酒とギターとまさやんと

酒好き野郎の音楽やギターやわが師匠「まさやん」の話など
徒然します。

アナログ盤・・・。

2006-06-05 21:06:37 | 音楽
本日の昼過ぎに近所のおばあちゃんが我が店に買い物に見えた。
金額はそんなでもなかったが重さがあったので家までお届けをした。
そのおばあちゃんの息子さんがその家の一階で「中古レコード」店を
営んでいてお届けついでに初めてお店の中を見せてもらった。
今まで気にはなっていたがなかなか店の中まで入る事が出来ずにいたので
わくわくしながら店の中を見てまわった。
とはいっても仕事の途中という事もあって全部を見るわけにもいかず
気になるジャンルに絞ってレコードを見せてもらった。

     「日本のフォークロック」

こんな名前のタグがついたところをじっくりと一枚一枚手にとって見た。
(とはいっても30枚程度・・・。ここはJazzが多め・・・)

今で言うところの”ハガクレ”やら”URC”のニオイがしてくるような
名前が次々と目に飛び込んできました・・。

”高石ともや””高田渡””遠藤賢司””フォークル”などなど・・・。

中でもやっぱり気になったのが”古井戸”・・・。

マンドリン片手のチャボはやっぱりカッコよい・・・。

今日アナログのLP盤を手にしてみてやっぱりレコードはイイ!!

あの大きな正方形のジャケット写真も含めて音楽というひとつの
作品なんだとつくづく感じた・・・。

などとアナログ盤を手にしていたらチョット前の週刊誌の記事を
思い出した・・。(というかいい記事だったので切り抜いてとってあった)

少し抜粋させてもらいます・・・。

       手もとの灯り■伝統技術を支える匠たち■
           ーアナログレコードー
  70年代の大ヒット曲「およげ!たいやきくん」「神田川」「わたしの城下町」
  この3枚のレコード盤を刻んだカッティングエンジニアの手塚和巳さん(54)。
  地元の工業高校を卒業後入社、以来40年近くで「5万~6万点に達するはず」
  という。(会社は東洋化成のレコード事業部)

  最盛期には月産550万枚を誇った同社も80年代以降CDに押され、
  現在では年産100万枚前後。
  いまやアナログレコードをプレスする企業は日本ばかりかアジアで1社のみ。
  つまり手塚さんはアジアで数人の現役のカティングエンジニアなのである。
   ミュージシャンが吹き込んだ音源を、人の耳に聴き易く、プレーヤーの
  針が飛んだりしないよう、音質や音量などを調整し、プレス用原盤に
  音溝を刻み込む。溝は1ミリ幅に9~16本。深さは20~70ミクロン
  というまさに”音の匠”の技なのだ。
  「私たち世代ならCDよりLPが懐かしい人もいるし、若い世代でも大きい
  ジャケット写真が好きという人もいる。今後もレコード盤は残ってほしいなぁ
  と思いますね」
   人間の耳はアナログ。後世、レコード盤が再評価される可能性大、
  とわらうのだ。

         週刊ポストより   文 田澤拓也(ノンフィクション作家)


んーーーーん・・・「人間の耳はアナログ」・・・深い・・・。

今日行った店はLPレコードが1000円台のものが多くあったので
これから少しずつ買っていこうかなぁ・・・。

・・・追・・・

古井戸の「飲んだくれJohnny」という曲、RCの「Johnny Blue」の
原曲です・・・渋くてメチャかっこイイです。
CD化されているので見つけた方、必聴でっせ!!
 



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