JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

掟やぶりの逆行日記(5)

2009-05-31 01:11:11 | あれやこれや
5月12日(火)

もう限界だ・・・。

なにがって、午前10時からのテニスレッスンが。

暑い、暑い、暑い、暑すぎるっっ!!!

午前中だというのに灼熱の太陽がガンガン突き刺さり、コート周辺には日陰が
まるでナッシング。
先週くらいから「ちょっとこれはヤバイかも・・・」と思ってはいたが、今日とうとう
私は死神を見た。

1時間レッスンのラスト5分。
もう汗だくでフラッフラの私を、更に右に左に走らせるRembert(コーチ)の
嬉しそうな顔が、完全に死神に見えたのだ。

Rem・・・殺す気か・・・・?

「はい、終了、ボール集めてー」
の声を聞くや否や、へたりと座り込んだ私の両腕には鳥肌がたちまくっていた。

いやー、危なかった。

一緒にレッスンを受けてた他の子も鳥肌を立てていたので、これはもうダメだね
という話になる。

というわけで、来週からレッスン時間は早朝に変更。
夫がまだ寝てる時間に家を出ることになるが、まあしょせん週に一度のことさ、
許してちょうだい。


その夜、New Jersey在住の友人・HG夫妻より電話。
ものすごく急な話だが、今週末に我が家に滞在して一緒にゴルフをすることに。

要は3日後。

あまりにも楽しそうな話なので、夫にも聞かずに独断で「いいよー♪」と答える
私である。
気を使わない仲良しだからこその即断即決。

久々の再会、楽しみだぁーーー!


5月16日(土) のち

昨日から遊びに来ているHG夫妻とMiami Beachのゴルフ場でラウンド。

朝のうちグズグズと雨模様だったマイアミだが、そこは強烈な晴れオンナ・Yっち
の元気モリモリパワーのおかげか、スタートする頃には見事に回復した。

しかし、このコースはほんとに長くてツライ。
だってあなた、一番短いREDティーからですら5900Yもあるんですよ!

飛ばない私にとって、いつもは苦行のようなコースなのだが、今日はあくまでも
爽やかにカキーーンとかっ飛ばしてはケラケラ明るいYっちとのゴルフなので、
素晴らしく楽しい。
おしゃべりしながらのラウンドは、あっというまに終了だ。
ダンナ衆は静かに高レベルの戦いを繰り広げていた。
はー、上手でうらやましいことですねー。(←やっかみ)

ゴルフ後は、HG夫妻のご要望にこたえて「MATSURI」で夕食。
年末のゴルフ合宿で一緒だったHR夫妻も誘い、とにかく<好きなものを好きな
だけ>とばかりに、食べて食べて食べまくる。


さんざんっぱらツマミを食べた後の寿司オーダー第一弾。
この後、当然のように第二弾が・・・。
おそろしい。

しかし、ここの大トロは美味いなあ~!


5月17日(日) のち

昨夜、確実に暴飲暴食したわりにはスッキリ爽やかな朝。
Yっちに「これ飲んどきなさいっ」とお母さんのように命じられて飲んだ「ウコン
の力」が効いたようだ。
お母さん、ありがとう・・・。

今日も当然ゴルフ!ということで、Grand Palms Golf Resortに向かう。
ここは私にとっても初めてのコースだ。

正直コンディションはよくなかったが、マイアミには珍しい箱庭っぽいつくりが
懐かしいサンディエゴを思い出させる。
難しいけど、あれこれ考えるのが楽しいコースだ。

ラウンド後、その近所にある美味しい飲茶のレストランで打ち上げ(?)。
またしてもガンガン食べて、ガンガン笑う。

それにしても、楽しい週末はあっというまなのだ。
「次はニュージャージーでね!」と再会を約束して、HG夫妻は帰路についた。
せっかくの観光地マイアミで、ゴルフしかせずに満足げに帰っていった彼らは
ほんっとに、つくづく、筋金入りのゴルフバカなんだなー。

すがすがしいことよ。

掟やぶりの逆行日記(4)

2009-05-29 23:39:49 | あれやこれや
5月5日(火)

