パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

USPSジェダイ・マスター.com

2007-03-31 23:55:21 | 映画
 ちょっと前にR2D2のポストができるって話を見かけていたのですが、先週?先々週?ぐらいから実際に登場してます!ってことで昨日行ってきました。ロケーション情報によるとタイムズ・スクエアにもあるハズだったんだけど、なんかパッと見て?だったので、ロックフェラー近くの48th&6thで見つけました↓
   
 なんか思ったより人目を引いていなくてちょっと興ざめでしたけど パンダさんはもっとR2D2らしいのを想像してたみたいでイメージと違ったみたい でも全米にコレが設置されてると思うとなんか微笑ましいですよね

 それで、そのポストに USPSJEDIMASTER.COM と書いてますが、このサイトがすごいんですよ。3/28にサイトオープンしてて、5/25に発売になるスターウォーズ公開30周年記念切手や、速達封筒なんかを紹介してるんです。スターウォーズのファンが見たら笑っちゃうような言い回しの数々で、郵便局(USPS)のサイトにこんな楽しいのがあることに感動してしまう。URLも単にStarWarsとかじゃなくてJediMasterにするあたり、相当なファンの人が運営しているとみた。人気の切手を投票したりできるんですが、一番面白かったのは、Become a Jedi Shipping & Mailing Masterのクイズですかね。LAでのCelebrationに参加できるクジ付き。早速受付画面で登録すると、いきなりあのメインテーマ音楽にのって、これ↓が現れる。
   
んでスターウォーズのクイズと郵便のクイズに交互に答えます。面白いし、意外に結構苦戦するかも 在米の方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
 May the Force Be with You. 

魔笛@NYU

2007-03-30 23:52:48 | 音楽
 じつは昨日から4日連続でパンダさんは大学で魔笛の演奏にのっています。今週は課題2つにプレゼン2つ(うち一つ空振り)というハードな週だったのですが、何とか乗り切った!?こともあって今日行ってきました。去年のIDで5ドル!で聞いちゃいました。

で、感想ですが、mixedですかね 全体的には満足なんですけど。
○オケピットがないので、ステージの奥側カーテンの裏でオケが弾いて、歌い手は指揮をモニターで見るというアクロバティックな舞台設定で、時々合わせるのが大変そう。
○そのせいか分からないけど、ボリュームが物足りない場面がチラホラ。あれ、ピアノの部分でメリハリが足りないせい?フルートの見せ場のところでよく聞こえなかったり。
○あと、モーツァルトらしさというか、ほんの2,3秒の間にガラリと違う雰囲気になりながら音の重なりが変化していく感じがもーちょっと出てほしかったかなぁ。
○一番うーんと思ったのはパパゲーノ。ちょっと声量が足りなさ過ぎ。あと夜の女王はキチンとあの高い部分が出ればいいってわけじゃないっていうか、絶望的に声が細かった。ちょっとカワイソウ。
○良かったのはこの演目には珍しく!?主人公のタミーノ&パミーナ。夜の女王の使いの3人はキレイなハーモニー。
○ザラストロだけ教授がやってたんですけど、やっぱりあんなに低い声っていないってことなんですかね。夜の女王並みに特別なのかも。
○あと、モノスタトスが良かったかも。キャストを見たらundergraduateの1年生、10代の声には聞こえなかったなぁ。超新星かも。
○満席で観客のノリが良かったので楽しみやすかったかな。

