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JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

まさかのカリビアンクルーズ再び!(7)

2013-06-02 09:39:29 | 旅のはなし
とうとう7回戦にまで突入しちゃったこの旅ブログ、ようやく今回をもって最終回です、多分。
6月の旅行のことを9月になっても書いているというこの体たらく・・・つくづく反省。


最後の寄港地:セント・マーティンを離れてから、残り2日をかけてのんびり帰路につく我らがAllure of the Seas号。
私らも「見渡すかぎり海だけ」な景色を眺めながら、思う存分まったり過ごしてみたよ。

最終回は(今度こそ)高速でお送りします。。。



6日目の朝食と夕食はAllureご自慢のセントラル・パークにて。
本物のグリーンに囲まれたここを歩いてると、船上であることを完全に忘れそう。


上から眺めたセントラル・パーク。 いやあ、大したもんだねえ・・・。


Sports Zoneにある人気のFlowRider。 夫が初トライしたものの、写真撮るヒマもないほどの秒殺に終わる。
見た目よりずっとずっと難しいらしいよ。


2度目のフォーマルナイトは『Chops Grill』でディナー。 クラブケーキもステーキも美味しかった~♪


せっかく着飾ったので夜遊び。 というより、お酒なめつつ<夜遊びでハジけてる人々を見物>してただけですけどね。


こんなアトラクションにも挑戦してみたよ。 欧米人が大好きなZipLineがなんと船上にも!?
結構高さがあってそれなりのスリルだけど、終着点で「足でブレーキかけてね」と言われてたマットに足が届かず
それが一番のスリルだった・・・。


アイススケートショーも最終日ともなると演者の皆さんに疲れの色が見え隠れ。 お疲れちゃん!


最後のショーは歌ありダンスありアクロバットありの『Blue Planet』。 
この旅で何度も登場したメインシンガーの男性2人、「にせハリソン(フォード)」「にせケビン(スペイシー)」も
今日で見納め。 勝手に変なあだ名つけててすまなかったね。


プロムナードでは旅の総仕上げ的なパレードが。 この時ばかりは開始30分も前から東京ディズニーランド並みの
場所取り合戦が繰り広げられ、日本人としてはちょっぴり懐かしい気持ちになりました。


キャプテン・トミーとCruise Director(宴会部長的な人?)のケンが揃ってご挨拶。
7日間、ほんとにお世話になりました~。


とまあ、最後の2日間を超駆け足でお届けしたが、結局Allureの全貌はご紹介しきれず仕舞い・・・ていうか無理!
それほど巨大でイベントも盛りだくさんすぎるクルーズシップであった。

3年前のクルーズ旅行と比べてみると、寄港地に関しては遺跡あり・野生動物ありの西カリブのほうが変化に富んでいて
個人的には楽しかったように思う。
けど、憧れのAllure of the Seas号の船内施設はやっぱり圧巻だったな。

巨大クルーズシップは堪能したから、次はこじんまりバージョンのクルーズもいいかも~。
(まだ行く気っ!?)


<ようやくおわり>

まさかのカリビアンクルーズ再び!(6)

2013-05-30 10:10:48 | 旅のはなし
5月30日(木)ときどき


朝目覚めてテラスに出ると、もうすでにAllureの前方に島の風景が。
今回の旅の最後の寄港地、セント・マーティンでございます。

セント・マーティンといえば、島の北半分がフランス領、南半分がオランダ領で、ガイドブックによれば
<まったく異なる文化に出会えるユニークな島>というのが売り文句、らしい。

“熱帯のプロヴァンス”とも呼ばれるフレンチ・サイドで本格的なフランス料理を楽しみ、
個性的な店が連なるダッチ・サイドでは思う存分ショッピングを♪


だそうですよ。

しかし、私がセント・マーティンに上陸したかった理由はぜんっぜん違うところにあるのだ。
「地球の歩き方」には1ミリも触れられていないものの、スリルに満ち溢れた楽しい観光スポットが
セント・マーティンには存在するのですよ。

それは、マリゴからもフィリップス・バーグからも遠ぉーく離れた西の外れにある「マホ・ベイ・ビーチ」。

ものすごくキレイなマリンブルーの海が拝めるビーチだが、ポイントはそこではない。

ここの特徴は、すぐお隣りに国際空港があって、その滑走路がビーチすれすれまで伸びていること。

つまり、着陸態勢に入った飛行機が尋常じゃない角度で下りてくるのを、ワーワー言いながら見ることができる
スリル満点のビーチ、というわけ。
以前なんかのバラエティー番組を見ていてここのことを知った私は、それはそれは衝撃を受けて
「いつか絶対行ってみたいっ!」と、その機会が訪れるのを虎視眈々と狙っていたのである。

そう、私にとっては、セント・マーティン=美味しいフレンチでも洗練されたショップでもなんでもなく、
<でかい飛行機がすれっすれに降りてくるのを見物できる島>なのだ。

我ながら興味の対象が中学生レベルでお恥ずかしいが、幸いなことに夫もこういったアトラクション(?)に
目がないので、意見がぶつかることもない。

<心は中2>の四十路カップル万歳! (←ちょっと怖い)


こじんまりしたビーチの外れには、やや寂れた感のあるバーがあり、その店の横に「本日のカクテル」ならぬ
「本日のランディング予定」が。


ここの客は、これを見て「そろそろ来るなー」となると皆ワラワラとビーチに出てくるらしい。
私たちもじっくりとスケジュールを確認。

そうこうしてるうちに、沖の方角から近づいてくる機影が!




ちっこいプロペラ機だったので、皆の反応は「なーんだ」といったカンジ。

やっぱりジャンボ! ジャンボが来てこそのマホ・ベイ・ビーチでしょ!!

ジャンボ、カモーーンっ!!

・・・皆さんのそんな期待がひしひしと感じられます。

頭がバカになりそうなほどの灼熱の空の下、何度か通過した小型機を仰ぎ見ながら撮影テクニックの向上に
励んだ30分あまり。

そして、とうとうその瞬間がやってきた。

それがこちらの写真です。



ぎょえーーーーっっ!!!



ぶっとんだっ!!

わかっていたけど、それでも実際に体験してみると、そのあまりの迫力とスリルにぶっとびましたよ!!

いいの? こんなのホントにいいのっ??

危なくないのっっ!?

いやはや、しばらくは興奮冷めやらぬ私たちでありました。


あー、面白かったな、セント・マーティン。
またひとつ夢が叶いました。

中学生レベルの夢だけど。

あ、でもひとつだけ補足すると、街に戻ってからジュエリーもひとつ買ってもらったんだった。

立ち並ぶジュエリーショップのショーケースで、好きなブランドの新作を凝視したまま動かない私に
「・・・気に入ったなら買ったら?」と予想外の(そして気だるい)反応をする夫。

デカイ飛行機を見て気も大きくなってしまったのか、もしくは暑さでちょっとヤラれてしまったのか。
どっちにしてもラッキー!
「ありがとぉーー!」を100万回くらい連発して買っていただきました。

飛行機のみならずジュエリーまでも@セント・マーティン

幸せな1日でございました。


本日の夜のショーはKenny Jamesというやや谷村新司っぽいエンターテイナーのワンマンショー。

全然知らない人だけど、どうやら昔『American Idol』みたいな番組で13週勝ち抜いたことがあるらしい・・・。
何を歌っても上手いし、コミカルでテンポのいいステージは最後まで飽きることがなかったよ。


(つづく)

まさかのカリビアンクルーズ再び!(5)

2013-05-29 16:44:56 | 旅のはなし
5月29日(水)


やって参りました、フロリダ半島よりはるばる東のヴァージン諸島へ。

正式国名は「アメリカ合衆国自治領ヴァージン諸島」だそうな。

こんなに遠いのにアメリカとはねえ・・・。
あんなに遠いのに実は東京都の八丈島みたいじゃん。(比べるのは失礼か?)

