利根川の下流域の中洲に広がる葦原にはこの時期、北に帰るオオジュリンと南から繁殖のためこの地に訪れたコジュリンがどちらも同じようなごま塩頭をしてお互いの存在を知って知らぬか知りませんが同居しています、冬鳥のオオジュリンと夏鳥のコジュリンどちらも外見良く似ていますが同時に同じ場所で見られるのは日本中でも数少ない貴重な場所ではないでしょうか、これからここには絶滅危惧種のオオセッカがまもなくやってきます(今年もさえずり飛翔が見られるかな?)、葦原の王様のオオヨシキリがやって来て一気に葦原は賑やかになります、その後美声の持ち主のコヨシキリもやってきます、初夏のすがすがしい風の中、小鳥達の大合唱が聞こえてくる様です。最近開発の名の下、鳥達の営巣地がいつのまにか無くなってしまう事がありますがこの地は何時までも鳥の楽園であって欲しいと切に思います。
オオジュリン 葦の薄皮をパリパリとむいて中の虫を食べています
オオジュリン 顔から胸にかけて黒さが増しています、元気で旅立ってください
オオジュュリン 夏羽根今一歩ですがこの位で居なくなります、完全夏羽根は東北や北海道でしか見れません
コジュリン もうさえずりを始めています、営巣も真近でしょう
コジュリン まだまだ、枯れた葦が目立ちます、葦が茂ってきた頃オオセッカ、オオヨシキリがやってきます
コジュリン オオジュリンと違って胸までは黒くなりません
コジュリン 鳴き声はホオジロによく似ていますがもっと優しい五月の風のようです、(私の大好きな鳴き声です)
コジュリン 元気に子育てしてください
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