パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

実はね・・・

2007-08-18 23:00:35 | 音楽
パンダが参加したInterHarmony International Music Festival(音楽祭)への出発はトホホだったんですというのも初日(7月31日)到着した空港Baselにパンダの荷物が現れなかったのです。いやはや今までにも一度経験をしていたことですが、やはりスーツケースが手元にないことはショック以外の何ものでもなくとはいえ、「これだけはどうしようもない、仕方ないじゃん」と以前よりもは落ち着いていましたが、いつ手元に戻ってくるか?は、分からないとのことで、自分の力ではどうしようもなく、ひたすら空港の係員からの連絡を待つ状態でした

次の日いよいよFestivalが始まり、開催場所ドイツのHinterzarten(Basel空港からで1時間15~30分)に向かい、美しい大自然に迎えられました気持ちはまだまだでしたが、楽器や楽譜たちはパンダと共にいましたから、親切なFestivalの係りの人や仲間と共にこれから始まる2週間のスタートを切ることができましたよ
とにかくキレイなところで、空気が澄んでいて、泊まることになっている学校の寮も新築で、部屋の大きな窓からはこんな素敵な景色が


これを見ながら練習ができるって幸せです。気持ちよく練習もできますよ

アスペンから駆けつけてくださった師匠T先生にも会うことができ、ホッとしたのもつかの間、先生がアスペンにまた戻らないといけないため、最終日までいることができないということで、先生がいらっしゃる間毎日プライベート&カルテットレッスンを受けることができ、日々緊張していたものの、本当に充実してました

パンダに足りない技術を補うためにたくさんのexerciseを用意してくださった先生。音楽高校・大学を出ていないパンダにとって、いろいろな所で常に経験不足がつきまとってしまい、その度にとなりつつも、前向きにまた頑張れるのは先生のおかげです。とにかく辛抱強くパンダの足りない部分の補強に力を入れてくださっています。そんな師匠がレッスン初日、とても嬉しい一言「少し聞かない間に音の出し方が変わったんじゃない良くなったんじゃない」と。もうめっちゃ嬉しかったし、まだまだ自分をに出来るに違いない、諦めてはダメだぁと思ったのであります。しかし、その一言を期にその後からは厳しいレッスンが続きましたとさ

Stringオーケストラでは、ほとんど聞いたことも弾いたこともない曲ばかりでConductorもとても厳しい方で、かなりでしたが、楽しむことができました。そして今回のオケでは経験をしました。というのもStringsしかいなかったため、どうしても必要なwindsのパートをヴァイオリンやチェロで補って演奏したわけですそしてパンダもなんとフルートパートを担当いつもと座る場所も違うし、常に音を出しているヴァイオリンパートとは違って、カウントもとっても大事だし、音も高くて目立つし・・・で、でしたが、滅多にない経験ができてよかったです

という感じで、1ヶ月間ノンビリと楽しく過ごした日本を離れ、ハプニングから始まった音楽祭で「私はこんな所で何をやっているんだろう?」と不安になったりしましたが、言葉では表現できないくらい充実した2週間になりました。とはいえ、自分の足りない要素もはっきり分かり、今後それと向き合っていかないといけないと改めて思っている今日この頃です。

P.S.スーツケースは到着後の3日目の夜、無事届きましたとさ


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2 コメント

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Unknown (Chewie)
2007-08-26 03:57:46
 おぉぉ~~素敵な風景! ヨカッタですね。Tセンセイには、実は昨日JFKにてうちの両親がばったりお会いしたそうです。そんな事はどうでもいいんだけど、とても充実した音楽祭だったみたいで、逆にAspenに行くより良かったかもデスね。

 でわでわ、またブログ遊びにきまーす。
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世の中狭いねぇ (パンダ)
2007-08-27 09:33:40
お会いしたのね、ご両親さん。先生サイトウキネンに行かれましたからね
いつかシカゴに遊びに行けたらいいな~くれぐれも体には気をつけて、がんばってね
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