愛車(Tスケ)の修理が完了し、ディーラーに引き取りに行く。

実は、私の不注意でホイールを縁石にしこたま激しくぶつけてしまったのだ。
すまん、Tスケ・・・辛い思いをさせて。

洗車もしてもらい、ボディもホイールもピカピカのTスケを受け取り、すっかり
上機嫌で運転して帰る私。
どこもかしこもピカピカじゃーん♪と車内のあらゆるところを開け閉めしてる内、
ふとあることに気づいてしまった。

サングラスが・・・COACHのサングラスが・・・・・どこにもありません(涙)

そう、ここはアメリカ。 しかもマイアミ。
ブランド物のサングラスなぞ、車内に残しておくべきではなかった。
<どうぞどうぞ持っていってください>と言っているようなものだ。
しかも、なにが困るって
「いつからなかったか、皆目見当がつきません」
ということだ。

だって、普段あんまり使ってなかったんだもんさー、あのサングラス。。。

たとえディーラーに訴えでたところで、
「うちにある間になくなったのは確かなんかい、姉ちゃんよ。 ええぇっっ?」
とすごまれたら、
「確かじゃないです、ごめんなさい(泣)」
と引き下がるしかなかろう。
(※あくまでも想像であり、ア○ュラさんはチンピラではありません)


この状況では誰を責めることもできない。

仕方ないので自分を責めよう。

私のバカちんっっ!!


5月9日(日)

マイアミに来てから観光らしい観光もせず、ゴルフばっかりやってる私たち。

「たまには旅行者の気分を味わおうぜ!」と夫をかきくどき、かねてから興味
のあった<Island Queen号の観光クルーズ>にトライする。
どうせなら、思いっきりミーハーな観光をしてやるのだ。

これはダウンタウンの観光スポット「Bayside Market Place」から出航している
Island Queen号に乗り、マイアミの街並みを海から眺めたり、はたまた高級別荘
地を指をくわえて眺めたりする、約1時間半のお手軽クルーズツアーである。


我が家から車で20分そこそこの距離とはいえ、内陸に住む私たちにとっては、
潮の香りを楽しむだけでもリフレッシュ感100%だ。


(リフレーーーッシュ♪)


高そうなクルーザーがうようよ停泊するBiscayne Bayを、定刻の11時に出発。

観光ツアーというだけあって、見所を紹介するナレーション付き。
しかも、英語とスペイン語ダブルで。
さすがマイアミだ。

こうして海からダウンタウンを眺めると、マイアミが何だかキレイで素晴らしい
街のように思える。
いいとこ住んでんなー、自分!
と素直に感動してしまう単純な私である。

このクルーズの最大の見所が、後半に訪れる<Millionaire's Row>と呼ばれる
エリアである。
言ってみれば、「セレブの豪邸拝見」だ。

今も昔も、マイアミはセレブがこぞって別荘を構えたがる憧れの地らしい。
ハリケーン来るのにねー。
物好きだねー。

とりわけ、このBiscayne Bayに浮かぶStar Island(そのまんまだし)には、
よくもここまで集まりましたね!と感心するほど有名人の豪邸がずらずらっと
立ち並んでいるのだ。
E・テーラー、S・スタローン、G・エステファン、みーんなご近所さんである。
日本であれば、回覧板を回すくらいのお隣さんだ。

しかし、その一軒一軒のゴージャスなこと!!
たいてい鬱蒼とした木々で目隠しされているので細部までは伺いしれないが、
それでも「とんでもない豪邸」ということだけはわかる。


(確かG・エステファンのお屋敷。広すぎて全貌まで撮影できず・・・)

どの豪邸も目隠しが当然な中、ウィル・スミス邸だけはものすごくオープンで、
それこそ邸内の家具まで見えるくらいのあけっぴろげぶりだった。
彼のパーソナリティーを反映しているようで面白い。
(残念ながら、撮影は失敗・・・)

それにしても、毎日毎日1時間おきに観光客を満載した船が自分ちの前まで
やってきて、さんざん指をさされたり写真を撮られたり「けっこう古いね」とか
「センス悪い」とか好き勝手なこと言われたりしてしまうセレブたち・・・・。

有名人って大変ですね。

掟やぶりの逆行日記(3)

2009-05-28 06:20:31 | あれやこれや
4月15日(水)

