龍体力学覚え書き

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岩波新書「密教」再読

2020-05-20 23:56:03 | book
岩波新書「密教」(松長有慶著)を再読。

何十年ぶりかで目を通す気になったのは、仏教の密教用語と同じ読み方をする文字列が、今回のコロナウイルスの件で「3密」だなんだと盛んにキャッチフレーズ使用されて、なんだかなーと変な気分になったから。

本来の「三密」とは、真言密教の「身密」「意密」「口密」のこと(Google 日本語入力でもあっさり変換できたし)。

それと掛ける意味で、意図的に「3密」という表現を敢えて使おうと企んだのがいたのかもしれないが、今回の件でこういう密教概論的な小冊子に目を通す機会を得られたのだから、きっかけはどうあれ、よかった!ということにしておきますかね。

本書108ページに

「密教の行の本筋は、あくまでも三密の瑜伽行にある。身、口、意の働きを一体化して、本尊と行者が一つに融け合うことが、密教の行の本来の姿とみなされる。」

とある。

密教のものに限らず、ちょっとした呪文を唱えながら走っていると、時々気が紛れて意外に頑張れることは経験済み。マラソン大会の15kmから30km手前あたりの惰性モードのときにたまにやったりもするし・・・。

その際に、指の組み方をこっそり実行すると、さらに効率が良いかもしれないな。いつか試してみたい。

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