goo blog サービス終了のお知らせ 

JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

まさかのカリビアンクルーズ再び!(6)

2013-05-30 10:10:48 | 旅のはなし
5月30日(木)ときどき


朝目覚めてテラスに出ると、もうすでにAllureの前方に島の風景が。
今回の旅の最後の寄港地、セント・マーティンでございます。

セント・マーティンといえば、島の北半分がフランス領、南半分がオランダ領で、ガイドブックによれば
<まったく異なる文化に出会えるユニークな島>というのが売り文句、らしい。

“熱帯のプロヴァンス”とも呼ばれるフレンチ・サイドで本格的なフランス料理を楽しみ、
個性的な店が連なるダッチ・サイドでは思う存分ショッピングを♪


だそうですよ。

しかし、私がセント・マーティンに上陸したかった理由はぜんっぜん違うところにあるのだ。
「地球の歩き方」には1ミリも触れられていないものの、スリルに満ち溢れた楽しい観光スポットが
セント・マーティンには存在するのですよ。

それは、マリゴからもフィリップス・バーグからも遠ぉーく離れた西の外れにある「マホ・ベイ・ビーチ」。

ものすごくキレイなマリンブルーの海が拝めるビーチだが、ポイントはそこではない。

ここの特徴は、すぐお隣りに国際空港があって、その滑走路がビーチすれすれまで伸びていること。

つまり、着陸態勢に入った飛行機が尋常じゃない角度で下りてくるのを、ワーワー言いながら見ることができる
スリル満点のビーチ、というわけ。
以前なんかのバラエティー番組を見ていてここのことを知った私は、それはそれは衝撃を受けて
「いつか絶対行ってみたいっ!」と、その機会が訪れるのを虎視眈々と狙っていたのである。

そう、私にとっては、セント・マーティン=美味しいフレンチでも洗練されたショップでもなんでもなく、
<でかい飛行機がすれっすれに降りてくるのを見物できる島>なのだ。

我ながら興味の対象が中学生レベルでお恥ずかしいが、幸いなことに夫もこういったアトラクション(?)に
目がないので、意見がぶつかることもない。

<心は中2>の四十路カップル万歳! (←ちょっと怖い)


こじんまりしたビーチの外れには、やや寂れた感のあるバーがあり、その店の横に「本日のカクテル」ならぬ
「本日のランディング予定」が。


ここの客は、これを見て「そろそろ来るなー」となると皆ワラワラとビーチに出てくるらしい。
私たちもじっくりとスケジュールを確認。

そうこうしてるうちに、沖の方角から近づいてくる機影が!




ちっこいプロペラ機だったので、皆の反応は「なーんだ」といったカンジ。

やっぱりジャンボ! ジャンボが来てこそのマホ・ベイ・ビーチでしょ!!

ジャンボ、カモーーンっ!!

・・・皆さんのそんな期待がひしひしと感じられます。

頭がバカになりそうなほどの灼熱の空の下、何度か通過した小型機を仰ぎ見ながら撮影テクニックの向上に
励んだ30分あまり。

そして、とうとうその瞬間がやってきた。

それがこちらの写真です。



ぎょえーーーーっっ!!!



ぶっとんだっ!!

わかっていたけど、それでも実際に体験してみると、そのあまりの迫力とスリルにぶっとびましたよ!!

いいの? こんなのホントにいいのっ??

危なくないのっっ!?

いやはや、しばらくは興奮冷めやらぬ私たちでありました。


あー、面白かったな、セント・マーティン。
またひとつ夢が叶いました。

中学生レベルの夢だけど。

あ、でもひとつだけ補足すると、街に戻ってからジュエリーもひとつ買ってもらったんだった。

立ち並ぶジュエリーショップのショーケースで、好きなブランドの新作を凝視したまま動かない私に
「・・・気に入ったなら買ったら?」と予想外の(そして気だるい)反応をする夫。

デカイ飛行機を見て気も大きくなってしまったのか、もしくは暑さでちょっとヤラれてしまったのか。
どっちにしてもラッキー!
「ありがとぉーー!」を100万回くらい連発して買っていただきました。

飛行機のみならずジュエリーまでも@セント・マーティン

幸せな1日でございました。


本日の夜のショーはKenny Jamesというやや谷村新司っぽいエンターテイナーのワンマンショー。

全然知らない人だけど、どうやら昔『American Idol』みたいな番組で13週勝ち抜いたことがあるらしい・・・。
何を歌っても上手いし、コミカルでテンポのいいステージは最後まで飽きることがなかったよ。


(つづく)

最新の画像もっと見る

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。