JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

ブロバス日記/いろいろまとめて。。。

2010-08-26 06:28:40 | TVや映画のはなし
そういえば、今回の旅行はゴルフがメインだったし、しかも
“テーマパークに美味いものなし”
という定説もあるし(あったか?)、食事については特に力を入れていなかった。

が、ひとつだけ本気で残念なことが。

去年ニューオーリンズに旅行した時に行った、セレブシェフEmerilのレストランがすごく
美味しかったので、今回も行ってみたんですよ、『Emeril's Orlando』に。

これが・・・ダメダメでした。

そもそもUniversal Resortの「中にある」という時点でちょっと心配だったのだが、
思ってた以上に残念な店で。

Emerilはあれでいいと思ってるんだろうか。

ダメだろ、絶対。


それはさておき、しばらくサボっていたブロバス日記をまとめてサクっと書きます。
実はけっこう観てますが、正直「これはいい!」と手放しで喜べる映画には出会えない
日々でありました。


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『UP』(2009年)


長年仲良く連れ添った妻に先立たれ、すっかり偏屈ジジイになってしまったおじいさんの
奇妙な冒険譚。

最初の10分くらいで、夫婦の出会いから別れまでの思い出を、メランコリーな音楽と
ともに一気に見せられ、のっけから涙することになる。
が、私にとってはそこまでがピークであった。

その後の展開は「アニメだから何でもありじゃん」という理屈を差し引いても、いやいや
それはどうかなー・・・うーん・・・・というカンジで、どうしても楽しめずに終了。

期待してただけに、なんか損した気分だった映画。




『The Hurt Locker』(2008年)


またしても、その年の賞レースでバカ勝ちした映画です。
公開前に予告を観た時に「あー、こういうのパス」と即断したほど、個人的に苦手な
ジャンルの映画だと思ったのだが、あまりにも評価が高いし、なによりもこんな硬派な
アクション映画を撮ったのが女性監督だということに興味を引かれて、やっぱり一応
借りてみた。

戦場で日々過酷な任務に従事する兵士たちは単純にすごいと思うが、
なんでしょう・・・どうしても、登場人物の誰にも感情移入できない、というか、
彼らを身内や近しい友人に置き換えて想像できない、というか、
ものすごおく遠い存在にしか思えないのは、私が「平和ボケ日本」国民だからでしょうか。

どんなに素晴らしい映画でも、苦手なものはやっぱり苦手、という極めて単純なことを
改めて学んだ次第です。

冒頭に登場したガイ・ピアース(『LA Confidential』以来好きな俳優)が、意外にも
あっちゅうまに爆死しちゃって、それも残念なり。




『Precious: Based on the Novel 'Push' By Sapphire 』(2008年)


すごいですね・・・。

という単純でバカみたいな感想しか言えないような、要は「ぐうの音もでない」映画。

マライアやレニクラのカメオ出演が話題だったが、そんなことはどうでもいい。
プレシャス役の女優が、一度見たら忘れられない圧倒的な存在感で、あれは確かに彼女
以外の誰もできない役だっただろうなー、と深く納得したものだが、まあそれもいい。

なによりも圧巻だったのは、プレシャスの母を演じたモニークでしょう!

すげーな、モニーク!!

これまで、私の中で<映画史上もっとも怖いおばはん>の座は、もう長いこと『ミザリー』
のキャシー・ベイツが守っていたが、プレシャスの母は確実にその座を奪い取った。

ちょっと考えたら、ぜんぜんハッピーエンドじゃないストーリーが、なんとなーく
「よかったよかった」みたいな終わり方になってたけど、これからどうなるのよ、あれ。

『プレシャス2~母の逆襲~』みたいなホラーで続編ができたりして・・・。

怖いよ~っ!


兼高かおる?フロリダの旅(ゴルフ編2)

2010-08-20 05:44:17 | ゴルフのはなし
8月15日(日)


この前日、EPCOTを早めに退散した私たちは、ディズニーリゾートの喧騒から30分ほど
離れた閑静な一画にたたずむ「BAY HILL CLUB&LODGE」に到着した。

辺りはえらく静かで、北軽井沢の別荘地みたいな雰囲気である。

ここは名称に「Arnold Palmer's」とつくだけあって、早い話
<アーノルドの、アーノルドによる、アーノルド(とメンバー)のためのクラブ>
みたいなところらしい。

実際来るまで全然知らなかったのだが、このすぐ近所に彼のWinter Houseがあり、
10月以降はほぼ毎日のように通ってきては、気ままに練習してみたり、ラウンジで
ゲストと談笑していったりするんだって。

えー、マジで??
会ってみたかったなあ、アーノルド・パーマー。
アーノルド・パーマーと談笑しながら、アーノルド・パーマーを飲んでみたかったよ。

が、残念ながら8月の今、彼はペンシルバニアにいらっしゃるらしい。


とまあ、そんなクラブであるせいか、そこはかとなく漂う重厚感と威圧感。
たとえば、「一見さんおことわり」の京都の料亭みたいな風情と言ったらいいだろうか。

(私ら、もしや場違い?)