ロケフリで録画しておいた『木更津キャッツアイ~ワールドシリーズ~』鑑賞。

いや~、ほんとにくだらない。 くだらないにもほどがある。

この最高にゆるゆるなカンジが大好きでたまらないので、ヒマにまかせて続けて
2回観てしまう。
もちろん、ひとりでだ。

その昔、キャッツのドラマシリーズ時代、この独特のクドカンワールドにハマって
腹を抱えてゲラゲラ笑う私に

「・・・・・コレが面白いの?・・・・」

と冷静に(そして純粋に)尋ねた夫との温度差が忘れられない。

それ以来、私にとってクドカンドラマは夫に隠れてこっそり楽しむものなのだ。
許してもらいたい。


4月27日(月)

訴え続けて早4ヶ月。

よぉーーーーやく我が家の窓ガラスが交換された。

思えば、入居前に交換しておいてくれたはずのキズだらけの窓ガラスであった。
しかも今だから言えるが、窓工事も途中までしか終わってなくて、鍵をかけても
反対側が開いてしまうような恐ろしい窓だったのだ。

これがテラスに面した天井高の巨大な窓なんですよ。
いくら地上16階とはいえ、そりゃないだろう。

何度も何度も管理会社の担当者に文句を言い続け、もしやこのままハリケーン
シーズンに・・・と本気で恐怖を感じ始めたところに、やっと先週ガラスカンパニー
から連絡が来たのだ。

たまたま運転中の着信だったので、停車してからボイスメールを確認すると、
訪問日時を決めたいのでコールバックしてほしいとのこと。
もちろん速攻コールバックだ。

しかし・・・

「○○ガラスカンパニー、営業時間は8時~2時、その間にかけなおしてね」

という無情なメッセージが流れるのみ・・・・

かかってきてから5分以内にコールバックしたのに。。。。
しかも、営業時間が2時までって。。。。

もっとちゃんと仕事しようよ!○○ガラスカンパニー!!

まあ、そんなこんなの障害を乗り越えての今日である。
疲れるったらありゃしない。

とにかく、これでやっと100%まともな住居になった我が家である。

ザッツ・マイアミ。

掟やぶりの逆行日記(2)

2009-05-27 00:28:59 | あれやこれや
4月11日(土) のちのち

基本的にお菓子よりも酒のツマミを作るほうが100倍好きな私が、人生で
初めて「ショートケーキ」を作ることになってしまった。

夫の誕生日なのだ。

軽くリクエストされてしまったのだ。

日本ならそのへんの店で買える「ふわふわスポンジの苺ショート」的なものは
ここアメリカでは手に入らない。
作るしかないってことですね・・・。

絶対に頻繁には使わないケーキ型を購入する気にもなれず、ミートローフを焼く
のに使うローフ型で作ることにする。
粉は「薄力粉」とあるが、どうやらアメリカではcake flourを使うらしい。
が、どこにも売ってなかったので、替わりにpastry flourというのを購入。
よくわからないので、ノリと勘で選んだ粉だ。

繊細さが要求されるお菓子づくりで、のっけからこの妥協感・・・・。
大丈夫だろうか。

いや、大丈夫ではなかった。

案の定、スポンジはほとんどふくらまず、仕方なく生クリームとフルーツを
ごてごてと飾り立てて、ものすごく適当なカンジのショートケーキが完成。

しかも、パレットナイフがないので「カレー用スプーンでデコレーション」と
いうふざけた作品だ。



作った私は心底ガッカリだったが、意外にも夫は喜んでくれた。

「こういうものだと思って食べればイケるよ」

・・・・なぐさめ?


4月12日(日)

誕生日おめでとう、夫!

いつものことながら、彼がひとつ年を取る週はマスターズウィークだ。
大好きなタイガーがふるわず、我が家的にはいまひとつ盛り上がらない最終日の
模様を横目で見つつ、ディナーに出かける準備。

夫の大好きなアメリカンステーキを食べに「Morton's」に行くのだ。

ここはアメリカを代表する高級ステーキハウス。
といっても家から車でたったの3分、超ご近所メシである。

あらかじめ「夫がバースデーなのでなんかくれ」とリクエストしておいたので、
席についたそばから「Happy Birthday!」と声をかけられ、渡されたメニューにも
<○○歳、おめでとうーー!」とデカデカと書いてある。

「・・・・・年齢は言わなくてもよかったんじゃないかな」

そうだね・・・ごめんよ。

でも、前菜にいただいたオイスターロックフェラーも、もちろんステーキも、
すごく美味しかったよね!