っといろいろですが、思い出深い演目でもあるし、やっぱり傑作なのでしっかり楽しんで満足したのでした

Additional Guidance to the GEF

2007-03-27 23:58:38 | 環境ネタ
 こんなエントリのタイトルつけても特定の環境条約に土地勘のある人しかピンと来ないと思うのですが、もーあまりにあんまりなので、GEFへの不満を書き連ねてみる。GEFはGlobal Environmental Facilityのことで、92年のリオの地球サミットの直前にできたFinancial Mechanism(きっかけはアルシュ・サミットだったか)。地球環境ネタの途上国援助をやりましょうって目的で、温暖化や生物多様性、オゾン層、化学物質、水質等々いろいろです。多国間環境条約の話をするときに途上国支援ネタが議題に上らないことはないのですが、同じようにGEFへの不満が聞かれないこともなくって、何かと言えば「GEFとは違う新しい資金メカニズムを作れ」ってな要求をするので、「そんな屋上屋なことしても余計面倒くさいに決まってるじゃん、変なの」と思ってました。が、その不満が今は分かるというか、というのも、例の授業の一環のお仕事でGEFを使ったプロジェクトの企画書みたいなのを書く機会があって、あまりのひどさに頭がクラクラし続けているのです。一言で言うと、どの情報も自己完結していないんですね。

○プロジェクト・サイクルの説明がない
 サイトに行ってささっとアイデアを形にしてみようか、と思っても、まず最初にどこから始めるべきか分からない。

 これが例えばADBだと
こんな感じ
で解説してくれるので(それぞれのボックスからのリンク付き)、あぁ最初のステップから手をつければいいんだなと分かるんですよね。
 
 ところが、GEFの方でこれに相当するページに行っても関係機関(UNDP, UNEP,世銀)がツラツラと出てくるだけで全然意味ある情報が出てこない。more informationってとこからリンクをたどってみたらずらっとフォームが並んでるだけで、さぁ勝手に埋めてくれとでも言わんばかり。
 それも私が不案内なせいだろう、と思ってgeneral informationを読んでみるかとクリックしたらワード文書が開かれるってどういうこと(・ ・?) それも全てが一部分でいくつかのワード文書に分かれていて、それだけで読む気をなくす上に、しかも6つのファイルを見た後にほしい情報がないってケンカを売られている気がする

○細かく分かれすぎ
 さらに悪いことにというか、too fragmentedで、focal areaが生物多様性、温暖化、化学物質、砂漠化&土壌浸食、国際水質、オゾン層に分かれて、さらにその下にoperational programってことでいくつかに分かれて、それとは別にEnabling Activitiesがあって、さらにoperational programの上位概念的なstrategic prioritiesがあって、いろいろ入り乱れて何が何だか一見しただけでは分からない。いや、説明らしいページもあるんですが、これも自己完結してないので、イチイチ担当ページに行かないと違いが分からない。どこで申請できるのかというのが知りたいだけなんですが、例えばSmall Grant Programで申請できるのかなというのは、リンクをたどってSGPのページに行ってみて、Participationのリンクを見て初めてEligibilityが分かるんですが、こんな2,3行で説明できることなんで最初から説明してくれないの、と。
 結局重層的な断片を分け入って コレかな? コレかな? とやってるだけで丸一日日以上かかってしまう。フォーマット探すだけでこんなに大変だったら普通はやる気をなくします。

○目の粗いザル~他の援助機関とのデマケ
 上の細分化とコインの裏表ですが、細分かされたプログラムは所詮目の粗いザルでしかないので、いろんなものが抜け落ちるわけです。例えば生物多様性だったらカルタヘナ議定書のためのcapacity buildingがstrategic priorityになってるのですが、じゃぁ絶滅危惧種の貿易を規制するワシントン条約はどうなるの?(締結していない国が30国ぐらい残ってる)とか、いろんな疑問が沸くわけです。
 んで恐らくはGEFはその沿革から言っても従来の援助機関に追加的なものですぅ~ってことで、そのザルから零れ落ちるものは従来の援助機関を使ってね、ってことなのかと思うんですが(GEFは追加費用(Incremental Cost)を払います、っていう建前にもこの一環かなぁ。違うか?しかもこれが輪をかけて複雑)、だったらGEFじゃなきゃどこにアクセスしたらいいのか一覧性を持たせてほしいわけです。そんなことは全くないわけで、UNDP,UNEP,世銀の寄合所帯のせいで、どこか一つに肩入れできないからですか?と皮肉の一つでも言いたくなる。