えらく居心地のいい素敵な部屋に通されたというのに、ややお尻がモゾモゾしてしまう
小心者の私である。


さて、翌朝。

ここでのラウンドは、どうやら2サムでOKらしい。
あー、よかった。

余計なキンチョーを強いるキャディーもいないし、すっかりリラックス状態の私は
気持ちよーく好調なスタートを切る。
ノートラブルの前半は、もしや80台も狙えるか?というほどのスコアで終了。

けれど、アーノルドはそれほど甘くはなかった。

後半早々、リラックスしすぎた私のティーショットは、ふにゃ~んとした打球でフェア
ウェイ右のバンカーへ。
そして、このコースはまさにバンカーこそトラブルを招く地獄の入り口だったのだ。
(↑大げさだってば)


(こんなカンジに連なったフェアウェイバンカーがすごく多い)


入ってみて始めて気がついたのだが、ここの砂は必要以上にふっかふかであった。

なんというか、西川の羽毛布団並みにふっかふかで、足がどこまでも潜っていき
そうな砂である。

そんな砂を満々とたたえたバンカーが、グリーンに方面に向かって3つ並んでおり、
私のボールはその一番手前のバンカーにちんまり入っていた。

その時点で気づくべきだったのだ。

(このふっかふか加減は危ない。私の手には負えないだろう)

と。

なのに、すっかり調子づいていた私は、鼻歌まじりで7番アイアンを選び、どういう
わけかそれで3つのバンカーをすべてクリアできると思ってしまったのだ。

当然私は失敗した。
ふっかふかすぎる砂に負けたショットは、ボールをただ2つめのバンカーに運んだ
だけであった。

そして、私はこんな失敗をあと2回繰り返すのである。

「バカじゃないの!もう一回言うよ、バカじゃないの!」
と『うぬぼれ刑事』ばりにダブルツッコミされてもしょうがないほどの愚か者だ。

(そうよ、私はバカゴルファー♪それがなんだっていうのよ~♪るるんる~~♪)

暑さで頭もだいぶイカれてきている。

羽毛布団バンカーは、確実に私の体力と思考力を消耗させ、後半のゴルフをガタガタに
していったのである。

とほほ・・・。


(17番のパー3も、もちろんグリーン手前のバンカーに入れましたよ、ええ)


そんな風に、結局は西川に、もとい、アーノルドに負けた私であるが、BAY HILL CLUBの
こじんまりしながらも名門らしいキリっとした雰囲気は好きかもしれない。

ヤーデージブックも買ったことだし、また機会があれば挑戦してみたいなあ。




兼高かおる?フロリダの旅(ゴルフ編1)

2010-08-18 08:23:09 | ゴルフのはなし
8月12日(木)のちのち



さあ、いよいよ「TPC Sawgrass」二度目の挑戦の日。

事前に夫が調べたところによると、どうやらこのコース、5年前よりも一段と難しく
なっているそうである。
数年前に立派なクラブハウス建設とともにコースの改造を行い、着々とメジャーへの
道をつけているらしい。

どうでもいいが、やたらと難しくするのは勘弁してほしい。

入り口を入ると、確かに以前はなかった巨大なクラブハウスがどどーんとお出迎え。
しかも、私たちを迎えたのはそれだけではなかった。

「やあ、キャディーのマーリンです。今日はよろしく!」

力強く握手を求めてきたのは、見るからに<本格派キャディー>のにおいがプンプン
する背の高い男性。

(えっ!?キャディー? セルフじゃないのっ?)

