パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 308 葛西臨海公園

2018-11-28 21:23:25 | 葛西臨海公園
今日は有給休暇を取っていて、土・日では帰りの渋滞で敬遠がちの高速道を利用した鳥撮りを予定していました。
ところが前日の天気予報が微妙で・・・今日は雨が降るやら、降らぬやら・・・降るとしたら何時ころから・・・はっきりせず、結局遠出は断念!
朝の予報を見て決めることに・・・どうやら今日は雨の心配はないようです。ではどこへ行くか?ニシオジロビタキが出ている公園へでも行くか?駅へ向かいながら考え、いつもより天候判断で出遅れたこともあり、より近場の葛西臨海公園へ行くことに決定!何も有給休暇を使ってまで行くところでもないのですが、行けば行ったで何か収穫があるでしょう!

今日は上の池、かわせみ池ともカワセミがよく姿を見せてくれました。
水中からの飛び出し・・・3枚






小っちゃな魚をGET!


見返り姿・・・


アオジ・・・3枚




首を伸ばして餌採り・・・


今日は異常に暖かく、風のない1日。
こんな日は猛禽は飛ばない!が定説ですが・・・その通り。わずかにハイタカ、オオタカ若が飛んでくれましたが、どれも遥か遠い空の中、証拠写真程度のものしか撮れませんでした。そんな中、ノスリが近くまで来てくれました。
杭とまりのノスリは珍しい!


逆光から足早に順光側に移動。どうやら間に合った!


・・・と安心したら、すぐ飛ばれた!


結局、ありきたりの鳥さんばかりの写真ですが、それでもそれなりに1日楽しめてしまうのが野鳥撮影の面白さなんでしょうね!

NIKON D500
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR 500㎜(35㎜換算750㎜)
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一期一会・・・鳥撮りの記 307 彩の国調整池

2018-11-23 23:36:55 | 彩の国
快晴の3連休初日。鳥友と3人で初訪問の彩の国の調整池へ・・・
チュウヒやコハクチョウが来ているとのこと・・・初めての場所なのであまり期待はせず・・・でも、季節柄いろいろな猛禽類やジョウビタキやオオジュリン、あわよくばベニマシコなんぞは撮れるかも?な~んて淡い期待を抱きながら出かけてきました。

残念ながら今日の鳥さんの出は悪く、期待の鳥さんは不発!
まずはお馴染みのホオジロが相手をしてくれました。
ススキの穂をついばむオス・・・


こちらは、メス・・・


ペア揃って・・・


葦の茎に・・・


池をバックに・・・


カワセミも登場・・・
ちょっと遠い距離。


少しずつ距離を縮めて・・・


カンムリカイツブリ・・・


ハイタカ・・・遠い空。


ミサゴ・・・


期待のチュウヒは2回ほど姿を見せてくれましたが、いずれも遠い距離。ゴマ粒のような写真で証拠写真にもならず!
でもここは、さながら渡良瀬遊水池のミニ版のような雰囲気でもっと寒さが増してくればチュウヒをはじめ様々な猛禽類や水鳥、小鳥類がやってきてもおかしくない環境!また訪れてみたいフィールドです。

NIKON D500
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR 500㎜(35㎜換算750㎜)
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一期一会・・・鳥撮りの記 306 機材編 新レンズ試し撮り

2018-11-17 18:41:31 | 写真
週間予報ではよくなかった天気も今日はいいほうにはずれ、数日前に届いた最新のレンズNIKON AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRの試し撮りを兼ねて東京港野鳥公園へ・・・

この新しいレンズ500 5.6(ゴーゴーロク)は「PFレンズ採用で圧倒的な超小型・軽量ボディを実現した・・・」とNIKONのうたい文句にある通り、とにかく扱いやすいレンズです。9月14日発売とともにあっという間に売り切れ!予約を入れたものの約2か月待ってようやく手に入れました。
小型・軽量化の秘訣は「回析」を応用とか・・・ところがいくら説明文を読んでもチンプンカンプン!まあ、小賢しい理屈は抜きでも使えればいいや!
問題はその画質・・・満足できるか?です。

これがD500に装着したAF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR、レンズの重量はわずか1.5㎏ほど・・・


私の所有レンズで一番上級のレンズがこれ!AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR(ゴーヨン)現行機種より1代前の機種で、いわゆる大砲レンズです。
重量は約3.8㎏、それにカメラ本体、三脚(雲台が重い)で結構な重量になります。
これだと車で行くフィールドとか、じっくり腰を落ち着けて撮るシチュエーションの撮影にと・・・自然に自分で制約を設けていました。



ここで、ちょっと興味あるデータを・・・
レンズにはその性能を評価する指標としてMTF曲線というものがあります。
その解説は・・・これまた素人がみてもチンプンカンプンですが、要は赤い線が1に近ければ近いほどコントラストが高くヌケのいいレンズ。青線が1に近ければ高解像度のレンズといえるそうです。
そこで、新レンズのゴーゴーロクとゴーヨンのMTF曲線を比較して見ると・・・何と!ゴーゴーロクのほうが1に限りなく近い結果が出ているではないですか。こんな天井にへばりついたようなMTF曲線は見たことがありません。


レンズの価格や体感性能ではゴーヨンのほうが間違いなく上だとは思っていますが、今日はこの新しいレンズがどこまでゴーヨンに迫れるか?を確かめるつもりでした。
今日の成果・・・
これは割と近い(10mくらい)距離のカワセミをややトリミングしましたが、解像度には満足です。


さらにもっとドアップすると・・・


木の中の暗い条件のアオジ・・・
ピントの迷いもなく、悪条件下での解像度も満足です。


遠い空を飛ぶハイタカ・・・
ピントの追従、解像度も申し分なし!