 こう言ってはなんですが、私はある程度(少なくとも途上国のフツーの実務者よりは)教育も実務経験も積んでるのにこんなに苦戦するんだから、途上国の担当者が気軽に・簡単に使えるわけないじゃーん。同じことやってるJD生と話をしたら"I'm an educated person, but・・・"って同じようなことを言ってた。こんな状態で、GEFにファンドを出したから使ってね、といわれても、本当は使わせたくないからGEFに出したんだろうとか恨み言の一つでも言いたくなる。
 もっとピンポイントに文句を言うと、国際機関同士の縄張り争いなんて勝手にしてくれというか、ガヴァナンスが効きにくいだけ性質が悪い。無意識に比較してしまうのですが、日本の官僚機構(中央官庁のそれ)の争いは、純粋な省庁益で動くことなんてないというと言いすぎかもしれませんが、ほとんどはoutsideの利益を代弁しているに過ぎないわけで、翻って国際機関同士の縄張り争い、とりわけユニヴァーサルな国際機関同士の争いってそれぞれ一体誰のために戦っているんでしょうかね(・ ・?) 主導権の違う国際機関の争いならまだ分かるんですけど(OPECとIEAとか)、援助機関同士が対立とは言わないまでもビミョーな関係になって一番困るのは途上国なんですけどねぇ。

 国連改革の一環というか、国際機関の非効率はずーっと話題になっていて、環境ネタだとWEO構想(環境ネタの国際組織が条約ごとにバラバラで力も弱いので、World Trade OrganizationならぬWorld Environment Organizationができないかって話、最近だとシラク仏大統領が主張して、EUも支持)が浮かんでは消えるのですが、仮にGEFと3つの実施機関、7つの執行機関の関係がすんなり整理されてone stopサービス的なものができるならそれだけでも意義はある気がしてきました。もっとも、そんなよく分からん組織作っただけですんなり整理されるとは到底思えないのですが。少なくともというか、日本って何となく多国間資金援助が多いようなイメージがありますが、キチンと目を光らせないと本当に援助が必要な途上国ではなくってUN Bureaucracyに貢いでいるだけになりかねないわけで、しっかり物言うドナーになってほしいものです。

ちょっとしたReunion

2007-03-25 23:59:36 | グルメ
 昨日今日と嬉しい来訪というか、ちょっと久々にお会いできて楽しいことがありました。

○いとこ@Josei's
 昨日の話ですが、私(そらまめ)の方のいとこが丁度NY滞在中でお電話を頂いてランチすることに。パイロットなんですが!、NY便のフライトでお越しになって、時間ができたとかで朝電話をもらって3人で会うことに。家のすぐ裏のホテルに泊まってて、ちょっといろいろ考えたのですが、結局近場で前行ったとき美味しかったオーガニックのJosei'sへ。
 お元気そうで何よりというか、楽しくオーガニックを食べて、真面目な話なんてしてないんですが、当たり前ですけどお仕事は大変そうだなぁというか(今頃も飛んでるハズ)、パンダさんもそうですけど(私も(・ ・?))プロフェッショナルの道はそれなりの苦労があるよねぇとか、不思議なことにいろんなことを感じたのでした。

○職場仲間@Scarlatto
 今日は職場の仲間が何と5人も!集まってランチ(というかおやつ)。場所はパンダさんが選んでくれたタイムズスクエア近くのScarlatto。練習が入ってたのですが、途中からパンダさんも合流して6人の賑やかなテーブルに。NY組だけでなく、DC組やたまたま訪米中の方で集まったんです。入ってみるとちょっと小奇麗な感じであんな喧騒の場所なのに落ち着けます。 (注:左の写真はHPから)
     
 私の頼んだバナナタルトはとっても美味しかったです。何より話に花が咲いてというか、それぞれの前線での活躍というか、転機があったりアクシデントがあったり(含むフィジカルなアクシデント)、いろいろで、バックグラウンドが違うメンツが集まったこともあって違う視点からの考えが共鳴するような気がしましたね。いや、その場では他愛もない話しかしてないんですけど、単に楽しいだけじゃないっていうか こういういい面は大事にしたいなと思いますね、やっぱり