前回ここに来た時は、夫と2サムで気ままに回れたので、今日もそんなつもりで
やってきた私である。
私の胸中にひたひたと不安が押し寄せる。

ゴルフを始めて早7年、実は私、これまで一度も「キャディー付き」を体験したことが
ないのだ。
San Diego時代は言うに及ばず、日本にいた3年間ですらゴルフはいつもセルフプレイ
だったので、長袖長ズボンにほっかむりのいわゆる<農家のおばちゃん風キャディー>
にも出会ったことがないのである。

それなのに。
人生初のキャディーさんが、TPC Sawgrassの本格派キャディーとは・・・・。

膨れ上がる私の不安をよそに、マーリンは私たちを練習場へとご案内。
ウォーミングアップをする私たちの真後ろで、クラブを拭きつつジーっと観察している。

そんな風に見られることに慣れていない私のショットは、瞬く間にヘロヘロになった。
3球連続シャンクをマーリンに見られ、
(うわーっ!違うの違うの!いつもの私はこんなじゃないの!信じてちょうだい!)
と心の中でだけジタバタする私。

まだ練習場だというのに、既にキンチョー度はMAXである。

そうこうしてるうちに同伴者の紳士2人も合流し、とうとうスタート時間がきてしまった。
スタート前のアナウンスもやたらと厳かで、更なるキンチョーを誘う。


そして本番。

終始キンチョーしっぱなしだった私のゴルフは、まあひどいもんでした。

池やバンカーが盛りだくさんのコースでただでさえ大変なのに、残りヤードを含めた
アドバイスを早口で告げるマーリンの英語を、必死に聞き取らなくてはならないのよ。
その時点で私の集中力は四方八方に散っていった。

パッティングの時も、彼に「ボール2個分カップ右を狙って」などとナナメ後ろから
ささやかれると、
(絶対そのとおりに打たなくてはっっ)
というプレッシャーでガチガチになるのだ。

(できれば私のことはもう忘れてほしい。放っておいてほしいのよっ)

ていうか、
こんなにキャディーにキンチョーする私って、一体どんだけガラスの心臓なんだよ。

そんなマリオネット状態の私を尻目に、夫は見事に「TPC Sawgrass」を攻略していた。
あの難しいコースを80台前半で回り、マーリンにも同伴者にも大変褒められてる様子。

あー、ホントうらやましいよ。
とにかく早く終わってくれ。

疲労度MAXの後半で、またもやバンカーtoバンカーの罠にはまり、すっかりやさぐれる
私である。

ただ、苦しい中にも喜びはある。

例の浮島グリーンの17番パー3で、なんとか1オンできたのだ!
前回は確か3発くらい池ポチャしたので、これだけは攻略できて大変嬉しいです。
(ちなみに夫は見事にニアピン賞)


(17番グリーンに向かう紳士2人)

ラウンド中は本当にしんどかった「TPC Sawgrass」だが、終わってみればなかなか
いい経験だったかもしれない。
思えばマーリンもいい人だった。
同伴の紳士、パット&トムも大変いい人だった。(ビールおごってくれたし)

さすがにもう来ることはないだろうが、17番だけでも攻略できたということで、
私ゃ十分である。
素晴らしいゴルフをしてご機嫌の夫と「もう最後だからね」とプロショップで散財し、
難敵「TPC Sawgrass」を後にしたのでありました。


(18番ティーグラウンドより。確かあのあたりにアダムは池ポチャしてたね・・・)

兼高かおる?フロリダの旅(観光編)

2010-08-17 22:53:42 | 旅のはなし
8月11日(水) ~World Golf of Fame~


そんなわけで、まずはやってきました、Jacksonville。
MiamiからはI95で北へ北へと走り続け、およそ6時間の道のりである。

翌日の「TPC Sawgrass」攻略に向け、Jacksonvilleよりやや手前、St.Augustineに
ある「World Golf of Fame」に立ち寄ることにする。

みなさん、ご存知ですか?
「World Golf of Fame」、つまり「世界ゴルフ殿堂」。

ウィキペディアによれば、
<ゴルフにおいて顕著な活躍をした選手、あるいはゴルフの発展に大きく寄与した
人物に対して、その功績を称えるために創設された組織。本拠地はフロリダ>
だそうだ。

たいていの人が「あーそうですか」と簡単にスルーするような場所だろう。
実際、広大な敷地内には本当にびっくりするほど人がいないのだ。
“閑散”という言葉がとてもよく似合う。

