東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「ベーグル・スープ複合店」

2007-10-31 20:41:54 | 赤坂・六本木・麻布
 東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「ベーグル・スープ複合店」

 六本木ヒルズの地下鉄から入るメトロハット地下レストラン街の一画に「ベーグル専門店」と「食べるスープ」で新業態を確立した店の複合店(画像)がある。
 左がベーグル&ベーグル、右がスープ・ストックと入口は分かれているが、中のイートイン(店内で手軽に食べられる椅子席)は、仕切りのない共用というスタイルだ。どちらのお客様の利用が多い、少ない…といった点は割り切って、お互いのメリットを共有しようという考えと想像される。
 注意してみると、最近このように、店は独立しているが、仕切りが無く往き来出来る事でお客様を共有しようという店が増えている事に気が付く。表参道ヒルズB2Fの「粋更」(麻・ライフスタイル)、「TABIO」(靴下)、「マークス&ウェブ」(自然派化粧品・生活雑貨)なども、同じ発想だ。この販売スタイルは、経営者同士の哲学さえ共有するものがあれば可能だし、成功する可能性が高いのではないか。
 
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東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「クラシクス・ザ・スモール・ラグジュアリ」

2007-10-30 22:20:31 | 赤坂・六本木・麻布
 東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「クラシクス・ザ・スモール・ラグジュアリ」

 昨日の傘専門店に続く「ハンカチ専門店」。両方とも、メーカーの情報発信ショップ。売れ筋を探るアンテナショップとも、自社プランドを総合展示して見せる規模の大きい旗艦店とも一寸性格が異なる感じを受けるショップ。付け加えると、旗艦店とは、フラッグシップショップと言って、艦隊の司令塔、本隊というべき空母や戦艦を指すことから来ている。普通、路面の独立した大型のショップを指して言う事が多い。表参道や銀座は、旗艦店の宝庫だ。
 
 さて、こちらの小振りの専門店は、華やいだハンカチのオンパレードといった感じで、いかにも女性に受けそうだ。お洒落で、手頃なギフトとして、求められているようだ。一度は、訪れてみたい店だ。
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東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「ハンウェイ」(傘専門店)

2007-10-29 06:20:36 | 赤坂・六本木・麻布
東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「ハンウェイ」(傘専門店)

 六本木ヒルズの商業施設で、メインとなっているのが、森タワーの中にある「ウェストウォーク」。ここは、グランド・パークハイアットホテルが隣接しており、館内から行き来できるようになっている。
 ウェストウォークは、中央通路がグランドキャニオンの様な峡谷をイメージした造りになっており、左右の壁(ショップ)を往き来できるブリッジを渡しているという構造。最近のショッピングセンターの流行となっている回廊式の配置を迷路型にひとひねりした面白さを出している。この4階にあるのが、傘の専門店「ハンウェイ」。4階は、“オーダーメイドやこだわりの逸品が揃う専門店フロア”とうたっているだけあって、個性的なショップが見どころだ。
 「ハンウェイ」は、生地、カラー、骨、柄など好みに応じて組み合わせが出来るマイ・オンリーワンの傘を作れる。例えば、柄の選択、自分の好みや場面に応じて、伝統的クラシックなものにしたり、ゴルフ好きならそれらしいデザインの遊び心あるものにしたりと…、想像すると楽しい。最も、ゆとりがないと出来そうもありませんが…(*どうせ、忘れるから安い傘で充分などと言っている方は、ライフスタイルが貧しい…!?)。
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東京タウンウォッチング 練馬桜台「じゃいが」鹿児島地鶏と焼酎の店 続

2007-10-28 13:29:47 | 新宿・池袋・練馬・新大久保
 東京タウンウォッチング 練馬桜台「じゃいが」鹿児島地鶏と焼酎の店 続

昨日(27日)のブログで取り上げた、西武池袋線桜台駅近くの鹿児島地鶏と焼酎の店「じゃいが」にまつわる続編。
 グループで発信しているブログ、練馬「名店創造塾」のタイトルの事で、盛り上がった合間に、「おかみさんパソコンやってる?」という話になって、今度、東京タウンウォッチングの達人というブログを見て頂戴と言ったら、ナント、たちどころに立ち上げて、トップページに入れてくれちゃった。
 ビックリするやら、嬉しいやら…。人は見かけによらぬとはいうが、ご年配の居酒屋の女将さんにまで、インターネットが広がっているかと感心した。こんな事があると、又、寄らなくちゃ…という気にもなるというもの。
 画像は、毎月第4土曜にこの店(じゃいが)で開いているという「鹿児島県人会」のポスター。焼酎の事を言えば、勿論「森伊蔵」もある(1.800円)。さらっとした女性向きの味、香りで、クセがないのが、個人的な好みに合わない。今度は、鹿児島の地鶏と独特のクセのある香りの強そうな焼酎を楽しみたい。
※ある方に、東京タウンウォッチングの達人を見て、「面白くて一杯見ちゃった」と言われました。目下、1日の訪問者90人前後、先ずは100人のアクセスを目指していますので、これからもご支援下さい。
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東京タウンウォッチング 練馬桜台「じゃいが」鹿児島地鶏と焼酎の店

