goo blog サービス終了のお知らせ 

JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

2012秋の里帰り(という名の暴飲暴食ツアー)(3)

2012-11-21 20:17:46 | 旅のはなし
里帰りも後半、ええ、まだまだ食べてますよ。

夫の実家に着いた翌日なんて、お昼に銀座で家族揃って本格的な懐石ランチ(しかも大量)
をいただいたにもかかわらず、夜9時くらいには夫と
「やっぱりラーメンいっとく~?」
と家を抜け出して近所のラーメン屋に走っちゃったし。

2人してニンニク臭をプンプンさせながら帰り、義理パパと義理ママに「あれまー、ほんとに。。。」
的な呆れ顔をされてしまった。

すんません、こんな嫁で・・・。


なんでも「京都北白川元祖背脂醤油ラーメン」だそうで。
よくわからないけど美味かった!!


11月5日(月)


さて、待ちに待った秋の一時帰国恒例、1泊2日の温泉旅行である。

今年も帰国前から鼻息を荒くしてPCと首っ引きで厳選に厳選を重ねた結果、
箱根(強羅)のとある宿をガッツリ予約済みだ。
ここ最近3回続けて通った鬼怒川の宿にもちょっと飽きてきていたのでね。

いざ、箱根へ!

・・・と、その前に、夫が「まず昼に代田にある鰻屋に寄ろう!というか寄りたいっ!」と
珍しくも男らしく主張してきた。
そりゃ私ももちろんやぶさかではないので、喜び勇んでお供することにする。


ええ、ええ、わかってますよ。関東で「ひつまぶし」なんて邪道だってことは。
夫が注文したオーソドックスな鰻重のほうがきっと美味しかったと思うよ。
でもどうしても食べたかったの。どうか放っておいて。

鰻ですっかり幸せになった私たちは、どんどん怪しくなってくる雲行きも意に介さず、
上機嫌のまま箱根を目指す。

雨が降ろうが槍が降ろうが、この先には気持ちのいいお風呂と美味しい夕食が待っているのだ。
空模様と反比例するように、私のテンションもガンガン上がるというものだ。

強羅に到着した私たちを迎えてくれたのが、『強羅花扇』さん。


こじんまりとした佇まいから予想するより遥かにプロフェッショナルなもてなしに脱帽。
とっても静かで気持ちの良いお宿なのだ。


生憎のお天気だったけど、空気が澄んでて気分は爽快!



どうです、この色とりどりの美しくも美味しいお料理たち!
日本人ってすごいなーーー・・・と心から思える瞬間だ。

キリっと冷えた日本酒をちびちびやりながら美味しい料理に舌鼓を打ち、
さらさらと小雨の降る音を聞きつつ出汁が出るほど何度も温泉につかり、
今年の小旅行も十分堪能いたしました。


ちなみに、この温泉旅行から戻ったその日、夫の実家に
「すいません、今日しか会えない友達とお台場で会わなきゃいけないんですっ!」
と言い訳して、一人で夜遊びに出かけた不良妻・・・それは私です。

「今日しか会えない」「お台場で」という部分は正しいが、厳密に言うとスガシカオは友達じゃない。
(厳密に言わなくても友達じゃないのでは?)

まさに4年ぶりのシカオライブ、最高だった~~!!
新曲もハンパないくらいカッコいいし!!
でも、何故に「iTuneでのダウンロード限定」なのよ、シカオちゃん。。。めんどくさいよ。


里帰りの仕上げは、3日間だけ自分の実家に滞在。

1年ぶりの実家はなんちゅうかもう・・・カオス!!