そんなところに、なんと我が家は二度目の来訪である。
殿堂入りしたいとは言わないが、ここのスタッフにはせめて褒めてもらいたい。

閑散としすぎて空調が北極並みに効きまくっているミュージアム見学に、
私らはまたしても(二度目なのに)2時間くらい費やしてしまった。
決してハシャぐことはないが、展示品のひとつひとつをしみじみと楽しむ夫の姿を
「あー、ここはこの人にとってのディズニーランドみたいなものなんだなあ・・」
と感慨深く見守る私。

私もそこそこ楽しんだが、いかんせん寒すぎた。
凍死寸前でミュージアムを出る。

二度も来るようなところか?という疑問は残るが、翌日に向けてのモチベーションUP
にはなったかもしれません。


(さすがにもう来ることはないでしょう・・・)


8月13日(金)ときどき ~Universal Orlando Resort~


本場ハリウッドにあるUniversal Studioと比べて「スタジオツアーのないUSなんてねえ」
と、やや下に見ていたOrlandoのUniversal Resortだったが、この6月に新しくオープン
した「The Wizarding World of Harry Potter」目当てに行ってみた。

いやー、広いのなんのって。

2つのパークに分かれてるせいで、全部回ろうと思うと1日じゃ到底足りない。
このようなテーマパーク巡りは「どれだけ歩けるか」が最大のカギである。

さて、一番人気の「The Wizarding World of Harry Potter」(長い)。

正直なところ、私のハリポタ好きレベルは「中の下」くらいなので、実は映画のほうも
3作目くらいまでしか観ていない。

が、それでもあの独特のハリポタワールドを再現した新エリアは、かなりテンション
あがります。
ホグワーツのお城(学校?)もダイアゴン横丁もすごいリアルで、特に夜暗くなって
から訪れると、映画の世界そのまんま!


(真昼の青空の下で見ると、さほど魔法学校っぽくないが)

「うきゃーっ!」と叫びだしそうなほどコーフンしている私を尻目に、夫はあまりの
人手にかなり引いていたが、まあ無理もないと思うほどそこは混みまくっていた。
「中の下」程度の私があれほど感動したのだ。
真性ハリポタファンには気絶モノの場所であろう。

そして、混雑ぶりがピークに達するのがNewアトラクション「Harry Potter and the
Forbidden Journey」の行列。
名前も長いが、行列も長かった。
なんと75分も並んで体験しました。

でもこれ、もんのすごく楽しいです。

まさに“新世代ライド”というか、今まで体験したことのない感覚が味わえます。

ハリポタワールドに「うへー」という顔をしてた夫が、一転して目をキラキラさせて
「もう一回乗りたい」とまで言ったのだから、相当なもんである。

さすが真夏のOrlando、日に何度もシャワーに見舞われたが、さほど大したことも
なく、逆に少し涼しくなるので「シャワー大歓迎」という気分だった。
シャワーよりも「Jurassic Park」のライドのほうが何倍もびしょぬれになったしな。

Universal Orlando Resort、堪能させてもらいました。


8月14日(土) ~Walt Disney World 「EPCOT」~


今回の旅はゴルフとUSがメインだったので、この日のWDWはちょっとしたオマケ。

「オマケにしては高くついてませんか?」
という夫のボヤキも聞こえそうだが、まあいいじゃないか、Vacationだもの。

前回のOrlando旅行で、疲労と混雑によりあまり堪能できなかった「EPCOT」を
再訪です。

ここには私たち夫婦が愛してやまないアトラクション「Soarin」がある。
まるでパラグライダーに乗っているような感覚で、懐かしいCaliforniaの風景を
堪能できる「Soarin」は、何度体験しても楽しい!
もちろん2回乗りました。

Universal Resortよりもだいぶすいていたので、アトラクション巡りもラクチン。
この日はシャワーの気配もなく、気温がグングン上昇していたので、涼しい屋内
アトラクションをはしごできる「EPCOT」を選んだのは正解だったかも。
「The Seas館」にちょっとした水族館があるのも初めて知ったぞ。

が、午後になり、World Showcaseのほうに向かってからが長かった・・・。

前回も思ったことだが、広すぎるんだよ、World Showcase。
中央にあんな巨大な池、ほんとに必要か?

メキシコ館から中国館くらいまでは元気だった私たちも、その後ドイツ館、
イタリア館あたりで体力が激減し、とても広くて涼しかったアメリカ館にて、
歴史を語る映画を観ながら気持ちよーくシエスタしてしまった。

あとはもう、フランス館の前で買い食いしたソフトクリームが美味かったこと
くらいしか覚えていない。

今回もWorld Showcaseに完敗です。

いやー、ほんと暑い1日だったのよ。(←言い訳?)

