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JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

アダム王子がとうとう(号泣)!

2013-04-15 20:56:50 | ゴルフのはなし


やりました!

やりましたよ、とうとう!!

私の心の恋人:アダム王子がメジャー初優勝ですよっっ!!!


思いおこせば出会いは10年前、あれは忘れもしないSDのLa Costa Resortで開催された
Accenture Match Play Championshipでのことでありました。

つーか、
私ったらこの出会いがいかに衝撃だったかについて、8年前にもブログに書き綴っていたよ。

恥ずかしくも「王子はオージー」などという脱力モノのダジャレとともにお送りしたようだよ。

我ながらしつっこい。

納豆のようにネチネチとしつっこい王子への恋慕だね。


去年の全英の最終日、勝てたはずなのに勝てなかった「勝負弱い」アダムの姿が記憶に新しかったからか、
今回もギリギリまで冷や汗かきっぱなしの観戦だった。

18番でバーディーをもぎとった時は一瞬優勝を確信したが、その直後、カブレラもまさかのバーディー。

「なにしやがんだ、このカブ野郎っっ!!」

と激怒したのは私だけではないだろう。


初のメジャー制覇を賭けたプレイオフ。

しかも相手は百戦錬磨のカブ親父。

しかも天気は王子に似つかわしくない大雨。


長年応援し続けてきた私ですら「・・・・やっぱダメかもしんない」と弱気になった。

すまん、王子。

信じきれなかったことを、今ここで土下座して謝る。


プレイオフの2ホール目、見事バーディーパットを沈めての完璧な勝利には、文字どおり飛び上がって
喜びました。

何でか知らないけど、横で夫もバンザイして喜んでいた。(アンチ・カブ?)

そして何でか知らないけど、感激に涙ぐむ私に「おめでとうー!」と言ってくれた。


長いこと「アダム・スコットのファン? 要はイケメン好きってことかい。けっ!」みたいな扱いを
受けてきた私だが、今ここで声を大にして言おう。

マスターズチャンピオンのアダムのファンですけど、何か文句ありまして?

毎年毎年、Doralにやってくる王子を追いかけまわしては「完全なるストーカー」と指をさされ、
練習する王子の姿を至近距離から双眼鏡でガン見しては「変態」呼ばわりされてきた。
そんな私の不遇の時代もこれで終わりだ。(←それとこれとは無関係では?)

それにしても、いろんな人々から「アダム優勝おめでとう!よかったね!」的なメールが届き、
特に身内でもないのに「なんかほんとにありがとうー」とか返信してる私はいかがなものか。

まあいいか。


最後に、私のPC(通称・みどりちゃん)の壁紙コレクションより、鼻血ものの一枚をご紹介しましょう。



なにこれ。

ありえないほどのイケメンチャンピオン。

アダム王子に乾杯!


あー、幸せな夜でした。

カメラは見た!@ゴルフコース

2011-01-17 11:42:40 | ゴルフのはなし
アメリカでゴルフをする時に欠かせないもの。

私の場合、それはカメラだ。

といっても、別に自分のスイングを撮影して「やっぱここがいかんな~」とか反省する
ためではない。

いや、実はそうすべきなのかもしれないが、私の目的はぜんっぜん違う。
たまたま出くわす動物たちを撮影するためなんである。

自然に囲まれたゴルフコースは、実は野生の王国。

去年秋に訪れたNJのゴルフ場では、カナディアングースや愛らしいシカをたくさん見て、
ゴルフそっちのけで撮影に興じたものである。

ここマイアミのコースは珍しい水鳥たちの天国だ。

私が個人的に大好きなブラウンペリカンをはじめ、
赤いクチバシが特徴のホワイトアイビス(トキ)、ブルーヘロン(アオサギ)、
首が異様に長いアンヒンガ(ヘビ鵜)などがコースのそこかしこでくつろいでいる。

他にもイグアナや小型のワニが水辺にいるのもマイアミならでは。
以前はよく見かけたものだが、去年の冬があまりにも寒かったせいか、めっきり姿を
見かけなくなったのは残念なかぎりだ。


そんな動物たちにもすっかり慣れて、カメラを持ち歩くこともなくなったある日のこと。

我が家から一番近いゴルフ場でのラウンド中、木陰からこちらを伺うアライグマの家族と
遭遇した。
5匹で身を寄せ合ってこっちを見ている姿の可愛らしさといったら!!

その時ほどカメラを持ってなかったことを悔やんだことはない。

くそーっ、悶絶するほど可愛かったのにーーっ!


その日から、どんなに近所であろうと、ゴルフをする時にはカメラを持っていこうと心に
決めたのだ。


そして昨日である。

まさに「カメラ持っててよかったーー!」と叫ぶ瞬間が訪れた。


なんと、巨大なマナティがコース内のクリークに漂っていたのだ。

橋の上から撮影したのだが、これでも私と同じくらいのサイズはあったはず。

マイアミにマナティが生息しているのは知っていたが、まさかこんなところでお目に
かかるとは・・・。
かなりビックリしたぞ。

やっぱりゴルフにカメラは必携ですよ、マイアミのみなさん。




Newアイアンセット、デビューです

2010-10-04 09:35:22 | ゴルフのはなし


届きましたよ、結婚10周年の記念品=新しいアイアンセットが!

夫よ、ありがとうーー!!