La Paella

2007-03-23 23:37:47 | グルメ
 昨日の話ですが、SANUKI Projectのみんなでお食事に。実は3月末で日本に帰ってしまうメンバーがいるので壮行会ということで。New Yorkってそういう所って分かっちゃいるけど、こういうのあるたびに寂しいですね。っで、お食事会の場所はぁ~、イースト・ヴィレッジのLa Paellaです。スパニッシュ料理なんですが、スパニッシュといっても南米ではなくて、本家スペインの料理。照明もぐっと落としていい雰囲気(←写真がイマイチなことの言い訳)
   
   
 特にシーフードがいっぱいで大満足 随所でオススメのバスク・パエリアもとっても美味しかった! が、日本で食べ覚えのあるパエリアとはちょっと違うんですよね、カリカリっとした感じじゃなくて、ちょっとお鍋の底が深めで汁気が残った感じ。なんかNYのパエリアはどこもそうらしいのですが、どっちがホンモノに近いんでしょう(・ ・?)

春、別れと出会いの季節だなぁ~と改めて
 大勢でこそ楽しめる料理はスペイン料理でしょうと思い、前から本などを眺めては気になっていたお店をチョイスしてみました。期待通りおいしかったですシーフード好きのパンダにとっては、いっぱいシーフードを食べることができたことが幸せでした。サングリアも飲めたし。素直にまた行きたい!と思えるお店でした。
 パンダたちも残り少ないNY生活をしっかり満喫しなくてはと再認識した今日でありました。そして「SANUKI」に乾杯

Hair Spray

2007-03-21 23:59:14 | 音楽
 ここ1週間ほどで4つ課題の締切があるのですが、それも何のそのというか、今晩ミュージカルに行ってきました、Hair Sprayです。パンダさんが行ったときにすごく良かったってことで、ずっと薦めてくれてたんですよね。んで大学のチケット・センターでディスカウントを見つけてくれたので、行ってきました。パンダさんは今晩練習だったので一人で。。。

 んで、コレ熱心に薦めてくれたわけが分かったというか、メチャクチャに素晴らしいです、ほんと何もかも。これほど「陽」に偏ったというか明るいのもスゴイし、だからといって扱うテーマからしてただのお馬鹿では決してないし、歌もうまいしダンスも小気味いいし、キャストも迫力満点だしぃ~。歌がうまそうな体型の主人公やママ達だけでなく、主人公の友達役の女の子は華奢なのに歌もうまかったしキレイだった・・・と思ったら既にハリウッドでも活躍する相当なセレブなんですね(Alexa Vega、でもあんなに歌うまいんだから映画じゃ勿体ないよ)。あと多分チケット・センターパワーなのか、若い学生の観客が多かったので異常にノリが良かったのも

 とにかく文句なしでNo.1ですね、今まで観たミュージカルで。ブロードウェイ"らしい"ので、旅行で観るのにも最適な気がします

条文のコピペ~テロリズム関連条約

2007-03-20 23:54:42 | ロースクール
 ちょっと「お仕事」の一環でテロリズム関連条約をさらーっとさらう機会があって、強烈なDéjà vuがしたので。条約間で条文コピー&ペーストし過ぎ!と思ったのです。

 日本の国内法もよく見れば(いやよく見なくても)同じようなパターンというかスキームが金太郎飴のように繰り返されています。環境ネタ(だけじゃないけど)の典型的なのは一般的な禁止&基準→許可→違反時の行政命令and/or罰則だし、動産登録に規制が絡むものだと登録義務→基準→検査(&型式指定)→登録→違反時の行政命令and/or罰則だし、行政指導の法定化は指針→勧告か、判断基準→勧告・公表・命令→罰則だし、支援法ネタは計画→認定→優遇税制・低利融資・利子補給だし、土地利用は・・・っとそろそろしつこいので止めますが、最近横断的なネタで官邸に○○本部を設置とかが多いみたいで、なんでこうなるかというと極端な話スキームごとコピペして対象だけ変えて+αの微調整を加えているわけですね、早い話。っとまぁそれだけでも入れ替える対象がどうかとか、その既存のスキームにフィットするのかとか、微調整はこれだけでいいんですかとか、いろいろ議論はあるわけですが、こういうのと違うinnovativeなことをやると途端に大変になる(ただ、一般論ですがスキーム自体の有効性を問わずにコピペするのはいかがなものか)。

