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JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

ゴルフ熱、再燃!!

2008-12-28 13:05:39 | ゴルフのはなし
マイアミに来て初めての長期休暇。

ここでのセットアップに追われて、なーんの計画もないままに気づけば
クリスマス・・・(悔)というありがちな展開を避けられたのは、ひとえに大変
行動力あふれる素晴らしい友人たちのおかげである。

San Diego時代の超仲良しT夫妻が、メキシコシティから我が家に遊びに来て
くれることになり、またちょうどタイミングよくNJ在住の友人HG夫妻も
「年末にFloridaでゴルフするよ!」と連絡をくれて、それなら一緒にゴルフ
ツアーしよう!!ということになったのだ。
そこに、最近こちらで知り合ったHR夫妻も加わり、総勢8名でのゴルフ旅行
である。

共通点は、揃いも揃って「みーんなゴルフバカ」、いやもとい、ゴルフに対して
なみなみならぬ情熱をお持ちである、ということ。

そんな中、最近まで日本にいた我が家のゴルフバカ度は、実はかなり低下して
いたようだ。
だって、なんかツラかったんだもんさ、日本のゴルフ。
夏は暑くて死にそうだし、冬は寒くて死にそうだし。
ベストシーズンの春秋はGreen Feeが高くて混んでるし。

そんなわけで、私なんてここ1年ほどクラブさえ握っていなかったのだ。

グリップってどうすんだっけ?

大変不安(泣)。

合宿先のPGA Villageは、Miamiから北へ2時間ほどのPort St. Lucieという町に
あり、宿泊施設も完備。滞在中の3日間で、3つの違うコースをラウンドできる
という、ゴルフバカにとっては夢のようなリゾートである。



初日の到着時こそ雨が降っていてスタートが遅れたりしたが、その後天気は
見事に回復して、結局3日間とも青空のもとでラウンドができた。

それにしても、なにが素晴らしいって、あなた。

久々のアメリカンスタイルのゴルフ!!

ジャケットも着用せずに、へらへら~と適当にチェックインできるし、
仰々しいロッカールームで着替えなくてもすむし、
カートは自分たちで自由に運転できるし、
ハーフタイムにやたら高いだけで美味くもないランチを食べなくてもすむし、
終わったら、またそのままの服装でへらへら~と適当に帰れるし、

いやー・・・ビバ!アメリカンゴルフ!!
しかも、気心のしれた大好きな仲間とのゴルフ!!
最高じゃん!!

もちろん、久々のラウンドでくったくたに疲れたけれど、あまりの楽しさに
体もよく動いてくれて、ブランクのわりにはいいカンジのスコアで回れた私。

我ながら単純だが、あっというまにゴルフ熱が再燃してしまったのはいうまでも
ない。

3日間終わる頃には、「新しいウェア!新しい靴!新しいクラブもバッグも!
なにもかも欲しい!欲しい!欲しいよぉぉ!!」という状態になってしまった。

だって、しばらくやってない間に、全部古くなってしまったのだもの。

そういうことだからよろしく、ハニー。

ふふふ。

Dirt Devilと私

2008-12-21 12:43:47 | あれやこれや
なんとか最終船便の荷物も到着し、問題のソファも再配送されて、どうやら
無事にクリスマス休暇が迎えられそうな我が家です。

ここのところ毎日のように荷物の片付けに追われていて、とても頻繁に働いて
もらっているのが、コチラ。



はじめまして、掃除機です。
例のBlack FridayのBrandsMartで、もみくちゃになりながら購入した一品だ。

なにがスゴイって、そのブランド名よ。

「Dirt Devil」

直訳すると、<汚れの悪魔>。 

その名のとおり、どんなゴミもホコリも許さない、驚異的なパワーを持った
掃除機である。

Devilは重い。

あまりの重さに、隣りの部屋に運ぼうと思うと、途中で一回休憩しなくては
ならないほどだ。
もちろん、小回りはきかないので、なにかといえばイチイチ持ち上げて方向を
変えてあげる必要がある。 ヘトヘトです。

Devilは強い。

その吸引力たるや!
我が家は7割方カーペット敷きなのだが、Devilで家中を掃除すると、なぜか
一度でゴミの量がMAX LEVELに達してしまう。
そのゴミの色から察するに、やつは確実にカーペットを「刈って」いるようだ。
おそろしい。

Devilはうるさい。

なにが起きたのかと思うほどの爆音で突き進む。
Devilを稼動させている間は、チャイムも電話も絶対に聞こえない。
万が一泥棒が入ってきたとしても、肩をたたかれるまで気づかないだろう。

そんなDevilだが、一応細かいパーツがいろいろ付属していて、「細かいところ
も気を配れるオレ」をアピールしている。
先が細くなってるノズルとか、ブラシ状になってるノズルとかね。

その努力は認めるが、いかんせん本体が巨大で重いので、肝心の細かいところ
に入っていけないのだ。

惜しいっ!