嬉しいな~~。

当たり前ながらピッカピカである。
そんでもって、同じTaylorMadeのアイアンとは思えないほど、以前使ってたやつとは
ぜんぜん違うルックス。

近頃のアイアンのヘッドって、ほんとに「もったり」してるんだねえ。
この「もったり」感が、振った時の安心感につながるんだろうか。

試しに何球か打ってみると、前よりヘッドの重さが感じられて、結構リズムよく振れる
気がする。
いいじゃんいいじゃん♪(←単純)

そして、夫も言っていたが、最近のアイアンは「以前よりロフトが立ってきている」ため
ちょうど1番手ずつぶん飛距離が長くなったカンジである。
つまり、以前7番で打ってた距離は、8番で十分届くってこと。

これはちょっと慣れないと怖いポイント。

練習場なら別にいいが、ラウンド中に微妙な距離を打たなくてはならない時、
「8番で届くはずだから大丈夫っ」
といくら思っても、これまで長年7番を使ってきた経験から、ビビってリキんで失敗・・(泣)
ということが大いにありうるだろう。

ビビりーだからなあ、私。

やっぱ練習ですかねえ・・・・ハイ。


そしてそして、今後何よりも練習を必要とするのが、何を隠そう(何も隠してないけど)
私の人生に初めて登場したイカしたやつら。

レスキュー兄弟です。

兄が4H、弟が5Hだよ。

ロングアイアンがめっぽう苦手な私が
「今回のアイアンはハイブリッドのコンボセットで、どうかひとつ・・・」
とこっそり?お願いしたために、彼らは我が家にやってきた。

が、お願いしてきてもらったわりには、私ゃどうもまだこの兄弟に馴染めないのだ。

なんちゅうかこの、ウッドともアイアンとも違った「ボカーン」ていう打感がなあ。。。

それに、これまで私と相思相愛の仲だった9番ウッドとの兼ね合いもなあ。。。


てことで、この兄弟については、しばらく試行錯誤の日々が続きそうである。


そんな私のNewアイアンセット。

早速ラウンドデビューさせましたが・・・。


やっぱ練習しなきゃだよね~!

頑張りますっ!

兼高かおる?フロリダの旅(ゴルフ編2)

2010-08-20 05:44:17 | ゴルフのはなし
8月15日(日)


この前日、EPCOTを早めに退散した私たちは、ディズニーリゾートの喧騒から30分ほど
離れた閑静な一画にたたずむ「BAY HILL CLUB&LODGE」に到着した。

辺りはえらく静かで、北軽井沢の別荘地みたいな雰囲気である。

ここは名称に「Arnold Palmer's」とつくだけあって、早い話
<アーノルドの、アーノルドによる、アーノルド(とメンバー)のためのクラブ>
みたいなところらしい。

実際来るまで全然知らなかったのだが、このすぐ近所に彼のWinter Houseがあり、
10月以降はほぼ毎日のように通ってきては、気ままに練習してみたり、ラウンジで
ゲストと談笑していったりするんだって。

えー、マジで??
会ってみたかったなあ、アーノルド・パーマー。
アーノルド・パーマーと談笑しながら、アーノルド・パーマーを飲んでみたかったよ。

が、残念ながら8月の今、彼はペンシルバニアにいらっしゃるらしい。


とまあ、そんなクラブであるせいか、そこはかとなく漂う重厚感と威圧感。
たとえば、「一見さんおことわり」の京都の料亭みたいな風情と言ったらいいだろうか。

(私ら、もしや場違い?)

えらく居心地のいい素敵な部屋に通されたというのに、ややお尻がモゾモゾしてしまう
小心者の私である。


さて、翌朝。

ここでのラウンドは、どうやら2サムでOKらしい。
あー、よかった。

余計なキンチョーを強いるキャディーもいないし、すっかりリラックス状態の私は
気持ちよーく好調なスタートを切る。
ノートラブルの前半は、もしや80台も狙えるか?というほどのスコアで終了。

けれど、アーノルドはそれほど甘くはなかった。

後半早々、リラックスしすぎた私のティーショットは、ふにゃ~んとした打球でフェア
ウェイ右のバンカーへ。
そして、このコースはまさにバンカーこそトラブルを招く地獄の入り口だったのだ。
(↑大げさだってば)


(こんなカンジに連なったフェアウェイバンカーがすごく多い)


入ってみて始めて気がついたのだが、ここの砂は必要以上にふっかふかであった。

なんというか、西川の羽毛布団並みにふっかふかで、足がどこまでも潜っていき
そうな砂である。

そんな砂を満々とたたえたバンカーが、グリーンに方面に向かって3つ並んでおり、
私のボールはその一番手前のバンカーにちんまり入っていた。

その時点で気づくべきだったのだ。

(このふっかふか加減は危ない。私の手には負えないだろう)

と。

なのに、すっかり調子づいていた私は、鼻歌まじりで7番アイアンを選び、どういう
わけかそれで3つのバンカーをすべてクリアできると思ってしまったのだ。

当然私は失敗した。
ふっかふかすぎる砂に負けたショットは、ボールをただ2つめのバンカーに運んだ
だけであった。

そして、私はこんな失敗をあと2回繰り返すのである。

「バカじゃないの!もう一回言うよ、バカじゃないの!」
と『うぬぼれ刑事』ばりにダブルツッコミされてもしょうがないほどの愚か者だ。

(そうよ、私はバカゴルファー♪それがなんだっていうのよ~♪るるんる~~♪)

暑さで頭もだいぶイカれてきている。

羽毛布団バンカーは、確実に私の体力と思考力を消耗させ、後半のゴルフをガタガタに
していったのである。

とほほ・・・。


(17番のパー3も、もちろんグリーン手前のバンカーに入れましたよ、ええ)


そんな風に、結局は西川に、もとい、アーノルドに負けた私であるが、BAY HILL CLUBの
こじんまりしながらも名門らしいキリっとした雰囲気は好きかもしれない。

ヤーデージブックも買ったことだし、また機会があれば挑戦してみたいなあ。




兼高かおる?フロリダの旅(ゴルフ編1)

2010-08-18 08:23:09 | ゴルフのはなし
8月12日(木)のちのち



さあ、いよいよ「TPC Sawgrass」二度目の挑戦の日。

事前に夫が調べたところによると、どうやらこのコース、5年前よりも一段と難しく
なっているそうである。
数年前に立派なクラブハウス建設とともにコースの改造を行い、着々とメジャーへの
道をつけているらしい。

どうでもいいが、やたらと難しくするのは勘弁してほしい。

入り口を入ると、確かに以前はなかった巨大なクラブハウスがどどーんとお出迎え。
しかも、私たちを迎えたのはそれだけではなかった。

「やあ、キャディーのマーリンです。今日はよろしく!」

力強く握手を求めてきたのは、見るからに<本格派キャディー>のにおいがプンプン
する背の高い男性。

(えっ!?キャディー? セルフじゃないのっ?)

