パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 502 2021総集編

2021-12-27 09:16:29 | 総集編
2021年もあと僅か、例によって今年1年を振り返ってみると・・・
総じて今年もコロナに翻弄された年で、1月から9月まで「緊急事態宣言」と「蔓延防止措置」がほぼ継続して発せられていたような?鳥撮りも憚れる1年でした。東京オリパラも1年遅れで無観客開催と、歴史に残る大会となりました。コロナ対応で無策・無能ぶりを露呈した菅内閣は僅か1年で退陣、岸田政権へと移行しました。また、スポーツ界ではMLBの大谷選手・・・二刀流での大活躍!MVP獲得。ゴルフ松山選手のマスターズ優勝等の明るい話題も・・・
気象の面では、相変わらず梅雨時は東海・西日本など一部の地域が集中した豪雨に見舞われ、大きな災害も発生しました。8月は梅雨を思わせる長雨にたたらえ、日照不足に悩ませられた月でした。一方、10月ともなると夏日が続く「2度目の夏」のような気温で地球温暖化による異常気象を改めて感じました。
このような状況下、累計の撮影した野鳥の種類は193種となり前年より12種の※ライファーを積み上げたこととなります。
野鳥撮影を始めて8年、年々初撮りの数は少なくなりますが、コロナ禍で撮影機会が限られる中、まずまずの成果だったと思います。

このような2021年・・・トピックといえる写真を選んでみました。

1月・・・
久しぶりのクマタカ。普段は空をバックの写真ばかりですが、山をバックに飛んでくれました。



4月・・・
2年ぶりのコマドリ。


サシバも久しぶり・・・



5月・・・
思わぬ場所でのヤマドリ(初見・初撮り)との出会い・・・ラッキー!



6月・・・
富士山麓で・・・ようやく出会えたカッコウ。


彩の国で・・・初撮りのシロエリオオハム



7月・・・
例年何度も訪れるオオタカの繁殖期。今年は緊急事態宣言でままならず!宣言解除で出かけてみると、3羽のヒナがいました。



7月、8月・・・
オリパラ開会式当日のブルーインパルス。15㎞離れた我が家から・・・

上が7/23オリンピック、下が8/24パラリンピック


11月・・・
趣向を変えて、上野動物園でアカショウビン(上)とルリカケス(下)。
本当は自然の中で撮りたいものです・・・



12月・・・
バーダー界では本年最大の話題の鳥さん、ロクショウヒタキ。



オオハヤブサも初見・初撮り。



目の「ナイキ」マークが特徴のビロードキンクロ・・・これも初見・初撮り。


※ライファーとは
「Lifer」と綴り、バーダー間の業界用語のようなもので「人生で、はじめて見た野鳥」のことです。
ところがLiferを辞書で引くと、
① 終身刑囚② 職業軍人③ 仕事に一生を掛けた人④ 生命保険会社が出てきて、上記の意味は出てきません。

しかし、バードウォッチャーの世界では上記の意味でLiferが使われていて、これは世界共通用語だとのことです。
浅学な私は「人生初・・・」ということで・・・「Life First」を略した和製英語とばっかり思い込んでいました。(汗)

今年も拙い私のブログをご覧いただき、ありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。








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一期一会・・・鳥撮りの記 501 ビロードキンクロ他

2021-12-22 08:59:05 | ビロードキンクロ
昨日は、鳥友と三番瀬へ・・・恥ずかしながら野鳥撮影を始めて8年、水鳥にはあまり興味のない私には初めての場所です。
残念ながら、本命さんには出会えませんでしたが、初見・初撮りの鳥さんもあり、楽しい時間を過ごせました。

初見・初撮りのビロードキンクロ・・・









ミヤコドリも5年ぶり・・・
在原業平が伊勢物語で歌ったといわれる「名にしおはば いざ言問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしやと」の歌。実はここで歌われた都鳥とはこの「ミヤコドリ」ではなく、「ユリカモメ」のことだそうです。

好物のマテガイをGET!









