goo blog サービス終了のお知らせ 

JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

至福のホームベーカリー体験

2011-05-23 19:03:48 | 飲み食いのはなし
およそ常識では考えられないような衝撃の「レーズンパン」体験をしてからというもの、
これまでにも増して
「アメリカのパン屋はほんっとぉーーにダメだ」
という認識を深めた私。

こうなったら、やっぱりあれだろうか。

美味いパンを食べるために、いよいよホームベーカリーの世界に飛び込むべきだろうか。

あ、

ホームベーカリーつってもあれですよ、いわゆる<パン焼き器>なるものに手を出す
ってことですよ。

自分の手で生地をこねたり発酵させたり成形したり焼いたりなんてぇこと、
このウルトラ面倒くさがりの私がやるわけがありません。
無理無理、ぜったい無理。


てことで「楽ちんホームベーカリーが欲しいなあー・・・」と漠然と思っていた矢先、
帰任が決まった友人とムービングセールの話をしていたら
「あら、それならうちで使ってたやつを売りに出すわよ、私」
なんておっしゃるじゃないですか!

これってまさに天の思し召しってやつ?

かなりフライング気味に
「買います買います!」
と手を挙げて、彼女のホームベーカリーは見事私のものとなった。


こうして我が家にやってきたホームベーカリー「パン君」(←勝手に命名)。

ドキドキしながら材料を投入して焼いた初作品がかなりの失敗作だったので
(誰でも簡単に焼けるはずじゃなかったのかよ・・・ダマされたぜちくしょうっ)
と意気消沈したものの、よくよく確認すると計量を大幅に間違えていたことが判明。

つまり、1000%自分のせいであった。

猿でもわかるように説明してある絵本のような取説なのに間違えるとは・・・。
我ながらどんだけ読解力が低下してるのかと不安になる。


さて、気を取り直して二度目の挑戦。

「できあがり」のチャイムが鳴り、確実に初回よりもいい香りの漂うキッチンで
パン君を開けてみると・・・。



おおおーーーーっ!

焼けてます!

しかも美味そう!

粗熱を取るために型から出してみると、ふくらみも十分な立派な食パンが登場。




大ハシャギで夫を呼びつけて成功を祝うも、私の100分の1くらいしかパン好き
ではない彼にとっては、さほどめでたい出来事ではなかったに違いない。

それなのに、スーパーハイテンションな私にあわせて
「あー、ほんとだ、すごいね!」
と手を叩いて喜んでくれた我が夫・・・本当にいい人だ。


スライスして食べてみた食パンは十分すぎるほど美味しかった。
もちろん、「アンデ〇セン」とか「ポン〇ドール」とかの高級食パンには負けるだろう。
が、こんな美味い食パンはマイアミでは絶対に買えないのだ。
そこが一番のポイントなのだ。


こうして、我が家は好きな時に好きなだけ焼きたての食パンが食べれる家になった。

ホームベーカリーってすごい!

今朝もまた、感動に打ち震えながら食パンをハムハムしていた私です。

思い切って開けちゃった日

2011-04-20 09:24:03 | 飲み食いのはなし
めでたくも夫が〇〇歳の誕生日を迎えた。

バースデー当日、出張続きでボロボロの彼は、世にもめでたくなさそうな
重い足取りで会社に行き、夜も遅くなってから、萎れた青菜のような様子で帰宅。

そんな状況で
「あ、はっぴーーーばーすでぇーーーーーっっ!!」
と大ハシャギでお祝いディナーを供するのもどうかと思ったので、お祝いは
週末に持ち越しとなった。

で、週末。


最近お疲れの彼のためにも、ここはひとつ、好物を取りそろえたディナーを
用意してあげたい。

お、いつになく“良妻モード”じゃん、私ってば。

やけにはりきって鼻息も荒くステーキ肉に下味をつける私であったが、実は
それには訳があった。


そう、今晩は、思い切って開けちゃうことにしたのだ。


オ・・・オ・・・「オーパスワン」をなっ! (←鼻息荒すぎ?)