前回ここに来た時は、夫と2サムで気ままに回れたので、今日もそんなつもりで
やってきた私である。
私の胸中にひたひたと不安が押し寄せる。

ゴルフを始めて早7年、実は私、これまで一度も「キャディー付き」を体験したことが
ないのだ。
San Diego時代は言うに及ばず、日本にいた3年間ですらゴルフはいつもセルフプレイ
だったので、長袖長ズボンにほっかむりのいわゆる<農家のおばちゃん風キャディー>
にも出会ったことがないのである。

それなのに。
人生初のキャディーさんが、TPC Sawgrassの本格派キャディーとは・・・・。

膨れ上がる私の不安をよそに、マーリンは私たちを練習場へとご案内。
ウォーミングアップをする私たちの真後ろで、クラブを拭きつつジーっと観察している。

そんな風に見られることに慣れていない私のショットは、瞬く間にヘロヘロになった。
3球連続シャンクをマーリンに見られ、
(うわーっ!違うの違うの!いつもの私はこんなじゃないの!信じてちょうだい!)
と心の中でだけジタバタする私。

まだ練習場だというのに、既にキンチョー度はMAXである。

そうこうしてるうちに同伴者の紳士2人も合流し、とうとうスタート時間がきてしまった。
スタート前のアナウンスもやたらと厳かで、更なるキンチョーを誘う。


そして本番。

終始キンチョーしっぱなしだった私のゴルフは、まあひどいもんでした。

池やバンカーが盛りだくさんのコースでただでさえ大変なのに、残りヤードを含めた
アドバイスを早口で告げるマーリンの英語を、必死に聞き取らなくてはならないのよ。
その時点で私の集中力は四方八方に散っていった。

パッティングの時も、彼に「ボール2個分カップ右を狙って」などとナナメ後ろから
ささやかれると、
(絶対そのとおりに打たなくてはっっ)
というプレッシャーでガチガチになるのだ。

(できれば私のことはもう忘れてほしい。放っておいてほしいのよっ)

ていうか、
こんなにキャディーにキンチョーする私って、一体どんだけガラスの心臓なんだよ。

そんなマリオネット状態の私を尻目に、夫は見事に「TPC Sawgrass」を攻略していた。
あの難しいコースを80台前半で回り、マーリンにも同伴者にも大変褒められてる様子。

あー、ホントうらやましいよ。
とにかく早く終わってくれ。

疲労度MAXの後半で、またもやバンカーtoバンカーの罠にはまり、すっかりやさぐれる
私である。

ただ、苦しい中にも喜びはある。

例の浮島グリーンの17番パー3で、なんとか1オンできたのだ!
前回は確か3発くらい池ポチャしたので、これだけは攻略できて大変嬉しいです。
(ちなみに夫は見事にニアピン賞)


(17番グリーンに向かう紳士2人)

ラウンド中は本当にしんどかった「TPC Sawgrass」だが、終わってみればなかなか
いい経験だったかもしれない。
思えばマーリンもいい人だった。
同伴の紳士、パット&トムも大変いい人だった。(ビールおごってくれたし)

さすがにもう来ることはないだろうが、17番だけでも攻略できたということで、
私ゃ十分である。
素晴らしいゴルフをしてご機嫌の夫と「もう最後だからね」とプロショップで散財し、
難敵「TPC Sawgrass」を後にしたのでありました。


(18番ティーグラウンドより。確かあのあたりにアダムは池ポチャしてたね・・・)

プロゴルファー三昧♪

2010-03-16 07:29:41 | ゴルフのはなし
さあ、プロゴルファーのみんなっ!
3月だよ、全員集合ーっ!

ということで(?)、個人的に大変ハイテンションになっております。

ここフロリダにPGAツアーがやってくる3月だもの。
有名プロゴルファーがわんさと近所にやってくるんだもの。
これで盛り上がらずして、いつ盛り上がろうや。


早速1週目から「Honda Classic」観戦へ。

「Honda Classic」といえば、そう、年末のゴルフ合宿で屈辱の3連続池ポチャ(4連続
だったかも)に泣いた、あのBear Trapがある憎ったらしいコースだ。

あの悔しさも記憶に新しいので、ぜひともプロにもTrapにハマってほしい!とばかりに
自分が苦労したホールを重点的に見る。(←やなヤツ)
15番のパー3、けっこう池ポチャしてました、プロも。

「ほぅらね~~! やっぱりここは難しいんだよぉ~~!!」

そう満足げに笑う私に、(いやでも、距離もセッティングも全然違うだろうよ)と心で
つぶやきつつ、黙って同意してくれた夫。
ありがとう。

去年ここで初めてカミロを見て大コーフンした私だが、今年の注目はアンソニー・キム。

派手なバックルでお馴染みのアンソニーは、ちょうどその日カミロと首位争いをしており、
2人ともほんとに素晴らしいゴルフをしていたのだ。

タイガー不在のPGAツアー、頑張って盛り上げてくれよ、若人たち。


さて、2週目の「CA Championship」はまさに地元、Doral Golf Resortでの開催だ。
全米でも有名な<Blue Monster>と呼ばれるコースである。