ウミアイサ メスも久しぶり・・・






ホオジロガモ メス・・・



ハマシギ、ダイゼンの群れ


本命不在、シギチのシーズンは過ぎているとは言え十分楽しめました。またシギチのピーク時には訪れたい場所です。

NIKON D500
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR+1.4TC(35mm換算1050mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 500 霞ヶ浦周辺の鳥たち Vol.2

2021-12-19 08:39:27 | 北関東
12月15日に出かけた霞ヶ浦周辺・・・第2弾です。

ねぐら帰りのチュウヒ・・・












コチョウゲンボウ・・・






日没間際の夕陽を浴びて・・・




ミサゴ・・・



今季初見・初撮りのオオジュリン・・・



飛翔するヒバリ・・・



およそ300m先を低く飛ぶ猛禽を発見!とりあえず撮ってみるとオオタカでした。鬼トリで・・・



オオヒシクイの保護区。約400mの遠い田んぼの中・・・今季、約200羽が飛来!

※いずれも距離の推計はGoogleマップによる

今シーズン3度目の霞ケ浦・・・残念ながら今回も本命のハイイロチュウヒとの出会いは叶いませんでしたが、いろいろな鳥さんと出会え満足な1日でした。

NIKON D850
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR (35mm換算900mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 499 霞ヶ浦周辺の鳥たち Vol.1

2021-12-17 09:36:55 | 北関東
一昨日、鳥友と出かけた霞ヶ浦周辺・・・いろいろ撮れたので2部に分けて掲載します。
まずは、短時間で多彩なパフォーマンスを見せてくれたオオハヤブサ!

飛翔姿・・・2枚






定位置の電柱へ・・・






飛び出し・・・









電柱の上で・・・








ここでのオオハヤブサ撮りは2回目ですが、前回に引き続き短い間にいろいろなシーンを撮らせてもらいました。ありがとう!

NIKON D850
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR (35mm換算900mm)

追記
私はオオハヤブサについては詳しく知りませんが、よく言われている普通種のハヤブサとの違いを下記にまとめてみました。

赤丸のいわゆる「ハヤブサのひげ」(個人的には「もみあげ」がふさわしいと思うのですが・・・)ハヤブサに比べてオオハヤブサは太く、頭の黒い部分から「頭巾」をかぶったように見えます。
また矢印の胸から腹のかけての縞模様は、ハヤブサは細く、オオハヤブサは太い・・・縞模様というよりまだら模様に近い感じです。
コメント (2)
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画像のノイズ処理

2021-12-09 11:15:48 | 写真
野鳥撮影を趣味としている私にとって常に頭を悩ませている問題として「ノイズ」対応があります。
ISOを上げればノイズも上がる・・・動く鳥に対してはSSは下げたくない・・・暗所では常にISOとSSのせめぎ合いです。
私はいろいろと試行錯誤の結果ISOの上限を6400とし、あとはSSをその時の条件で極力下げることとしていますが、やはり限界があります。
RAW現像ソフトの「Lightroom」ではノイズ処理に関してはイマイチで、何かいいソフトはないものか?と考えていたところ、今回ひょんなことから「Neat Image」なるものを知り試しに使ってみたところ、これが頗る効果的なものと感じました。

以下の写真は日没間際のハイイロチュウヒ メスを撮ったものですが、ノイズが気になります。(ISO6400 SS1/1250 F5.6)
オリジナル写真・・・クリックして拡大ください。


Neat Imageで処理したもの・・・クリックして拡大ください。


いかがでしょうか?主体であるハイイロチュウヒのシャープネスはさほど損ねることなく、背景のノイズはきれいになったと思いませんか?

CMそれぞれに撮影スタイル、画像処理の方法、そして拘りがあると思いますので、この「Neat Image」を推奨するつもりはさらさらありませんが、私にとってはフリー(無料)でここまで使えるのは秀逸なソフトだと思います。

ただ、欠点としては「処理後はEXIFやIPTC、ICCなどのメタデータが保持されない」ことです。つまり撮影時の機器構成やデータが表示されないこととなります。
オリジナル写真のスクリーンショット


Neat Imageで処理後のスクリーンショット


まあ、ご参考程度にご覧いただければ・・・と思います。
コメント (2)
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