JW脱出計画(進行中)

エホバの証人2世(現在不活発)の思いをつらつらと・・・

みんな死んでいく

2009-03-31 22:32:45 | Weblog
先日、祖母が亡くなりまして。入院はしていたもののすぐにどうこうという状態ではなかったのでそのあまりに急なお別れにいまだに実感が湧かずにいます。

通夜から葬儀まで参加してきたんですが、まずは喪主である叔父と通夜の打ち合わせのために坊さんの所へ一緒に行ったんですが、特に故人の話をするではなく極めて事務的に打ち合わせして、最後にしっかりと「料金」の話をされた時には正直白けました。

通夜ではその坊さんがお経を上げたわけですがもちろん何言ってるのか分からず、坊さんも本気で読んでくれてるようには聞こえず、こんなのに20数万も払うのか?と思うとおばあさんの死が金儲けに利用されてるようで悲しくなりました。「葬式仏教」とは良く言ったものです。

翌日には初めて葬儀の席というものに出たわけですが、仰々しく飾られた祭壇や会場を見て「こんな事してもおばあちゃんは喜ばないだろうな・・・」とつくづく思いました。

信仰心ゼロながら見よう見まねで焼香もしてみましたが、本当に形だけで、こんなこと一体誰のためにやっているんだろうと思うと何だか虚しく、その後も何言ってるのか分からないお経を聞きつつ係りの人の指示に合わせて合掌したり頭を下げたり・・・最後にはどうでもよくなってきてしまいました。

こんなにバタバタしなければ、もっとおばあちゃんの事を思い出したりできたかもしれないのに。つくづく葬式なんて無駄だと思いました。亡くなった後にどんなにお金を掛けてお祭りしても何の意味もないですね。生きているうちにもっとしてあげられる事があったのだろうな、と自分の不甲斐なさを恥じています。

それにしてもこれで祖父母は皆亡くなりました。「順番」というと変かもしれませんがいよいよ自分の親たちの代になりました。こうやってみんな死んでいくんですね。

そういう事を考え込んでもこの流れに乗っているしかない以上はどうしようもないので深く考えずにいたいと思います。