我が家から20分もあれば行ける近所だったので、練習日、大会2日目、そして最終日と
計3回も観に行ってしまった。
「ヒマかっ!」と言われても仕方あるまい。

ご近所観戦の醍醐味は、平日に練習ラウンドを観に行けることであろう。

写真撮影もOKだし、友達と散歩感覚で行ける気軽さが嬉しい。

水曜日の会場は予想以上にすいており、正直私たち4人組はけっこう浮いていた。
ただでさえ日本人が少ないし、しかもゴルフ場で女ばかり4人というのは目立つのだ。

おかげで、遠くからアジア系のプロがやってくるたびに、周囲のおっさんらに
「ほらほら、君らのお待ちかねが来たぞ!」
「サインもらわなきゃ!写真はいいのか?」
などと色々お節介をやかれ、やや(かなり)めんどくさかった。

別にお待ちかねじゃねーし。

パッティンググリーンとレンジのあたりをウロウロしてると、面白いようにウヨウヨと
選手が通りかかるので、持っていたキャップは瞬く間にサインで埋め尽くされる。
キリがないので「顔を見れば名前がわかるプロにしかサインはもらわない」と決めた私。

コースをぷらぷらしていると、ラウンド中のプロとすれ違うことがあるのだが、その時が
ちょっと困る。
向こうも一人(&キャディー)、こっちも私ら4人だけ。
他にはだーれもいない。

この状況、サインをねだらないと失礼だろうか?
でも、知らない選手だ。
かなりのイケメンではあるが、確実に知らない選手だ。

すれ違いざまに目が合い、気軽に「ハーイ」と挨拶されて、こちらも「ハーイ」と返す。

が、サインはねだらない。
だって要らないんだもん。

ちょっと今までに経験したことのない種類の気まずさであったことだ。


ところで、今回の練習日、私の一番の目的は「アダム王子を見つけて一緒に写真を撮る」
ことであった。

そして、これが見事に達成できたんです!

アダムの麗しい姿をレンジ付近で発見した私は、一目散に駆け寄って無事に捕獲。
キャップにサインをもらった後に、勇気を出して「し、写真一緒に撮ってもらえますか?」
と聞き、笑顔で「Sure!」と言ってもらえたのだ(涙)。

私の前に写真を撮ってもらってたラテン系の姉ちゃんは、んもうすがりつくようにアダム
にひっつき、まんまと肩に手を回してもらっていた。
大変うらやましい。

が、純粋な日本人で大和撫子な私には、そんな真似はどうしてもできない。

お行儀よく5センチ離れて直立し、カチンコチンな表情でアダムと写真におさまる。

いいんです。
それだけでも天にも昇る気持ちだったから。

お礼を言いつつ見上げたら、笑顔のアダムと「ばちこーーんっ!」目が合い、その瞬間
あまりの素敵さにもう少しで手を合わせながら拝みそうになった私であった。

ありがたや、ありがたや。


今年の「CA Championship」は、南ア対決で大変盛り上がり、ベテランのアーニーが
門弟の追撃をおさえて感動の優勝!という結果となったが、私にとっての今年のCAは

「大好きなアダムと写真撮ったよ」

これに尽きる。

だって嬉しかったんだもん。

ゴルフギア『老朽と愛着のあいだ』?

2010-03-04 00:41:07 | ゴルフのはなし
ゴルフを始めて早6年。

最近ふと自分のゴルフ道具がだいぶボロっちくなっていることに気づいてしまった。

アイアンしかり。
パターしかり。
そして、バッグしかり。


アイアンセットは、ゴルフをはじめるにあたり、なにがなにやらサッパリわからん状態の
時に「これにしとけ」と買ってもらったTaylor Madeの360というシリーズ。
6年間大事に使ってきたが、もうだいぶ年季が入ってキズだらけである。

実は去年あたりから「そろそろ買い替えでも・・・」と色々見てはいたのだが、どういう
わけかイマイチふんぎりがつかないでいた。

そうこうしてるうちに、これまでどうしても使いこなせてなかったロングアイアンが、
時々ではあるが気持ちよく当たるようになってきたのだ。
なんというか、長年ロクに口も聞いてくれなかった気難し屋の長男と、最近少しずつ話が
できるようになってきて、お父さんちょっと嬉しいよ・・・
そんな甘酸っぱい心持ちである。

そうなると、もう買い替える気持ちもどこかへふっとぶというもの。
もっと上手になるまでこいつらにはつきあってもらうぞ、と思い始めた今日この頃だ。

そして、パター。

その昔、確かOddyseyの2ボールが一世を風靡してた頃、ひねくれ者の私が選んだのが
MaCGregorのM5Kとかいうモデルだ。



当時「弁当箱パター」と呼んで、自分で選んだクセにそのデザインをこき下ろしていた
ものだが、その後もっと奇抜なデザインのパターがじゃんじゃん登場するにつれ、すっかり
地味で平凡な印象になってしまった。

これまたキズだらけになってしまったが、最近カバーとグリップだけ交換したら、また
「これからも一緒に頑張ろうぜ」という気分になったので、買い替えは当分先だろう。


というわけで、今回買い替えたのはバッグです。

これまで使ってたTaylor Madeのやつがもうかなりオンボロになっており、しかもアイアン
やパターと違って「キズだらけでも愛着がある」とかいう気持ちにもならないので、最近
ずっと新しいのを探していたのだ。

そして出会ったのが、このバッグ。



スタンドタイプではないが、クラブがすべて独立して収まるようになっているのがミソ。

とかくラウンド中、特に調子も悪くて後続グループにもプレッシャーをかけられて急いでる
ような時、打ち終わったクラブがすんなりバッグに収まらないあのイライラ感が大キライな
私にはぴったりのスペックだ。
ガサツな人にぜひお勧めしたい。