常日頃飲みまくっている安ワインと比べて、ざっと10倍以上もの値がつく
OpusOneだが、なんと我が家に1本あったのである。

もちろん普通なら絶対買いませんよ、こんな高いワイン。

数か月前、ひょんなことで「あぶく銭」をつかんだ夫が(※罪は犯してません)
浮かれて買って帰ってきたのだ。

我が家にはOpusOneがある・・・

そんな軽いセレブ感を味わいつつ、1本1000円くらいの安ワインたちの間に
ゴロンと寝かせておいた日々であった。

アメリカですら、店でオーダーしたら$250くらいはするシロモノだ。
なんかもう、毎日気になって仕方がない。(どんだけ庶民だよ)


いいよいいよ、もうこの際、誕生日だし飲んじゃおうぜ!


そんな私の乱暴な提案に、夫も「そうだね・・・飲んじゃおう!」と意外にも
すぐに賛成してくれた。
彼も気になって仕方がなかったのであろう。


というわけで、ステーキをメインに、彼の好物であるオニオングラタンスープや
レタスウェッジサラダなどを食卓に並べ、とうとう開けちゃいましたよOpusOne。



これが予想外に軽くて最初ビックリしたものの、ものすごーく美味しい!!
特に後味が素晴らしく爽やかで、もうクイックイ飲めちゃうのだ。

「こりゃー美味いっ」と2人してクイックイ飲んでしまったため、当然ながら
あっというまに1本飲み干してしまった。


「・・・・なくなったね」

「・・・・そうだね、美味しかったけど、なんかあっというまだったね」


そう、我が家にはもうOpusOneはない。

もっと大事にチビチビと飲めばよかったかも、と後悔するも後の祭りだ。


あー、また飲みたいよぅ(涙)

『Joe's』にて今季初の○○を食す

2011-02-01 19:45:28 | 飲み食いのはなし
マイアミといえば、そうです、ストーンクラブです。

そして、マイアミでストーンクラブといえば、週末は行列必至の超有名店『Joe's Stone Crab』。

いつでも行けると思って、まだこっちに来てから一度も行ったことがなかった店である。
今シーズンこそ一度は行っておきたいなあ・・・。

てことで、週末に仲良しのT夫妻を誘って行ってみた。


気合を入れまくって6時前に到着したおかげで、すんなりとテーブルに案内された私らだったが、
席についてまず目に入ったのが、このサイン。



へえ・・・そういうこともあるわけ?

ていうか、寒いと身がはがれにくいなんて初めて知ったよ。


さて、そもそも「ストーンクラブ=お高い」ということは覚悟していたが、改めてメニューを見て
その覚悟をもサックリ超えてきたお値段に軽くのけぞる。

「LARGEで$45、JUMBOだと$65だってよっ!」

「高ぇ~~~~っ!!」

ちなみに、LARGEとはやや大きめのストーンクラブが5つくらいの盛り合わせであり、
JUMBOとは店で出せる一番大きなサイズのストーンクラブが、やはり5つくらい乗ったものであるらしい。

いくらなんでも、カニの手が5つで65ドルってアンタ・・・。


まあしかし、せっかく来たことだし、頼みましたよ。

JUMBOを含めた盛り合わせをね。



この手前のやつが一皿$65のJUMBOです。

確かにJUMBOだ・・・ちょっと華奢な女の子の手くらいはあるんじゃ?

ものすごい高いのにこんなことを言っちゃアレだが、このサイズともなると、見た目のグロさに
ちょっとひいてしまう私である

いやいや、食べてみれば美味しいよ。

確かに身がはがれにくくて若干食べにくいけど、間違いなく美味しいよ。

ただ、この手がひとつ1200円くらいするかと思うと・・・どうだろう・・・・。


大量のカニたちと格闘しながら「ストーンクラブは買って食べたほうがいいや」と確信した夜です。

里帰り日記(5)食いしん坊万歳!

