週間予報ではよくなかった天気も今日はいいほうにはずれ、数日前に届いた最新のレンズNIKON AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRの試し撮りを兼ねて東京港野鳥公園へ・・・
この新しいレンズ500 5.6(ゴーゴーロク)は「PFレンズ採用で圧倒的な超小型・軽量ボディを実現した・・・」とNIKONのうたい文句にある通り、とにかく扱いやすいレンズです。9月14日発売とともにあっという間に売り切れ!予約を入れたものの約2か月待ってようやく手に入れました。
小型・軽量化の秘訣は「回析」を応用とか・・・ところがいくら説明文を読んでもチンプンカンプン!まあ、小賢しい理屈は抜きでも使えればいいや!
問題はその画質・・・満足できるか?です。
これがD500に装着したAF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR、レンズの重量はわずか1.5㎏ほど・・・
私の所有レンズで一番上級のレンズがこれ!AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR(ゴーヨン)現行機種より1代前の機種で、いわゆる大砲レンズです。
重量は約3.8㎏、それにカメラ本体、三脚(雲台が重い)で結構な重量になります。
これだと車で行くフィールドとか、じっくり腰を落ち着けて撮るシチュエーションの撮影にと・・・自然に自分で制約を設けていました。
ここで、ちょっと興味あるデータを・・・
レンズにはその性能を評価する指標としてMTF曲線というものがあります。
その解説は・・・これまた素人がみてもチンプンカンプンですが、要は赤い線が1に近ければ近いほどコントラストが高くヌケのいいレンズ。青線が1に近ければ高解像度のレンズといえるそうです。
そこで、新レンズのゴーゴーロクとゴーヨンのMTF曲線を比較して見ると・・・何と!ゴーゴーロクのほうが1に限りなく近い結果が出ているではないですか。こんな天井にへばりついたようなMTF曲線は見たことがありません。
レンズの価格や体感性能ではゴーヨンのほうが間違いなく上だとは思っていますが、今日はこの新しいレンズがどこまでゴーヨンに迫れるか?を確かめるつもりでした。
今日の成果・・・
これは割と近い(10mくらい)距離のカワセミをややトリミングしましたが、解像度には満足です。
さらにもっとドアップすると・・・
木の中の暗い条件のアオジ・・・
ピントの迷いもなく、悪条件下での解像度も満足です。
遠い空を飛ぶハイタカ・・・
ピントの追従、解像度も申し分なし!
さらにもっと遠い米粒大のハイタカ、大トリでもこれだけ写れば満足。
距離にして優に100m超えのノスリも拡大すれば目の赤さも確認できるほどの解像度、ピントの正確さ、トリミング耐性に満足。
今日のファーストインプレッション・・・間違いなく「いいね!」をあげられるレンズです。まあ、決して安いレンズではないのでこのくらいは当たり前・・・と辛口評価もできますが、まだまだ使いこなしていかないといけませんが、まずは買って後悔しないレンズといえると思います。
この新しいレンズ500 5.6(ゴーゴーロク)は「PFレンズ採用で圧倒的な超小型・軽量ボディを実現した・・・」とNIKONのうたい文句にある通り、とにかく扱いやすいレンズです。9月14日発売とともにあっという間に売り切れ!予約を入れたものの約2か月待ってようやく手に入れました。
小型・軽量化の秘訣は「回析」を応用とか・・・ところがいくら説明文を読んでもチンプンカンプン!まあ、小賢しい理屈は抜きでも使えればいいや!
問題はその画質・・・満足できるか?です。
これがD500に装着したAF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR、レンズの重量はわずか1.5㎏ほど・・・
私の所有レンズで一番上級のレンズがこれ!AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR(ゴーヨン)現行機種より1代前の機種で、いわゆる大砲レンズです。
重量は約3.8㎏、それにカメラ本体、三脚(雲台が重い)で結構な重量になります。
これだと車で行くフィールドとか、じっくり腰を落ち着けて撮るシチュエーションの撮影にと・・・自然に自分で制約を設けていました。
ここで、ちょっと興味あるデータを・・・
レンズにはその性能を評価する指標としてMTF曲線というものがあります。
その解説は・・・これまた素人がみてもチンプンカンプンですが、要は赤い線が1に近ければ近いほどコントラストが高くヌケのいいレンズ。青線が1に近ければ高解像度のレンズといえるそうです。
そこで、新レンズのゴーゴーロクとゴーヨンのMTF曲線を比較して見ると・・・何と!ゴーゴーロクのほうが1に限りなく近い結果が出ているではないですか。こんな天井にへばりついたようなMTF曲線は見たことがありません。
レンズの価格や体感性能ではゴーヨンのほうが間違いなく上だとは思っていますが、今日はこの新しいレンズがどこまでゴーヨンに迫れるか?を確かめるつもりでした。
今日の成果・・・
これは割と近い(10mくらい)距離のカワセミをややトリミングしましたが、解像度には満足です。
さらにもっとドアップすると・・・
木の中の暗い条件のアオジ・・・
ピントの迷いもなく、悪条件下での解像度も満足です。
遠い空を飛ぶハイタカ・・・
ピントの追従、解像度も申し分なし!
さらにもっと遠い米粒大のハイタカ、大トリでもこれだけ写れば満足。
距離にして優に100m超えのノスリも拡大すれば目の赤さも確認できるほどの解像度、ピントの正確さ、トリミング耐性に満足。
今日のファーストインプレッション・・・間違いなく「いいね!」をあげられるレンズです。まあ、決して安いレンズではないのでこのくらいは当たり前・・・と辛口評価もできますが、まだまだ使いこなしていかないといけませんが、まずは買って後悔しないレンズといえると思います。
欲しくなるな…
500㎜ながらコンパクトで扱いやすく、しかも高性能・・・まだ発売されたばかりでレビューは少ないですが、評価の高いレンズです。
野鳥撮影にはもってこいのレンズだと思います。
「回析」レンズの特徴をソフトウエアーで巧みに補正しているのでしょうか・・・。
理屈はともかく使いやすく、撮れた写真に満足できれば言うことはありません。
久しぶりのヒット商品ですね。
2~3日前、今の納期は2月頃だと言っているCMがいました。
コメントありがとうございます。
回析レンズの弱点は逆光時のフレアやゴーストが出易いとされているようです。Ninonではその軽減のため無料の編集ソフトを提供しているようですが、この日の写真では必要は感じません。
ミラーレスカメラの充実といい、このような軽量・小型で高画質のレンズの登場といい・・・野鳥撮影の機材はコンパクト化して行くでしょう。きっと、それを望んでいるCMも多くいるでしょうから・・・
こんばんは~~
いいですね~~ 軽いレンズ・・・
私は70歳を過ぎていて Ⅾ500にタムロンの150-600㎜を付けて
三脚合わせて、5.4kを担いで鳥を追っかけています
軽いレンズは羨ましいですが金額が・・・まだまだ高そうですね
コメントありがとうございます。
年配?野鳥カメラマンの共通の願いは、軽くて取り回しが楽な写りのいいレンズ・・・でしょう。
このレンズはそんな願いにピッタリのレンズだと思います。2回目の商品供給も予約分で終わってしまったようで、入手希望の人はまた数か月待たされるようです。これではなかなか価格も下がらないかもしれませんね。