ガンバレ健太!

手の離れた息子に叱咤されてるダメ親父の日記

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2014年11月14日 18時00分26秒 | 将棋



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野島道場

2014年11月09日 19時29分55秒 | 将棋
健太が小6の春に出場したアマチュア竜王戦県大会で優勝したのは埼玉県出身の元奨三段の野島という人だった。
初めて見る野島さんと大会で対戦することはできなかったが、次の日の読売新聞の優勝記事を見て驚かされた。
なんと野島さんの住居町名がうちの隣だったのだ。直線距離にして500m、元奨三段の方がこんなに近くに住んでいることは縁があるんだと思った。
いや、縁でなくてもこのチャンスを活かしたいと思った。

その日のうちに日レス所属の野島さんが勤めていそうな店舗を回ったら、2店舗目に勤務している店にあたったのだが、生憎野島さんは休みだった。
次の日、その店に行ったら野島さんが迎え入れてくれた。氏名住所棋力や門下などを書いたメモを渡し、健太が「プロ志望です。将棋を教えてください」と言うと、
メモを一瞥した野島さんは「大野先生のお弟子さんなら尚更教えないわけにいかないでしょう。大野先生植山先生にはよくお世話になりました」と言って下さった。

数日後に一緒に愛岐会(アマ連)に参加して、その後自宅で指導を受けた。
私はこんなに近くなのだから週一は無理でも月一ぐらいで教えて頂けたらなと考えていたのだが、
今まで教えて頂いたのは、だいたい半年に一回ペースだった。

これは野島さんの考えが「将棋は一人で強くなるもの」「教えてもらっていては本当の力はつかない」という考えがあってのことだった。
野島さんが見にきてくれるのは、健太の成績が極端に悪くなった時。
ここ数年は対局はせずに、健太の例会での棋譜を見るだけになっている。
それも野島さんが見ているのは、悪手や勝ち筋など技術的なことではなく「健太君の手が真直ぐ伸びているがどうか」らしい。
「プロが嫌う曲った手を指していなければ勝ち負けなんてどうでもいいです」「健太君には本筋を行ってほしい」と言うことらしい。

健太曰く「野島さんは何でも分かってくれる」。
悪い手を指してしまった時の感情や、情けない負け方をしてしまったときのも、
なかなか成績が上がらなくて苦しい時も、野島さんは何でも分かってくれるらしい。
そんな野島さんを健太はとても信頼している。



その野島さんが今日開催された「赤旗名人戦全国大会」で準優勝だった。(惜しい~)



そう言えば野島さんに最初に言われたことがあった。
「健太君に強くなりたい気持ちがなくなったように感じたら、もう教えに来ませんから」


野島道場のサイト(今尚多くの人に応援されている)



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