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龍体力学覚え書き

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集英社新書「教えない教え」(権藤博著)に教えられる

2021-07-08 12:43:20 | book
現役時代の投球は観たことはないが、伝説「権藤権藤雨権藤・・・」のピッチャーの書いた新書本(「教えない教え」権藤博著)に手が伸びて、ペラペラ捲ってあっさり購入。そして読了。

学生時代には脚力に全然自信がなかったそうで、それが高校卒業後の社会人野球時代に、「腕立て・腹筋・ダッシュ」といった複数の練習を毎日少しずつ増やしていく方法(宮本武蔵風に)で足を速くした!と言い切っている部分に目が止まったから。実践して実際に効果を上げた人の話なら説得力が湧くというもの。

まあいくら足は速くなかったと本人が謙遜して言ったとて、もともとのちのちプロに入れる素質のあった人。ベースの基礎体力はずば抜けていたことは想像に難くないが、陸上の織田記念に名を冠されたほどの織田幹雄さんが「権藤を鍛えればオリンピックでメダルを狙える」と評価したというエピソードもあったそうなので(陸上選手じゃなくて野球選手を!)、投手としての上半身を支える下半身の強靭さも相当なレベルにまで達していたのだと思われる。

それだけにプロ入り後2年で65勝をあげるほどの「酷使」をされず、適度に間隔をあけながら10数年活躍して余裕で200勝していたなら、まだ若いうちからピッチングコーチのキャリアを積み始めることはなかったかもしれないし、ツバの真ん中でバチッと折り目を入れた帽子をかぶってマウンドに行き腕を組んでる権藤ピッチングコーチのスラッとした姿を、子供ながらに「カッコイイ!」と思うことはなかったかも・・・。

権藤さんにあやかって、最近の単なる10km惰性ジョグ習慣に、腕立て、腹筋、ちょっとしたダッシュも少しずつ加えてみるのもオツかな?

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