2010-10-30 06:15:00 | 飲み食いのはなし
いつものことだが、今回の里帰りもほんっとに色々食べまくった。

まさに「思い残すことなく」といったカンジで、毎日毎日グルメ三昧となってしまうのは
海外赴任者の宿命であろう。
1年もの間、「あー、日本に帰ったらアレが食べたいっ!」と思っていたあれやこれやを
ほんの2週間くらいで全部食べようとするんだから、そりゃー大変なもんだ。

というわけで、里帰り日記の最後は、日本で食べたものについて、珍しく結構写真を
撮ってきたので、その一部をご紹介。



都内で宿泊していたホテルの中のレストランにて、ランチに食べた「ねばトロ元気丼」。
その名のとおり、トロロ、めかぶ、オクラ、納豆などのネバネバするものばかりが
これでもかっと投入されています。
私は非常に美味しくいただいたが、隣りで同じものをオーダーした外国人カップルは
まったく食べれずに途方に暮れていた。 そもそも何でコレにしちゃったの?


マイアミでお世話になったI夫妻と久々の再会を祝して、大崎の居酒屋にて。
普通の居酒屋が久しぶりの私たちは、大ハシャギでオーダーしまくる。
結構何でも美味いわりにマジ安い! やっぱり日本の居酒屋はいいなあ~~。


わりにちゃんとした天婦羅屋だったのに、サクっと感がなく残念だった天丼。
そして、個人的には海老2本なんて要らなくて、実は野菜オンリー天丼が好きな私。
あんましないよね。


今回の里帰り中、もっとも強烈なインパクトがあった食べもの。
「ジャンクガレッジ」という人気ラーメン店の名物「まぜそば」と「ラーメン」です。
うどんのような太さの麺と、なんとも形容しがたい味の濃厚なスープ(というかタレ)に
弱ってきていた私の胃は完全にぶっとばされた。
好きな人にはたまらないのかもしれないけど・・・うーん。。。
ラーメンというよりも、まさに「ジャンクフード」と呼ぶべきシロモノ。


あまりに田舎すぎてなーーーんにもない私の実家周辺だが、なぜだか素晴らしく美味い
台湾料理屋が1軒だけあるのだ。
数年前、従弟に「すっげえ美味いよっ」と連れてきてもらって以来の大ファンです。
今回はお昼だったんで、残念ながら2品のみ。
台湾五目そばと牛肉炒飯。 この炒飯てば、夢のように美味かった・・・(泣)


こんなカンジで(もちろん他にもたくさん)食べまくった2週間、そりゃ太るわなー。

マイアミ戻ったら、またジム通いだっ!

里帰り日記(3)宇都宮といえば

2010-10-28 23:10:22 | 飲み食いのはなし
折しも日本は秋まっさかり。

秋といえば、美味しい食べ物に温泉でしょう!

てことで、今年もやっぱり行ってしまいました、温泉1泊の旅。
今回は鬼怒川温泉です。
実家から2時間も走れば着いてしまう、お手軽なドライブ旅行である。

楽しいなったら楽しいなっ♪


当日、小雨が降る中を出発し、まず向かったのは宇都宮。

なぜか?

夫が珍しくハリきって「昼は宇都宮に寄って餃子を食べよう!」と主張したからです。

そう、思えば彼は餃子が大好き。

PCでチクチク何を調べてるのかと思ったら、宇都宮の有名な餃子店をリサーチしてた
らしい。

そういうことなら、喜んでつきあおうじゃありませんか。


ナビに従って東北道を下り、宇都宮の市街地に向かって車を走らせる。

私の想像の中の宇都宮ってところは、もう右を向いても左を向いても餃子屋ばっかし!
街には餃子のニオイが充満!みたいなイメージだったのだが、そんなことは全然なかった。
そんな乱暴なイメージを持っていたことを、ここで宇都宮の方々に詫びたい。

がしかし、高速下りてから目指す店に辿り着くまで、まったく餃子専門店を見かけないと
いうのもいささか不安ですが。
こんなもんなんですかね。

で、辿り着いた有名店が「餃子の正嗣」戸祭店。

外から覗くかぎり、いたってフツーの“町のラーメン屋”みたいな雰囲気である。
入っていくと、平日の昼時とあって、結構なにぎわい。

空いているカウンター席に座り、一見さんらしく店内をキョロキョロ見回してるうちに
私たちはある重大なことに気づいた。

メニューである。



ザッツ・オール。

驚くべきことに、この店は本当に「餃子しかやってない専門店」だったのだ。

(えー、マジで?)
(ビールもゴハンもないの??)

