ガンバレ健太!

手の離れた息子に叱咤されてるダメ親父の日記

再開?

2008年04月07日 21時35分50秒 | 将棋
 私がブログを休止したのは、私自身が息子の将棋の勝ち負けにこだわり過ぎていて、それが息子に伝染し目先の勝ちに固執するがゆえに息子の将棋のスケールが小さくなってはいけないと思ったから。

 研修会の昇級の一番の前日だったし、小学生名人戦県大会の1週間前で、私自身が割り切るのにちょうどいいタイミングだった。

 小学生名人戦県大会はスイス式5対局で、私は「勝ち負けはいいから、いい将棋指してこい」と送り出した。4連勝の後5局目に教室のK君とあたった。K君は息子が教室に入ってからずっと目標にしていた子。他の子には勝てるようになっても、K君にはなかなか勝てなくてK君対策でK君得意の『三間飛車』破りの本を何冊も買って勉強したこともある。そんなこともあって、今では息子の方が分が良かったし、本人もやりやすい相手だった。“角交換”“棒金戦法”“居飛穴”どれで指しても本人も私も勝つ自信があった。

 結果はボロ負け。 K君の玉どころか囲いにさえ届かなかった。健太が採用したのは、今まで研究してきたのとは違う戦法だった。
 私は負けたことに関して残念ではあったが、悔しくはなかった。もう私の中では目標は違うところにあると切り替えられていたから。

 今日、本人に初めて「何で研究手順でいかなかったのか?」と聞いてみた。答えは予想通り「やりたかったから。あれでも勝てると思ったから」だった。

 
 それが『健太の将棋』だ。


(私に息子の将棋の勝ち負けにこだわらない自信がつけばブログ再開するかも・・)
コメント
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