実はこれ、購入してから実際に使い始めるまで、1ヶ月以上も経ってしまった。

というのも、夫に「マイアミで80台を出すまでは新しいバッグを使わないでおく!」と
意味不明の宣言をして、自らの首を絞めてしまったためだ。
言われた夫も「そうなの?なんで?」という反応だったし、今考えても我ながら意図が
よくわからない。

が、宣言は宣言。

案の定、私の実力ではなかなか80台など出せず、Newバッグは悲しくもずーっとリビング
の片隅でインテリアの一部になっていたのだ。

まさかこのまま使わず飾りっぱなしに・・・と、なかば気が遠くなりかけていたところ、
夫の会社のコンペで予想外の初優勝。

スコアは90台だったけど、どさくさに紛れてNewバッグをデビューさせる口実にさせて
もらいました。
いいよね、優勝だもんね。

ピカピカのバッグで心機一転、頑張ってもっと上手くなるぞーっ!と燃えている私である。

いやー、やっぱり新品って気持ちいいね!


ロゴボール、公開捜査へ

2009-07-15 12:59:59 | ゴルフのはなし
およそアメリカで「ゴルフは最低週1回たしなみます」とか言い切れるほどの
ゴルフナッツな赴任者であれば、その半数以上の人が集めているのではないかと
思われるもの。

それが、ロゴボールである。

我が家もサンディエゴ駐在時代よりせっせと買い集め、9×9段の大型ラックに
もはや到底収まらない量になっている。


(だいぶ前から満員御礼・・・)


マイアミに来てから購入したボールもだいぶたまってきてしまったので、
我が家のロゴボール担当である夫が、ヒマを見つけて新旧の入れ替え作業を
試みていた。

これはあるのどかな休日のことである。


別室にいた私の元に、ひとつのロゴボールを持った夫がトコトコやってきた。

「ねえ、このボールってどこのかなあ?」

そりゃあんた、「ロゴ」ボールっていうくらいなんだから、ロゴ見りゃわかる
だろうよ。

そんな風に軽く片づけようとした私が浅はかであった。


えーと・・・・・・まったく、わかりません。

その、ロゴボールにしては珍しく黒一色に染められた地味~なデザインのそいつは
肝心なゴルフ場の名前が、ぜんっぜん見当たらないのだ。
本来ならデカデカと印刷されていてしかるべきなんですよ。

「この、上のほうにミクロな文字でなんか書いてあるんだけど・・・」

困惑顔の夫が指摘したとおり、確かに何らかの文字が印刷されている。

なるほど、なにか書いてありますね、ボス。

呆れるほどちっこい字で。




その後、しばらくは肉眼でその文字を解読するべく頑張っていた私たちだが、
数分後には「とうてい無理」という決断が下された。
しかし、そこであきらめるような夫ではない。

彼は、ボールのロゴ部分を撮影して、パソコン画面上で拡大表示という作戦に
打って出たのだ。
ナイスアイデアですよ、ボス!

そこまで拡大してもらえれば、あとは私におまかせ・・・・


・・・完全につぶれてますね、字が。


もはや決定的な証拠は得られまい。
残るは状況証拠だけである。


以下は、その後の私たちの会話(刑事部屋風に脚色)。

「そもそもこのボールは、ラックの上から2段目で発見されている」
「・・・てことは、かなり前に購入したもの・・・サンディエゴ時代ですね!」
「いや、そうとはかぎらない。なにしろ引越しの際に一旦は完全撤去されている」
「確かに・・・」
「マイアミに来てからラックにボールを陳列したのは・・・」
「私です、ボス」
「どんな順番で並べたんだ?」
「・・・・適当です」
「・・・・・・・・」

「しかし、解せないのはあまりにも見覚えがないことだ」
「そうですね、しかもこの地味すぎるデザイン・・・もしや日本のどこかの!」
「いや違う。デザインのこの部分、確実にアメリカ大陸だろう」
「あ、そうですね、アメリカ大陸&鷲ですね・・・・絶対アメリカですね」

「ちくしょう、この文字さえ判読できれば・・・」
「うーん・・・・読めませんね、まったく」
「この最初の字、よぉーく見るとFじゃないか?フロリダのFじゃないか??」
「そう言われてみれば、そうかも・・・いや、そうですよ、きっと!」
「マイアミに来てからのゴルフ場、すべてを洗い出してロゴボールと照合だ!」

「ボス!Miami Springsのロゴボールだけが発見できません!」
「そうすると、やつはMiami Springsの!!!」
「・・・・あ、だめです、ボス」
「どうしたっ」
「レシート確認の結果、このゴルフ場ではプレイフィーしか支払ってません」
「ロゴボールを買った証拠がつかめないということか!」
「はい・・・・無念です」
「くっそぅ・・・」

「ボス・・・・これってそもそも必要な捜査なんでしょうか」

「ははは・・・俺もそれを考え始めたところさ、山さん」


かくして、このロゴボール殺人事件(え?)は、公開捜査にふみきります。

このロゴにピンときたら、ぜひボスか山さんまで。

ゴルフ観戦、もといゴルファー観察?

2009-03-10 00:38:17 | ゴルフのはなし
週末、夫が「HONDA Classicを観に行こう」と言うので、北のPalm Beachまで
行ってきた。
ゴルフ観戦は彼の大好きなイベントなのだ。

聞くと、タイガーもフィルも出場せず、あまりbig nameは出てこない模様。
アダム王子もいないし。

でも、個人的にはカミロ・ビジェイガスを生で見たい。

我ながらミーハーだと思うけど、実は日本で彼を見るチャンス(東海クラシック)
を2回も逃したので、なんか「生で見たかったのに」感が蓄積されてるのだ。

今度こそ!