と思っていたら、ヴァージン諸島の東半分はイギリス領らしい。

はー、そうですか。

カリブ海にパンくずのように散らばった細かい島たちを「これはアメリカ」「じゃあこっちはイギリスね」
みたいに選り分けるのはさぞかし大変だったろうに、ご苦労なことだわねえ。
ずいぶん乱暴な想像だけど。

さて、上陸したのはアメリカ領のセント・トーマス島。


そのへんであまちゃんがウニでも採っていそうなほどのどかな港に、巨大クルーズシップ入港~。

到着と同時に船を出た私たちが向かったのは、本日のexcursionであるシュノーケルツアーである。

「Adventure Snorkel with Stingrays & Turtles on Sea Blaster」というのがツアータイトル。
要はシュノーケル&ウミガメという組み合わせに飛びついて申し込んだわけだが、これがもう恐ろしく
過酷なツアーだったのだ。

いや、シュノーケル自体は十分満足できる内容だったのよ。
セント・トーマスの透きとおるようにキレイな海はこれまでのシュノーケル体験の中でもトップクラスで、
念願のウミガメもサンゴ礁に集まるお魚たちもじっくり観察できたし。

問題は移動中。

ツアー冒頭、まるでラリっているかのようにハイテンションなこの船の乗組員(多分、土地の荒くれ者)が
「お待ちかねのSea Blasterツアーだぜー!今日もゴキゲンで飛ばしていくから覚悟しとけよ、おまえらー!」
的な挨拶をした時に、実は初めて気づいたのだ。

Sea Blaster・・・・Blaster・・・

Blast = 爆破、爆発、爆風 (研究社・英和中辞典より)

ああ、そうだったのか。
このツアーは、そういう一面も持っていたのか・・・。

そう気づいた時にはもう後の祭りである。


ものすごいスピードで疾走中、船内には罰ゲーム級の波しぶきがざっぱんざっぱん襲いかかり、とてもじゃないが
マスクなしでは座っていられない状態に。

シュノーケルポイントに到着するまで、こんなのが15分も続くのだ。


はじめこそキャーキャー言ってたみなさんも、次第に無口になるほどの荒行。
もはや誰ひとり楽しんではいない。

なんなんだよ、このツアー!

おかげさまで、シュノーケルする前に気持ち悪くなっちゃったじゃないのさっっ!!

いやはや移動中はそんな調子で散々な目にあったものの、それでもセント・トーマスの海は素晴らしかった。

 
念願のウミガメちゃんと接近遭遇ーーー!! 気持ち悪かったことも忘れ、キャーキャー言っております。

 
ポイントを変えてサンゴ礁&熱帯魚を観察。 ほんとにクリアな海水に感激!


岩場にはこんなヤツもいました。 マイアミではお目にかかれない海イグアナ。 なんかごっつい。


こうして予想外に激しかったツアーに疲労困憊してAllureに戻った私たち。
もうクッタクタですよ。

夕暮れに染まるセント・トーマスに別れを告げて、ディナーまでの時間をパットパットゴルフ対決したり(しかも結構真剣に)
プロムナードでのんびりマルガリータを飲んだりしつつ過ごしたのでありました。

 
夕食の後はプロムナードでディスコパーティー♪ Allureは真夜中まで盛り上がってるよーっ!


(つづく)



まさかのカリビアンクルーズ再び!(4)

2013-05-28 20:33:43 | 旅のはなし
しつこくも、クルーズ旅行記のつづきです。

なにしろもりだくさんの7泊8日、いつものように自分のペースでダラダラと書いてたら、
あっというまに半年くらい過ぎてしまうであろう。

私もここ最近ようやく気づき始めたのだ。
あまりにも長いブログを書いているから更新が面倒になるということに。(今更??)

ということで、突然だが、この旅ブログはこれから写真中心のサクサクっとした内容で
できるだけ駆け足(というか自分なりの全速力)でお送りしたいと思う。

なぜならば、すでにもうだいぶ前の出来事になってしまったから(汗)。

まずはクルーズ3日目です。


5月28日(火)


このクルーズ旅行で初めての「終日後悔」もとい「終日航海」の1日です。
昨日のドルフィンアトラクションでだいぶはしゃぎすぎたので、今日はゆっくりしようっと。

基本的には『Solarium』でのんべんだらりと過ごし、飽きたら船内をぷらぷら、こんなカンジで。


皆さん夜遊びが過ぎるのか、午前中の『Solarium』はとってもすいてて快適~♪


一瞬「なんじゃこりゃ?」と首をかしげる光景だが、この方々はAllureを支えるキャプテンのお2人。
いわば2トップですよ!
アントラーズでいえば柳沢×長谷川ですよ!(古っ)

これは午前中に顔を出してみたRoyal Caribbeanのウェルカムバックパーティーでのひとこま。
キャプテンをはじめ、チーフエンジニアだのチーフシェフだのが登場して挨拶が聞ける貴重な体験だ。

ちなみに、このパーティーで特等席に座り、RCのMost Royal Guestとして紹介されたマリオさんは
驚くなかれ過去13年間で600回以上もクルーズシップに乗ってるんだそうな。

1年あたり50クルーズって・・・・リアリー!?
このおじさん、ほぼ毎週船で旅に出てますけど!?

すんごいビックリした。

Miamiにコンドミニアムを持ってるらしいが、ほとんど家で寝ることはないとか。
「そうなんだー、いいなーー」というのを通り越して「それはアンタ、ちょっとおかしいんじゃ・・・」と
半笑いになってしまう私であった。


外が暑くてくつろげない時間帯には、涼しい屋内でのアイススケートショーは大変ありがたい。
ドラゴンがなにやらという映画をテーマにしたショーらしいが、こんな着ぐるみで狭いリンクを
滑るのは大変そう~。。。


本日のディナーはこちらの『150 Central Park』というお店にて。
事前にはノーチェックだったのだが、ここはMiamiで一二を争うほど有名なシェフ、マイケル・シュワルツ
がプロデュースしているレストランなんだって。
そもそも彼のお店のファンである私が素通りできるわけないっしょ!


のっけからイチコロになったのが、産地いろいろのflavored saltを各自バターに加えてどうぞ、という
画期的な演出。 楽しいし、美味しいし、さすがじゃん、マイケルぅー!
右はSouth Florida産の新鮮な野菜のみ使用したサラダで、これまた滋味あふれる一品。



どれもこれも素材を生かしたシンプルかつ洗練されたお料理で、大満足でございました~。


夕食後は、水を使ったアクロバットショーを観にアクアシアターへ。
今夜も夫は開始10分で夢の中。
ざっぷんざっぷんプールにダイブする華麗なパフォーマンスも拍手や歓声も、彼の眠気をふきとばす
ことはできなかったとみえて、結局最後までウトウトしてた模様です。


明日はぐぐーーっと東に移動して、ヴァージン諸島に上陸の予定。

まだまだ遊ぶよ!


