東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング(番外編) 札幌はライラックの花盛り

2008-05-31 09:11:36 | 「東京タウンウォッチング」一般
  東京タウンウォッチング(番外編) 札幌はライラックの花盛り

  先週仕事で札幌へ行ってきたついでに、チョッピリ、タウンウォッチングを楽しんできました。何回かに分けて、そのレポート…。
 先ずは、札幌名物ライラックのご紹介。これは大通公園のピンクの品種で、丁度花盛りで、「ライラック祭り」が始まった頃でした。
 真っ青に澄んだ空、風…という北海道独特の(爽やかさ)という訳に行きませんでしたが、公園の緑とライラックのピンクが良いバランスでした。札幌の大通り公園は、緑の芝生がふんだんにあり、独自の魅力がある。(^o^)

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「かながわ美術展」夜半亭平野さんの絵画を楽しむ 080530 

2008-05-30 21:23:20 | 趣味(絵画、陶磁器、建築、日本庭園etc.)
  「かながわ美術展」夜半亭平野さんの絵画を楽しむ 080530

 東京タウンウォッチング参加常連の夜半亭平野さん(横浜市在住)が「現代かながわ美術展」に出品されているというお誘いを戴いて、横浜大通り公園にある横浜市民ギャラリーに出かけた。
  美術展とうたっているだけに、油彩(絵画)は勿論だが、陶磁器、染織、彫刻の他、鎌倉彫、能面、楽器(ビオラ)、版画など幅広い、個性的作品が出品され、いずれもしっかりしたタッチで丹念に制作されており、心情が伝わってくる様だった。昨日、趣味の話しを取り上げたばかりでしたが、時に、このような機会に触れるのは良いものです。
 平野さんの作品は、横浜桜木町の貨物線踏切の風景を描いたもので、余り使われていない一寸寂しげな、しかしどこか人懐かしさの漂う、空気感!?が良かった(画像の作品はモダンなイメージもあるが、もう一つの作品がそんな印象でした)。
 個性ある作品の中で、異彩を放っていたのが、古橋さんの「いろはうた」48文字を版画で創作した作品。同じ平仮名を使わないルールで創るという、それこそ(大趣味人)の域といえそうな風流な遊びですね。
 それにしても、自作の創作道具(いろはパズル)といい、今風に言えば相当高度なゲーム感覚といった所でしょうか!? 作者の解説を聞きながら楽しむと一層の味わいが生まれます。
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

趣味の絵画 不完全を楽しめれば立派な「趣味人」

2008-05-29 22:01:12 | 趣味(絵画、陶磁器、建築、日本庭園etc.)
   趣味の絵画 不完全を楽しめれば立派な「趣味人」

  閑話休題…TVを見て、趣味の絵画についての脱線。  
  この絵は、(炎の人)に変身する直前の頃の「ゴッホ」の古靴という題名のついた作品。「美の巨人達」というTV番組で遭遇した(この一枚)という味のある一品。この番組の面白さは、絵の背景にある作者の人生ドラマ、心情を絵解きしてくれる所。ゴッホが経済的に苦しい生活を送っていた時、支えてくれたのが画商をしていた弟。よく見ると、2つとも左足の靴。弟と一心同体という意味を表現したのではないかという絵解き。しかし、哀しいかな、フト漏らした弟の面倒見るのが大変だというひと言がゴッホを打ちのめす。失意の内にゴッホは死ぬ。弟は傷つけたひと言を悔やむ。皮肉なことに、死後、ゴッホの作品が脚光を浴びるのだ。…今も、2人の墓が並んでいるそうな。
…そんな、絵解きが作者の人生ドラマに想いを馳せて、なんとも言えぬ感慨を呼び起こす。急ぎ撮ったワンショットという訳です。
 処で、「趣味」ということについて、私の尊敬する江川淑夫先生が、趣味と道楽の境目は紙一重、余り突き詰めないのがよい…とする。
『~あえて、余り巧くならない、余り知識を増やさない、妙に競争しないなど、ほどよく、成り行きと途中に浮遊することが、究極の趣味人であろう。…不完全を楽しめれば、立派な趣味人なのである』…と。
 私にとって、好きな部類に属するのが絵画。趣味というにはお粗末な知識しかなく、少々コンプレックスらしきものを感じていたが、「あまり知識を増やさず、不完全を楽しむのが立派な趣味人」…というお言葉を聞いて、“目から鱗”でした。これからは気後れせず、いい加減さを楽しむことにしようっと…!
蛇足 別の番組(世界遺産?)レオナルド・ダビンチの自画像を赤外線で投射したら、モナリザそっくりの絵が現れてきたという。あこがれの女性と自分を重ね合わせたのではないかという推理。実に面白いですねぇ。(*^_^*)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京タウンウォッチング 門前仲町の居酒屋さん

