JW脱出計画(進行中)

エホバの証人2世(現在不活発)の思いをつらつらと・・・

背負ったり背負わされたり。

2009-02-09 20:57:43 | Weblog
先日母から「S兄弟があなたにどうしても会って話したい事があるって言ってるんだけど・・・」との話がありました。母にも話の内容は分からないものの、どうやらJWに戻って来いとかいった類のものではなく、自分の苦しい胸のうちを聞いて欲しいというような事らしいです。

S兄弟というのは僕が組織を突然去った時に「群れの司会者」だった人でした。いつも何かを悩んでいるような感じの非常に神経の細やかな人でした。当然ながら僕のその唐突な行動にもショックを受けていたようで、それが原因ではないようですがその後何かの事情で組織内での「特権」を失ったと聞いています。

そんな彼の事情もなんとなく聞いていたので「話を聞いてあげたほうがいいのかな?」とも思ったんですが、やはり組織内にいる人と会う気持ちにはなれず、結局会う事はできないと伝えてもらう事にしました。

ちょっと冷たすぎる気もしましたが、でも彼が悩んでるというのは僕の思い過ごしで、例えば「実はこの間あなたが良からぬ場所に出入りするのを見たものですから!」というダメ出し(?)を食らうという可能性も無いことも無いわけで。何しろあそこを出てから4年も経ちますからね。まあそんなわけで今更僕に言うこともないだろうと自分を納得させる事にしました。

それにしても人というは難しいものですね。迷惑掛けるつもりのない人に自分が知らぬ間に迷惑がかかっているかも・・・と心配しなきゃいけないなんて。誰にも迷惑かけずには生きるなんてことはできないと分かってるけどできればそういう事はしたくないなあ・・・と思いつつ結局は結構な数の人に心配や苦労を掛けているというのが本当の所なんでしょうが。

何はともあれS兄弟には心安らかな日々が戻って欲しいと思います。