さらにもっと遠い米粒大のハイタカ、大トリでもこれだけ写れば満足。


距離にして優に100m超えのノスリも拡大すれば目の赤さも確認できるほどの解像度、ピントの正確さ、トリミング耐性に満足。


今日のファーストインプレッション・・・間違いなく「いいね!」をあげられるレンズです。まあ、決して安いレンズではないのでこのくらいは当たり前・・・と辛口評価もできますが、まだまだ使いこなしていかないといけませんが、まずは買って後悔しないレンズといえると思います。
コメント (6)
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一期一会・・・鳥撮りの記 305 ハヤブサ

2018-11-11 20:50:32 | ハヤブサ
今日はおよそ2カ月ぶりに湘南のハヤブサのポイントに行ってきました。
ハヤブサペアは元気でいるか?・・・ついつい気になって、2、3カ月ごとに定期的に訪れています。
それにしても、今日は晴れ間が広がってハヤブサ撮りには申し分ない天候でしたが、小春日和を通り越して夏日和とでも言うような暑い日中でした。
肝心のハヤブサはあまり飛び回ってはくれず、代わり映えのしないシーンしか撮れませんでしたが、それでも数少ない見せ場は何とか撮りこぼしなく楽しめました。


青空をバックに飛翔・・・3枚






止まり木からの飛び出し・・・


ストレッチ・・・


崖上の樹上で・・・


飛び出し・・・


今日はなかなか崖にはとまらず・・・やっと撮れた飛び出し!


時々曇り空・・・


領空侵犯のノスリを撃退するハヤブサ・・・


2、3カ月に一度の訪問では珍しいシーンに出会うこともなく、同じような写真になってしまいます。別に欲をかくわけでもなく、外れのないフィールドとしてここは私にとって貴重な場所です。今日もハヤブサペアの健在ぶりに安心しました。

NIKON D500
AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+1.4テレコン 700mm(35mm換算1050mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 304 ミサゴ

2018-11-08 22:47:01 | ミサゴ
今日は有給休暇を取ってミサゴ狙い!
ここは神奈川県のほぼど真ん中を流れる一級河川で4年前はこの時期、この川の定番ミサゴポイントに結構通ってそれなりに楽しんできましたが、この3年間は全くダメ!今日は別のポイントに場所を変えてチャレンジです。
河川敷に入る道を間違えて住宅地の細い道で迷っていると、川の見渡せるところでミサゴが飛んでいる!しかも近い距離で順光の絶好の条件・・・でもカメラは手元にない!まいったな~、まあ仕方ない!でもさっそく本命に出会えるとは、期待できそう・・・
なんとか河川敷に車を止めると、ミサゴが何羽か飛び回っている!・・・これまた期待十分!!あせることなく、撮影ポイントを定めカメラをセットしスタンバイ完了。さあ撮るぞ・・・と思いきや、3羽のミサゴが川上に飛び去って行く。
道に迷わずここに来ていたら、初っ端から楽しいシーンが撮れたものと悔やむこと、しきり!


その写真がこれ!
あれよ、あれよという間に川上へ去って行く。実はこの時は3羽すべてがミサゴとは思わず、どうせトビが1羽くらい混ざっているだろう・・・と考えていましたが、拡大してみると3羽ともミサゴでした。


拍子抜けの気を取り直して川下を見ると・・・遠くでミサゴがダイブするところが見えた!・・・ってことは、ここには4羽のミサゴがいるってこと。
獲物を持ってこちらのほうへ・・・ただし、遠い対岸の向こう。


ここでは、2羽が1フレームに収まっています。
木とまりはちょっと翼の羽がボロボロの若で、この木がお気に入りの場所のようです。ここで羽を休めたり、捕らえた魚を食べたり・・・


風景をバックに2枚・・・




青空をバックに・・・


ホバリングから急降下・・・




今日はやること、なすこと・・・すべて裏目の日でした。
朝の道に迷ったことや、場所替えのための移動中に至近距離でミサゴが現れたり・・・
極めつけはこれ・・・
頭上で小鳥の甲高い警戒の鳴き声!ふと顔を上げると猛禽が小鳥を捕らえている。おそらく2羽で飛行中1羽が襲われ残った1羽が発した声と思われます。慌ててカメラを向けると、頭上を越え真逆光の方向へと飛んで行く。何とか後追いながらカメラに収めましたが、猛禽の顔は見えず、真っ黒のシルエット状態を現像で修正してみると、獲物はカワラヒワのようで、猛禽はハイタカではないか?と思います。
実はこの時、あまりにも鳥の出が悪いので、今日撮った写真を液晶モニターで見ていたのです。いつどこから現れるかもしれない鳥さん、油断は禁物ですね!もしこの時、モニターなど見ないで集中していたら・・・決定的瞬間とは言いませんが、順光の中獲物をつかんだハイタカ(多分)の写真が撮れたのではないかと思います。


NIKON D500
AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+1.4テレコン 700mm(35mm換算1050mm)

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