心の中でそうつぶやく私たちの動揺をよそに、常連さんらしき人々が次々とやってきては
「焼き2、水2」
「水3で」
などと慣れたカンジで注文している。

すげー。。。

正直ライスも食べたい私たちだったが、こんなアウェーの地でないものを出せとは言えず
おとなしく
「焼き2、水2で・・・」
とオーダーする。

まずやってきたのが水餃子。



このボウルの中に、お好みでしょう油・酢・ラー油を加えて、スープのようにして食べる
らしいが、こういうスタイルが初めてなもんで、加減がイマイチわかりません。
でも、さすがに餃子はぷりっぷりで美味い。



焼き餃子は、水と違って皮が薄めのパリパリな仕上がり。
これまたもちろん美味いです。

けど、食べれば食べるほどゴハンかビールが欲しい・・・。

後半確実に餃子に飽きてきた私と違い、夫はかなりのハイペースで「焼き1、水1」を
平らげ、私が残した分もせっせと食べていた。

さすがです。


その後、コンビニで立ち読みした「るるぶ栃木」の中で、この店は
<ガンコに餃子のみで勝負する硬派な『正嗣』はツウが通う本格専門店>
などと紹介されていた。
知らなかったとはいえ、しょっぱなから本格派に挑戦しちゃったわけね。

かなりビックリしたけど、餃子専門店「正嗣」は安くて美味い店でした。


というわけで、昼から餃子で重い腹を抱え、お次は日光→鬼怒川へ向かいます。

悦楽のストーンクラブ

2009-03-12 22:47:23 | 飲み食いのはなし


うららかな土曜日の朝、近所でやっているfarmer's marketに行く。

1月~3月まで毎週土曜日に開かれているこのmarketは、規模こそ小さいものの
Coral Gables住人に大変愛されているらしい。
行きたい行きたいと思いつつ、これまでチャンスがなかったので、実は初体験だ。

今日のお目当ては、ずばり「フロリダ産ストーンクラブ」。

マイアミ名物のこのカニは、今の時期しか食べられない高級食材。
これまた、食べたい食べたいと思いつつ、これまでチャンスがなかった。

というか、
レストランで食べると高いらしいし、かといってWHOLE FOODSとかで買おうにも
「$23/1パウンド」もするんですよ、奥さん。

買い物の度に、ショーケースの前にしばし佇んでは
「23ドル・・・23ドル・・・・・・・・・今日はやめよう」
ときびすを返していた日々であった。

Coral Gablesのfarmer's marketで安くて美味いストーンクラブが買える、
という貴重な情報は、実はお世話になっている美容師さんから教えてもらった。
彼もこの町の住人なのだ。

楽しげににぎわうmarketで、デカデカと「STONE CRAB」と書いてあるテント発見。

えーと、なになに?

フロリダ産が、1パウンド、10ドルっっっ!?

安っっ!!

WHOLE FOODSの半額以下ですよ、奥さん!

1秒で購入を決定し、しかも調子に乗って2パウンド+特製ソース($2)まで
買ってしまった私たち。
見たところ大きさも十分だし、大満足である。




その晩はもちろん、ストーンクラブ&シャルドネ。

軽くゆでたカニを、木槌がないのですりこぎで思いっきり叩いて割る。
ものすごーーく堅いので、何度も叩いてやっと割れる。
ちょっとしたストレス発散にもなる体験だ。

中から現れた身は、プリップリで本当に美味しい。
特製ソースをほんのちょびっとつけるだけで、濃厚な味が口いっぱいに広がる。
いやー、幸せ!

これがまた、シャルドネにあうのだよ~~~。

なんだろうなー、この美味さ。
いっぱい食べたらバチがあたるような気がするというか、そうそう、なんか
「罪つくりな味」なのだ。
フォアグラにも通じるかも。

その晩は、シャルドネカニシャルドネカニシャルドネカニ・・・を繰り返しつつ
幸せに暮れたのでした。





衝動的Valentine's Dinner

2009-02-16 22:46:27 | 飲み食いのはなし
2月13日の金曜日。

リメイク版「13日の金曜日」全米公開の日であったこの日(どうでもいい?)、
会社から帰宅した夫の手に、なんとバラの花束がっ!!!

