いつもの干潟で一昨日撮影したシギです。トウネン(幼鳥)3羽と一緒に行動していました。最初遠目で群れの中に一羽だけ嘴が他のトウネンに比べて長いのが居ると思い観察するうち、撮影範囲にまで来たときには肉眼でもはっきり分かる程その違いははっきりしたものでした。そのときはもしかしたらヒメハマシギかも知れないと密かに心躍らせながら撮影していました。ひとしきり撮影した後モニターで確認してみるとヒメハマシギの幼鳥の決め手である下列肩羽の矢尻模様が見られませんでした。一昨年同時期にヒメハマシギ幼鳥は撮影しているので直ぐにその特徴がないことは確認できました、ヒメハマシギではないようなのですが、それではこのシギは何だろうと頭をめぐらしましたが、ヒメウズラシギ?ヨーロッパトウネン?ただの嘴の長いトウネン?サルハマシギの幼鳥など色々な種名が頭を駆け巡りましたがどれにも合致しないようでした。家に帰りインターネットで検索して調べましたが結論を導き出すまでには至りませんでした。またヒメハマシギの決め手となる水かきの存在は数十カット撮影した中に残念ながら写っていませんでした。どなたか種名の特定できる方が居れば是非コメントいただきたいと思います。11-9-15 千葉県
背中の模様はトウネンそのもののようです
嘴の長さはトウネン、ヨロネンの個体差の範疇とするには長すぎるようです
体はトウネンより少し大きいくらで、足が長い
左トウネン、右不明シギ 明らかに個体差が分かると思います
左不明シギ、右トウネン
参考までに一昨年撮影したヒメハマシギです