(つづく)

まさかのカリビアンクルーズ再び!(3)

2013-05-27 22:25:24 | 旅のはなし
5月27日(月)


早朝からバハマのナッソーに寄港。
近いね、どうも。

港に入っていくAllureの前方に、「ナッソーといえばアトランティスでしょ」というくらい有名な
巨大リゾートの姿が見えてきた。
本日、私たちはこのリゾート内でドルフィンと遊ぶexcursionを予約しているのだ。

ドルフィンと遊ぶ。

これは私にとって<ウミガメと泳ぐ>というのと同じくらい「一度はやってみたいこと(動物編)」
のひとつであった。
ちなみに、これを達成した暁に残るのは<コアラを抱く><ゾウに追いかけられる>の2つのみ。
死ぬまでに全部達成したいものである。

んで、今日は夢の「Play with Dolphin」!


※あくまでもイメージです。

ワクワク度MAXの私だったので、じっとりとしてやたら着心地の悪いスエットスーツも笑顔で
着こなし、ロクに内容のない長いオリエンテーション中も大変おとなしく座っておりました。
(夫は横で船をこぎまくってたけども)

うんうん、笑ってガマンするよ。

でももうわかったから、もう注意事項は十分だから、

早くドルフィンに会わせろやっっ (←ガマンしてないようだけど?)


かなり焦らされた後、ようやく私たちのグループにも順番が回ってきたようだ。

やってきたのはオスのノアくん。

彼は「エサくれるんなら遊んでやってもいいよ」とばかりに、30分ほど私たちと戯れてくれた。
ハグさせてくれたし、チューもさせてくれた。
何度もなでなでした彼の背中は、ものすごくなめらかで、しかもものすごいマッスル!
照英なんて目じゃないよ!

あどけない顔して実はマッチョ。
そりゃー婦女子がキャーキャー騒ぐわけだ。(なんか意味違います?)

もちろん私もすっかりノアに夢中で、最終的には
「ノアって絶対他のグループのドルフィンよりもかっこいいよね~(うっとり)」
とか言い出す始末。
ひいきのホストに入れあげる気持ちってこんなカンジなんじゃないだろうか。
知らないけど。

30分後、売れっ子ホスト・ノアは「よかったらまた指名してくださいね。それじゃっ!」とクールに
手(ヒレです)を振りつつ去って行き、夢の時間は無情にもあっというまに終わりを告げたのであった。


カメラ持ち込み禁止だったので、ノアとの2ショット写真などはプロが撮ってくれた写真を1枚
$15くらいで購入しなくてはならない・・・この商売上手めっ!


いつまでもノアとの思い出にひたっていたい私であったが、せっかくアトランティスに来たことだし
残り時間にリゾート内のミニ水族館<The Dig>をさくっと見学することにした。

ていうか、あまりにも暑いし、とにかく屋内に入りたかったんだけどね。

正直いって期待値ゼロだった水族館だが、巨大マンタの泳ぐ姿に「おおおーっっ!」と大コーフン。


これまでいろんな水族館を訪れているが、マンタがいるとこなんてあったっけ??
もしかしたら、初めて見たかもしれない。

大変得した気分でアトランティスを後にした私であった。


船に戻ってひと息つくと、そうそう、今日はフォーマルナイトなのだった。

シャワーを浴びてせいいっぱいお洒落して、街に繰り出さなきゃっ!!


今晩はキャプテンのおごりでシャンパンがふるまわれ、キャプテンと一緒に写真も撮れるとあって
プロムナードはこの大にぎわい。

ええ、もちろん私らも撮ってもらいましたよ、キャプテンとね。

背がスラっと高くて、ちょっとしたTVスター(映画スターではない)並みのオーラを放つキャプテン
トミーに挨拶しながら
「これからの数日間、あんたに命は預けたからっ!頼んだよっ!」
と念を送ったのは言うまでもない。


本日唯一残念だったことは、夜10時から始まったミュージカル『CHICAGO』上演中、せっかく予約までして
いい席を確保したというのに、あっというまに居眠りしてしまったことだ。

夫が寝るのはいつものことだけど、私までもが・・・。

不覚です。


(つづく)

まさかのカリビアンクルーズ再び!(2)

2013-05-26 22:13:50 | 旅のはなし
5月26日(日)

待ちに待った出航日。

Allureが停泊しているのは、我が家のご近所Port of Miamiではなく、北に小一時間行ったところの
Port Evergladesである。

この事実については、夫が長いことブツクサ文句をたれていた。
いわく、「家から見えるとこからクルーズシップがじゃんじゃん出てるのに、どうしてわざわざー?」
もっと言えば、彼は出航する船から我が家の姿を眺めたかったのだという。

まあそうだよね。私もそれはちょびっと残念だよ。

でも仕方ないの。
あの港からはAllureクラスの船は出航しないんだもの。
とっととあきらめておしまいなさいな。

ギリギリまで後ろ髪をひかれていそうな夫の運転で、Port Evergladesに到着したのは出航5時間前
の12時。
浮かれすぎたか、ちょっとばかしフライング気味の到着だ。

ターミナルのパーキングに車を預け、振り向くとそこには・・・



いたーーーーっっ!!!

とかいって、実は高速を走っている段階からその巨大な姿は垣間見えていたのだが、こうして目の前
にすると、やはり改めて度肝を抜かれるサイズである。

かなり時間が早めだったせいか、チェックインの手続きもあっというまに終わり、ほとんど心の
準備もできてないうちに転がり込むように船内へ。


Libertyの時にも衝撃を受けたが、入ってすぐに目の当たりにするのがこの景色だ。



・・・街??

スタバもあったりして(Libertyにはなかった)、一瞬クラっとなるような非現実空間じゃありませんか。

変な風にはやる気持ちをグっとこらえ、小腹もすいたことだし、早速16階にあるバフェレストランに
向かうことにする。


夫にとってのスペシャルドリンク「ピニャ・コラーダ」は旅先で浮かれた時のみ登場~。

ちなみに、このバフェレストランは<Windjammer Cafe>という素敵な名前だったのだが、私らは
どうしてもその名前が覚えられず、旅のあいだずっとここのことを「ホンジャマカ」と呼んでいた。
なんかごめんなさいね。


さてさて。

腹がくちくなったので、出航時間までの自由時間を船内の施設めぐりにあてることにする。
ビルでいったら17階建てのAllure、ひととおり見て回るだけでえらい大変。

「とりあえず、上から行くかー」と探検開始。



最上階のテラス。今はまだがらーんとしてますが、その後ここにはずらずらーーっとデッキチェアが。
こんなとこで寝てたら20分で丸焦げだけど(怖)


16歳以上限定エリア「Solarium」は静かで快適なので、ゆっくりしたい時にはここでダベりました。


まだ出航前だというのにもうプールで遊んでるあんたたちっ! ちょっと落ち着きなさいよっ!

あれ、そうこうしてるうちにAssembly Drillの時間だよ。

これはいわゆる<緊急時に決められた場所に速やかに集合するための避難訓練>で、ゲストの全員
参加が義務付けられている。
いざという時に6000人ものゲストが船内を右往左往しないように行うらしい。
こういうのも大切だよね。

Drillが終了すると、もう出航のお時間。

もちろん自分の部屋からでも出航の様子は眺められるのだが、ここはやっぱり広々としたデッキから
Allureが岸を離れていく様子を見てみたい。
同じことを考える人々でデッキは大賑わいだったが、これもまたお祭りのようで楽しいのだ。


巨大なAllureが汽笛とともにのっそりと動き出す。Fort Lauderdaleの港にしばしのお別れ~。


ほとんど陸が見えなくなるまでしつっこくデッキをウロウロし、出航の儀式を堪能したので、
「あー、やれやれ」と施設ツアーの続きに向かった私たちであった。
とはいえ、Allureの全貌をここでご紹介するほどの熱意も紙面(?)も足りない私。
他の施設についてはまあ追い追い気の向くままに適当に写真をのっけていくよ、たぶん。

なんかえらいバタバタ忙しかった1日だったが、明日は早速朝からバハマのナッソーに寄港する
ので、まだゆっくりできなさそうだ。


とりあえず、これから1週間、思う存分遊びたおして食いだおれるぞーーっ!