そのひとことに尽きる。

とりあえず、祖母が元気そうでよかった。

92歳になってますます耳が遠くなっているのに、そこで起こっていることのすべてを把握しないと
気が済まない、その衰えを知らない好奇心に、私はいつも感動してしまう。

今回ヒットした祖母の発言。

〇〇〇(甥っ子)のパソコンだっけか、アレ、なんか使えないらしいのよ。
どうしてなの?
気になるから私にもわかるように説明してちょうだいよ。

→えーとね、IPアドレスの認証がね・・・ごめん、無理。。。

(半日もかけて風呂掃除をしたと、やたらいばる父に向かって)
あんたはそのうち風呂場でクスリ(カビキラー?)にやられて、私よか先に死ぬんだと思うよ。

→くくくくっ・・・(悶絶)


あー、今回も面白かったです。


(おわり)

2012秋の里帰り(という名の暴飲暴食ツアー)(2)

2012-11-20 11:45:53 | 旅のはなし
やばいやばい、人間ドックのランチ事変に紙面を割きすぎた。
このぶんじゃ一生終わんないよ、このブログ(^_^;)

てことで、スピードアップして参ります。


10月31日(水)

アメリカにいないのでまったく関係ないけど、今日はハロウィンです。

いつのまにか日本でもすっかり定着したようだけど、小春日和の平日午前10時という気だるい時間帯、
山手線に突如全身ネコ(もしくは中途半端なラムちゃんかも?)コスプレの女の子とかが乗ってきたり
すると、心底ギョっとします。

あ、ハロウィンね。

と納得するより前に

さすがコスプレ王国ジャパン!

と思ってしまうあたり、私の感覚はアメリカ寄りなのか日本寄りなのか・・・?

さて、六本木などがハロウィン便乗ランチキ騒ぎで大盛り上がりの今夜、私は品川でしっぽりSan Diego
時代の仲間たちと飲み会だ。
お店はセンス抜群のJ子ちゃんがチョイスしてくれた『越後叶家』。

ここの越後料理がすんごい美味しくて感動!
特に、わっぱで蒸した野菜の甘いこと甘いこと・・・思わず「おかわり」しちゃったぜ。

久しぶりに集まったというのに、スマホのアプリ自慢?でえらく盛り上がり、果てはしょーもないゲーム
自慢やら漫画カメラの大撮影会にまで発展し、とても平均年齢4×歳の会とは思えないハシャギっぷりの
面々であった。

いやー、楽しかった!


〆はもちろん「へぎ蕎麦」。ひと口で極楽~♪


11月に入ってからの2日間は、昼と夜の2部構成で友達に会いまくってみた。
いつものことながらめまぐるしいことこのうえないが、それでもできるだけたくさんの友達と会って
帰りたいのだ。
なんてったって、1年に1回だからねー。

そうそう、何となく「今東京で話題の最新スポット」とやらに行ってみたいとウズウズしてしまうのも
私のいつものクセだ。

今回も、新宿にオープンしたての『ビックロ』、渋谷駅前にどどーんと建った『ヒカリエ』なんかに
行ってみたよ。
ほんとは上野の「ツタンカーメン展」やスカイツリーにも行ってみたかったのだが、時間がなくて断念。


ヒカリエ内の『FLOWERS common』でランチ。「ラテン・アジアン料理」ってなんじゃ?と思ったけど
ミックスじゃなくて「ラテン料理とアジア料理」だった・・・。その組み合わせも十分不思議。

チョー久しぶりに集まった同期の女子会は、ノンストップのしゃべくり大会。
ベテランママ、新米ママ、ベテランCAに相変わらずノー天気な主婦(←私じゃ)とみんな立ち位置は
変わったけど、こうして集まると20年前となーんにも変わんないよなあ。


幹事のMみがこんな粋なはからいを! ああ、友情って素晴らしい・・・(泣)


そんな風に友達ウィークが終了し、すっかり重くなった体を抱えて、後半の実家ウィークに突入だ。

まずはうららかに晴れた文化の日。
同窓会に行くという夫と別れて、私はひとりで祖父のお墓参りへ。

おじいちゃん、今年も来たよー

と手を合わせると

おい、久しぶりの日本だからって、いくらなんでも食べ過ぎだろうよ

という祖父の声が聞こえたような・・・。


だよね、おじいちゃん。でもまだまだ食べるよ。


(つづく)


2012秋の里帰り(という名の暴飲暴食ツアー)(1)

