今日はまずまずの天気のようなので少し足を伸ばして毎年撮影に行く利根川下流の葦原へ行ってきました。到着すると同時に小鳥達のコーラスが聞こえてきます。まず目立つのがオオヨシキリの「ギョギョギョギョシギョシ」という、がさつでうるさいほど賑やかな鳴き声、オオセッカは「チュルチュルチュル、チョッチリチョッチリ」と鳴きながら半円形を描きながら舞い降りるディスプレイを繰り返しています、セッカは体に似合わず大きな声で「ヒッヒッ、チャチャ」と鳴きながら忙しく飛び回り、コジュリンは「チョッピチュ ピーチュ ピーチュ」と優しくさえずりコヨシキリは「ジッピリリ ジッピリリチリチリチリ チュチュ ピピピ」と鈴を鳴らすような良い声でさえずります。遠くからは鶯のおなじみの鳴き声が聞こえてきます、空の高いところではひばりのさえずりも聞こえます、しばし鳥達の大コーラスに耳を傾けながら目をつぶると、なんともいえない充実感に包まれます、今日は湿度が低く晴れていても車の中は快適な状態で、頬をなでる風も爽やかそのものでした。今年もみんなの鳴き声が聞かれ幸せな思いでいっぱいでした。
オオセッカの求愛飛翔
オオセッカ 絶滅危惧種です
オオセッカ 飛び出し
オオセッカ 特定地域のみに生息(青森、秋田、千葉、茨城)
セッカ 葦原や草原には必ず居ます
オオヨシキリ この場所では一番個体数が多い
コヨシキリ 以前に比べ個体数はかなり減っています
コヨシキリ さえずり 個人適に大好きな鳴き声です
コジュリン 黒い頭巾は遠くからでも目立ちます
コジュリン さえずり ホオジロに似た鳴き声です
キジ 縄張りを張って、ほろうちをしていました