初日のディナーより:ホタテのグラタン、ポークチョップ、ピーチコブラー@メインダイニング


(つづく)

まさかのカリビアンクルーズ再び!(1)

2013-05-25 18:44:05 | 旅のはなし
まさかですよ。

まさか私らのようなド庶民がクルーズ旅行のリピーターになるだなんて・・・。
マイアミに赴任する前には想像だにしてなかった展開ですわ。

思い起こせば前回は2010年か。
結婚10周年の記念ともあいまって「清水の舞台から飛び降りるつもりで乗ったるっ!」とたいそう
鼻息を荒くしてのぞんだクルーズの旅。
大変楽しかったうえに、思ってたよりも結構リーズナブルだったこともあり、そりゃもう大満足な
7泊8日であった。

あれから3年。

あの時の経験にすっかり味をしめていた私は、ある日何気ない風を装って夫にぶつけてみたのだ。

「もう一回クルーズシップに乗ってみるっていうアイデアについてどう思う?」

「クルーズ? あー、いいんじゃない?」

おそらく、その時の彼はさほど深く考えて返事したわけではなかろう。
その返事を聞いた私が、10秒後にはPCの前に座って具体的な予約の手順に入るなどとは
予想していなかったに違いない。

油断しているとこういうことになるのだ。
我が家の旅行担当企画部長をナメてもらっちゃ困る。

わっはっはっはっ! ザマーみろだーっっ!(←何ハイ?)

そのようにして、5月末のMemorial Dayをはさんだ1週間、今年に入って初めての我が家の旅行は
<Allure of the Seasで行く東カリブ海クルーズ7泊8日の旅>に決定したのである。



※Royal Caribbean Internationalのオフィシャルサイトよりちょっと拝借

そう、二度目の今回は満を持して、ロイヤルカリビアンが誇る最新にして世界最大のクルーズシップ
「Allure of the Seas」号に乗るのだ。

前回乗った「Liberty of the Seas」も乗客定員4300名という十分に巨大な船だったが、このAllureは
なんと驚くなかれ、定員6300名!

なにそれっ!?

デカいにもほどがあるっつーの!!

もはやバカバカしくて笑ってしまうほどでっかい客船での旅とはどんなものなのか??
今回のクルーズ旅行は、「船に乗ってどこに行くか」ということより何より「あのAllureに乗るぜ!」と
いうことこそがメインイベントなのである。

夫にしてみれば、前回飛び降りた清水の舞台が思ったよりも低くて軽傷で済んだものの、調子に乗った妻に
「面白かったからもう一回飛び降りてみようよ!今度はもうちょっと高いとこからさー!」
などと言い出されて正直困惑・・・といったところであろう。

まあいいじゃん。

きっと今度の清水も軽傷で済むよ! (←適当)


初回は勝手がわからずに準備段階から無駄に右往左往していた私たちだが、今回は余裕シャクシャク。

早めにオンラインチェックインを済ませ、寄港地でのexcursionや行きたいspecialty restaurantについても
事前に検討して予約も済ませた。
苦手なパッキングも私には珍しく鼻歌まじりでこなし、とうとう迎えた出航日。

憧れのAllureとの対面を前に、アドレナリン全開で車に乗り込む私なのでありました。


(つづく)

コスタリカで幻の〇〇を探せっ!(3)

2012-12-30 20:55:21 | 旅のはなし
モンテベルデからひた走ること約4時間、サンホセのずっと南に位置する、太平洋に面した
観光地マヌエルアントニオは、ガイドブックなどによれば
「森林浴と海水浴がどちらも楽しめる」
パラダイスのような場所であるらしい。

あの霧深いモンテベルデとは打って変わって気温も湿度もやたら高く、道行く人々はみな
リゾーティーな浮かれた服装である。
言ってみりゃ、マイアミで見慣れた光景ってやつだ。

いやまてよ・・・この風景、マイアミじゃないな・・・。

うーん・・・どこかに似てるんだよなあ・・・。

西に海がだらーーっと広がり、東にはちょっとした山が迫ったこじんまりした街並。
やたら車が多いのに道が狭く、歩行者が危険を感じるほどのせせこましい目抜き通り。
照りつける太陽がジリジリとアルファルトを焼き、上空をぴーひょろろと旋回しているとんび。

そうだ、ここ、葉山に似てる!

しかも、昭和50年代の葉山に!!


あー、スッキリした。

この「マヌエルアントニオ=昭和の葉山説」に共感してくれる人は極めて少ないと思うが、
ひとり納得して気が済んだので、お腹をすかせつつ夕食前の散歩にでてみた。


散歩中に遭遇したリスザル軍団! 必死な様子で大移動中。。。


せっかくなので、夕暮れの海に面したレストランで食事です。 うーん・・・葉山だ。


12月28日(金)


そう、とうとうこの旅で最後のアクティビティーとなりました。
<マヌエルアントニオ国立公園ツアー>です。

むせかえるように湿度が高いジャングルを、ガイドの説明を聞きながら1時間半ほど歩く。

とはいえ、モンテベルデのジャングルと違って、この公園内にはちゃんと舗装されたトレッキング
ルートが整備されており、相当数のツーリストが一度に歩けるようになっている。
ものすごーく観光地化されてるカンジ。

で、ここでのお目当てはズバリ、ナマケモノです。

このあたりには「フタツユビナマケモノ」と「ミツユビナマケモノ」の2種類が生息しており、
その名の通り、手足の先に大きな爪が2つあるか3つあるかで見分けることができる。
どっちも高い木の上のほうでナマケているため、遠目にはその違いはわかりづらいけどね。

ガイドが「たくさんいる」と言ってたとおり、トレッキングルートのそこかしこで、彼らが
木の梢にぶらさがっている姿を観察することができた。

しつこいほどの<ナマケモノワールド>へようこそ~♪


Slothその1: 「何か用?」


Slothその2: 「何か用かって聞いてんだよ(怒)」


Slothその3: アップで見ると、ちょっと笑ってる・・・ように見える。


Slothその4: 突然けっこうな速さで移動し出してビックリ!

そう、ナマケモノはそのタレ目&いつも笑っているように見える口元からか、大変かわいい
生き物だと思い込んでいたが、実際に見ると巨大だしわりと怖い。

笑っているように見えるのも、単に周囲の臭いをかいでいる時の筋肉の動きが「たまたま」
スマイルに見えるだけで、彼らは決して笑ってなどいないのだ。
その証拠に、アップで見ると目がぜんぜん笑ってないし。
そのへんはパンダと同じ。

・・・って、チビっ子(誰?)の夢を壊すようなこと言っちゃダメよね、私。

モンテベルデのケツァールはその美しさに感動したけど、見てて面白いのはやっぱり哺乳類だなーと
思ったツアーでした。


海岸に出たら、チョロチョロしていたアライグマを発見。
マイアミのゴルフ場(のゴミ箱周辺)で見かけるより、なんかプリティー♪


てなわけで、無事6泊7日の行程を終えて、コスタリカを後にした私たち。
大変珍しいケツァールを含め、野生動物をたっぷり見ることができて大満足だったが、
動物以外では何が??と聞かれたら、「うーん・・・パイナップルはむちゃくちゃ美味しかったよ」
と答えることになるだろう。

コスタリカの動物たちとパイナップルたちよ、ありがとう!!


