パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 303 オオタカの狩り

2018-11-03 22:40:40 | オオタカ
秋晴れの今日は、春以来久しぶりの葛西臨海公園へ・・・
そろそろ猛禽類も出始め、冬の小鳥やカモ類もやって来ている頃と出かけてきました。
いつもの上の池のほとりに陣取っていると、しばらくしてオオタカ若が登場!思わぬ狩猟シーンを見せてくれました。
少々、ショッキングなシーンが続きますので苦手な方はパスしてください。

どこからともなくオオタカ若が現れ、遠い対岸の藪の前を低く早く飛んだ!
反射的にカメラを向けシャッターを切りましたが、遠い距離と咄嗟のことで追い切れず・・・


すると、草地に降り立ったオオタカを発見!
距離にして100mは優に超える遠い距離・・・


どのくらい遠いかと言えば・・・これくらい!オリジナルがこれです。どこにオオタカがいるか、わかりますか?
そんな訳で今日の写真はすべて鬼トリになりますので、画質の悪さはご容赦ください。


オオタカが草地に降り立つとは・・・?なにか獲物を狙っての行動と判断。起伏で足元は見えず!飛び出しを待つことに・・・
つかんだ獲物を見ると・・・なんと、キンクロハジロ!草地で捕らえた獲物なら、せいぜいキジバトくらいかな?と思っていたら意外でした。


自分と同じくらいの大きさのキンクロハジロを藪の方へと運ぶ・・・


さすがに疲れたのか?小休止・・・


そして、また運ぶ・・・


キンクロハジロはまだ生きていますが、オオタカにがっしり掴まれてなす術なし・・・


ようやく藪に・・・
この後、さらに奥に入って行き視界から見えなくなりました。


対岸側に移動してみると・・・藪の木の下で捕食中。ノスリに見つかったら強奪されてしまいます。ここなら安心かな?


犠牲になったキンクロハジロにはかわいそうですが、自然の摂理で仕方ありません。
ここでは強者のオオタカにしても、すべてが天寿を全うできる訳でもなく、さらに大型の猛禽に襲われることもあり、自然界で生き抜くことは厳しいものだと思います。それでも、野鳥ならずとも動物界、生物界では絶滅することなく種が存続されているのは、それはそれでバランスが取れていることだと私は思います。

NIKON D500
AF-S Nikkor 300 F2.8 ED VR+1.7テレコン 510mm(35mm換算760mm)
コメント
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