2008-05-28 10:26:22 | 深川・門前仲町
  東京タウンウォッチング 門前仲町の居酒屋さん
 
 門前仲町は、居酒屋さんが安くて旨いというイメージがあり、飲んべえなら一度は行ってみたい街のひとつ。
 深川門前仲町コースの締めくくりは、「山憲」という、七輪で生の魚貝類をお客が焼いて食べるというスタイルの店の体験紹介。本来は、門前仲町随一の庶民派グルメ「魚三」でやりたかっのだが、何しろ4時オープンから満席になるという伝説的店。案の定、外まで人が溢れていて、次の候補の“自分で焼く”という熱々…のイメージに惹かれて、この店へ行ってみた。飲食店にとって(お客様が働いてくれる業態)は儲かると言われる。最大のコスト、人件費を抑えることが事が出来るから…。(個人的には、お客が働くことに抵抗感がある。一例として、ビールのピッチャー。店は楽だが、少々安く感ずるからと言って、ビールの命、きめ細かい泡を無視して飲む心理が情けない…と思う)
 余談になったが、私には余り生っぽいのは、性に合わないようだ。一夜干し位が旨いですね。
 タウンウォッチングの後は、有志でイッパイやるのが常で、これがどうやら(生きている楽しみ!?)の1つになっている。お酒が入ると、だれしも気兼ねなく自分本位の勝手なお喋りになり勝ちになる。そこに人生模様を見ることが出来る。
 しゃべり出したら止まらず話しを独占してしまう人、誰かをつかまえて相手迷惑かまわず延々とやるタイプ、得意げに知識をひけらかすタイプ…色々とある。
 主催者なので、やはりみんなが楽しくなければならないと思う。大人のわきまえというものが(自分も含めて未熟であるが…)あって欲しいと思うが、制止の仕方がなかなか難しい。フッと思ったが、こういう時「駄洒落」を飛ばす人がいると和むのだろうが、あれも普段からやってないとリズムに乗らないのでしょうね。
※これで、深川門前仲町を終わり、直近体験の札幌、淑徳大学タウンウォッチングの吉祥寺へ…とお伝えします。(*^_^*)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京タウンウォッチング 深川富岡八幡宮の伊能忠敬像

2008-05-27 12:26:49 | 深川・門前仲町
  東京タウンウォッチング 深川富岡八幡宮の伊能忠敬像

  伊能忠敬は、人生50年の時代に、55歳から日本全国の測量を始め、驚くべき正確さで日本地図を完成させた事で知られる。
 そのスタートとなった蝦夷地への第一歩が、ここ深川の地と伝えられる。旅装束で歩き出す姿は、いかにも颯爽とした(男のロマン)を感じさせるものがある。感動的と言って良い勝れた作品と思う。
 佐原で婿養子に入り、立派に家業を繁栄させ(やかましい女房殿)を黙らせる業績を残し、隠居の年代になってから若い頃から造詣の深かった天文学を極め、測量、地図の製作という偉業に取り組んで、一生を燃え尽きた。
  その「余命ナシ」の働きっぶりは、生涯現役を信条とする人にとって(私めも含めて…)、畏敬の念すら覚える。
…そろそろ深川門前仲町コースの紹介も終わりに近づいた。夜半亭平野さん紹介の芭蕉の句から、江戸に囚われず2~3ご紹介しましょう。
 山形立石寺『閑(しずか)さや 岩にしみ入(いる) 蝉の声』…*岩にしみ入るというのが、俗人には浮かびません。
 大坂『秋深き 隣は何を する人ぞ』…*秋は人恋しい季節、何となく隣人が気に掛かる…そんな気分だったのでしょうか。それとも、芭蕉終焉の地大坂で、晩年の淋しさがつのったのか!?
 長良川『おもしろうて やがてかなしき 鵜舟哉』…*人生の哀愁と重ね合わせて無常を感ずる所アリ。凄い一句だと思うが…。
(-_-)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京タウンウォッチング 深川富岡八幡宮の大関手形

2008-05-26 22:36:28 | 深川・門前仲町
  東京タウンウォッチング 深川富岡八幡宮の大関手形

 画像は、入口にほど近い大関手形の碑の手形に自分の手を嵌めて「でかいなあ!」と感心しているところ。歴代横綱の名前を刻んだ「横綱碑」の方は、良く知られているが、こちらはうっかりすると見過ごしてしまう。昨日取り上げた「御輿蔵」の向かい辺りにある。
 …5/17のブログで自作の味のある俳句を紹介させて戴いた、夜半亭平野さんから芭蕉カルタ俳句の名品を送って戴いたので、再度芭蕉の世界に浸ることにしましょう。
 江戸『花の雲 鐘は上野か 浅草か』…*花と上野、淺草が実に似合っている!?
 千住『行く春や 鳥啼魚の 目は泪』…*千住は奥州街道へ出る第1の宿場町
 旅 『旅に病で 夢は枯野を かけ廻る』…*芭蕉の一生は長い苦しい旅だった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京タウンウォッチング 富岡八幡宮・佐川会長の奉納御輿は豪奢!?

