パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

ハロウィン v. 京都議定書

2005-10-31 23:38:09 | 生活
エイリアン v. ヴァネッサ・パラディのようなエセへんてこ対決でも、あるいはハロウィン氏が原告になったケーススタディーでもなくて、私の今晩の葛藤です。そう、31日夜は6thアベニューで盛大なハロウィンパレードが行われます。ところが私は月曜夜国際環境法の授業を取っていて、31日のお題は京都議定書。うーんどちらを取ろうかと5分ぐらい考えたあげく、授業に出た後、遅れてパレード見物に行くことにしました。
 ハロウィンパレードはスゴイ人だかり(日本の夏/秋祭りみたい)、雰囲気は満喫したけど、眺めるだけより、いっそ仮装して参加した方がはるかに面白そうね パンダさん、来年に向けて気合を入れましょうね。
 

サマータイム

2005-10-30 23:18:33 | Weblog
終了。いよいよ冬突入!?って感じでなんだか寂しくなってしまいますでも今日は久しぶりにあったかな一日でしたよお散歩日よりということで、私たちの地下鉄(N,W)の終点駅=Astoria-Ditmars Blvdまでランチを食べに行ってきました。とはいっても歩いて15分くらい!?近い!街も緑が多くてきれいでした。
 実はそらまめもパンダもイタメシが大好きですということで今日はイタメシをチョイスもさすが「ZAGAT](NYレストランのランキング本みたいなもの)に載っているだけあって、おいしかったし(ピザ>パスタでしたが)、サービスもよかったし、何よりお店の天井が高く気持ちよかったです。
 帰りもまたお散歩をしながら、途中アンティーク家具やさんにより、やっと電子レンジやトースターを置くテーブルをゲットそして今からの季節は残念ながら活躍しませんが、いい感じのバルコニー椅子があったので、それもゲットしました。そして帰り二人で協力し合ってそれらを担いで、そらまめとパンダまで戻ってまいりましたとさ

 
 ちょっと昨日のお話の続き。音楽理論のお勉強は今パンダが弾いているバッハの曲を分析してみました。恥ずかしながらこういう経験をあまりしていなかったので、本当に新鮮でためになり、今朝の練習はいい意味でより頭を使い、でもすっきりした気分で充実した練習ができましたその頃そらまめさんはを楽しんでいたようですねそんなそらまめさん、今日もしっかりサッカーニュースをチェックしていましたよ。でもあまりの短さに少しでありました。

ノースロンドンダービー

2005-10-29 23:27:02 | サッカー
 そらまめは日本にいたときは週末の(ヨーロッパ)サッカー観戦が趣味でした。NYに来てからいろいろ画策したのですがどうもFOX/SOCチャンネルが最もマシなチャンネルらしく、プレミアをそこそこ見られる他はほとんどまともな試合が視聴できないことが分かりました いや、イタリア国営放送(RAI)と契約したり、プレミアリーグセットを申し込めば話は少し別なのですが、各々週1試合増えるだけでコストパフォーマンスがつりあわないうえに、そもそもNYは時差の関係で生中継を視聴するのに全く向いていない(毎週末、昼間にサッカーテレビ観戦ってのは勿体ない気がしまして)ので、契約していません。
 なのですが、今日はパンダさんが音楽理論の勉強でお出かけ というわけで、久々にサッカーを見てみました。運良くノースロンドンダービー(アーセナルvs.トットナムのこと。ロンドン北部のこの2チームは古くからライバル関係)を中継していましたし。アーセナルはアンリ以外の役どころ(G.シルバやキャンベル)がそろってきたのでこれから調子が上がるのでは?という予感もしたのですが、最後の10分弱あまり攻めなかったのが気にかかりました。ホワイトハートレーンで勝点1は悪くないかもしれませんが、ユナイテッドも散々でしたし、チェルシーの爆勝ペースについていくチームはもしかしたら存在しないのかもしれません。

付け足し:ベルカンプのプレーをLiveで見られることは、私には今後多くても数回しかないでしょう。全く寂しい限りですが、最後のシーズンますますの活躍を期待せずにはいられません。

Dinner with Prof.