会場となる「PGA NATIONAL resort&spa」は、素晴らしいコースを5つも持った
かなり有名なゴルフリゾートだ。
PGAのアメリカ本部もここにあるんだって。

今回はトーナメントの行われたChampion courseの一部しか歩かなかったが、
フェアウェイは狭く、池ばっかりで、大変難しそうなコース。
パー3はすべて池越え・・・
とってもキレイなコースだが、ラウンドするのはちょっとやだ。

8時過ぎに会場に入り、お目当てのゴルファーを求めて移動を開始する。

早速セルヒオ発見!

今日もイマイチなファッションセンス。
どうして彼はいつもポロシャツと帽子を同色でまとめてしまうのか。
私が奥さんなら絶対「それは変だよ、セルヒオー」と言ってあげるのに。
残念だ。

彼の抜群のアプローチショットを見て、「ゴルフのセンスは素晴らしいのに」と
しつこく思ってしまう私である。

そんな中、遠くからテンガロンハットをかぶった同類現る。

片山晋呉は今日もう既に大タタキしてるらしく、声のかけようもない様子。
静かに通り過ぎるのを待つ。

そうこうしてるうちに、見逃せないグループがティーグラウンドにやってきたぞ。

クリス(ディマルコ)とデイビス・ラブだ。

クリスは相変わらず全身から「いい人」オーラを発していて、今日もにこやか。
以前にもブログに書いたが、私は彼が大好きだ。
彼が隣人なら、絶対ホームパーティーに招くのに。(ありえないって)

ラブはラルフローレンを粋に着こなし、本当に清く正しいアメリカの金持ちって
雰囲気。
名前に「三世」がつくなんてお坊ちゃまに決まってる、という私の思い込みは
正しかった。
趣味が狩猟で、家で馬を飼育してるなんて、筋金入りだろう。
もう完全にイメージはキャンディ・キャンディのアンソニーだ。

さて、カミロはソロソロかなー、と思った時。
遠くから、ものすごい数のギャラリーが大移動してくるじゃないですか。
「えー、もしかしてあれが・・・」

そう、今日の一番人気、エルス・ビジェイガス組だ。(もう一人は知らない)

アーニー・エルスはでかいので、群集の向こうにいてもすぐにわかる。
歩き方ものっしのっし、というカンジ。
彼が持つとショートアイアンが耳かきくらいに見える。(←大げさ?)

アーニーを見る度に「私ゃこの人と同級生か」と複雑な気持ちになる私である。

そして、カミロ!

細っっ!!

顔、濃っっ!!

ちょうどグリーン脇で彼らを待っていたので、(もしや、アレが見れるかも)と
否が応にも期待が高まる。
うちのミスター・ダウト(夫)は「そうはいっても滅多にやるもんじゃないよ」
と言っていたが、次の瞬間!

カミロが例のスパイダーマンスタイルでラインを読んでるじゃありませんか!

その瞬間、ギャラリーが少しざわっとする。

みんな見たかったのね。

この状況って、例えれば、レッサーパンダの風太クンが後ろ足で立った!
みたいなものだろうか。
・・・・たとえが古くてすみません。

実はその後、カミロはわりに頻繁にアレをやる、ということが判明する。
何度も見ちゃった。
彼にとっては、普通のポーズなんだね。
へんちくりんだね。


いやー、こうしてみると、私って一体何しに行ったのか。
ゴルフ観戦というよりも、これじゃあまるで「ゴルファー観察」だ。


でもまあ、おもしろかったからいいか。

ゴルフ熱、再燃!!

2008-12-28 13:05:39 | ゴルフのはなし
マイアミに来て初めての長期休暇。

ここでのセットアップに追われて、なーんの計画もないままに気づけば
クリスマス・・・(悔)というありがちな展開を避けられたのは、ひとえに大変
行動力あふれる素晴らしい友人たちのおかげである。

San Diego時代の超仲良しT夫妻が、メキシコシティから我が家に遊びに来て
くれることになり、またちょうどタイミングよくNJ在住の友人HG夫妻も
「年末にFloridaでゴルフするよ!」と連絡をくれて、それなら一緒にゴルフ
ツアーしよう!!ということになったのだ。
そこに、最近こちらで知り合ったHR夫妻も加わり、総勢8名でのゴルフ旅行
である。

共通点は、揃いも揃って「みーんなゴルフバカ」、いやもとい、ゴルフに対して
なみなみならぬ情熱をお持ちである、ということ。

そんな中、最近まで日本にいた我が家のゴルフバカ度は、実はかなり低下して
いたようだ。
だって、なんかツラかったんだもんさ、日本のゴルフ。
夏は暑くて死にそうだし、冬は寒くて死にそうだし。
ベストシーズンの春秋はGreen Feeが高くて混んでるし。

そんなわけで、私なんてここ1年ほどクラブさえ握っていなかったのだ。

グリップってどうすんだっけ?

大変不安(泣)。

合宿先のPGA Villageは、Miamiから北へ2時間ほどのPort St. Lucieという町に
あり、宿泊施設も完備。滞在中の3日間で、3つの違うコースをラウンドできる
という、ゴルフバカにとっては夢のようなリゾートである。



初日の到着時こそ雨が降っていてスタートが遅れたりしたが、その後天気は
見事に回復して、結局3日間とも青空のもとでラウンドができた。

それにしても、なにが素晴らしいって、あなた。

久々のアメリカンスタイルのゴルフ!!

ジャケットも着用せずに、へらへら~と適当にチェックインできるし、
仰々しいロッカールームで着替えなくてもすむし、
カートは自分たちで自由に運転できるし、
ハーフタイムにやたら高いだけで美味くもないランチを食べなくてもすむし、
終わったら、またそのままの服装でへらへら~と適当に帰れるし、

いやー・・・ビバ!アメリカンゴルフ!!
しかも、気心のしれた大好きな仲間とのゴルフ!!
最高じゃん!!