 んでテロリズム関連条約なのですが、スキームが似すぎています。もうええ加減にせぇというか何と言うか。大体こんな感じ。
  ○特定の行為を定義、犯罪化
  ○締約国の管轄権を定式化
  ○締約国に違反者の訴追or引渡しを義務付け
ってまぁ骨はコレダケ。あとは「特定の行為」が航空機ハイジャック、船、人質、大陸棚プラットフォーム、核テロ等々と違うだけで、その他レポート義務とか物質取り扱い義務とか+αはありますけど、まぁ骨は一緒。別に効いているならコピペ自体がダメという気はしないけど、スキームの有効性をレビューをした形跡もないし・・・。こんなので毎度長々と交渉してるんですか、核テロ防止条約なんて交渉開始から採択まで8年半もかかったのですかと思うと腹が立つ本当にご苦労様です。いや実はそれなりに理由があるというか、というのも包括的対な国際テロリズム対処条約を作ろうという話が同時並行であったのでそっちが暗礁に乗り上げてるのでなかなか大変なんだろうなと。ちなみにもめているのは「国際テロリズム」の定義だそうです。ピンポイントでいうとイスラエル占領地域が入るのか入らないのかという話。そりゃもめますよね

 別にテロだけじゃなくってあらゆる条約全般にコピペの世界ですけどぉ、ボイラプレートというかハンコ押しの連発はいかがなものか、いやコピペだからダメという気はさらさらないのですが、かと言ってコピペだからOKというものではないでしょうよという気が国内法だけでなく条約に対してもしたのでした、改めて。

思わず笑っちゃうバス話

2007-03-18 23:52:05 | 生活
 最近渋滞時間ではない時の通学は専らなパンダ。というのもパンダは地上好き。どうせ乗り物に乗るなら、いろいろな人、景色、お店を見るほうが楽しいから。
 ということでバス利用が多いと、今までにない経験をここ最近連続して経験しちゃいました。

 先日帰宅を急ぐ7:30P.M.頃のバスのお話。
 パンダが乗っていたバスが、いつも通り走っていていました。ところがあるバス停で停止し、お客さんの乗り降りも完了したはずなのにバスが出発せず・・・???と思っていると、突然のスイッチが入り運転手からボソッと一言「おトイレに言ってくる」と。お客はみんな状態。後ろの方に座っていた人は状況もつかめていない状態。そんな中、サッサと運転手はエンジンを切り、ドアを開けたまま去って行き近くにお店も地下鉄の駅もない駅だったので、みんな「早く帰りたい」願望で、バスから降りて、次に来ていたバスに乗り込もうと。しかし、次から来るバスはすでにバスが止まっているからと思い、通り過ぎていくは、そこのバス停には止まらないLimitedバスだったりで・・・その上寒い日だったし
 そんな時にはやはりおばさんパワー「Calm Downバスの中の方があったかいわ。待ちましょう」と、みんなに掛け声を。さすがここの国民。もう何事もなかったようにみんなおしゃべりしたり、ボーっとしたりそれぞれ待ち時間を楽しみにしていましたとさ。

 そして今日。学校で「Magic Flute」のリハを終え、10:00P.M.すぎにに乗ったとさ。料金を払うところに大きな張り紙が。なんと料金を払う(カードを入れる)機械が壊れているから「Free」だとさ 普通なら運転手がお金を徴収しそうなもののただ一言「Freeだよ」と。いやはやこれまた日本では経験できないような経験をしました。だんだん待つことや彼らのおおらかさになれてきている自分に気づくパンダでありました

