遊漁船業情報センター

遊漁船(沖釣り船・瀬渡船・海上タクシー)にかかわる様々な情報を適宜発信します。

係留ロープが切断し、作業員2人に直撃死亡。

2009-03-20 17:32:25 | 遊漁船業者
 今朝(20日)7時40分ごろ、神戸市のポートアイランドコンテナ第18バース(埠頭)で、香港船籍のコンテナ船(一万5千トン)の係留作業中、接岸のため布製のロープ(長さ約150㍍、直径10㌢のロープを二本かける作業をアルバイトの20歳の男性が行っていました。
ところが、二本かける予定の一本のロープをビットに固定させ後の一本を固定しようとしていたところ、急に船が動き出し、固定した一本のロープが切れ、作業していた二人に直撃したというのです。
二人ともロープで頭を強く打つなどして死亡したといいます。
 関係者の証言では、使用していたロープが老朽化していたのではないかという声と、コンテナ船の動きが相互作用していたのではないか?という声が上がっているそうです。
兵庫県神戸水上署では、業務上致死容疑で捜査に入っていいる模様です。
 遊漁船の船長の皆さんも船舶に積載しているロープの現状を再確認していただきたいと思います。十分ご注意ください。