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ブロバス日記/『2012』

2010-06-18 00:39:23 | TVや映画のはなし
W杯ですね。
そしてゴルフはUS OPEN@Pebble Beachですね。
忙しいですね・・・。

と、にわかに観なきゃいけないプログラムが山盛りになる前に観たのがこれである。

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『2012』(2009年)

出たっ、ローランド・エメリッヒ!
思わず半笑いしてしまうほど、disasterモノが大好きな監督の最新作だ。

古代マヤ文明の暦から導き出された「2012年人類滅亡説」がベースになっている
ようだが、そういうことは大した説明もされず、ただただ<地球が大変なことになる>
映画となっている。

彼の映画を観るからには、難しいことを考えてはいけない。

最初の15分くらいは「こりゃ何か起こりそうだね」という予兆や不穏な空気を味わい、
ひとたびコトが起こってしまったら、あとはもうなし崩し的に起こる最悪の状況を、
例えば
ロスアンジェルスがグチャグチャに崩壊しながら海に沈んでいったり、
イエローストーン国立公園やハワイが巨大な火山噴火で火の海になったり、
世界中の有名な建造物が次から次へと滅茶苦茶に破壊されていったり、
ウルトラ級の津波がなんとエベレストにまで押し寄せてきたり、
もうとにかく、そんな「ありえねーよっ」な映像をただ無心に楽しんでください。

そんな映画です。

彼の破壊っぷりは、『Independende Day』→『The Day After Tomorrow』→『2012』
と、確実にひどくなっている気がする。
もうあれ以上は無理だろう。


ところで、この映画の主演は、一応ジョン・キューザック。
「最近ちょっとパっとしないなあ」と思って観ていたが、よくよく考えると彼の「パっと
していた時期」がいつだか、あまり思い出せない。
『Being John Malkovich』はよかったけど、あれって「パっとしてた」のかな。。。

確かに言えることは、残念ながら『2012』はジョン・キューザックの代表作には
ならないよなー、ということです。
エメリッヒ映画の主役は、あくまでも「破壊されるあんなものやこんなもの」のほう
だからね。

そういや、この人、US版「ゴジラ」も撮ってたな。
つくづく街を壊すのがスキなのね・・・。