ガンバレ健太!

手の離れた息子に叱咤されてるダメ親父の日記

「ただ指しているだけ」

2008年10月13日 21時21分52秒 | 将棋
今日は野球の練習は8時半からだったのだが、8時ぐらいから「もう行ってもいいかな?」と何度も聞くので、「まだ早い!」と言っていたのだが、8時半に来た者からグランドを5周するのを皆が来る前に済ましておきたいと15分に出掛けて行った。帰りも12時半には終わるはずだが帰ってきたのは1時過ぎで、これが本当の“好き”ということなのだろう。

すぐにシャワーを浴び食事を摂って、2時ごろ将棋クラブに行った。少しすると若い時に奨励会に入っていたKさんがみえ、3局指して頂けた。3局目を指しているとKさんの関係で、何と吉田正和新四段がいらっしゃった。(どういう関係か知らないが) Kさんとの対局が終わって、吉田新四段と2面指しで平手で指導対局していただけることとなった。
対局は序盤の2六歩、1六歩が働いてなく結果として2手損となり、相手玉に近づくことも無く中盤で終わってしまった。プロ相手に手損がこんなにも大きいことが実感でき、いい勉強になった対局だった。「無茶苦茶強くて、将棋にならんかった」と健太は言った。

「奨励会には何ヶ月も何年も昇級できない人もいますね」と言うようなことを言われた吉田新四段は
「上がれないヤツは上がれません。ただ指しているだけですから」
と噂通り辛口のコメントだったが、感想戦も笑顔も言葉使いも20代の好青年だった。

「ただ指しているだけ」になるかどうかは、いつまでも好きでいられるかどうかにかかってくるのだろう。