きゃーーー!
もしかして、明日Valentine's dayだからですかーー??
嬉しい嬉しい嬉しい!!

予期していなかっただけに、飛び上がらんばかりに喜んでしまった。
ちょっと恥ずかしい。

「花なんかもらって、ホントに嬉しいかぁ~?」
とか言ってる世の男性たちよ、悔い改めなさい。
女は花束をもらうのが大好きなのだ。
それがたとえ、スーパーの店頭で叩き売ってるような花であってもだ。

夫も言っていた。
「Walgreensで売ってたから」

・・・・ドラッグストアですか・・・・。

いやいや、それでも嬉しいものは嬉しいのだ。

アメリカのValentine's dayは、どっちかというと男性が女性になにかを贈るのが
一般的で、TVCMなどでも「2/14に彼氏からジュエリーもらってニッコリ」的な
シチュエーションをよく見かけるのもそのためだ。
素晴らしい。


嬉しいついでに、その夜は近所のレストランにValentine's dinnerと洒落こむ
ことにした。

美味しいスペイン料理が食べれるという噂の「Por Fin」は、Coral Gablesの
ほぼ中心にあるかなり新しいレストランだ。
どうも、ゼネラルマネージャーが日本人らしい、という話も聞いている。
興味シンシンだ。

その日いただいたのは、こんなお料理。


TUNA TARTARE
マグロとアボカドを使ったアペタイザー。
「スパニッシュか?」と思ったが、この店のSiganture Dishのひとつなので注文
してみた。この組み合わせでマズくなるわけありません。美味美味!


CARLO'S SALAD
これもSiganture Dish。このサラダが本当ーーに美味しかった。
新鮮なグリーン、プリップリのエビちゃん、そして上に乗せたアツアツの揚げたて
ポテトの組み合わせが絶妙!ドレッシングも日本人好みなのだ。


CATALAN STYLE SEAFOOD RICE
メニューを見て「これってパエリアだよね?」と聞いてしまったが、紛れもなく
パエリアでした。しかも、昔スペインで食べた味と同じだった!!
一見「おじや」のようなのに、きちんとアルデンテ(ていうの?)のお米が最高。


TORRIJA
チョコレート嫌いの私がチョイスしたデザート。
説明読んでもよくわからなかったが、要は「ものすごぉーく贅沢に作ったフレンチ
トースト」みたいな味。
ウルトラ美味しいけど、カロリー的な罪悪感もウルトラ級です。

途中で噂の日本人GM・Nさんがテーブルに挨拶しに来てくださり、「まだまだ
これからなんですよ」とおっしゃっていたが、十分素晴らしいレストランですよ、
Nさん!
今度はポルチーニのリゾット食べに来ます。

花とワインと美味しいディナーで、至福の夜でありました。
ありがとう、夫!!

うそタコスでランチ

2009-01-14 23:12:26 | 飲み食いのはなし
近所に住む友達・Y子ちゃんを招いて、我が家でタコスランチ。

実はもう一人同じ名前の友人がいるのだが、そちらのY子ちゃんが
“伝説のTacos Eater”という異名をとるほどのタコス好きなのに対し、
こちらのY子ちゃんはなんと「タコスを食べたことがない」という。

それはイカン!

ということで、メキシカンに大して詳しくもない私であるが、彼女にタコスを
紹介する大役を買ってでた次第だ。

が、改めて考えると、タコスの定義ってなんだろう・・・。

所詮はカリフォルニアで“アメリカン・メキシカン”しか食べたことのない
私には、彼女に本場メキシコのタコスを食べさせてあげる自信はない。

なので、あらかじめ「うそタコスの会だよ」ということにした。

用意した具は、
・自家製チリコンカン(栗原はるみレシピ)
・スーパーPublixで購入したTacos Mixで調理したチキン
そしてお馴染みのレタス・トマト・チーズ。
サワークリームやワカモレも捨てがたかったが、カロリーの都合上カットだ。

