ガンバレ健太!

手の離れた息子に叱咤されてるダメ親父の日記

同居介護

2023年09月21日 23時49分53秒 | 家族
1年半前から、一人暮らしだった母を私たちの家に呼び寄せて同居している。
元々足が悪く認知症も進行していた上に、脳梗塞を患ったからだ。
妻の負担や息子の将棋を考えるとなかなか踏み切れなかったが、二人が「来てもらやあ」と言ってくれて呼び寄せることができた。

当初は妻と母のことで何度も衝突した。受け入れてくれたことに感謝しつつも、私も二人に気を使いストレスがかかった。
それでも今ではそれなりに四人で楽しく生活している。



孫と散歩するばばあ


颯爽と(?)出かけるばばあ



妻に「お母さんが運を運んできてくれた」と言われた時には、息子として嬉しかった。



長生きしろよ、ばばあ!











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集合!

2023年09月20日 08時53分11秒 | 将棋




トークショー面白いに決まってる。


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大野八一雄という将棋指し

2023年09月18日 13時46分49秒 | 将棋
8時ちょうどにスマホが鳴った。「師匠だ」。
前日、ご挨拶に師匠のご自宅に訪問した後、移動してきたディズニーランド横のホテルのベッドの上だった。

こんなに朝早くなんだろう?

師匠の要件は、「お父さんに謝らないといけないことがある」だった。
前日の会食中の話の中で、勝負事に身を置く者は普段の生活から何事も賭けにしてしまうことがある。
将棋も良く賭けたと言う意味で、「将棋は賭け事です」と言ってしまったことを謝りたいとのことだった。

私にとっては気にもかけてなかったと言うより、忘れてしまっていたようなとるに足らないことだったが、
師匠にとっては後悔するほどの失言で、悶々とした気持ちで一晩過ごし、朝一に電話してきたのだと思う。


自分が大事にしてきた将棋、命を懸けて向き合ってきた将棋に、
そんな風に言ってしまったことを、私を通して将棋に謝りたかったのだと思う。


大野八一雄という将棋指しはそんな人。



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学歴詐称?

2023年09月13日 11時22分32秒 | 息子
息子は「高卒」と公言しているが、実は一度大学に入学している。

奨励会員の大学進学率は、私の肌感覚では6~7割のような気がする。谷合四段の東大は有名だが、関西でも知っているだけで京大阪大神戸大名大、同志社立命に関大。
みんなすごくて感心してしまう。息子は高校を決める時から一般受験での大学進学は諦めていたので、高校のクラスも部活動等に特化した生徒が多く所属するクラスに進学した。

将棋に専念するために勉強の負担がかからないクラスに進学したのに、高校在学中は一つも昇段することなく、三年の夏には否が応でも大学進学を考えないといけなくなった。
真面目な性格とクラスを落としたことが功を奏し、評定平均は驚異の4.7!学校からは学校推薦で中央大学を奨められたが条件は中退しないことだった。

息子は上手く行ったら辞める気マンマンだったので、「俺、大学いいわ」と言ったのだが、親的にはいい訳なく、必死に探したらあった!早稲田のAO!
内申書と小論文と面接だけ。息子も「早稲田なら行ってみたい」と。評定平均4.7と当時の康光会長の推薦状とアマチュアでの実績を盛りに盛って、一次選考は合格。
小論文対策で予備校に通い、親子で「将棋をやってきていいことなかったけど早稲田に入れるならやってきて良かったな。早稲田やぞ」と盛り上がってその日を迎えたのだが、
結局不合格。

その後高校を卒業して将棋に邁進するのだが一向に昇段せず、秋に推薦入試(AO入試)することになった。早稲田と法政と関西大ともう一校。
どの大学も一次は通過したものの最終的に合格したのは一校だけ。そこに入学することとなったのだが、すぐに(4/7付)三段に昇段したので数日通っただけで休学して一年後退学した。

「人間万事塞翁が馬」 人生何が良くて何が悪いか分からないが、早稲田良かったなー(笑)。

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18年ぶり

2023年09月13日 08時24分00秒 | 
息子が将棋を始めてから、好きだったのに我慢してきた妻を、
18年ぶりに連れてくることができた。







18年分、楽しめよ!




「そんなん、ムリ~」












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「俺のせいだ」

2023年09月05日 12時50分47秒 | 息子
二年前の9月中旬、コロナワクチンの第一回接種が近づくにつれ、息子が不安を口にするようになった。
「何か嫌な予感がする。若者は打たんより打つほうがリスクあるんじゃないか」と言って直前にキャンセルした。私はまたいつものように神経質なこと言っとるなあと取り合わなかった。
今期終盤星を拾い12勝6敗で四位となり、次回二番手の好位置だったので、私は「ぐずぐず言っとらんで早く打ってきて将棋に集中しんか」とけしかけた。

一週間後接種したのだが、そのあとから胸の不調を訴えるようになった。
徐々に痛みが増し二週間経ったところで我慢できずに医者に駆け込んだ。診察の結果、すぐに総合病院に行くように言われ、手配してもらったタクシーで市民病院に向かった。

家にいた私は、息子が「市民病院に向かう」と電話があってからなかなか連絡がないことで不吉な予感がしてきた頃、「説明があるらしいで直ぐに病院に来て」と苦しそうな声で電話がきた。
私が病院に着くと深刻な雰囲気の中、私一人に循環器の医師の説明が始まった。「心筋炎です。すぐに入院してもらいます」と言われた。
まだ深刻さが分からなかった私は息子の将棋を説明し、「三週間後の対局は間に合いますか?」と聞くと、「そんなこと言っている場合ではないです。ここ二三日が山場です。劇症型心筋炎に進行したら、生死は半々です」

さっきまで元気でいたのに・・・。
慌ただしい中、息子は看護師に車いすを押されHCU(高度治療室)に入っていった。まだ実感のない私は「健太、頑張れよ」と言うのがやっとだった。

次はHCUの担当医による説明だった。同じような説明だったが、「こういう(コロナの)時期なので息子さんにはもう会ってもらえません。会えるのは退院した時です」と言われ気が動転した。
会えるのは治ったときかダメだったとき。もう息子と会えないと思ったら涙が出てきた。医師の前で泣いた。その姿に同情してくれたのか「最後に一度だけ会いますか?」と言ってくれた。
私は「妻にも会わせたい」と言って、次の日に会えることとなった。

家に帰ると仕事から帰ってきていた妻が、「どうして健太なの」と泣き崩れた。
お通夜みたいな日々が始まった。毎日夫婦で息子の将来を悲観しては泣き、過去を振り返っては泣いた。
とにかくどんな体になっても将棋ができなくなっても、生きて帰ってきて欲しい、それだけだった。

ウイルス感染による心筋炎は根本的な治療手術はなく、息子の生命力だけが頼りだった。
入院して二三日は一進一退だったが、四日目からは数値も明らかに改善に向かい本人の気分も優れてきた。
結局HCUに10日間、一般病棟に8日間の入院で後遺症もなく退院することができた。

退院してきた息子に「いつものように何も調べず打って来いって言って悪かった。俺のせいだ」と謝った。
息子は「いや、自分の判断で打ったし、もし最初にキャンセルせずに打っとれば、こんなことにならんかったかもしれん」と言ってくれた。






(決してワクチン接種を否定するものでも肯定するものでもありません)




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昔の日記Ⅱ

2023年09月02日 15時56分15秒 | 息子
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昔の日記

2023年09月02日 15時49分29秒 | 息子
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