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JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

Lucky Brandよ、どこへ行く。

2009-02-25 09:58:45 | あれやこれや
「Lucky Brand Jeans」というカジュアルウェアのショップがある。

San Diego時代から気に入りの店のひとつなので、モールなどで見つけた
時には必ずチェックすることにしている。

マイアミに来て、3年ぶりにLucky Brandを発見した時にはものすごく嬉しかった
のだが、どうも最近このブランドの服たちに異変が起きているのだ。


変な漢字やフシギな俳句(?)をちりばめたTシャツ。

まんま刺青になりそうな“登り竜”がゴージャスにプリントされたセーター。


以前よりも明らかにアジアンテイスト(しかも微妙)を意識したデザインが
店内にはびこり、私の苦笑を誘う。

背中にデカデカと「中目黒」とプリントされたTシャツを見つけた時には、
おっかしくて夫に報告してしまったが、
「日本人がMAUIとか書いてあるTシャツ着てるのと一緒でしょ」
と冷静にコメントされてしまった。

そう言われりゃそうだ。

それ以降は、LuckyのTシャツに「多摩」と書いてあろうが、「回収」と書いて
あろうが、「登録商標」と書いてあろうが、軽く受け流すことにした私である。


しかし、だ。


先日、とうとう「それは一体!?」とツッコミを入れざるをえない、ウルトラ級
におかしいTシャツを発見してしまった。


これです。





(Lucky Brand Jeans official websiteより拝借)


もうなんと言えばいいか・・・・ツッコミたいことがありすぎて、言葉がでてこない。

しかも、このTシャツ、なんとキャッシャーのお兄ちゃんが着用してたのだ。
会計を待つ間、どうしてもどうしても無視できなかった私を誰が責められようか。

「それ・・・interestingだね」

そう声をかけると、彼は目を輝かせて、「そう思う?新作なんだよー!」と
大変嬉しそうな様子だ。

日本語が読めると伝えたら、「これって合ってる?日本にあるのと同じ?」と
いう微妙な質問が・・・。

「そういうのは日本で見たことなくて“ほんのちょっとばかし”奇妙なカンジね」
と、私にしてはツッコミたい気持ちをオブラート100枚くらいで包んだような
コメントをしてあげたが、瞬く間に不安そうになる彼。
どうやら自信がなくなったようだ。

あまりにも気の毒で、「あ、でも、超クールだよ!」と大嘘をついてしまいました。

「でしょー?僕も超イカしてると思ってるんだよねー!」

・・・・・・。

彼の輝くばかりのスマイルを見て、<嘘も方便>と心の中でつぶやきながら
Luckyを後にした私である。


あー、びっくりした。

Lucky Brand Jeans、一体どこに向かっているんだろう。

衝動的Valentine's Dinner

2009-02-16 22:46:27 | 飲み食いのはなし
2月13日の金曜日。

リメイク版「13日の金曜日」全米公開の日であったこの日(どうでもいい?)、
会社から帰宅した夫の手に、なんとバラの花束がっ!!!

きゃーーー!
もしかして、明日Valentine's dayだからですかーー??
嬉しい嬉しい嬉しい!!

予期していなかっただけに、飛び上がらんばかりに喜んでしまった。
ちょっと恥ずかしい。

「花なんかもらって、ホントに嬉しいかぁ~?」
とか言ってる世の男性たちよ、悔い改めなさい。
女は花束をもらうのが大好きなのだ。
それがたとえ、スーパーの店頭で叩き売ってるような花であってもだ。

夫も言っていた。
「Walgreensで売ってたから」

・・・・ドラッグストアですか・・・・。

いやいや、それでも嬉しいものは嬉しいのだ。

アメリカのValentine's dayは、どっちかというと男性が女性になにかを贈るのが
一般的で、TVCMなどでも「2/14に彼氏からジュエリーもらってニッコリ」的な
シチュエーションをよく見かけるのもそのためだ。
素晴らしい。


嬉しいついでに、その夜は近所のレストランにValentine's dinnerと洒落こむ
ことにした。

美味しいスペイン料理が食べれるという噂の「Por Fin」は、Coral Gablesの
ほぼ中心にあるかなり新しいレストランだ。
どうも、ゼネラルマネージャーが日本人らしい、という話も聞いている。
興味シンシンだ。

その日いただいたのは、こんなお料理。


TUNA TARTARE
マグロとアボカドを使ったアペタイザー。
「スパニッシュか?」と思ったが、この店のSiganture Dishのひとつなので注文
してみた。この組み合わせでマズくなるわけありません。美味美味!