2007-10-27 14:34:11 | 新宿・池袋・練馬・新大久保
 東京タウンウォッチング 練馬桜台「じゃいが」鹿児島地鶏と焼酎の店

 昨日練馬「名店創造塾」の定例会があり、西武池袋線桜台駅の「東京商工会議所練馬支部」会議室をお借りして研修した。昨日の第1テーマは、「おもてなしの心」というVTRを見て、印象に残った所、感動した所と実行する点を発表し、議論するという内容だった。第2テ-マは、「伸ばしたい商品のマーケティングとキャッチコピー」研究でした。
 帰路、有志で鹿児島地鶏と焼酎の店「じゃいが」に立ち寄り、グループで発信しているブログ、練馬「名店創造塾」のタイトルを、良く見られる、或いは関心を惹きそうなネーミングに変えるアイデアを出し合った。結論は、「東京名店塾」がブランド力、スケールの大きさ、ロマンがあって良いのではないか!?…という所に落ち着いた。タイトルは、メンバーが励みや誇りに思える、明るい未来を感じさせるモノとして重要だと思う。伝統ある企業の社名変更が盛んに行われているが、同じ事が言えると思う。
 さて、横道にそれましたが、「じゃいが」という店。妙な名前だなと思ったら、鹿児島弁で(そうだね!)と相づちを打つ時のコトバだそうだ。方言というのは、故郷を共にする人の気持ちが通い合う、癒しに通ずるものがあるのだろう。この方言を店名にして、毎月第4土曜に「県人会」を開いている。商売っけを超えた、こんなファンづくりも1つのマーケティングと言えるだろう。
 郷土特産のさつま揚げは、お勧めの美味しさだったし、お得意の芋焼酎(画像)もなかなか旨かった。こんな店には、頑張ってほしいものだ。
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東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「ルイ・ヴィトン」

2007-10-26 11:03:07 | 赤坂・六本木・麻布
 東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「ルイ・ヴィトン」

 海外スーパーブランドの頂点とも言える売上を誇るのが、「ルイ・ヴィトン」。パリ本店を建て替えて世界一の大きさにしたようだが、ここ六本木ヒルズのルイ・ヴィトンは一寸前まで、世界一のスケールという日本マーケットへの入れ込みようだ。それもその筈、日本での売上が全世界の4割、海外で日本人が買う分を含めると5割に達するという推測もあり、日本女性は超お得意様的存在なのである。
 処で、ヴィトンの銀座店は、松屋の一画にあり制約があるが、表参道とヒルズは独立店舗なので建物のファサード(外観)から自由にデッサン出来る。両方とも日本人のデザイナーを起用している所が面白い。六本木ヒルズ店は、村上隆さんの基本デザインと聞く。夜空に浮かび上がるVITONの文字(画像)が幻想的だ。店内にも遊び心溢れた仕掛けが施してあり、ゆったりしたショッピングが出来る。
 高級品だからといって、尊大な所のない親切な接客だ。10万円を切るというNew戦略ブランドが置いてあるかどうか、ウォッチングで訪ねた時(10/9)には気が付かなかったが今はどうか。
 定時定点観測と言って、同じ店、商業施設をウォッチングして見ると時代の流れが解る。ブームの去った1年後辺りに話題に上った処を再度訪ねてみることも勧めたい。
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東京タウンウォッチング テレ朝 鎌倉舞台の「おいしいごはん」スタート!

2007-10-25 23:06:34 | 鎌倉・江の島・湘南
東京タウンウォッチング テレ朝 鎌倉舞台の「おいしいごはん」スタート!

