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ガンバレ健太!

手の離れた息子に叱咤されてるダメ親父の日記

1時間40分

2015年03月08日 14時34分03秒 | 奨励会
例会の日、息子は毎朝6時に起きる。すぐに身支度を整え6時20分に私の車で家を出る。
新幹線駅までは17km程あるのだが、堤防を通ると信号2個ですみ20分で到着する。
こだまに乗って車中で妻の持たせる弁当で朝食を済ませる。

福島駅には7時50分に着き、コンビニに寄って8時前に会館に入り、
ミーティングまで1時間弱、棋士室で棋譜並べなどして過ごしているようだ。

これが例会日のルーティンだが、
地方と言ってもドアトゥドアで1時間40分なので息子は恵まれている。

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師匠

2014年05月05日 13時16分07秒 | 奨励会
息子の師匠の大野八一雄七段が引退された。


息子が奨励会に入ってよく聞かれたのが「どうして大野門下なのか?」ということだった。
大野七段は自宅は東京だし教室は埼玉の川口で開かれており、東海や関西には馴染みのない棋士だったからだ。
私自身もある出来事があるまで、大野七段の名前すら存じ上げてなかったのだ。

息子が最初に奨励会に入った頃、私はmixiをやっていた。
そこで“奨励会”で検索してみたことがあり、その時ヒットした一つが大野七段の日記だったのだ。
そこには、奨励会試験の前に弟子たちと合宿したことや、試験当日は気になって将棋会館まで行ってしまったことなど、
大野七段の弟子を思う気持ちが綴られており、私はそれを読んで心を打たれ、
コメントし挙句の果てマイミク(mixi内の友人)の承認までお願いしてしまったのだ。
それが私と大野七段の初めての出会いだった。(ネット上の)

その後、特別に何かのやり取りをした訳ではなかったが、息子の成績を気にかけて下さっていた様で、
7級に降級した時に大野七段から「よろしければ棋譜見ましょうか?」とメッセージが送られてきた。
“退会”の2文字がチラつき藁をも掴みたい状況だった私は「東京までお伺いしますので息子の将棋を見てやってくれませんか?」と
お願いしたところ、快く承諾していただけ、その週の土曜日に川口の教室で見ていただけることとなった。

当日、挨拶もそこそこに1時から指導対局が始まった。
私は「指導は常識的に3時間ぐらいかな。でも折角埼玉まで来たのだから夕方ぐらいまでして頂けると嬉しいな」と思っていたのだが、
終わったのは10時だった。弟子でもない初めて会った小学生に9時間も指導して下さったのだ。何のメリットもないのに。

初めて大野七段の日記を読んでから、私は息子をかわいがってくださる方に弟子入りさせたいと考えるようになっていた。
指導を受けた息子も同じ気持ちだったようで、結局は私たち親子の一目ぼれだったんだと思う。
教室に3回目お伺いした時に、正式に弟子入りをお願いし、受け入れていただけた。
mixiが切っ掛けの師弟も前代未聞だと思うが、素晴らしい方に巡り会えたと思っている。

弟子入りして直ぐに強制退会となり、師匠の顔に泥を塗ることとなったり、
再入会後も、期待に応えられていない出来の悪い弟子親子だが
あの苦しかった時期に、手を差し伸べて下さった恩は絶対に忘れない。


大野先生 長い間お疲れ様でした。



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奨励会 お金の話 その1

2011年01月28日 11時23分22秒 | 奨励会
奨励会7級だった健太が3月の第一例会で3連敗して帰ってきたことがあった。
その前に1敗を残していたので、これで通算4連敗となった。
負けることは仕方がないことだし、その結果として退会となっても、これもまた仕方がないこと。
ただ私を悩ますこととなったのは、その時期だった。

奨励会は3月末に次年度の会費1年分(12万円)一括納付することとなっていて、途中退会となっても一切返金がない。
通算4連敗の健太が次の3月第二例会で3連敗してこれば、通算7連敗となり、退会を免れるには会費12万円を払い、
4月の第一例会で、1局目勝ちかつ2局目勝ちかつ3局目に勝つしかないのだ。(つまり3連勝)
1敗した時点で、即強制退会となる。

