブログに<お願い>の掲載を試みた次第です。
何故なら、遊漁船業は昭和63年7月23日、東京湾横須賀沖で海上自衛隊潜水艦『なだしお』と遊漁船『第一富士丸』が衝突、31名の釣り客の尊い命が奪われました。
その後、国は【遊漁船業の適正化に関する法律】なるものを当時開かれていた通常国会に議員立法で上程のうえ、12月23日に成立し、翌年10月1日に施行されました。
その法律の中で遊漁船業の営業するのについて<届出>が義務化されました。そこで、全国に遊漁船業を営む業者の数が3万7323業者がいることが判明したのです。
ここに、遊漁船業が日本の産業にデビューしたのに始まります。
その後2回の改正を経て1、平成14年6月19日に同法が改正され【登録】というシステムになりました。
その時登録した遊漁船業の数が1万8千余業者に激減したのです。
そして、平成21年3月31日現在の集計によると1万5581業者になっています。
すなわち、潜水艦との衝突までは水面下にあった遊漁船業が日の目を浴び、昨年始めて国の政策による<緊急補償制度>の【認定業種】に認知されたのですから、
これは遊漁船業者の将来にとって誠に喜ばしいことです。
さらに、今回の1年延長に対する国の援助ですからこれに便乗させないわけにはまいりまません。
何とか、俎上にのせたいと思うのは当たり前のことです。
そのためには、遊漁船業者の皆様の協力なくして実現することはできません。
今後ともよろしくお願い申し上げます。