しかし水曜日は驚いた。午前中出廷した件は、裁判長の異動があって新裁判長の下で初めての弁論だったのですが、辣腕というような訴訟指揮ぶりを発揮してあっという間に争点整理して結審の日取りまでほのめかす程で、こんなの初めて見たというか、かなり驚いた。でも双方こだわりのポイントはきちんと押さえているし、やっぱり人によって大分やり方が違うなぁと改めて。
が、そんな驚きの余韻に浸ってるうちに午後イチぐらいで流れた総理辞意表明のニュースで午前中の驚きは吹き飛んでしまった。なんでこのタイミング?と皆が首をかしげたはずですが、真相は何年経っても分からないでしょう、きっと。ご病気については無事を祈るばかりですが、脱税疑惑を週刊現代が追っていたという報道が流れていたので、買って読んでみました。感想は大したことなし、というか、安倍晋太郎氏が政治団体に小口の?政治献金(非課税)を繰り返し、安倍晋三氏がその政治団体を引き継いでいて、相続税の脱税に当たるのではないか?ってなストーリーだったのですが、時効になっている点を差し置いて、さらに仮にこれが全て事実であったとしても、献金が偽装で実質は相続だと立証するのはかなり大変なのではないかという印象を受けましたがさてはて。主税局幹部が「これは脱税」と言ったと書かれてましたが、なんか本当にきちんと事実を提示された上で応答したのか、はたまたその「幹部」が有権解釈者であるのかも胡散臭い。もっとも違法性の有無や立件できるかどうかと政治的な是非は当然別であって、相続税が払えなくて不動産を手放すとかいった話とは無縁な政治家の2世・3世達はいいものですなぁという話にしかならないでしょうね。
ついでに言うと、13日に永田町界隈に行く機会があったのですが、もう人の出入りも激しいし、「○○は出る」「△△には敵が多いから出るなと言った」とかいう話が聞くつもりがなくても聞こえてきてもう政局真っ盛りといった感じでした。夜にはもう流れ(福田さん)ができちゃったみたいで、皆が勝ち馬に乗ろうとする傾向がより鮮明になってるというか、小選挙区対応もあって派閥の瓦解というのがやっぱり進んでるんだなぁと思っちゃいました。が、マスコミの論調として「派閥の復活」的な話が多いという印象で(除く田原総一郎)、もし本当に派閥政治が復活してるなら、竹下派時代から派の次代のプリンスだった額賀氏は、第2の派の代表として出馬し、森派以来の同派の支配に反発するその他の派の協力を仰いで結構いい勝負をしてるハズなんですけど、結局は出馬さえできていないわけで、一体何を見れば派閥の復活になるのかネタにしか見えません。
どちらにせよ、早く組閣を終えて体制を整えてやるべきことを粛々と進めてほしいですね。自民党の総裁選の政局が終わったら、今度は民主党との対決が抜き差しならなくなってまた政局、ということが起こるなら本当にウンザリというか、そういうのが好きな人達だけが集まって国民生活と関係ないところで勝手にやってくれという気さえします。立法府の良識に期待したいところです
が、そんな驚きの余韻に浸ってるうちに午後イチぐらいで流れた総理辞意表明のニュースで午前中の驚きは吹き飛んでしまった。なんでこのタイミング?と皆が首をかしげたはずですが、真相は何年経っても分からないでしょう、きっと。ご病気については無事を祈るばかりですが、脱税疑惑を週刊現代が追っていたという報道が流れていたので、買って読んでみました。感想は大したことなし、というか、安倍晋太郎氏が政治団体に小口の?政治献金(非課税)を繰り返し、安倍晋三氏がその政治団体を引き継いでいて、相続税の脱税に当たるのではないか?ってなストーリーだったのですが、時効になっている点を差し置いて、さらに仮にこれが全て事実であったとしても、献金が偽装で実質は相続だと立証するのはかなり大変なのではないかという印象を受けましたがさてはて。主税局幹部が「これは脱税」と言ったと書かれてましたが、なんか本当にきちんと事実を提示された上で応答したのか、はたまたその「幹部」が有権解釈者であるのかも胡散臭い。もっとも違法性の有無や立件できるかどうかと政治的な是非は当然別であって、相続税が払えなくて不動産を手放すとかいった話とは無縁な政治家の2世・3世達はいいものですなぁという話にしかならないでしょうね。
ついでに言うと、13日に永田町界隈に行く機会があったのですが、もう人の出入りも激しいし、「○○は出る」「△△には敵が多いから出るなと言った」とかいう話が聞くつもりがなくても聞こえてきてもう政局真っ盛りといった感じでした。夜にはもう流れ(福田さん)ができちゃったみたいで、皆が勝ち馬に乗ろうとする傾向がより鮮明になってるというか、小選挙区対応もあって派閥の瓦解というのがやっぱり進んでるんだなぁと思っちゃいました。が、マスコミの論調として「派閥の復活」的な話が多いという印象で(除く田原総一郎)、もし本当に派閥政治が復活してるなら、竹下派時代から派の次代のプリンスだった額賀氏は、第2の派の代表として出馬し、森派以来の同派の支配に反発するその他の派の協力を仰いで結構いい勝負をしてるハズなんですけど、結局は出馬さえできていないわけで、一体何を見れば派閥の復活になるのかネタにしか見えません。
どちらにせよ、早く組閣を終えて体制を整えてやるべきことを粛々と進めてほしいですね。自民党の総裁選の政局が終わったら、今度は民主党との対決が抜き差しならなくなってまた政局、ということが起こるなら本当にウンザリというか、そういうのが好きな人達だけが集まって国民生活と関係ないところで勝手にやってくれという気さえします。立法府の良識に期待したいところです