2005-10-28 23:42:00 | ロースクール
今日はパンダさんを残して、同じコースに所属するメンツと、教授宅でディナーをともにしました。 
 私の通うロースクールは、LLM(法学修士コース)だけで400人ぐらいの大所帯で、それゆえにいくつかのコースに分かれています(General,Taxation,International Legal Studies, Cooperation, 等々)。受ける講義自体は必修が違うぐらいなのですが(もっとも無視できない違いがある)、むしろ雰囲気が大分違ってきます。私の所属するプログラム(Public Service Law)はなんと10人しかいなくて(正確に言うと9人+客席研究員1人)、こじんまりしながらもまとまりがあり、サポートも手厚い(指導教授が2人、事務スタッフ3人)ので大変気に入っています。
 加えて、9人は全員国籍が違います(ブラジル、アルゼンチン、インド、グルジア、エチオピア、オーストラリア、中国、台湾、日本)。そうなるように選んだのかなぁ(・ ・?)研究員の方は日本人なので、2人で最大勢力を誇っています(笑)。実はスタッフの方が昨日結婚されたばかりで、各国の結婚式事情の話などで盛り上がりました(中国やインドでは1000人は当たり前とか)。
 秋学期も折り返し点を過ぎ、みんなの疲れもピークになりつつあるので、お互いを励まし合ういい機会になりました

今日はカーネギー

2005-10-27 23:16:42 | 音楽
今夜は現在レッスンを受けているT先生が率いる(コンサートマスターを勤める)「Orchestra of St.Luke's」 http://www.oslmusic.org/home のコンサートを聴きにカーネギーに行ってきましたアストーリア在住のそらまめとパンダにはカーネギーはありがたいことに、とても便利な所にあるのです。乗り換えなしで10分強で行けちゃうのです
 プログラムのメインはモーツァルトのレクイエム。そらまめもパンダも生で聴いたことのないものだったので、本当に感動したのですとても迫力があり、レクイエムはこんなにすごい曲だったとはとこれまた二人そろって(*_*)したわけです。オケはもちろんのこと合唱もめっちゃうまでした。とにかく言葉で言い表せないくらい素敵なコンサートでした。安席(5階)であったにもかかわらず、それを感じさせない音の響き、演奏家たちの素晴らしい技術だけでなく、ホールのすごさをあらためて実感したパンダでした今後も安席でいいから、いろいろなコンサートに出かけたいなと思うのでありました。いつもちょっぴりクラッシックコンサートではになってしまうそらまめさんですが、なんだか今夜は興奮しているようですですよちょっぴりお話を聞いてみましょう

  演奏も素晴らしかったし、モーツァルトってやっぱり天才なのね、と思ってしまいました。音の重なり、微妙な変化、想像がつかない組み合わせ、息をつかせぬ展開、いやはや楽しみました。コーラスも人数が少ないのにすごい迫力。過去数年で一番感動したかも、と思えるパフォーマンスでした

  昨日も今日も楽しかったけど、日々頑張っているそらまめとパンダへのご褒美だね。これからもたくさんのをゲットできるよう、 そらまめ&パンダ


NYUオーケストラ

2005-10-26 23:50:32 | 音楽
風は冷たいですがな一日。やっぱり気分もいいです。
さて今夜はNYUのオーケストラを聴きに行ってきました

NYUの音楽パフォーマンス部の生徒が中心で、フィルム部とのコラボもありました。ホールは2年前にできたピカピカのものです パンダさん、楽しめましたか?

 しっかり楽しみました音楽も歌も映像もすべてNYUの生徒と教授で作り上げていましたね会場は確かにきれいだったんだけど、響き(特に弦楽器)は残念ながらいまいちでした・・・というのもたぶん劇場(シアター)を意識しているのではないかな?今日のコンサートに行ったらその理由も分かったよねそらまめさん

そうねぇ、どちらかというとクラシックではなくて、ミュージカル寄り!?ヴォーカルの生徒たちはBroadwayにもうデビューしている卒業生かと勘違いしてしまいました 反面特にトランペットは 後で指揮者のプロフィールを見たら彼もミュージカル畑みたいでしたしね。そんなことより、今日はとんでもない大物がいましたね

 なんとALAN MENKENさんが来ていて、舞台で弾き語りもしてくれたんですぅいかにも彼をよく知っているか、のように書いちゃいましたが、無知なパンダは名前は知りませんでしたが、彼の曲は良く知っていました彼は今やディズニー音楽にはなくてはならない存在であろう「アラジン」「美女と野獣」「リトルマーメード」などのちょ~有名作品の作曲家だったのですそしてなんとNYUの卒業生だったんですよね。これらにはソラマメと二人揃ってでした。言い忘れていましたが、指揮者も2005年1月まで「ライオンキング」の音楽監督をしていたようですだからか、1階席はほとんどVIP席で、妙に警備などが厳しかったから不思議だね~ってコンサートの前に言ってたんです。まさか、こんなビックゲストの演奏を生で聴けると思ってなかったからそらまめさん、ALANさんの舞台、どうだった

 彼の紹介の時に「アカデミー賞8回、グラミー賞10回・・・」などと言っていて、最初はそんな人がこの世にいるとも思えなかったんだけど、まさか壇上に現れてライブまで聴けてこんなにラッキーなことはありません。あぁ、あなたの弾き語るジニーのテーマは最高のリズムでしたよ 彼一人で何千億と稼いでいるんだろうけど、たったの10ドルで聴いてしまってよかったのでしょうか(・ ・?)