CARLO'S SALAD
これもSiganture Dish。このサラダが本当ーーに美味しかった。
新鮮なグリーン、プリップリのエビちゃん、そして上に乗せたアツアツの揚げたて
ポテトの組み合わせが絶妙!ドレッシングも日本人好みなのだ。


CATALAN STYLE SEAFOOD RICE
メニューを見て「これってパエリアだよね?」と聞いてしまったが、紛れもなく
パエリアでした。しかも、昔スペインで食べた味と同じだった!!
一見「おじや」のようなのに、きちんとアルデンテ(ていうの?)のお米が最高。


TORRIJA
チョコレート嫌いの私がチョイスしたデザート。
説明読んでもよくわからなかったが、要は「ものすごぉーく贅沢に作ったフレンチ
トースト」みたいな味。
ウルトラ美味しいけど、カロリー的な罪悪感もウルトラ級です。

途中で噂の日本人GM・Nさんがテーブルに挨拶しに来てくださり、「まだまだ
これからなんですよ」とおっしゃっていたが、十分素晴らしいレストランですよ、
Nさん!
今度はポルチーニのリゾット食べに来ます。

花とワインと美味しいディナーで、至福の夜でありました。
ありがとう、夫!!

美味いイチゴは光るのだ

2009-02-10 23:30:38 | イベントごとのはなし
いやー、このマイアミで、まさかイチゴ狩りができるとは思っていなかった。

赴任妻仲間のKさんから「行こうよ!美味しいパンも売ってるらしいよ!」と
ノリノリなお誘いがあり、行ってまいりました<Knaus Berry Farm>。

うちからUS1で40分ほど南下したHomesteadにある家族経営のfarmだが、
今の季節は地元の人々に大人気のスポットらしい。
こっちにきてから美味いイチゴに出会っていない私としては、「とかいっても
ホントに美味しいかな~?」くらいの気分で参加したのだが、これが素晴らしく
お得で楽しいイベントだったのだ。

Kさんの誘いで集まったのが、総勢7名の赴任妻たち。
Knaus家の納屋の裏?みたいなところで「イチゴ摘みたいんですー」と言うと、
なんだかピーターラビットの絵本から抜け出してきたような風貌のおばあさんが
空のパックを渡してくれる。

特に入場料などはなく、摘んだイチゴの重さを最後に測ってお支払い、という
システムらしい。
つまり、畑で摘みながら食べちゃうぶんは無料!
ラッキー!

無料という言葉に弱い一行は、意気揚々と畑に向かうのだ。



おおお!

むちゃくちゃ美味しそうにピカピカ光るイチゴたち!!

試しにひとつ食べてみると・・・ おおっ!甘くてジューシー!!

マイアミのイチゴなんて・・・と見くびってた私を許しておくれ。
君たちはまさに極上のイチゴたちだよ。

そんな風にイチゴに話しかけながら、次々に摘み取っていく私。
ふと眼を上げると、一同無言でひたすらイチゴを摘んでいる。
この暑さの中、おしゃべりで体力を消耗するのを無意識に避けているようだ。
主婦はしたたかなり。

日差しで頭がフラフラしてきた頃、どうやらパックもいっぱいになったので
お会計してもらう。

明らかにスーパーで買うよりも安い価格に、
「ちょっと!こんなに入って4ドルですって!」
「やだー、安くない??」
「安いわよ、安いわよ~」
と、場違いにも日本の主婦まるだしの会話で盛り上がる私たち。

大喜びで、採れたてトマトやほうれん草も購入し、もちろん名物のシナモン
ロールもゲットしたことは言うまでもない。

楽しかったー、Knaus Berry Farm。
今年は4月いっぱいまでやってるらしいから、また行っちゃうかも。




(イチゴのピカピカ光るカンジを写真に残せない、自分の腕のなさが恨めしい。)