あと、個人的に大好きな冷たいガスパチョも作ってみた。
もはやメキシコ料理ですらないが、どっちにしろ「うそタコスの会」だから
いいのだ。

そんな中、Y子ちゃんが
「半年くらい前に買った変な瓶詰めがあるんだけど、もしかしたらあうかも
 しれないから持って行こうかな」
と言う。
ハリケーンシーズンに備えた買出しの際、「これはどうやら火を通さなくても
食べれそうだ」と判断してまとめ買いしたものの、どうやって食べるのかも
わからず、そのままとってあったのだそうだ。

よくよく商品名などを聞くと、それは紛れもなくTOSTITOSブランドのサルサ
ソースのことであった。

Y子ちゃん・・・メキシコ料理の知識皆無な夫婦が、何故そのチョイスを?
しかもハリケーンに備えて??

喉元まででたツッコミをぐっとこらえ、「ぜひ持ってきて」とお願いする。


そんなY子ちゃんだが、タコスもサルサも大変気に入ったようだった。
ほっとひと安心。
サルサソースはまだ自宅にたんまりあるそうなので、1瓶いただきました。
しかも大瓶・・・・愉快だ。




それはそうと、タコスの腹持ちのよさはスゴイ。
その日はずっとお腹いっぱいで、「え?晩ご飯?作る気しないし~」な私でした。


今日もコメダで半笑い

2007-04-13 22:10:25 | 飲み食いのはなし
先日、近所の公園で友人と花見ピクニックを楽しんでみた。
晴れた日に外で満開の桜を愛でながら食べる弁当というのは、どうして
あんなに美味しいんだろう。。。
日本人でよかった、としみじみしますな。



その帰りに寄った<コメダ珈琲店>での出来事。

<コメダ珈琲店>とは、愛知県民で知らない人はいない、名古屋発祥の
超有名喫茶店チェーンだ。
アメリカで石を投げればスタバに当たるように、愛知では確実に<コメダ>に
当たると思われる。

そのぐらいポピュラーかつありふれた喫茶店なんだけれど、私のような
新参者からすれば、ツッコミどころ満載の愉快な店なんだなあ、これが。

まず、飲み物を注文すると、必ず添えられてくる「豆菓子」。
すごいミスマッチ。
でもこれが、なかなか美味い。
豆菓子をポリポリつまみながらコーヒーを飲むのが<コメダ>スタイル
なのだね。

そして、<コメダ>の名物といえば、言わずと知れた「シロノワール」だ。
そのお洒落なネーミングからは想像もつかない強烈なたたずまいに、
注文したことを軽く後悔すること請け合い。
「でっかいデニッシュにソフトクリームのっけてみたけど文句ある?」と
挑んでくるかのようなディープインパクトなデザートです。

・・・と、<コメダ>における過去の半笑いエピソードを思い出しつつ、
「じゃ、今日はおとなしめで」とウィンナーコーヒーをオーダーした私。

そこに登場したのが↓写真のブツ。



ク、クリーム、山盛りすぎじゃないですか?

やはり半笑いでウエイトレスさんを見上げたが、彼女はまったくの無表情。
そっか、これが普通なのか。
That's コメダスタイル。。。

いやこれが、予想外に過去最強の敵だったのだ。

なにしろ、まず「飲めない」。

表面張力によってコーヒーの上に浮かんだ大量のクリームたちは、
ガンとして溶ける気配がない。
カップのふちに口をつけても、一向にコーヒーに到達しないのだ。

しかも、「とりあえずかきまぜよう」と思ってスプーンを入れた瞬間、
どっかり居座ったクリームの下から、貴重なコーヒーがどわわわあっと
こぼれるこぼれる・・・

なんじゃこりゃ。
私に対する挑戦か?