(おわり)

コスタリカで幻の〇〇を探せっ!(2)

2012-12-28 20:43:09 | 旅のはなし
12月26日(水)


とうとうアレナルを離れ、数時間ほど南に下ったモンテベルデ自然保護区へ移動の日。

結局最後まで晴れなかったなあ、アレナル。
コスタリカ有数の活火山の雄姿、一瞬でもいいから拝みたかったぜ・・・。

後ろ髪をひかれるようにホテルを出発し、今朝もしとしとと霧雨が降る中、アレナル湖を
ボートに乗って横断する。
なんでも、モンテベルデ方面に行くにはこのショートカットが一番の近道なんだそうな。


天気のせいで視界が悪く、なんかちょっとオドロオドロしい雰囲気が漂うアレナル湖。

30分足らずで向こう岸に到着し、そこからはアップダウン激しい悪路をガタピシとひたすら
シャトルバスに揺られることになる。

若干お尻が痛いです・・・。

さて、アレナルを離れると徐々に青空がちらほらと見え始め、お昼にはモンテベルデに到着♪



見渡す限りCloud Forest(熱帯雲霧林)と呼ばれるジャングルが広がる、独特の生態系をもった
自然保護区、モンテベルデ。

もちろん多種多様な動植物がうじゃうじゃ生息しているらしいが、それよりもなによりも重要なのは
あの幻の鳥・ケツァールがここで見られるということだ。

ケツァール。

『火の鳥』のモデルにもなった世界一美しいと言われる鳥で、こいつを見るためだけにコスタリカに
通う野鳥愛好家もいるという。
とにかく「もし見れたら超ラッキー!」くらい遭遇率の低い貴重な鳥なんだそうだ。

あー、ここまで来たら見たいなー、やっぱり。

期待に胸を膨らませて臨んだ初日の<スカイトラム&スカイウォークツアー>だったが、
ここでは残念ながら不発。

「やつを見るなら朝が狙い目」という誰かの言葉を信じて、明日に期待をかけるのであった。


ジャングルの上空にかけられた吊り橋を渡りながらのトレッキング。 結構揺れるので怖い・・・。


夕方、ホテルの敷地内を散歩してた時にいきなり現れた、アグーチという名のネズミの仲間。
ちょっとカピバラぽくてキュートなの♪


12月27日(木)


早朝からジャングルツアー。

時折強い霧雨が降るどんよりした天気だが、ジャングル内は木が密集しているため、さほど
濡れることなく散策できる。
この熱帯雲霧林では、逆にこういう天気の時こそケツァールが現れやすいとされているそうだ。

とはいえ・・・。

実は昨日、スカイウォークツアーのガイドをしてくれたダニエルに
「ケツァールは見られるかな?」
と無邪気に聞いたところ、
「んー、運が良ければねえ」
と返され、その後夫がこっそり「ダニエル、ちょっと鼻で笑ってた気がする・・・」と言ってたのだ。

ここモンテベルデでケツァールが見られるベストシーズンは3月なんだって。

マジで?

その時点で、私たちの期待指数の目盛りは一気に下がった。

そんなことがあっての翌朝だ。
なんかもう「見れなくてもあんまりガッカリしないようにしようね」というスタンスができあがっていた
夫と私。

この霧に煙ったジャングルで、マイナスイオンを浴びまくってリフレッシュできればそれでいいじゃないか。

が。

歩き始めて30分もたっていない頃だろうか。

ヤツは意外にもすんなり私たちの前に姿を見せたのだ!!


あっ、あれは・・・アボカドの木の高い高い梢に止まっているのはもしや・・・・


いたーーーーっっ!!!

噂どおり、体はもんのすごいキレイな青と赤のコントラストで、長~い尾を華麗に翻して飛ぶ姿は
まさに『火の鳥』そのもの!!

ありがたや、ありがたや・・・と思わず手を合わせたくなる美しさなのだった。


少し歩いたところでまたもや遭遇。 今度は正面から可愛いお顔もバッチリ♪

あー、会えたよー、ケツァール。
嬉しさにホクホクしながらトレッキングを終えた私たち。

本日の目的は100%達成したものの、ガイドのエルビンが「ここにはハミングバードガーデンも
あるよ」と言うので、せっかくなので立ち寄ることにする。

確かにハミングバードは大好きな鳥だ。

でもね、やっぱりハチドリってのは、自然の中で自生する花から花へと飛び回って、その蜜を
ついばむ姿こそが愛らしいと思うの。

これはちょっと・・・


軒先にぶら下がったポットに次々と群がる姿は、なんかもう有難味ゼロ。

辺り一面をハエかなにかのごとくブンブン飛び交うハミングバードと


どこからともなく現れ、ポットを横取りするオリンゴ(アライグマ科)。

こらこら、みんな、横着しないでちゃんと自活しなさいって!


というわけで、モンテベルデも満喫したところで、最後の目的地・マヌエルアントニオに向かいます。


(つづく)

コスタリカで幻の〇〇を探せっ!(1)

2012-12-26 14:42:55 | 旅のはなし
中米コスタリカ。

これが今年の年末の旅の目的地である。

テーマはずばり
「できるだけたくさんの野生動物に出会う」
この一点のみ。
正直これ以外のことはまったく期待できない国、それがコスタリカである。(←ものすごい失礼)

かねてから「中南米で動物ウォッチングをしたいなら絶対コスタリカ」という噂を聞いていたので
いつか行ってみたいと思ってはいたのだが、そんな私の背中をぐいぐい押しまくったのがコレ。

『水曜どうでしょう/中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!』(北海道放送)

そう、私の大好きな『水どう』で、私の大好きな大泉洋も行ってるじゃないか、コスタリカ!
年末の旅行はここで決まりだぜーっ!!

よし、次は夫へのプレゼンだ。

「『火の鳥』のモデルにもなった幻の鳥がいるんだってよ! すんごいキレイなんだって!!」

押しまくる私の剣幕に押され、「自分は果たして行きたいのかどうか」という基本的な点について
十分検討できないまま、HISさんとのやりとりを担当させられることになった夫である。

ちょっぴり気の毒に思っていたが、ところがどっこい。(←死語)
いそいそとカメラの準備をしたり、旅行直前になって突然かなり高性能の双眼鏡を買ってくれたり、
ああ見えて結構楽しみにしてたみたいでひと安心。

なんかいつもありがとね、夫。

よっしゃ、装備も万全だし、動物たくさん見るぞーーっ!!