ちょっとしたバースデーケーキのサービスもあり、Miamiのレストランにしては
なかなか頑張ってくれたんじゃなかろうか、Morton's。
また使ってやってもいいぞ。(←何様?)

掟やぶりの逆行日記(1)

2009-05-26 22:59:14 | あれやこれや
いやはや、またしてもブログを1ヶ月以上もほっぽらかしてしまった。
ていうか、ほぼ2ヶ月・・・?

どんなブロガーなんだよ、自分!

色々あったんです。
なにもしてなかったわけじゃないんです。

ただ・・・・ただ・・・・書くのをナマケてただけなんです(涙)。

というわけで、2ヶ月の空白はあまりにもひどいので、禁断の「逆行日記」を
書くことにした。
しかも、駆け足バージョンで。

自分のブログだもの、なんでもありなのさ。

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4月3日(金)

Key Biscayneにて開催中の「SONY ERICSSON OPEN」を観にいく。
テニス観戦はSan Diego以来、ものすごく久しぶりだ。

しかも男子のセミファイナルという好カードだし、売店でビールとエンパナダ
を買い込み、ウキウキとスタジアムに入る。



わー、いい眺めーー!

「で、どっちがフェデラー?」

開始早々、フェデラーファンの友人をドン引きさせた私の一言であった。
世界ランキングのトップを争う男子テニス界の至宝・フェデラーの顔も認識できず
にプロテニス観戦に来たオンナ。
それが私だ。

お恥ずかしい。   (結果、フェデラーはまさかの準決勝敗退)


4月5日(日)

Ericsson Openの決勝が賑々しく行われている会場のお隣り、「Crandon Golf
Club」でのんびりラウンド。
Miamiに来て、初めて(ああ、リゾートゴルフっていいなあ~。。)とウットリ
できるコースに出会った気がする。
グリーンフィーは高いが、コンディションも景色も素晴らしい。

めっぽう難しいけどな。

ウヨウヨと歩き回るイグアナたちにバカにされながら、難コースに翻弄された
私たちであった。

その夜、浮かれて家ワインを楽しんでいた我が家に大惨事発生。

なんとっ!

リビングの真っ白のカーペットにっ!

グラスになみなみついだワインをっっ!


ぶちまけましたぁぁぁ・・・・・・(号泣)

しかも、赤ワインをぉぉぉ・・・・(最悪)

ピカピカだったリビングは、ちょっとした殺害現場のようなありさま。
夫婦揃って、ほぼ無言での染み抜き作業が延々と続き、心の中は号泣です。

焦りに焦った夫(容疑者X)は、真っ青な顔でとにかくゴシゴシゴシゴシ汚れを
こすり、それでも取りきれないと見るや、洗剤水をドボドボドボドボかけまくり
彼の全人生をかけてワイン染みと戦っていた。

一方の私(共犯者?)は、遅ればせながら冷静に対策を練るべくネットで検索。
すると、あっというまに山ほどのhow toが表示されるではないか!

なになに?

絶対にやってはいけないこと?

1.ゴシゴシこする (=繊維の奥までワインが浸透)
2.必要以上に濡らす (=カーペット下のカビの原因)

オーマイガーっっ!!

リビングに駆け戻り、「だんな、だんな、それはダメだ、だんな!!」と叫ぶも、
壊れたように戦い続ける夫の耳には、既になにも届かないのであった。

しかしその努力の甲斐あったのか、我が家のカーペットの染みは奇跡的にも
「もしかしたら、100年くらい前にここで殺人が・・・?」
くらいのかすかなレベルにまでおちたのだ。
絶対にやってはいけないことを全部やったわりには素晴らしい結果といえよう。

なにはともあれ頑張ったね、容疑者X。

家で赤ワインを飲むのは金輪際、いや、しばらくやめよう・・・・。