パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

どっぷり

2007-03-15 23:25:24 | 音楽
 コンサートに酔いしれたんです二人揃って。
 師匠がコンサートマスターを務めるOrchestra of St.Luk'sのコンサートを聴きに風の中行ってまいりました。もちろん$10の学生席で。学生席は基本的に最上階のバルコニー。でもここ、確かに演奏者を細かく見ることは難しいですが、意外にも音はとてもキレイに聞こえるのです

 プログラムは
・Richard Strauss:String Sextet from Capriccio
・Beethoven:Piano Concerto No5. "Emperor"  GARRICK OHLSSON, Piano
・Mozart:Symphony No.40 in G Minor, K550

 指揮者が出てきてすぐの2,3秒間、ゾクゾクとしました彼の指揮棒と共に出てきた音色、雰囲気にアッパレでした。

 1曲目は聴きました。曲はとてもR.Straussらしい、流れるようなきれいなメロディーにうっとり。そして師匠のソロにそれぞれのPrincipalが奏でるハーモニーも素晴らしかった。

 2曲目のピアニストの音は本当に素晴らしかった。上から見ているとピアノの鍵盤をなでているような感じで、いい意味でピアノと遊んでいるような感じで、音の繊細さと丸さ、きらびやかさすべてが揃っていて、パンダが聴いた今までのピアニストの中でも最高だった気がします(正直、ピアノコンチェルトなどを生で聴いたことは少ないのですが)“ベートーヴェン”を聴いた!って思える演奏でした。

 そして3曲目は私達の大好きなモーツァルト。彼のコンチェルトの中でも珍しいminor(短調)。久しぶりに聴いて、これまたゾクゾク
とにかく今日のコンサートは本当にどの曲も素晴らしく、アッという間に時間が過ぎていったように思います。指揮者も左手の表情が豊かでいい意味で流れるような洗練された美しい指揮でした。そして何より師匠がやっぱり素晴らしかったです改めて

 そらまめさんはいかがでしたか

 いやぁ、素晴らしかったですね。ベートーベンの音が鳴ってるぅ~って感じで、音が重なって厚みのある空間がつくられるというか何というか、んで流れてきたピアノの音の丸いこと、トロけること、素晴らしかった。モーツァルトも冒頭の有名なメロディから始まってシンプルさと変化が入り混じって素晴らしい。あとやっぱりというか、さすがカーネギーというか、きっと音の響きがいいんですよね、もう大満足です 非の打ち所がないとはこういうことで、贅沢なものでモーツァルトの40の一連の作品とかいろいろ聴きたくなっちゃいました


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2 コメント

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Unknown (ちえ)
2007-03-17 00:02:07
 いいなーコンサート とてもいい演奏だったんですね Straussの六重奏、私も聞いた事がないけど、意外とStrauss好きなので、今度CDを探して見ます。最近コンサート行ってないわ・・・
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思わず (パンダ)
2007-03-18 01:08:21
コンサート後に先生にして、留守電にメッセージを残しちゃうくらい良かったの。んで昨夜先生とお話していたら、このコンサート、演奏者と指揮者の相性もピッタリだったみたいで、演奏者もすごく気持ちがのっていたステージだったみたいだよ。やっぱりステージ側の一体感や気持ちって、聴衆者に素直に伝わるんだなぁ~って改めて感じたのでありました
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