12月24日(月)


前日にコスタリカに到着した私たちは、首都サンホセに一泊。
今日は朝から早速最初の目的地・アレナル火山国立公園に向けてのツアーに出発だ。

途中のサルチ村あたりまではおおむね晴れていたのだが、火山が近づくにつれてどんどん
雲行きが怪しくなり、ついに霧雨が降りだした。

うーむ・・・こりゃけっこうな雨ですね。

予定ではこんな景観が望めるはずだったのが、
(Wikipediaより)

実際には

このくらい裾野しか拝めないほどのあいにくの天気。。。

まあ仕方ない。
どうやらこのあたりは地形の影響か霧が出やすく雨も降りやすいというし、自然相手に
ブツブツ言ったところでどうしようもない。
気を取り直して、アレナル観光の目玉・タバコンリゾートで温泉三昧と行こうじゃないか。


ちなみに、今回の旅行中に提供されたランチは、だいたいいつもこんなパターン。
「特に美味しくはないけど、まあ食べられる」というレベルです。(ユカフライは結構ウマい)

で、タバコン温泉リゾート。

ここは想像してたよりも遥かにワイルドな温泉で、敷地内を縦横に流れる川がそのまま温泉になっており、
鬱蒼としたジャングルに囲まれての入浴が楽しめるというところがウリ。


天気のせいもあって、なにやらとっても幻想的な雰囲気の温泉だ。
ぜひともスギちゃんに入ってもらって、例のセリフを一発決めてほしい。

ここでの自由時間はかなり長かったので、手がすっかりふやけるほどのんびり温泉を堪能できた。

風呂上がりのホカホカなまま、リゾート内のレストランでバフェディナーというのもちょっと幸せ♪
が、ここでも一番美味しかったのは「ユカフリータス」・・・つまり、その他はあんまり美味しくない。

別にいいの、食事は期待してなかったもん。


12月25日(火)


今朝もどっぷり霧模様のアレナル。
でもシャトルバスに揺られて2時間後、本日の目的地・カーニョネグロ野生動物保護区に近づくにつれ、
いいカンジに天気が回復してきた。

やっほうーー♪♪

そう、今日はとうとう例の買ったばかりの双眼鏡が活躍するであろうボートツアーの日なのだ。
ガイドのCarlitosのテンションもなかなかだが、私のテンションもグングン上昇中!

カーニョネグロに行く道中、えらく人だかりのしている場所に立ち寄ったと思ったら、こいつらだった。

マイアミでもお馴染みのイグアナたちです。 「ああ、なんだ君たちか・・・」というカンジ。

お待ちかねのボートツアーでは、やっぱり双眼鏡がえらい役に立ちました。

ビノキュラー、万歳!

ていうか、ヨセミテ、イエローストーン、ブラジルのパンタナル・・・これまでもさんっざん
野生動物観察の機会があったのに、なんで持ってなかったんだろう。。。
しょぼいヤツしか持ってなかったことが今更ながら悔やまれる。

ツアーガイドと競い合うように双眼鏡をのぞきまくる私。

その隣りには、一眼レフと高倍率ズームハンディカムの2台を駆使して、何かに憑りつかれたように
必死に撮影しまくる夫。

いやー、だいぶ満喫してるよね、コスタリカ。


ボートツアーの舞台、Rio Frio。 名前の通り水が冷たいのかどうかは不明。


明らかに何かを狙ってる様子のキングフィッシャー(カワセミ?)。


なんかよくわからないが、ガイドが「珍しい!珍しい!」と大興奮してた鳥。 へー、そうなの?


いざとなるとえらい剣幕で水面を走って逃げるグリーンバシリスク。 けっこうデカい。


この旅で初めて見かけたミツユビナマケモノ。 多分ベイビーを抱っこしてるのよー。


木の幹にズラっと並んだ節のように見えるのは、実はちっこいコウモリたちです。


個人的に面構えが気にいったBoat-billed Heron(日本名はわからん)。 どうよ、この顔!


ベイビー連れのGolden Howler Monkey(ホエザル)。 親子なのにぜんぜん色がちがーう!


あー、今日は動物ウォッチングでお腹いっぱいです。


(つづく)

2012秋の里帰り(という名の暴飲暴食ツアー)(3)

2012-11-21 20:17:46 | 旅のはなし
里帰りも後半、ええ、まだまだ食べてますよ。

夫の実家に着いた翌日なんて、お昼に銀座で家族揃って本格的な懐石ランチ(しかも大量)
をいただいたにもかかわらず、夜9時くらいには夫と
「やっぱりラーメンいっとく~?」
と家を抜け出して近所のラーメン屋に走っちゃったし。

2人してニンニク臭をプンプンさせながら帰り、義理パパと義理ママに「あれまー、ほんとに。。。」
的な呆れ顔をされてしまった。

すんません、こんな嫁で・・・。


なんでも「京都北白川元祖背脂醤油ラーメン」だそうで。
よくわからないけど美味かった!!


11月5日(月)


さて、待ちに待った秋の一時帰国恒例、1泊2日の温泉旅行である。

今年も帰国前から鼻息を荒くしてPCと首っ引きで厳選に厳選を重ねた結果、
箱根(強羅)のとある宿をガッツリ予約済みだ。
ここ最近3回続けて通った鬼怒川の宿にもちょっと飽きてきていたのでね。

いざ、箱根へ!

・・・と、その前に、夫が「まず昼に代田にある鰻屋に寄ろう!というか寄りたいっ!」と
珍しくも男らしく主張してきた。
そりゃ私ももちろんやぶさかではないので、喜び勇んでお供することにする。


ええ、ええ、わかってますよ。関東で「ひつまぶし」なんて邪道だってことは。
夫が注文したオーソドックスな鰻重のほうがきっと美味しかったと思うよ。
でもどうしても食べたかったの。どうか放っておいて。

鰻ですっかり幸せになった私たちは、どんどん怪しくなってくる雲行きも意に介さず、
上機嫌のまま箱根を目指す。

雨が降ろうが槍が降ろうが、この先には気持ちのいいお風呂と美味しい夕食が待っているのだ。
空模様と反比例するように、私のテンションもガンガン上がるというものだ。

強羅に到着した私たちを迎えてくれたのが、『強羅花扇』さん。


こじんまりとした佇まいから予想するより遥かにプロフェッショナルなもてなしに脱帽。
とっても静かで気持ちの良いお宿なのだ。


生憎のお天気だったけど、空気が澄んでて気分は爽快!



どうです、この色とりどりの美しくも美味しいお料理たち!
日本人ってすごいなーーー・・・と心から思える瞬間だ。

キリっと冷えた日本酒をちびちびやりながら美味しい料理に舌鼓を打ち、
さらさらと小雨の降る音を聞きつつ出汁が出るほど何度も温泉につかり、
今年の小旅行も十分堪能いたしました。


ちなみに、この温泉旅行から戻ったその日、夫の実家に
「すいません、今日しか会えない友達とお台場で会わなきゃいけないんですっ!」
と言い訳して、一人で夜遊びに出かけた不良妻・・・それは私です。

「今日しか会えない」「お台場で」という部分は正しいが、厳密に言うとスガシカオは友達じゃない。
(厳密に言わなくても友達じゃないのでは?)

まさに4年ぶりのシカオライブ、最高だった~~!!
新曲もハンパないくらいカッコいいし!!
でも、何故に「iTuneでのダウンロード限定」なのよ、シカオちゃん。。。めんどくさいよ。


里帰りの仕上げは、3日間だけ自分の実家に滞在。

1年ぶりの実家はなんちゅうかもう・・・カオス!!