Casa Adela

2007-03-17 23:20:54 | グルメ
 昨日は一昨日から一気に気温が下がってWinter Strikes Backって感じで、もー3月も中旬でサマータイムなのにSnow Stormですよ なのに2人でヴィレッジへお出かけしたのはぁ~、そう、私の去年のお仲間とそのお仲間方とでお約束をしてたのでした Ave. CのCasa Adela、プエルトリコ料理。Ave. Cまではなかなか来てませんでしたが、このあたりプエルトリコ街なんですね。 (注:写真はネットで拾いました)
   
 英語がほとんど通じないディープなお店で(みなさんスペイン語)、ローストチキンやら、ブラックビーンやら、ココナッツソーダやら、バナナフライやら素朴なカリビアン料理を思う存分頂けるんです。コレが飾らない素朴な味で、美味しい、普段あんまり肉を食べないパンダさんもチキンをしっかりいただいてましたよ。皆さんいやはや一流の専門家でぇ、とある事件の後に採用されたポリシーが一見真っ当に見えていたのによくお話を伺うと副作用がデカイ上に主目的についても手段が合っていないように見えたり、勉強になることしきりで。たくさん食べて、楽しくお話して満足、と思って会計をして驚いた、5人でお腹イッパイ食べたのに、31ドルですよ 一人6ドル、どう考えてもオカシイと思って何度見直してもそうなので、チップ弾んで40ドルにしましたけど、それでも一人8ドル、大丈夫なんでしょうか、このお店 と本気で心配しちゃうぐらいなのですが、とにかく大満足なのでした。皆さん、ありがとうございました

どっぷり

2007-03-15 23:25:24 | 音楽
 コンサートに酔いしれたんです二人揃って。
 師匠がコンサートマスターを務めるOrchestra of St.Luk'sのコンサートを聴きに風の中行ってまいりました。もちろん$10の学生席で。学生席は基本的に最上階のバルコニー。でもここ、確かに演奏者を細かく見ることは難しいですが、意外にも音はとてもキレイに聞こえるのです

 プログラムは
・Richard Strauss:String Sextet from Capriccio
・Beethoven:Piano Concerto No5. "Emperor"  GARRICK OHLSSON, Piano
・Mozart:Symphony No.40 in G Minor, K550

 指揮者が出てきてすぐの2,3秒間、ゾクゾクとしました彼の指揮棒と共に出てきた音色、雰囲気にアッパレでした。

 1曲目は聴きました。曲はとてもR.Straussらしい、流れるようなきれいなメロディーにうっとり。そして師匠のソロにそれぞれのPrincipalが奏でるハーモニーも素晴らしかった。

 2曲目のピアニストの音は本当に素晴らしかった。上から見ているとピアノの鍵盤をなでているような感じで、いい意味でピアノと遊んでいるような感じで、音の繊細さと丸さ、きらびやかさすべてが揃っていて、パンダが聴いた今までのピアニストの中でも最高だった気がします(正直、ピアノコンチェルトなどを生で聴いたことは少ないのですが)“ベートーヴェン”を聴いた!って思える演奏でした。

 そして3曲目は私達の大好きなモーツァルト。彼のコンチェルトの中でも珍しいminor(短調)。久しぶりに聴いて、これまたゾクゾク
とにかく今日のコンサートは本当にどの曲も素晴らしく、アッという間に時間が過ぎていったように思います。指揮者も左手の表情が豊かでいい意味で流れるような洗練された美しい指揮でした。そして何より師匠がやっぱり素晴らしかったです改めて

 そらまめさんはいかがでしたか

 いやぁ、素晴らしかったですね。ベートーベンの音が鳴ってるぅ~って感じで、音が重なって厚みのある空間がつくられるというか何というか、んで流れてきたピアノの音の丸いこと、トロけること、素晴らしかった。モーツァルトも冒頭の有名なメロディから始まってシンプルさと変化が入り混じって素晴らしい。あとやっぱりというか、さすがカーネギーというか、きっと音の響きがいいんですよね、もう大満足です 非の打ち所がないとはこういうことで、贅沢なものでモーツァルトの40の一連の作品とかいろいろ聴きたくなっちゃいました