そんな不器用な「Dirt Devil」だが、私はたいそう気に入っております。

なんでだろう?
自分でも不思議。。。

deliveryなんて嫌いだっ

2008-12-12 07:09:09 | マイアミ赴任のはなし
ほとんど何もないまま新居に引っ越して、早くも1週間以上が過ぎた。

パティオ用の折りたたみテーブル&チェアを当面のダイニングとして使い、
段ボール箱にクロスをかけただけのものをPCデスクとして使い、
まだまだ揃えなくてはいけないものがたっくさんある。
それでも、自分が気に入った部屋で暮らすのは気分のいいものです。

が。

どうしても許せないのが、このコンドミニアムの厳しいお作法。

deliveryについてのルールだ。

先日ソファを購入した店から、ようやく「木曜日に届けます」という電話が
きたのがおとといのこと。
私はすぐさまJennifer(administrative assistant)に連絡をして、木曜日
に配送があるのでエレベーターを使わせて欲しいことを伝えた。

それが第1のルールだからだ。

きちんと連絡をしておかないと、彼らは「予定にない」と配送業者を追い返して
しまうらしいのだ。

少々めんどくさいが、まあ仕方ない。

昨日また店から電話があり、「明日のdeliveryだけど、12時から4時までの間に
行くんでよろしく」という。
私はまたJenniferに電話し、「そういうことだから、くれぐれもよろしく」的な
念押しをした。

そして今日。

運の悪いことに、ここまでずっと晴天続きのマイアミだったのに、今日に限って
「午後からstormy」という予報だった。
予報どおり、お昼過ぎから雨が降り始め、風も強くなってきた。

いやーな予感はしたのだ。

案の定、待っても待っても配送は来ない。
とうとう時計の針が4時を回り、私は本格的にアセりだした。

ここのdeliveryについての第2のルールが気になりだしたからだ。

「夕方5時を過ぎたら、一切の例外なく配送トラックは受け付けない」
というもの。

・・・厳しい・・・厳しすぎるよ(泣)。

それからの時間、どれだけハラハラハラハラしたことでしょう・・・。
気をもみすぎて死にそうになり、いよいよ電話して状況を確かめようとした時、
配送の人から「今から10分後に着くから」という連絡がきた。

あーーーー、よかった!!!

人生の中でベスト10に入るくらいの「ほっとひと安心」度だった。

だが、慎重な私はすぐさまJenniferに電話をした。
「10分後に来るらしいから、入れてあげてね!」というと、彼女いわく
「セキュリティにゲート開けておくように言っておくわ。No problem!」

Jennifer・・・天使のような女性だわ。

が、しかし。

それから待っても待っても誰もドアをノックしてこない。

午後5時半、いくらなんでもおかしいと思った私は、さっきの配送の人に
電話をしてみた。
「どうなってんの? 待ってるんだけど」

な、なんと、彼はやや怒っていた。

「俺の問題じゃない。お宅のセキュリティが5時過ぎたから駄目だって言って
追い返されたんだよ! まあでも、あんたに連絡しなかったことは謝るけどさ」

・・・・あ然とするしかなかった。

とりあえず、月曜日に配送しなおしということになり、大変な脱力感で電話を
切った私である。

このフツフツと湧き上がる怒りをぶつけようにも、Jenniferは5時までしか
オフィスにいない。
一番ぶちまけたい相手である夫は、今頃アルゼンチンの空の下である。

くっそー・・・・とりあえず、ビールでも飲んじゃおうっと。

BrandsMartでお買い物

2008-12-04 10:21:42 | マイアミ赴任のはなし
あの日のBrandsMartがどれだけ大変な状態だったか、なんというか、思い出す
だけでも死ぬほどグッタリしてしまう私。

私たちが店についたのは、既に開店から3時間は経過している朝8時過ぎという
ナメきった時間だった。
にもかかわらず、店の周辺道路は大渋滞。
もちろん駐車場はグチャグチャ。
店に入る前からウンザリである。

いつまでたっても駐車できそうもないので、とりあえず私だけ先に店に入って
様子をうかがうことにする。

・・・・

なんといったらいいか、店内はまさに年末のアメ横、ただし客はバッファロー、
みたいな状態である。(店員もけっこうバッファロー)

誰もが欲しい商品を求めて殺気立っている中、私も意を決して目指す売り場に
突進開始だ。
まずは掃除機。
新居にはすぐに必要なので、適当なものがあれば買いたい。
バキュームコーナーに着くと、いきなりヤル気満々の店員が寄ってくる。
買う気満々の客は匂いでわかるのだろうか・・・怖ろしい。

バッファローの群れにガンガンぶつかられながら彼の口上(長い)を聞いている
うちに、夫から電話が入る。

「やっと停めれた・・・今からTV売り場に向かいます」

掃除機売り場の店員に別れを告げ、とりあえずTV売り場に向かう。
すぐそこに見えているのに、なかなか辿り着かないで四苦八苦していると、
バッファローの群れにおぼれている夫を発見。