 先にお伝えした、テレ朝の連続ドラマ新番組「おいしいごはん」が、今夜木曜(25日)9時スタートしました。
 舞台は、鎌倉の老舗米やさん、「鎌倉の竜」こと、頑固オヤジ(渡哲也)と息子の嫁さん(藤原紀香)が主役といったところ。家族再生を描くホームコメディーで、鎌倉の家族経営の古い店が色々と登場するらしい。
 第1回では、「鎌倉の竜」が、小町通りを子分共を引き連れてのし歩く姿や老舗の肉屋さんがちらりと登場していた。 
画像は、以前、10/9付けブログで紹介した、私の近所の魚屋さん。全景をみると、看板も壊れたまま、しかし、新鮮な地の魚をウリモノにご近所のファンを掴んでいる。ここで撮影していたから、いずれ登場するのだろう。しかし、店名は避けているようだ。江ノ島、海、山、自然の緑、お寺…と舞台装置の背景としては事欠かない街だ。
 11/13(火)には、淑徳大学タウンウォッチングで「鎌倉コース」を取り上げる(左欄のバナー参考)。「鎌倉文学館」と滅多に行かれない謎めいた「大仏切り通し」を探索する。
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「安近短」消費の実感、“見た目が良くて安い”

2007-10-24 22:14:15 | ミニ経営戦略・戦術論
 「安近短」消費の実感、“見た目が良くて安い”

 コンビニでは、客数が増えても売上は前年割れとか。ついで買いをしないため、客単価が落ちているという。ガソリンスタンドでも、満タンにしない人が激増しているそうだ。以前、アメリカのセールス言葉の本を読んで、「満タンですね!」と肯定的に言うと、思わずお客が「ウン」という…「な~る程!」と感心したモノだが、どうも、今、このやり方は、反感を買うかも知れない。
 「消費の数量調整が始まった」という分析もある。どうも、景気が怪しい、将来の年金不安も消えていない。安くて、近場、短期間…という、「安近短」再びという訳だ。海外よりも国内旅行が人気という話しだ。
 不振の百貨店の中で、高級ブランドのルイ・ヴィトンが健闘している。…が、原動力は、「ネヴァーフル」という10万円を切る低価格路線の新シリーズだそうだ。
 家具の「IKEA」、ファッションの「コムサイズム」など、見た目が良くて安い商品が売れている実感がある。こだわりのある高額品の需要も旺盛なようだが、一部の富裕層に限られるのではないか?大勢は、“見た目が良くて安い”、言い換えれば、値段は抑えてデザインに斬新さ=鮮度がある路線が売れ筋のポイントと見ているがどうか。 
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東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「とう富」健在!?

2007-10-23 11:01:52 | 赤坂・六本木・麻布
 東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「とう富」健在!?

 話題になった、京都の豆腐屋さんが始めた豆乳ソフトの店。夏も終わりお天気も今ひとつの日で、人出は少なかったが、健在のようだった。
 東京ミッドタウン人気もあって、どこもひと頃の景気のようにはいかないだろうが、健康ブームに乗る豆腐の人気は衰えず、人気は持続しそうだ。
 それにしても、このところ「白い恋人」、「赤福」、「比内鶏」…と続く不祥事。豆腐の原料は大丈夫!?…と原産地が心配になってくる。(京都)という土地のブランドに対する信頼感が支えになっている事を忘れては大変だ。
 「とう富」は、1階のハリウッドビューティプラザビルの近くにある。
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東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「すきやばし次郎」

2007-10-22 22:31:55 | 赤坂・六本木・麻布
 東京タウンウォッチング 六本木ヒルズ「すきやばし次郎」

六本木ヒルズのけやき坂を挟んだレジデンスゾーンの一角に、希少価値を誇る名店を集めた一画がある。
その一つが、鮨の「すきやばし次郎」。銀座数寄屋橋交差点近くのビル地下にあり、新聞社や日劇、「有楽町で会いましょう」など数寄屋橋が華やいだ頃からの有名店。支店を出さず頑なに1店だけで営業していたが、ヒルズは初の支店。何でも息子さんに任せた店と聞いた。銀座の一流店らしく、値段も一流、お任せ1本で、お昼15.000円~、夜20.000円~というお値段。
 この一画には、そばの「竹やぶ」、天ぷら、中華、フレンチなど高級店が連ねているが、値段では清の西太后がこよなく愛したという中華の「せい家楼」がトップクラス。オープン当初は、1日3組限定、ひとり25.000円~という値段だった。流石に今は、店頭にメニューと値段を掲示し、お昼15.000円から…と大衆向け?にプライスダウンしている。
 この一画は、別格のゾーンで外国人接待か、富裕層がお客様といったイメージで、リーズナブルプライスをモットーとする「B級グルメ派」には縁遠いようだ。
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