そのひとことに尽きる。

とりあえず、祖母が元気そうでよかった。

92歳になってますます耳が遠くなっているのに、そこで起こっていることのすべてを把握しないと
気が済まない、その衰えを知らない好奇心に、私はいつも感動してしまう。

今回ヒットした祖母の発言。

〇〇〇(甥っ子)のパソコンだっけか、アレ、なんか使えないらしいのよ。
どうしてなの?
気になるから私にもわかるように説明してちょうだいよ。

→えーとね、IPアドレスの認証がね・・・ごめん、無理。。。

(半日もかけて風呂掃除をしたと、やたらいばる父に向かって)
あんたはそのうち風呂場でクスリ(カビキラー?)にやられて、私よか先に死ぬんだと思うよ。

→くくくくっ・・・(悶絶)


あー、今回も面白かったです。


(おわり)

2012秋の里帰り(という名の暴飲暴食ツアー)(2)

2012-11-20 11:45:53 | 旅のはなし
やばいやばい、人間ドックのランチ事変に紙面を割きすぎた。
このぶんじゃ一生終わんないよ、このブログ(^_^;)

てことで、スピードアップして参ります。


10月31日(水)

アメリカにいないのでまったく関係ないけど、今日はハロウィンです。

いつのまにか日本でもすっかり定着したようだけど、小春日和の平日午前10時という気だるい時間帯、
山手線に突如全身ネコ(もしくは中途半端なラムちゃんかも?)コスプレの女の子とかが乗ってきたり
すると、心底ギョっとします。

あ、ハロウィンね。

と納得するより前に

さすがコスプレ王国ジャパン!

と思ってしまうあたり、私の感覚はアメリカ寄りなのか日本寄りなのか・・・?

さて、六本木などがハロウィン便乗ランチキ騒ぎで大盛り上がりの今夜、私は品川でしっぽりSan Diego
時代の仲間たちと飲み会だ。
お店はセンス抜群のJ子ちゃんがチョイスしてくれた『越後叶家』。

ここの越後料理がすんごい美味しくて感動!
特に、わっぱで蒸した野菜の甘いこと甘いこと・・・思わず「おかわり」しちゃったぜ。

久しぶりに集まったというのに、スマホのアプリ自慢?でえらく盛り上がり、果てはしょーもないゲーム
自慢やら漫画カメラの大撮影会にまで発展し、とても平均年齢4×歳の会とは思えないハシャギっぷりの
面々であった。

いやー、楽しかった!


〆はもちろん「へぎ蕎麦」。ひと口で極楽~♪


11月に入ってからの2日間は、昼と夜の2部構成で友達に会いまくってみた。
いつものことながらめまぐるしいことこのうえないが、それでもできるだけたくさんの友達と会って
帰りたいのだ。
なんてったって、1年に1回だからねー。

そうそう、何となく「今東京で話題の最新スポット」とやらに行ってみたいとウズウズしてしまうのも
私のいつものクセだ。

今回も、新宿にオープンしたての『ビックロ』、渋谷駅前にどどーんと建った『ヒカリエ』なんかに
行ってみたよ。
ほんとは上野の「ツタンカーメン展」やスカイツリーにも行ってみたかったのだが、時間がなくて断念。


ヒカリエ内の『FLOWERS common』でランチ。「ラテン・アジアン料理」ってなんじゃ?と思ったけど
ミックスじゃなくて「ラテン料理とアジア料理」だった・・・。その組み合わせも十分不思議。

チョー久しぶりに集まった同期の女子会は、ノンストップのしゃべくり大会。
ベテランママ、新米ママ、ベテランCAに相変わらずノー天気な主婦(←私じゃ)とみんな立ち位置は
変わったけど、こうして集まると20年前となーんにも変わんないよなあ。


幹事のMみがこんな粋なはからいを! ああ、友情って素晴らしい・・・(泣)


そんな風に友達ウィークが終了し、すっかり重くなった体を抱えて、後半の実家ウィークに突入だ。

まずはうららかに晴れた文化の日。
同窓会に行くという夫と別れて、私はひとりで祖父のお墓参りへ。

おじいちゃん、今年も来たよー

と手を合わせると

おい、久しぶりの日本だからって、いくらなんでも食べ過ぎだろうよ

という祖父の声が聞こえたような・・・。


だよね、おじいちゃん。でもまだまだ食べるよ。


(つづく)


2012秋の里帰り(という名の暴飲暴食ツアー)(1)

2012-11-19 19:01:16 | 旅のはなし
今年も我が家の一時帰国は秋まっさかりの10月下旬~11月中旬というスケジュール。

この季節は、日によっては日中半袖になりたいほどのポカポカ陽気もあり、そうかと思えば
突然冷え込んでダウンジャケットすら必要になるほど寒い夜もあり・・・と、めまぐるしく
気温が変化する時季である。
いわゆる<季節の変わり目>ってやつですな。

そのおかけで一時帰国前のパッキングでは、里帰り中の日本で着るべきものを考えるだけで
大変な試行錯誤が繰り広げられ、結果「すわ、夜逃げかっ!?」と勘違いされるほどの服や
靴たち(ブーツ含む)がスーツケースにめいっっぱい詰め込まれることになるのだ。

ああ、夏だったらどんなにかラクだろう・・・。

けど、「1年に一度だけ日本に帰る」というなら、やはり絶対秋を選びたい。
それはもちろん
1.暑くもなく寒くもない
2.食べ物がやたらと美味い
3.温泉旅行にちょうどいい
という鉄壁の三大理由があるからである。

ええ、今年も日本でガンガン暴飲暴食してきましたけど、それがなにか?


というわけで、ほとんど<食>を中心に、2012年の里帰りを振り返ってみたい。


10月29日(月)

驚くなかれ、今年の人間ドックは日本到着のまさに翌日に決行された。
マイアミの自宅から東京のホテルまで、ほぼ24時間の過酷な道のりに疲れ切っているところに
もってきて、いきなりの人間ドック。

どう考えてもいい結果は期待できなかろう。

でも、2週間の過密スケジュールの中、こいつを早めに終わらせておくというのはアリだ。
後半にもってきたとしても、今度は度重なる暴飲暴食の悪影響が心配だし。

つまり、どう転んでもいい結果は期待できないのよね。(←いいのか?)

で、毎度おなじみのクリニック。

そうそう、ここは終了後のランチがとにかく美味しいことで有名である(多分)。
以前にもブログに書いたが、そのランチが楽しみだからこそ、試験管3本分も血を抜かれようと、
ク〇まずいバリウムを飲まされてクルクル回されようと、ニコニコと鼻歌まじりでクリアできる
ってなもんだ。

今回も当然それ「だけ」を楽しみに不快な数時間を耐え忍んだ私たちだが、終了後、会計を
済ませてこちらに向かってくる夫の顔色が悪い。


「・・・・ランチの店が変わった・・・・」


ええええっっっっ!!???


晴天の霹靂とはこのことである。

どうしてくれるんだ、〇〇〇クリニックさんよ。
私たちは、あなたがたの提供してくれるあのランチチケット「だけ」が目当てで、毎年毎年
足しげく六本木くんだりまで人間ドックを受けに来てたんですよ。

あのランチが食べられないなんて、それじゃあ一体何のために、何のために・・・(以下号泣)


何のためにって、それはもちろん自らの健康管理のためなのであるが、その時の私たちに
そんなことを言ったところで通用はすまい。
そのくらいショックであった。

人間ドック終了後のロビーのソファで、異様なほど青い顔をして肩を落とす夫婦2人。
他人が見たら、検査で何かよくないことが見つかったのかと思うに違いない。
はた迷惑なことである。

なんならチケットを無視して自腹でもあそこで食べるぜ!と憤慨しつつクリニックを後にした
私たちだが、その店に着いてみると、彼らはこともあろうにランチ営業をやめていたじゃ
ありませんか。

そうか・・・〇〇〇クリニックとあの店、別に交渉決裂?したわけじゃなかったのか。。。

ああ、ほんとに美味しかったのになー、あのランチバフェ(涙)

ガッカリです。


その夜。

友人と六本木のオシャレな創作料理レストランで再会を祝うも、バリウムの影響で何度も
席を立つハメになったのは私です。
しかもひどい貧血つきで、むちゃくちゃ辛かった・・・。