2012-11-19 19:01:16 | 旅のはなし
今年も我が家の一時帰国は秋まっさかりの10月下旬~11月中旬というスケジュール。

この季節は、日によっては日中半袖になりたいほどのポカポカ陽気もあり、そうかと思えば
突然冷え込んでダウンジャケットすら必要になるほど寒い夜もあり・・・と、めまぐるしく
気温が変化する時季である。
いわゆる<季節の変わり目>ってやつですな。

そのおかけで一時帰国前のパッキングでは、里帰り中の日本で着るべきものを考えるだけで
大変な試行錯誤が繰り広げられ、結果「すわ、夜逃げかっ!?」と勘違いされるほどの服や
靴たち(ブーツ含む)がスーツケースにめいっっぱい詰め込まれることになるのだ。

ああ、夏だったらどんなにかラクだろう・・・。

けど、「1年に一度だけ日本に帰る」というなら、やはり絶対秋を選びたい。
それはもちろん
1.暑くもなく寒くもない
2.食べ物がやたらと美味い
3.温泉旅行にちょうどいい
という鉄壁の三大理由があるからである。

ええ、今年も日本でガンガン暴飲暴食してきましたけど、それがなにか?


というわけで、ほとんど<食>を中心に、2012年の里帰りを振り返ってみたい。


10月29日(月)

驚くなかれ、今年の人間ドックは日本到着のまさに翌日に決行された。
マイアミの自宅から東京のホテルまで、ほぼ24時間の過酷な道のりに疲れ切っているところに
もってきて、いきなりの人間ドック。

どう考えてもいい結果は期待できなかろう。

でも、2週間の過密スケジュールの中、こいつを早めに終わらせておくというのはアリだ。
後半にもってきたとしても、今度は度重なる暴飲暴食の悪影響が心配だし。

つまり、どう転んでもいい結果は期待できないのよね。(←いいのか?)

で、毎度おなじみのクリニック。

そうそう、ここは終了後のランチがとにかく美味しいことで有名である(多分)。
以前にもブログに書いたが、そのランチが楽しみだからこそ、試験管3本分も血を抜かれようと、
ク〇まずいバリウムを飲まされてクルクル回されようと、ニコニコと鼻歌まじりでクリアできる
ってなもんだ。

今回も当然それ「だけ」を楽しみに不快な数時間を耐え忍んだ私たちだが、終了後、会計を
済ませてこちらに向かってくる夫の顔色が悪い。


「・・・・ランチの店が変わった・・・・」


ええええっっっっ!!???


晴天の霹靂とはこのことである。

どうしてくれるんだ、〇〇〇クリニックさんよ。
私たちは、あなたがたの提供してくれるあのランチチケット「だけ」が目当てで、毎年毎年
足しげく六本木くんだりまで人間ドックを受けに来てたんですよ。

あのランチが食べられないなんて、それじゃあ一体何のために、何のために・・・(以下号泣)


何のためにって、それはもちろん自らの健康管理のためなのであるが、その時の私たちに
そんなことを言ったところで通用はすまい。
そのくらいショックであった。

人間ドック終了後のロビーのソファで、異様なほど青い顔をして肩を落とす夫婦2人。
他人が見たら、検査で何かよくないことが見つかったのかと思うに違いない。
はた迷惑なことである。

なんならチケットを無視して自腹でもあそこで食べるぜ!と憤慨しつつクリニックを後にした
私たちだが、その店に着いてみると、彼らはこともあろうにランチ営業をやめていたじゃ
ありませんか。

そうか・・・〇〇〇クリニックとあの店、別に交渉決裂?したわけじゃなかったのか。。。

ああ、ほんとに美味しかったのになー、あのランチバフェ(涙)

ガッカリです。


その夜。

友人と六本木のオシャレな創作料理レストランで再会を祝うも、バリウムの影響で何度も
席を立つハメになったのは私です。
しかもひどい貧血つきで、むちゃくちゃ辛かった・・・。


いろいろ美味しかったはずなのに、ピーのおかげで遥か記憶の彼方へ(泣)

バリウムをなめたらあかん。


(つづく)