兼高かおるって誰?のフシギ

2010-08-05 22:44:18 | あれやこれや
8月なのです。

8月といえば、夏休み。
我が夫も中旬にちょこっと休みが取れるというので、今回は車で北上してJacksonvilleと
Orlandoに出かけることにした。

北上といえども所詮フロリダ、しかもOrlandoなんてここより内陸なので「更に暑い」と
いわれる夏まっさかりである。
猛暑のマイアミを脱出して、避暑地に向かわず何故そっち方面なのか?

その理由はいたってシンプル。


1.夏のフロリダはとにかくクソ暑い

2.暑くて暑くて、フツーの人なら正直ゴルフなんてしたくはない

3.てことで、夏のフロリダは軒並みゴルフが安い

4.ハイシーズンなら高くて手の届かない名門コースも今ならかなり安い


というわけで、今回の旅の目的はズバリ「猛暑の中の過酷なゴルフ」なのである。

チャレンジする名門コースとは、まずはJacksonville郊外にある「TPC at Sawgrass」。
17番の浮島グリーンが大変有名であり、“第5のメジャー”と呼ばれる「The Players
Championship」が開催される難コースだ。
実は私ら、5年前に一度ここでラウンドしているのである。
わざわざSan Diegoくんだりから旅行してきてですよ。
我が家のゴルフバカっぷりは、結構年季が入っているのだ。

当時はまさかもう一度来れるとは思ってなかったので、「一生に一度」的な気持ちで
臨んだ覚えがある。
そして、「一生に一度」だからこその高額プレイフィーを支払った覚えも。。。

まあ過ぎたことはよしとしよう。
とにかく、二度目の挑戦なのだ。

そして、Orlandoでは「Arnold Palmar INVITATIONAL」の開催コース「Bay Hill Club」。
こちらは初挑戦だ。

ここはそもそもメンバーオンリーのPrivateコースであり、私らのような一見さんでは
ラウンドできないと思っていたところだ。(夫いわく)
が、どうやらそこのロッジの宿泊客ならラウンドさせてもらえるということを知り、
「じゃあ泊まります泊まります!」と急きょ旅行の最終日にラウンドすることにした。

初日にTPC Sawgrass、最終日にBay Hill。

夫にとっては、まさに夢の2ラウンドである。

私にとっては、夢といっても「悪夢」のほうが近いかもしれませんがね。

名門コースということは、それだけ難しいコースということだ。
TPC Sawgrassにいたっては、世界で最も難しいコースのひとつとも言われている。

思考も停止しそうなほど暑いフロリダで、しかも「確実にいつもより多めに叩きます」と
保証されてるような難コースに挑むって・・・・・・それって楽しいか??

夫はとんだゴルフバカだが、私は単なるフツーのゴルフ好きにすぎないのだ。
できればすこぶるイージーなリゾートコースなぞで、たりらりら~ん♪と気楽にラウンド
したい派なのだ。
今回は「渋々のおつきあい」だと思って欲しい。


土日を入れて5日間の旅は、ゴルフの合間に「Universal Studio」とWDWの「EPCOT」で
思いっきり童心に戻って遊ぶ、というスケジュールにした。
こっちは完全に私向けのイベントだ。
もちろん夫は「渋々のおつきあい」。

夫婦といえども、ギブ&テイクは大事なのである。


ところで、今回の旅の計画を練りながら、
「またTちゃんに“お前は兼高かおるかっ!”ってつっこまれそうだね」と夫に言うと
「・・・・それって誰なんだっけ?」と真顔で聞かれた。

そう、往年の有名な旅番組『兼高かおる~世界の旅~』を、彼は知らなかったのだ。

夫と私はたった2歳違いの同世代であるはずなのに、こういうことがよくある。

たとえば、彼は
水戸黄門でお馴染みの「うっかり八兵衛」を知らず、
ガンダムの形状はかろうじて知っていても、アムロやシャアは知らず、
ドリフの超有名なパロディー「八墓村のたたりじゃあ~!ひえ~~~っ!」を知らず、
かつて私が白塗り顔パックで「あおぬましずまだー」と挑んだスケキヨギャグにも
「・・・・は?」
という冷たい反応をした人なのだ。

そのたびに私は「同世代なのに何故っ!?」と驚愕することになる。


そうか、知らないか、兼高かおる・・・・。


なにはともあれ、「兼高かおる~フロリダの旅~」の模様は次回につづく!