3連敗して帰ってくる健太に3連勝は期待できない。
可能性がゼロではないことは分かっていても、ほとんど可能性がないことも現実だった。
しかし普段から健太に「やる前に諦めるな!」とか「やってみな分からんやろ!」と言っていた私にとっては、
敵前逃亡するのは、筋が通らないこととなってしまう。
かと言って最短1局12万円・・。

結局私は、次の例会(3月第二例会)で1勝でもしてこれば、次回期待して(4月の第一例会で2勝1敗以上)会費を払う。
3連敗してこれば、会費を払わず自主退会とすることを健太に告げた。

私が期待していたのは大ピンチ(6連敗7連敗)になる前に、この逆境を乗り越えて欲しいということだった。
7連敗となる前に、3月第二例会で勝って来ること。
ここを乗り越えることがこれからの奨励会人生での健太の大きな自信となるはずだと感じていた。

結果は3月第二例会で2勝し、4月第一例会でも星を拾いピンチを乗り越えた。
(しかし、その後の展開はご存知の通り 笑)

後から振り返り、あの時健太が3連敗してきて、会費を払わず自主退会させていたら、私は一生後悔することになったと思う。
それでも、次又同じ状況になったら、私は後悔すると分かっていても払わないだろう。

払うことがあるとすれば、健太が強く「絶対に頑張るで、お願いします!」言ってきたときだけだ。

私にとって大事なのは、お金でも結果でもなく、
健太自身の気持ちなのだから。






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執念の一手

2010年10月22日 11時45分00秒 | 奨励会
健太の奨励会での対局で私が強く印象に残っていて忘れられない一手がある。

序盤からリードされ終盤には形勢も持ち時間も大差がついていた同期の子との対局で
終盤追い込み、健太が逆転の確信を持って指した手に対し、相手の子は30分もの長考に沈んだ。

そして30分の長考の末指された手は、健太の逆転を許さない勝負を決める一手だった。
「こいつには絶対負けたくない!」 彼の執念の長考だったのだ。

この出来事は、健太と私に奨励会の厳しさと素晴らしさを教えてくれた。


Y君、お疲れさま!



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奨励会退会

2010年07月29日 18時51分42秒 | 奨励会
今日の例会で2連敗して通算で8連敗となり
奨励会退会となりました。

6級入会で7級に降級し、7級で8連敗ですから
何も言い訳できません。実力がありませんでした。

多くの方に応援していただきましたが、
不甲斐無い結果で申し訳ありませんでした。

息子はまた挑戦したいと言っていますので、
私たち夫婦は、息子を応援するだけです。

息子はまだ10才。
何も終わっていないし、何も失っていません。

いい経験ができました。
これをバネに一層頑張っていくと思います。

応援ありがとうございました!

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師匠は大野八一雄七段

2010年06月12日 16時43分46秒 | 奨励会
奨励会に無門下で入会したので、
健太が「この先生の弟子になりたい!」と言う人が現れるまで待つことにした。

その健太が弟子入りを望んだのが7級に降級した時に気にかけてくださった人であり、
今回の退会の危機に健太が一番頼りにした大野八一雄七段だった。

2回お会いしただけで健太は決心したようで、完全に健太の一目惚れだった(笑)。


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7例会経過して

2009年12月29日 12時12分20秒 | 奨励会
7例会経過して結果は
●●●●○●●●○○○●●●○●●●●●B●
の5勝16敗。

ギリギリ入会した健太にとっては善戦といえるのかもしれない。

本人は実力差はあまり感じないと言っているが、本当だろうか?

棋譜を見たところでは、小さな損(駒損、手損、形損)を簡単にして、
それが積み重なって大差で負けているように思える。

緩手も多いようで、今まではそれでも勝ててこれたが、
ここではそうはいかない。

勝ちたいなら相手より努力を続けていくしかない。

「健太!お前は誰に勝ちたいんや?」


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例会

2009年10月24日 15時27分00秒 | 奨励会
朝5時に起きて5時半に家を出る。
6時の電車に乗って福島の将棋会館に着くのは8時15分ごろ。

全員の対局が済んでからのミーティングが終わるのが6時過ぎ。
電車の中で棋譜をつけながら自宅に帰ってくるのは9時半ごろ。

帰って来てすぐに風呂に入って、後は爆睡。


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