なんとか合流成功。

その後、人でごったがえすTV売り場で店員をつかまえ「チラシにのってた
あのTVをくれ!」と伝えて、さっきの掃除機売り場に戻って「それ買うから」
と彼に伝え、ついでに欲しかったトースターをストックの山の中から掘り出して
レジに向かうまで、一体どれだけの時間がかかったことか・・・。

しかし、まだ悪夢は終わらない。

ずらずらーっと30台はオープンしてるレジなのに、ここもまた並んでる人で
大混雑だったのだ。

ものすごい重そうな箱(パソコン?)を肩に乗せて並ぶレスラー系(危険)。
巨大な46形TVの箱を2つも引きずって並ぶカップル(迷惑)。
なぜか家族6人くらいが全員で並んでいる巨体ファミリー(邪魔)。

その合間を、ローカルニュースの取材陣がインタビューとかしに回っている。

あー!まったくもう!!!
イライラしながら、40分くらい並んだだろうか。
会計を終えて外に出た瞬間は、まさに久々にシャバの空気を吸ったような気分
だった。

しかし、まだまだ悪夢は終わらない。
購入したTVと掃除機を、ピックアップエリアで引き取らなくてはならないのだ。

思えば、この日の異界体験のハイライトがこの場所、ピックアップエリアだった。

デカイ倉庫の入り口で、大勢の人が「俺の商品を早く寄越せー!」とばかりに
レシートをふりあげて騒いでいる。
順番もなにもあったもんじゃなく、とにかく係の男の子に「早く寄越せ」と
レシートを渡したもん勝ちなのだ。

その光景たるや、とても先進国アメリカでのものとは思えない。

頑張れ、夫!

店内よりもさらに殺気立つ群れの中に、果敢に飛び込んでいった夫。
意外にも巨体の間をするするとすり抜けて、気づけば最前列で必死にレシートを
ふっている。

その立派な姿・・・惚れ直しました。

30分後、やっとこさっとこ運ばれてきたTVと掃除機を、やっとこさっとこ
車に積み込み、BrandsMartを後にする。
到着から軽く3時間半はかかった買い物であった。

いやいや、すごかった。
この日の体験は「2008 Black Fridayの大冒険」として、長く私たちの記憶に
残ることだろう。



どうなる、黒い金曜日!

2008-12-01 14:14:34 | マイアミ赴任のはなし
アメリカの祝日として、11月第4木曜日=Thanksgiving Day(感謝祭)という
のは日本でもかなり有名だと思うが、その翌日「Black Friday」については、
ほとんど知られていないだろう。
私もアメリカに来るまで、まったく知らなかった。

というか、今もってよくは知らない。

だが、この金曜日、全米のありとあらゆる店で「After Thanksgiving Sale」と
銘打って、ものすごい規模の大安売り合戦が行われることは知っている。
しかも、たいていの店で<売り切れ御免の超目玉商品>が広告に出て、それを
目当てに夜中から大勢の人が並んだりすることも。

店の開店時間も、この日ばかりは朝5時とか6時、ひどいところは夜中の12時
というのもあり、目玉商品を手に入れたい人々は、開店と同時にすごい勢いで
店になだれこむ。
(その様子からか、目玉商品のことを「Door Busters」と呼ぶんだって。これは
夫に教えてもらった。)

そんでもって、金曜の朝のニュースでは、冒頭に必ずその映像が流される。
たいてい真っ先になだれ込んでいるのは、いかにも屈強そうな大男とか、森久美
体型のおばちゃんとかばかりで、その様子は“腹をすかせたバッファローの大群”
そのもの。

非常ーに怖い。

この日が、なぜ「Black Friday」と呼ばれるようになったのかは知らないが、
とにかくこれまでは自分には縁のない1日であった。

しかし、今年は違います。

なんと、夫が果敢にも
「新居で使うTVを、Black FridayにBrandsMartで買おう!」
と言い出したからだ。


そ、それは・・・


とても無謀なのでは・・・?


BrandsMartといえば、知る人ぞ知る、このフロリダ界隈でラテン系の方々に大変
愛されている超大型電機店だ。

店内はスペイン語が飛び交い、店員は売る気満々、客は買う気満々のガチンコ
勝負な空気がムンムンしている。
おびただしい数の商品が所狭しと積み上げられ、通路は狭いのに客のサイズは
たいていXXLで、その圧迫感たるやすさまじい。

普通の週末ですらそんな店なのに、わざわざBlack Fridayに??

なんでも、驚異的な価格で46インチのテレビを売るらしい。


そうですか。

それは頑張ってみる価値があるかもしれませんね。


と、新居にデカいTVを置きたい一心で、バッファローの群れに立ち向かう
決心をしたちびっこ2人でありました。

生きて帰れますように。



当日のBrandsMartのチラシです。 すでに怖い。