もちろん、久々のラウンドでくったくたに疲れたけれど、あまりの楽しさに
体もよく動いてくれて、ブランクのわりにはいいカンジのスコアで回れた私。

我ながら単純だが、あっというまにゴルフ熱が再燃してしまったのはいうまでも
ない。

3日間終わる頃には、「新しいウェア!新しい靴!新しいクラブもバッグも!
なにもかも欲しい!欲しい!欲しいよぉぉ!!」という状態になってしまった。

だって、しばらくやってない間に、全部古くなってしまったのだもの。

そういうことだからよろしく、ハニー。

ふふふ。

ドキュメント~空腹との戦い~

2007-05-31 22:13:25 | ゴルフのはなし
5月20日/日曜日/晴れ

5:00 豊田市で開催中の「中京テレビ・ブリヂストンレディースオープン」
最終日を観戦するため、死ぬ気で起床。もんのすごく眠い。

6:10 「練習風景も見たい」という夫の希望を叶えるべく、コンビニのサンド
イッチというショボい朝食を車内で済ませ、一路中京ゴルフ倶楽部へ。

7:20 会場到着。けっこう寒い。そして、予想以上の人出。ビッグネームも
まださほど出てきてないのに、練習場から混んでいるのにビックリ。

9:00 ようやく横峯さくらやジョン・ミジョンの組がスタート。
さくらはテレビ映りよりも顔がちっちゃいぞ。

11:00 トイレ待ちに30分も並ぶ。いくらコース途中とはいえ、男女兼用で
1コのみってどないやねんっ(怒)

12:00 歩き疲れたので定点観測開始。夫に「お腹すいたね」と言ったが、
「そう?」と返される。チッ。

13:00 観戦に夢中でどうやら全く空腹を感じないらしい夫に「死ぬほど腹が
減ったので、なんか買ってくる」と言い残し、クラブハウス方面へ。

13:30 食べ物を買うための行列が100人くらい。断念してフラフラになり
つつ16番セカンド地点まで手ぶらで戻る。

14:30 さくら逆転優勝!この瞬間までの30分ほどは空腹を忘れて応援。

15:00 シャトルバス待ち。またも行列。もうかれこれ8時間以上何も食べて
いないため、道に落ちているヤキソバの残骸にすら目が釘付け。がしかし、
ここまで待った以上、めったなものは食べたくない。絶対、なんとしてでも
美味い中華を喰う!と誓う。

15:30 爆走中。「僕なぜかあんましお腹すいてないんだよね~」とか
のたまう夫に一瞬殺意を抱く。
アイアムハングリーライクザウルフなんだよっっ(by Duran Duran)

16:00 目指していたレストランに到着。が、開店は17:00。
オーマイガーッ!
もうこうなったら開店まで待つぞ!と決意して、駐車場でTVでも見ながら
時間をつぶすことに。

16:30 男子ツアーで15歳の高校生が優勝か?というトンデモない事態が
発生していることを知る。食い入るように車載TVに見入る。

17:00 死ぬほど待ち焦がれた開店時間。しかし、男子ツアーの行方は
あまりにも歴史的で目が離せない。すきっ腹を抱え、尚もTVを見守る。
今ならチュロス50本は食える気分。

17:30 15歳の石川クン優勝!すごい、すごすぎる!!
でも、なんだかんだと11時間も何も食べていない私らもすごいだろう。
とにかく店に駆け込み、モリモリ注文。

以上、とある日曜日のすきっ腹ドキュメントでした。
これから先、「ハニカミ王子」を見る度に、あの日の空腹っぷりを思い出す
ことでしょう。  

久しぶりのゴルフとフォンデュ

2006-11-07 22:34:51 | ゴルフのはなし


「文化の日」の三連休、久しぶりにゴルフをした。

11月とは思えないような汗ばむほどの最高の陽気、
しかも、夫とツーサムの平和なラウンド、
しかも、リモコン操作じゃない2人乗りのカートだ。

これって、限りなーくSan Diegoでのゴルフを思い出すぞ。
やっぱこうでなきゃ!!

天気も最高で気分よく回れたので、内容もまあまあ満足。
最後の2ホールでいきなり集中力が切れて連続トリなんて
叩いちゃったけど(^_^;)、それでも100切れたからまあよしと
しよう。。。

連休の最終日は、これまた久々のチーズフォンデュ。
鬼のように大量に茹でた野菜を、牛のように食いまくった。
「らでぃっしゅ」の野菜は美味いぞっ!


信頼するしかないインストラクター(夫)

2006-02-05 12:07:15 | ゴルフのはなし
前も書いたが、過酷な季節のゴルフは断然キライである。

日本の冬ゴルフのあまりの辛さに、「もうやるもんかっっ!」と固く誓った私だが、
そうは言っても根はかなりのゴルフ好き。
ちょいと暖かく晴れた休日などには、やはりやりたくてウズウズするものだ。

そんなわけで先日、久しぶりに打ちっぱなしに行ってみた。

相変わらず寒いのには参るが、とりあえず足元に石油ストーブがあったりして、
まあ我慢できないほどではない。
適当にストレッチをした後、気持ちよーく打ち始めた私。

数十分後。
その様子をしばらく見ていた夫が、突如厳しい表情で立ち上がった。

「なんかさ、ボールが体から離れすぎ。だからスイングが変なんだよやっぱり」

そして彼は、私としては考えられないような位置にボールを置き、
「そうそう、このぐらいだ」
と満足げに頷いた。

ええええ?
こ、こんな近く????