2008-05-25 22:09:45 | 深川・門前仲町
東京タウンウォッチング 富岡八幡宮・佐川会長の奉納御輿は豪奢!?

深川不動堂の並びにほど近い富岡八幡宮の御輿は日本一の大きさとか。水掛け祭りの異名がある深川八幡祭りは、江戸っ子の華といったところ。勇壮な祭りらしい。粋な男の見せ処か。
 佐川急便会長奉納のきらびやかな御輿が本体の御輿と並んで、蔵に収められているが、成功者の証しとして賞賛するか、成金趣味としていささか斜に構えた評価を下すか…感慨は、陽に映えた御輿を見てからにした方が良さそうだ。
 ところで、ここは江戸城から見れば辰巳=南東の方角に当たる。小粋な気っぷの良い芸者が目立つ色町でもあった。そこから辰巳芸者の名があるとのこと。
 友人が、若き頃料亭で芸者遊びをして、小唄に凝ったとき覚えたという伊東深水作の一節を紹介してくれた。
 『たつみよいとこ素足が歩く 羽織やお江戸のほこりもの 八幡鐘がなるわいな』…下町の粋が匂いますねぇ(*^_^*)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京タウンウォッチング 深川不動堂の護摩焚きのエンタテイメント

2008-05-24 17:01:37 | 深川・門前仲町
  東京タウンウォッチング 深川不動堂の護摩焚きのエンタテイメント

  またまた不敬なことを言って罰が当たりそうだが、真言密教の秘法という人間の煩悩を焼き尽くすという「護摩焚き」の鳴り響く太鼓の音と壮大に炎が上がる様は、エンタテイメントな演出たっぷりだ(*画像の炎は小さいが、ホントは何倍も盛大)。
 それにしても、バッグや財布のお祓いを受ける人々を見ていると、違和感のようなものを感じてしまった。人間の悩みが尽きない限り、宗教や祈りは続くのでしょう。そう言えば、われわれ一行も小さな護摩木を奉納、お祓いは2ヶ月先というからなかなかの繁盛振りでした。不敬となる表現は、またまたお許し下さい。
※札幌出張で投稿を1日お休み戴きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京タウンウォッチング 深川不動尊参道清水甘酒店は明治元年創業

2008-05-22 07:35:04 | 深川・門前仲町
  東京タウンウォッチング 深川不動尊参道清水甘酒店は明治元年創業

  清水甘酒店は歴史がある。明治元年創業というから、江戸の風情が色濃く残っていた頃。参道の風情を画いた江戸絵(錦絵)に、なんと「清水屋」とハッキリ描かれている!! そんな貴重な絵を前に並んで撮影してしまった。しや、光栄なことです。冥土の土産になりそうな一枚!?…
  きんつばといえば、近頃は脇役だが、ここ下町ではまだまだ主役の座を占めているらしい。ところで、甘酒にしろ、きんつぱにしろ、お昼時のおやつは甘味の和菓子。そんな味に惹かれたか、清水屋の常連に、小津安二郎や池波正太郎がいたらしい。90歳になって、かくしゃくと接客する生涯現役の精神は、「余命ナシ」の伊能忠敬的で(私には)好ましく映る。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京タウンウォッチング 深川門前仲町清水甘酒店の名物おばあちゃん

2008-05-21 10:40:53 | 深川・門前仲町
  東京タウンウォッチング 深川門前仲町清水甘酒店の名物おばあちゃん

  深川不動尊の参道に名物甘酒の店がある。美形?の90歳おばあちゃん経営「清水甘酒店」。以前、本物のきんつばで評判の店だったそうな、今の甘酒も米麹だけの砂糖を使わないさっぱりした味で生姜の風味が効いている。本物というのは、今の四角の形でなく、丸い形のきんつばが始まりだったとのこと。当時の写真を見せられて納得!
  一行の独りが、若かりし頃片想いしたというおばあちゃんは、なるほどと思わせる品の良いお顔立ち。……
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする