パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 196 ハヤブサ、トラフズク

2017-03-25 20:37:48 | ハヤブサ
最近、バーダーさんのブログでトラフズクがいくつかUPされています。
大雑把なエリアとしてはわかりましたが、いまひとつポイントが絞り切れない!
・・・昨日、割合あっさりとポイントがわかり、今日の鳥撮りのメインに決定!ここならハヤブサを撮ってから行っても充分楽しめる距離です。
さて、車で行くか?電車で行くか?迷った末、初めての場所なので車を止める場所があるか?不明のため、無難に電車で行くことに・・・
もうひとつ悩んだのはレンズをどうするか?ハヤブサ狙いでは長い望遠が望ましいし、トラフズク相手では超望遠では持て余し、せいぜい300mmクラスがベストチョイスだろう!電車利用なので、できるだけ装備は軽量にしたいし・・・結局、選んだのはBORG67。1.7倍のAFアダプターを付けて510mmのオートフォーカス(AF)、アダプターを外して300mmのマニュアルフォーカス(MF)・・・これでいいんじゃない!

今日のハヤブサのポイントの干潮は10:03、これなら朝8時ころから正午まで充分撮影ができます。
ところが今日のハヤブサはオスが不在。狩りに出掛けているのか?と思っていましたが、帰ってきても手ぶら!そして、またすぐメスを伴って2羽で飛んで行ったきり、予定の12時まで帰りを待っていましたが帰還ならず!少々物足りない成果でした。

飛び出しシーンはわずかこの1シーンのみ!


今日はあまり崖にもとまらず、飛翔も少なかった!






トビとのバトル!


飛び去ったペアのハヤブサの帰りを待っていましたが、正午にここを切り上げ私鉄、JRを乗り継いで・・・最後はちょっとローカルっぽい単線電車でトラフズクのポイントへ・・・と言っても、ここも同じ湘南エリアなんです!
お目当ての住宅街にあるちっぽけな公園に着くと・・・
いました!ミミズクのトラさん!!


耳を畳んだ姿・・・


毛づくろい・・・


斜に構えて・・・

結局、夜行性のトラフズクは大きく動くことはなく、せいぜい身づくろいや顔の向きを変えるだけ・・・
それでも、眠ったまま目を開けないこともあるようなので、ここまで撮れれば満足です。
また、警戒心の強い鳥さんなので木の奥に入り込んで枝被り、葉被りは覚悟していましたが、全身を見せてくれたのはラッキーと思うべきでしょう。

何枚撮っても、あまり変化のないトラフズクは適当に切り上げ、すぐ脇の小川に注意を払っていると・・・川岸には菜の花・・・カワセミがやってきました。


PENTAX K-3
BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)
トラフズクのみ BORG67FL 300mm(35mm換算450mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 195 チョウゲンボウ

2017-03-20 17:29:16 | チョウゲンボウ
連休最終日の今日は11日に次いでチョウゲンボウの里(仮称)へ・・・
11日は2組のペア誕生と聞いて、意気揚々と出かけましたが、南のペアは確認できず・・・あえなく撃沈!
今回はようやく3組のペアができたとの情報を得て、期待を込めての出陣です。
今年のチョウゲンボウは過去最悪だった昨年にも増して賑わいがなく、2月になっても北側の1ペアだけ・・・一体、今年のチョウゲンボウの繁殖はどうなるのか?心配でなりませんでした。
撮影中は3組のペアを確認!・・・したつもりでしたが、家に帰って現像をしてみると・・・ちょっと怪しげな雲行きです。
とりあえず、今のところは2組のペア・・・としておいたほうがいいかも!
いずれにしても、前回までに比べれば複数のペアが姿を見せ、大いに楽しませてもらいました。今回は「飛び出し」を中心にお届けいたします。

南側のペアが交尾・・・元気なヒナ誕生に期待!


交尾後、オスの飛び立ち!


真ん中の巣から飛び出したオス・・・
一度向かいの木にとまったあと、芝生の斜面に・・・なにか捕まえた!


獲物のトカゲを掴んだ飛翔姿を追う!


北側のオスがアンテナから飛び出した!
家でこの写真を現像中、ハッと気が付いた!!これは上のオスと同じ個体です。尾羽の向かって左側がちぎれかけたような・・・羽毛が張り付いたような・・・特徴があります。


南側のオスが獲物をもって飛び出し!
枝が込み入ってきたないバックとなったのが残念!獲物はアトリのようです。


これも南側のオス・・・


もひとつ、南側のオス・・・


これまた、南のオス・・・今日は南側のペアがよく飛んでくれました。

結局、このチョウゲンボウの里では2組なのか3組なのか?今日のところペアの数は謎ですが、いずれにしても遅ればせながら例年通りの賑やかさが戻ってきたようで、これからも期待できそうです。

NIKON D500
AF-S Nikkor 300 F2.8 ED VR+1.7テレコン 510mm(35mm換算760mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 194 オオタカ、モズ

2017-03-19 20:34:46 | オオタカ
「暑さ寒さも彼岸まで」・・・とは、よく言ったもので今日は春らしい暖かい1日でした。

そろそろ鳥さんの世界も恋の季節、新しい生命の誕生にむけての営みが見られる頃となり、今日は昨年より1週間ほど早くオオタカの様子を見に県央部に近い里山の公園に行ってきました。
やはり1週間早いせいか、巣材運びなどの具体的な営巣活動は見られませんでしたが、交尾もあり今年も営巣・子育てが期待できそうです。
今日は今季初の観察ということもあり、オオタカの行動は予測が立たず、なかなか姿を見せず!到着して3時間たってもシャッターを切ることなし!
ようやく姿を見ても、ピンポイントの隙間からの撮影や枝被りばかり・・・敵さんはやはり手ごわい相手です。

鳴き声を頼りに、ようやく姿発見!
ピンポイントの隙間をぬって・・・姿を見せているのがオス。真ん中2本の太い幹に隠れてメスがいます。
このあと、交尾シーンがありましたが、2本の幹に隠れて撮影は断念!


なんとか全身が抜けて撮れたのはこれが唯一・・・


木の幹がなければいいのですが・・・


逆光のシルエット状態の中、露出補正+2.7をかけて・・・


身だしなみが大切!きれいな尾羽のお手入れ中!


森の中をメスが飛び出した!直感で池のほとりで待っていると・・・ヤマ勘大当たり!メスがやってきました。
ラッキーですが、小枝の中・・・


オオタカの合間、小さな猛禽と言われるモズがまだ水の張っていない田んぼでしきりにエサ捕りをしていました。
オス(左)からメスへの求愛給餌・・・


2回目は・・・
メスのおねだりを無視してオスが食べてしましました。


獲物はケラが多いようです。


飛んでいる虫をフライイングキャッチして食べる!


これからの季節・・・猛禽類に限らず鳥さんたちの活動が活発になり楽しみな時期を迎えます。
心配していた都下のチョウゲンボウも3組のペアができ、賑やかになってきたようです。
連休最終日の明日はチョウゲンボウ狙い!かな?

NIKON D500
AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR 500mm(35mm換算750mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 193 多摩川探鳥

2017-03-11 20:17:14 | 多摩川
例年になく不調のチョウゲンボウの里(仮称)ですが、ようやく北のペアに加え南側にもペア誕生!の情報を得て、これでチョウゲンボウの里にも春到来!!とばかりにウキウキして出掛けてみました。
ところがどっこい!1月、2月と変わらず、北のペアがわずかに姿を見せるばかり・・・南のペアとやらはまったく気配なし!!
2月12日のブログにもちらっと触れましたが、今日もブログネタにならず。
一体、今シーズンのチョウゲンボウはどうなるのか?実に心配です。
早めにここを切り上げて多摩川探鳥に予定変更・・・

とは言え、チョウゲンボウの里で撮ったわずかばかりの写真もせっかくなのでご紹介・・・
わずかに飛んでくれたチョウゲンボウ オス・・・


愛想のいいジョウビタキ メス・・・


まだ花の残った河津桜にメジロ・・・


多摩川では皮肉なことに最初に現れたのがチョウゲンボウ!
真上でホバリングから旋回し飛び去って行きました。


春らしく・・・花とまりのホオジロ・・・


オオジュリンは考えてみると、まともに撮れたのは今季初でした。


小エビを捕まえたカワセミ・・・


オオバンの中に1羽だけいたカンムリカイツブリ・・・


だいぶ離れたところにもカンムリカイツブリ・・・こちらは夏羽への換羽が進んでいます。


PENTAX K-3
BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 192 ハヤブサ、チョウゲンボウ

2017-03-08 17:26:10 | ハヤブサ
そろそろハヤブサの繁殖行動が見られるころ・・・と、今日は有給休暇をとって湘南のポイントへ行ってきました。

ハヤブサに限らず、鳥さんの撮影は姿はあってもずっと木の上でとまったまま動かないこともあれば、頻繁に飛び回ってくれることもあり・・・本当にその時の運次第で吉となることも・・・凶となることもあり!です。
今日のハヤブサの行動は比較的よく飛び回ってくれ、おまけに狩猟シーンまで見ることができました。・・・と言っても、向かい側の崖での狩猟で遠い距離でした。ここは撮影ポジションから向かいの崖までは優に100mはある距離で崖とまりの写真は豆粒!大トリミングが必須条件です!!

今日は少しばかりショッキングなシーンが続きますので、苦手な人はパスしてください。

向かいの崖の藪の中にハヤブサ オスが飛び込んだ!
こんなところにとまることはないので、すぐ何か獲物を狙っての行動!とわかりました。


首尾よく獲物を捕らえるか?飛び出しに集中!
ヒヨドリをしっかり捕まえています。


とどめかな?・・・


獲物を持って食事場へ・・・


交尾シーンも・・・
今年もかわいいヒナの誕生を期待したいですね!


交尾後の飛び出し!


食事も終わり、オスは向かいの崖、メスはいつもの崖上の木の中・・・所定の位置に落ち着いたので、もうしばらくは動かないだろうと判断し、帰り道がてらチョウゲンボウのポイントに立ち寄り・・・
ここでもメスのチョウゲンが狩猟シーンを見せてくれました。

土手に座ってメスの動き出しを待っていると・・・
私の頭の上を通り越して4、5m先の道端の草むらに飛び降りた!
近すぎて・・・なんとかフレームに収まった。


飛び出し!カエルをしっかり掴んでいます。これも近すぎてフレームに収まっていたのはこの1枚!


別のシーンでは・・・
土手に舞い降りて何かを捕らえたようです。どこに舞い降りるか?追い切れず、ややピン甘になってしまいました。


やはりカエルを捕らえてここで食事です。

カエルが獲物では狩りとは言えないかもしれませんが・・・餌をとるのが狩り・・・とすれば、カエル捕りも立派な狩りじゃないでしょうか?
啓蟄を過ぎ、暖かくなってくるとトカゲやカナヘビ、カエルなどをチョウゲンボウはよく捕ります。
ただ、なかなかタイミングよくそのシーンを撮ることはできません。

NIKON D500
AF-S Nikkor 300 F2.8 ED VR+1.7テレコン 510mm(35mm換算760mm)
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