ゴルフを始めて約3年、ずーっと信じてきたボールの位置が、こんなにも大幅に
間違っていたとは・・・。

「で、そうすると自然にアドレスで手首に角度がつくから・・・」

ショックに呆然となる私に気づかず、引き続きスイングの大改造を図ろうとする夫。

そう、夫は私よりも遥かにゴルフ歴が長く、遥かに上手なので、ずっと私のインス
トラクター(無料)をしてくれているのだ。

が、しかし、先生、いや夫よ。

そんな基本的かつ重大なこと、何故にもっと早く指摘してくれなんだ(泣)?

突然、抜本的な改革を迫られた私のスイングは、恐ろしいほどギクシャクしている。
何発打ってもぜんぜん当たらないし、これまであまり経験ないような「スーパーだふり」
や「ウルトラシャンク」の連発に気が遠くなってゆく。

目いっぱい非難がましい顔をして夫を振り向くが、
「いや、それでいいんだよ、最初は。ガマンガマン。」
と涼しい顔。

最初って・・・・もう3年もやってるんですけどね、先生。

「ガマンして続けて。元に戻したら全部水の泡だよ」
というインストラクターの声に、
(全部ってなんだろう? 私ゃこれまでのスイングでベストスコア90切ってるし、
別に大きな不満はなかったはずだけど)
と心の中でつぶやいたが、もちろん口に出す勇気はない。

そうだ、彼はインストラクターである前に最愛の夫だ。
私の不幸を願っているはずがない。
そうだそうだ、辛くても信じてついていこう・・・。

こうして、私は今更根本的に直されたニュースイングで、泣きながら練習を続けた
のである。

趣味はゴルフです(春秋限定)

2005-12-18 15:03:39 | ゴルフのはなし
寒いっっ!!

何度でも言う。 
寒いっっ、寒いっっ、寒いっっっ!!!

さっき突然小雪がちらついてきたので、洗濯物を取り込もうと
ベランダに出たら、そのままの姿勢で凍死するところだった。
あー、びっくりした。

この激寒の中、夫は無謀にもゴルフの練習をしている。
「レンジに行くけど、行く?」と聞かれ、冗談かと思ったのに
目をみたら真剣だった。
もちろん、丁重にお断りしたよ。
誰が行くかいっ!と。

ゴルフ。

もちろん大好きなスポーツである。
「一番のご趣味は?」と聞かれれば、間違いなく「ゴルフです」
と答えるであろう。
帰国する前は、それこそ週に2回も3回もラウンドしてたほど
だし、腕前だって何度か80台を出したこともあるくらいなので、
それは自信を持って「一番の趣味」と言える、と思う。

が、しかし。
私は甘かった。

1年中ポカポカ陽気のカリフォルニアでゴルフを始め、実は
帰国するまで日本でラウンドしたことがなかったのだ。
要は、雨具も防寒具も持っていない、超へなちょこゴルファー。
それが私だ。

挫折は、先月半ばに早々と訪れた。
11月にしてはものすごい寒風吹きすさぶコースでのラウンドで、
「冗談じゃない。これはもう趣味ではなく苦行だ!」
と思ってしまったのだ。
寒くて体中がカチコチのままスタートしたので、ナイスショット
などでるわけもなく、北風にあおられて集中できないせいか
アプローチもボロボロ。
結構得意なはずのパットも、着膨れした腹がジャマでストローク
が不自然になり、これもひどい有様。。。
結果、久々に屈辱の110台を叩いてしまったのだ。

もう冬にゴルフなんかするもんかーーーっ!!

と鼻水まみれで冬枯れの山に向かって叫んだものの、どうしても
ただよう敗北感・・・。
傍らには、「どうだ、参ったか、へなちょこめ」と言わんばかりの
表情で、ニタニタ笑いの夫が立っている。

くっそー。
悔しい。

でも、寒いのは嫌だ。
外に出るのすら嫌なのに、なにが楽しくて何時間もギクシャクと
山の斜面を行ったりきたりしなくてはいけないのか。
同行のWさんに「私、ゴルフは春から秋だけにします」と伝えたら
「・・・・夏はね、ある意味冬よりもツライですよ・・・」と言われた。

そんなわけで、決めた。
趣味はゴルフ。ただし、春秋限定。

ピート・ダイとの対決/完敗

2005-05-17 06:16:20 | ゴルフのはなし

期待と不安の中でスタートしたTPC Sawgrass in Florida。

アメリカ広しと言えど、こんなややマイナーなコースでラウンドする
ために、高い金払って大陸横断するような日本人は極めてまれじゃ
ないだろうか。
「酔狂」という言葉がピッタリな、とんだゴルフバカップルである。

1番はフェアウェイ右に「ちょっとした池」があったりするが、まあ
許容範囲レベル。
グリーンもさほど難しくないし、「なんだ大したことないじゃん」な
気分でのスタートだ。

がしかし。
ピートがその本領を発揮しだすのは4番からなのであった。

そこからはもう、池・巨大フェアウェイバンカー・クリーク・階段バンカー
の波状攻撃が私らを襲う。
「とにかくまっすぐ飛ばなきゃお陀仏」な場面の連続で、どうしていい
ものやら、正常な判断能力までなくなっていく。

ボールがすいこまれた池の前で虚しくたたずむ夫。
ついさっき、反対側のホールで同じ池に打ち込んでしまったばかりだ。
かける言葉もない。

17番パー3は運命の浮島グリーン。
それまでの恨みを晴らすかのように、夫は見事1オンを決めた。
私はといえば・・・

思い出したくもない。
確か3球ほどあの池にボールをお見舞いしてやったはずだ。
4球目はなんとかピンそばにつけたが、もう後の祭りというやつだ。
パー3なのに、スコアは「8」。
たった1ホールで5オーバー・・・。

TPC Sawgrass。
ものすごく美しく、ものすごく挑戦しがいのある名コースだった。

池・バンカーなどのハザードが大好きなマゾ系ゴルファーはぜひ。