目の前では、友人が同じくドボドボこぼしながら必死でクリームと格闘し、
その隣りでは別の友人がミニシロノワールを前にやや呆然としつつも
写真撮影なぞしている。

<コメダ>初級者の私と初心者の友人たちは、こうして思う存分
「不思議空間・コメダ珈琲店」を満喫したのでありました。

いやあ、いいなあ、コメダ。
また行こうっと。

至福のワインめし

2007-03-22 22:03:21 | 飲み食いのはなし


先日、ちょっとめでたいことがあったので、普段の20倍くらいの気合を
入れて晩飯を作ってみました。

いや、白状すると、もともと
「あー、ワイン飲みたい。よっしゃ、週末はワインあけるぞっ」
という確固たる意志があり、その後にふと思いついて
「じゃ、せっかくだからお祝いもするか」
くらいの<後付け祝いメシ>だったんですが。。。

なにはともあれ、「今日は飲むぞぉ~」と決めた日は、メニューを考えるのが
本当に楽しい。
普段、冷蔵庫の中味と相談しながら晩飯の献立を考えるのとは、思考の
レベルが違うのだ。

あー、赤ワインでしょお、いやあ、何を一緒に食べようかなああ~~♪

と、そんな時は、食べたいものがあとからあとから浮かんでくるし、チョイス
するのが一苦労だ。

ウキウキと献立を考え、ウキウキと買い物に行き、ウキウキと料理し・・・・
たかが安ワイン1本くらいで、ここまでウキウキできる自分がやや悲しい気も
する。

で、その日の献立。

・「らでぃっしゅぼーや」から届いた紫芋のチップス
・カボチャとミックスナッツのサラダ
・ガーリックトースト&サルサ
・アスパラガスの豚肉巻きカレー風味
・エリンギとベーコンのフェトチーネ
・チーズ

そしてもちろん大好きなカヴェルネ・ソーヴィニョン!
あーーー、美味かった。。。

ほんとはもうちっと飲みたかった、かも。

なんつって。

葉物地獄

2007-02-02 21:35:50 | 飲み食いのはなし
最近の<らでぃっしゅぼーや>、どうにもこうにも「葉物系」が多すぎや
しませんか?(中部地区)

キャベツ、レタス、白菜、ほうれんそう、小松菜、セロリ、タネ菜、水菜、
セリ、菜花などなどなどなど・・・・

いや、とっても美味しいんですけどね。。。。

この季節、3週連続の丸ごとレタスはかなりキツイ。
夫が苦手なセロリの波状攻撃も、半笑いしつつ実はツライのだ。
かさばるヤツらばかりなので、冷蔵庫の野菜室も悲鳴をあげている。

<らでぃっしゅぼーや>のパレットシステムは、「自分で選べない」から
こそ色んな野菜をバランスよく食べれる、と信じて頑張ってるけども、
どうなんだろう、これ。


なんかレタスばっかり食ってないか、俺?(←夫の心の声)


来週のパレットはぜひ、根菜メインで、どうかひとつ!!

ビバ、オーガニック♪

2006-11-02 22:38:17 | 飲み食いのはなし
最近とみに健康が気になる。
そういうお年頃ってことでしょうかね(^_^;)

で、「健康は食から」ともいうし、始めてしまったよ、
<らでぃっしゅぼーや>で有機野菜の宅配サービス~!

初回のパックが今日届いた。
さすがオーガニック、泥も満載、ついでに虫くんもね。。。
でも、食べるとこれが味が濃くて美味しいのだ♪

今日は、届いた中から大根・根生姜・杓子菜を使って夕食を
作ってみたよ。
「杓子菜」なんて、生まれて初めて食べたかもしれない。
そんな私でもどうにかなるのは、まさにネットのおかげだな。

来週は何が届くかな~。
って、これはちょっとハマりそうです。


ひとり晩酌でごわす

2006-10-12 22:42:57 | 飲み食いのはなし
夫が会社の飲み会で遅いというので、今日はひとり晩酌。
晩酌っつってもビール1本限定ですがね。

ししゃものみりん干し(実家でもらった)
茄子とトマトのカレー味噌炒め(昨夜のおかずの残り)
たくあん

それらをちびちびとつまみながら、「天才!志村どうぶつ園」
でコアラを飼うベッキーを心底うらやましがる。

走り回るコアラ。
ジャンプするコアラ。
取っ組みあいのケンカをするコアラ。

そして時々ビール。

あ~、幸せ。

腹いっぱいの結婚記念日

2006-09-18 23:31:31 | 飲み食いのはなし
結婚記念日。

私にとって、それは「高くて美味いものを腹いっぱい食べられる日」である。

・・・・・・・間違ってる?