ほんとにちょ~ラッキーだったとしかいいようがありません。すっごいリズム感でパンダもノリノリでも一番感動したことは、彼を囲んでパフォーマンスの生徒が気持ちを込めて、彼の歌を音楽を彼に捧げるように奏でていたことです。彼もかすかに涙していました。たくさんのプロの演奏を聴いてきたであろう、彼の涙。でもパンダは感じました。生徒の純粋な気持ちが声、音楽となって彼に届いたのであろう・・・と。パンダも心からジーンとしましたそして大学時代からお世話になっている大好きな作曲家・教授のH先生を思い出し、いつか先生を囲んで先生の音楽を奏でられることができればいいなと。
しかし、生徒にとっては素敵な経験ですよね。第一線で活躍するプロと同じ舞台に立ち、何よりもの肌で感じる教育。生徒も半端な気持ちではなく本気で舞台に向かうであろうし、今後もプロとして生きていこうって思うだろうな。とにかくこのジョイントにはでした。パンダもあのような舞台にのりたいなと思うのでありました。 

ソクラテス

2005-10-26 00:28:27 | ロースクール
といっても哲学について最近思索をめぐらせたわけでもなく、あるいは80年代のセレソンを彩ったクアトロ・オーメン・ジ・オーロ(いわゆる黄金の中盤)について語り始めるわけでもなく、ロースクールのティーチングメソッドについてです。
 「ソクラテス・メソッド」と呼ばれる有名な方法で、要するに教授が生徒を質問ぜめにしながら皆でディスカスしていくとういものです。授業は元来ディスカスの場で、アサインされるリーディングの内容を理解していることは前提で、むしろ生徒に自分で考えさせる・考えを深めるようにデザインされています。今日は当てられる(call on)日だったのですが、相変わらず次から次に質問してくるので分かっていてもタジタジになってしまいます
 ただ、先日ある教授が雑談の最中にいいことを教えてくれました。ロースクールの教授は山のように質問をしてくるけど、結局聞いていることはただひとつ、

 What am I thinking?

だと。うーん、確かに教授は本能的に自分の考えを話したがっていますね。言い得て妙だと思います。

ローラン

2005-10-25 23:37:23 | 音楽
今日もよく降りましたなんだかロンドンのようなお天気が続いてます。
さて昨日はジャズソングを歌ってきましたレッスンはまずパンダのキーを見つけることから。そう、ジャズソングは無理して高いキー(音)で歌うのではなく、自分が一番出しやすい心地よい範囲で歌えるよう、自分に合うキーを見つけることがとても大事です。そして拍通りにうたうのではなく、少しずらしたり、テンポを変えたり・・・とにかく楽譜(オリジナルのメロディー)通りでなくていいわけです。2,4拍目にアクセントをつけたり・・・ほんとクラッシック畑のヴァイオリン弾きパンダには、経験のないことばかりだけど、これがなかなかリラックスできて楽しいのでありましたグループのみんな、やはり聴きなれている、歌いなれているでうまいです。ジャズソングを知らないパンダは、みんなの歌を聴いているだけでも毎回かなり新鮮です
そして今日は・・・思い切ってキーボード(ローラン)を購入しました歌などに通い始めるとやはりキーボードの必要性を感じましてなんだか嬉しくなってお家で久しぶりに弾いてみたら、あまりの弾けなさにショックを受けつつも久しぶりのピアノの音(偽者ですが)や感触を楽しみました。そうそう鍵盤をあまり触ったことのないそらまめさんも「チューリップ」を弾いてましたよまた簡単な楽譜を購入して、お遊びで楽しく弾けたらいいな~って思ってます。将来的にはパソコンにつないでいろいろできればいいな~とは思っていますが、なんせ機械オンチなパンダなのでいつ実現されることやら

