パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

コンサート @ フラッシング・タウンホール

2007-03-10 23:59:14 | 音楽
 今日の夜はパンダさんが参加するコンサートがちょっと変わったところでありました。地下鉄7 trainの終点、フラッシングのタウンホールです。といってもweekendの地下鉄ストップでLIRRでフラッシングへ(これはこれで快適)。言わずと知れた中華街で、街中漢字だらけというかここがNYだなんて信じられない場所。

 実は何でもQueens Collegeの音楽スクールのコンサートで、弦の人が足りないとかで今週急に参加することになったのです。んでぇ、確かに足りてなかった気がする ベートーベンの8番だったんですけど、うーーーん、ベートーベンもブラームスも弦楽器の厚みというか音の重なりというか重厚感というかが魅力だと思うので、倍ぐらいてもいいんじゃないかと気がしました。ちなみに8番って彼の他の作品と比べるとあんまり演奏されないと思うのですが、さすがというかやはり傑作で、気に入りました(特に4楽章)。交響曲以外もクラリネット五重奏だったり、教授自らクラリネットを吹いたり(クラリネットで和音を吹く奏法をあみ出した)、いろいろで思ったより面白かったです。暗譜で8番全部指揮したりで、指導者としても凄い方だろうと容易に想像がつきます。

 フラッシングは聞くところによれば元々ジャパニーズ・タウンで、韓国系が入ってきて、中国系が入ってきて、今やマンハッタンのそれを凌ぐ完全な中華街。来たのは初めてだったのですが、あまりに巨大な中華街なのでキチンと下調べしてまた来たいですね。今日パンダさんのリハ中にふらっと入ったとこはイマイチだったので 

※今年はちょっと変わってて、3月中旬なのにもう明日からサマータイム、今晩1時間損をして(2時になるや否や3時になる)、日本とは13時間差になります。冬の気分はお終いってことですかね