美味しいものを美味しい酒とともに、最愛の夫とゆっくり味わう。
素晴らしい過ごし方ではないだろうか。
グルメ大魔王のHさんなら絶対共感してくれるはず。

毎年、2人で素敵なレストランをあれやこれやと物色して、

というのは真っ赤な嘘で、
毎年、結婚記念日に行く特別なレストランを決めるのは100%私である。
どうせ相談してもラチがあかないなら、最初から一人で効率的に決めてやるのだ。

というわけで、今年のレストランは名古屋・栄にある<Issare Shu>という
イタリアンレストランである。
夫がもらってきた古びたグルメ雑誌で見つけ、勘で決めたのだが、ネットで
調べたら多くの人が「すげー美味い」とコメントしていたので、否が応にも
期待が高まる。

当日、腹ペコにもほどがあるだろうという位の空腹状態で店に到着。
店内は明るくシンプルで、思ったよりもカジュアルな雰囲気である。
予約時に『なんかくれ』という期待を込めて「結婚記念日なんですっ」と力強く
伝えておいたせいで、いきなり「おめでとうございます」と迎えられる。
自分で教えたくせに「やだなあ、もう」というリアクションをしてしまう、
恥ずかしがりやの私である。

ここのコースは、6千円・8千円・1万円・1万2千円(シェフのおまかせ)の
4種類。
こんな時は、「困った時は下から二番目を選べ」という正しい庶民の教えを守り、
8千円のコースをお願いする。
ワインは、気前よくボトルで飲むつもりだったのだが、リストを見せてもらったら
一番安くて9千円とかだった。
コース料理よりも高いワインを空ける勇気はない。
グラスでお願いします。

料理については、ちょっとずつを何皿も、という私好みのスタイルで、たくさん
あったので説明もほとんど忘れた。
が、確か
・帆立の洋風茶碗蒸しみたいなのに生うにがのったやつ
・生トリュフのスライスがのった黒米のリゾット
・さより?のカルパッチョ
・なんかとカラスミの冷製カッペリーニ
・フォアグラソテー
・スープかけ?サラダ
・海老とトマトのパスタ
・イベリコ豚のグリル
・桃のコンポート
で全品だったと思う。
すべてが4口で食べ終わるくらいの大きさなので、結構ペロリといける。
この中でも、リゾットがものすごおおおく美味しかったのと、フォアグラが自分史上
ベストだった。
なんというか、外はカリカリ&中はフワフワで、まるでクレームブリュレだ。
「ぎょえ~!うめえ~!」とか言いながら有難くいただく。

そして、圧巻はメインのイベリコ豚!!!
豚肉好きの私には、もうたまらない美味しさ!!!
今日という日は「上等の豚は大トロ似」ということを知った記念日である。
(いや、結婚記念日ではないのか?)

料理をたらふく堪能した後、おもむろにスペシャルプレートが登場。



なんかちょっとジーンとする。

食べすぎで腹もちょっとジーンとしている。

今日の感想。
イベリコ豚は素晴らしく、グルメブログは難しい(泣)。
Hさん、感服いたします。

鍋を買いましたが・・・

2005-04-16 13:35:19 | 飲み食いのはなし

昨日、ル・クルーゼのアウトレットショップで鍋を買った。
最近発売のニューカラーだそうな。



まさに、ひとめぼれである。

鍋を衝動買いしてしまうあたり、「腐っても主婦」なんだなあ、と
ちょっと安心。

こいつ、カワイイだけでなく、熱伝導性も高くてお手入れも簡単な
すぐれものである。
が、
どんな素晴らしいものにも欠点はある。
やたらと重いのもそのひとつ。

しかし、最大の欠点は
「これを使って味噌汁を作ると、とんでもなくマズそうに見える」
ということだろう。
一般的な日本人が黄緑色の服を着ると「顔映りが悪い」ように、この
おしゃれなフランス製の鍋は、見事なまでに「味噌映りが悪い」のだ。

うーん・・・まさに盲点。

ていうか、ル・クルーゼの鍋で味噌汁なぞ作るなってことか?