TOEFL iBT

2005-10-24 23:28:07 | English一般
昨日パンダさんが話をしていた新TOEFLについてです。日本では2006年5月に導入することに決まったようですが、こちら米国では既に9月から実施されてしまいました。ふむふむと眺めてみましたが、これは大変です
 変更点をあげればきりがないのですが、大まかに言って、
○スピーキング新設(6問)。ストラクチャー廃止。
○リスニング増加(30分→50分)
○ライティング増加(1問→2問)
○インテグレーション問題新設
○スコアレンジが300点満点から120点満点に変更。
○毎日やらなくなった&月1回制限がなくなった
というところでしょうか。
 スピーキングといっても面接ではなく、マイクに向かってしゃべるようです。録音がInternetを通じて採点者へ転送されるようです(ゆえにInternet Based Test=iBT)。従来のライティングのトピック(自分の家であなたの好きな部屋は何かとか、一人で働くのがいいか集団で働くのがいいかetc.)のよう問題を読んでしゃべる問題が2問、文章を読んでその文章についての会話を聴き、しゃべる問題が2問、長めのリスニングの後しゃべる問題が2問という構成です。1問あたり大体2分半ほど話す時間があるようです。このように読む・聴く・話すという能力を統合(インテグレーション)した問題もiBTの特徴だとETS(TOEFL主催団体)は胸を張っています
 リスニングも従来のショートカンバセーション中心のセクションAは廃止になっています。
 ライティングは、従来タイプの問題に加えて、文章を読んで、1-2分の講義を聴いて、書くというインテグレーションものが1問追加になっています。
 ちなみにスコアレンジ換算表は http://ftp.ets.org/pub/toefl/ngt_percentile_information.pdf になります。従来の200点台前半あたりの点数差が広くでるようになっている反面、270以降は10点しか差がつかなくなっています。
 「語学のテスト」という意味では改善なんだろうなぁ(特にリスニングセクションA廃止とインテグレーション問題)と思えるのですが、納得がいかないのが受験日の制限。例えば9月や10月はそもそも月に1回しかなく、11月からは増えはしますがそれでも月4回で、毎日受験できた従来と比べるとその悪化振りは目に余るものがあります。月1回制限がなくなった(ようである)のは朗報ですが、非常に面食らいました 
 
 ただ正直に言わせてもらえば、「なんてすばらしいテストでしょう」とETSが胸を張れば張るほど肩身が狭くなるのは日本人(と韓国人)。CBTも元々実力よりも英語の点がいい日本人対策と聴いていましたが、彼らの目的はここに達成されたという感があります。日本での導入が最も遅くスケジュールされているのはそれなりの圧力でもあったのでしょうか?あるいは日本狙いじゃないというカモフラージュ(・ ・?)TOEFLのスコアは2年間有効なので、留学をお考えの方はCBTのうちにハイスコアを取ってしまうことを受験対策上はお勧めします。

パンク寸前!?

2005-10-23 23:33:45 | English一般
 いやはややっぱりバッハの無伴奏は難しいでもとっても魅力的な曲ばかりなんです。だからはまっちゃうのですが・・・
 と焦っているのは、来月オーディションを受けるため。夜にはそのアプリケーションフォームを作っていたのですが、パンダはすっかりバッハや英語で頭がパンク状態に。情けないそらまめさんにいっぱい助けてもらいながらなんとか形にはなったかな?という感じです。
 そうそう、このアプライにはTOEFLが必要これがまた頭パンクの原因の一つ。なんと、このテストの形式が9月からここアメリカでは変わり(日本は2006年から変わるようです)、今まで月に1度しか受験はできないものの、テストは毎日行われていたのです。が、なんと多くて月4回しかテストが行われなくなったのです(月1回のみの受験という制度はなくなったようですが)これも昨日知って、あわてて予約を入れたものの10月、11月はすでに空きはなく・・・でも新しい土地での新方式に変わっての受験。少しでもたくさん受けなくては!ということで、11月に唯一空いていた所を見つけ、予約。しかしその場所はニュージャージというわけで、11月初旬にニュージャージへテストの旅に出かけるようになりそうです。あ~、ホントですが、少しずつ空気を入れてパンダ号を軌道に乗せていかなきゃいけませんな毎度そらまめさんには迷惑ばかりかけてしまいますが、どうぞよろしくです
 
 でも嬉しいこともありました今朝、ヴァイオリンを弾いてたらノックが。一瞬焦りましたというのも音の苦情かと思ったから。でもそれはとりこし苦労。両親からのでした。が苦手な父からの直筆のお手紙。心があったかくなりました。もちろん、便利なを父にも使ってほしいですが、字(直筆)っていうものはやはり良いですね。改めて。便利な時代だからこそたまにのお手紙もいいですね

 パンダさん、そんなに恐縮しなくてもいいのに プリントアウトパーティーお疲れ様でした。なんだかA型ーO型コンビの典型的な反応になってますね