いろいろ美味しかったはずなのに、ピーのおかげで遥か記憶の彼方へ(泣)

バリウムをなめたらあかん。


(つづく)

見どころ多すぎるぞ、DC!(3)

2011-09-05 17:18:23 | 旅のはなし
9月4日(日)ときどき


それにしても歩いてるね、DC。

友達から「DCは歩くよー」と言われてはいたが、ここまでとは・・・。


さて、昨日の歩き疲れをひきずりつつ、今朝もハリきってホテルを出発。
Dupont Circle駅の前でファーマーズマーケットが開かれていて、地元ベーカリーのブースから
ただよう美味しそうなニオイにつられて、思わずデニッシュを購入。
The Mallの朝の風景を眺めながらベンチで朝食です。

今日のノルマはMuseum×3。

正直歩きとおせるかビミョーだが、やれるところまでやってやろうじゃないか。


まずは、なんだかんだと3日連続通っている「National History Museum」にて、本日は2階にある
鉱物&宝石のギャラリーを見学。


マリー・アントワネットをはじめ、手にした者が次々と不幸に見舞われたという呪いの逸話で
超有名な「Hope Diamond」。
穴が開くほどガン見したけど、どうか呪われませんように・・・。

さすが宝石ギャラリーはテンション高めのご婦人方で大にぎわい。

が、実は私のお目当ては、どちらかというとコッチのコーナーなのである。

世にも不思議な鉱物の部屋へようこそ~。

「なんでこんなキレイな色なのー?」
「どうしたら自然界でこんな完璧な形がっ!?」
「ちょっとちょっと、この石すごいカッコいいよっ!」

一人でキャーキャー言いつつ鉱物のどアップ写真をバシャバシャ撮りまくる妻を、夫はどんな思いで
眺めていたであろうか。


だって好きなんだもん。 ビバ、鉱物!


さて、次に向かったのが「American History Museum」。

ここでは、蒸気機関車から始まるアメリカの乗り物の歴史が辿れるコーナーや、日本人にも馴染みの
ポップカルチャーを紹介するギャラリーなど、楽しい展示が目白押しである。

で、私の目的はというと、あの料理研究家ジュリア・チャイルドのキッチンが完璧に再現されている
エキシビション。
映画『Julie & Julia』で彼女の魅力のトリコになり、自伝『My Life in France』も何とか読みきったほどの
ジュリア・チャイルドファンを自認する私としては、そりゃ観に行かずにいられまい。


ジュリアのキッチンをじっとりと見つめまくる私と、完全に手持無沙汰の夫。
すまないが、もう少し待ってくれたまえ。

あまりの感激に一度読んだ『My Life in France』を売店で買いそうになるも、やはり夫に止められた。

「Amazonで買ったほうが安いよ」

・・・冷静ですね。


本日最後に訪れたのが「Air & Space Museum」。


数あるスミソニアン博物館群の中でもトップクラスの人気を誇る、らしい。

けど、フロリダでKennedy Space Centerを体験してる私らにとっては、巨大なロケットの展示も
「おー、これね、知ってるよ」
くらいの薄い感動しかないのである。

かなりヘトヘトだったこともあり、さらっと見ただけで終わりにしてしまった。
なんか混んでたし。


夕方からCapitolの前庭で予定されているフリーのコンサートを聴きに行こうと思っていたのだが、
あまりの疲労に予定変更。
DC最後の夜、のんびり美味しいものを食べて、のんびり帰ろうじゃないか、ということになった。

というわけで、私がチョイスしたのはベルギー料理の人気店『Brasserie BECK』です。


メニューには数えきれないほどの種類のベルギービールがずらーーっと並ぶ。
一体ぜんたい何銘柄あるんだろう・・・?


お約束のSteamed Musselsもいろいろあります。
これは確か、with Fennel & Chorizo Sausageだったかな。
美味しかったけど、シンプルなやつも食べてみたかった。


Toasted Garlic Baguette with a Fricassee of Mushrooms
きのこの香りが広がるフリカッセが濃厚で美味!


珍しくデザートまでオーダー。 Belgian Bread Puddingは罪作りなお味でございました。

初日のビストロもそうだったが、この店もパンに添えられるバターがびっくりするほど美味しかった。
マイアミにはないよなあ、そういうところ。


とまあ、気づけばあっというまに3泊4日のDC旅行は終了です。

歩いて歩いてヘトヘトな旅だったけど、見どころ盛りだくさんで楽しかったなあー。

でも、ほんとは観たいところがもっとあった。
博物館ばかりハシゴして美術系のMuseumには行けなかったし、Spy MuseumやFBIにも・・・。
ナイトツアーも楽しそうだった。


帰りの機上で「近いんだし、絶対また来よう!」と誓った旅でありました。


見どころ多すぎるぞ、DC!(2)

2011-09-03 14:58:42 | 旅のはなし
9月3日(土)のちのち


DC2日目はやや雲ゆきが怪しい朝です。


駅までの道沿いは、マイアミではお目にかかれないようなヨーロピアンな雰囲気の建物が多くて楽しい。
キョロキョロしすぎて挙動不審な私にひきかえ、夫は脇目もふらずにスタスタ。
ほんっと建築物に興味のない人だ。


今日と明日はツアーバスを利用することにしたので、始発のバスに乗るべくUnion Stationへと向かう。
なんせ広大なエリアに見どころが散在しているので、メトロと徒歩で移動するだけではしんどすぎる
ことに気づいてしまったのだ。

DCの観光スポットを巡ってくれるツアーバスは何社かあるが、どれも巡回しているバスに好きな場所で
自由に乗り降りするという、いたってお気軽なシステム。
観光名所の前には必ずバスストップがあって便利だし、利用者はけっこう多い。


さて、そのバスに乗り込んでまず向かったのが、目的地としてはDCの中心地から一番遠くにある
「Arlington National Cemetery」。
ポトマック川を渡ってすぐとはいえ、ここはもうお隣りのヴァージニア州である。

20万人以上(!)の人が埋葬されているだけあって、ものすごい数の墓石だ。
広大な敷地といえども、「ひしめきあってる」ってカンジ。


地面の下で「狭いね、しかし」とか言ってそう。


ジャック&ボビー・ケネディとジャクリーンのお墓。
ウンザリするほど広い墓地の中で、ここだけ人口密度が異常ぉーに高い。

少し雨に降られたこともあり、「硫黄島メモリアル」までは足を延ばせずに終了。
残念だけど、もう歩き疲れたからいいや。


午後は天気も回復して、日差しが痛いほどのピーカンに。


これまた大人気の「Lincoln Memorial」。
神殿風の建物がかなり巨大なので、中に納められているリンカーン像がちっこく見えます。


ホワイトハウスは警備上の都合なのか、そうとう遠くからしか拝めません。(望遠で撮影)
そりゃそうか。
しかもものすごい人垣をかきわけて、やっとこさ「覗く」というカンジ。
それよりも、ビジターセンターで上映してる紹介ビデオ(オバマ夫妻も登場)が面白かったな。

その後、「Washington Monument」まで辿り着いたあたりで、2人とも体力的に限界が・・・。
だってさー、近そうに見えるのに、歩いてみるとどこもかしこも遠いんだよー。
暑さにヘバって、夕方にはまたMuseumに入って涼んでしまいました。


今晩はDupont Circleまで戻って『SUSHI TARO』で和食~♪


鮭といくらの親子丼。 まあマズイわけがないわな。