~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
本日は、キャッチコピー的ネーミングのお話し。
「超熟」「本仕込み」と聞けば、果物や日本酒を思い浮かべるのではないでしょうか!? 実は「食パンのネーミングなんです。
「日経MJ」の売れ筋ランキングによる「食パン」で、超熟食パン、本仕込み食パンがパンのトップメーカー山崎製パンの「ダブルソフト」を抑えて上位を独占。これが、敷島製パン、フジパンだと言うから、なかなか愉快だ。
味というより、キャッチコピー的ネーミングの勝利だと思うが真相は!?
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
アイデアはあるものです。京急油壺マリンパークのサッカー優勝あやかり商法がなかなかに秀逸だ。
イルカやアシカによる巨大サッカーボールを使ったパフォーマンス。アシカがセンタリングを上げ、イルカがシュートを決めるというから旨くできている。
サービスイベントは?と言うと…
優勝ゴールを決めた李忠成選手に因んで『り』の付く人は無料。更に、「タダなり」をもじって下の名前もタダになるとか…♪思わず笑っちゃいますね。(^_^)v
いや、アイデアって楽しいものですね。
婚活、女性パワーに押される男子!?
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
本年掉尾の東京タウンウォッチングの達人ブログのテーマは、「婚活と福袋」。
婚活(自分に合う人生のパートナーを選ぶ活動)の主役はやはり女性。婚活支援の福袋を売り出す百貨店が現れた。
ナンと、草食系男子向けと肉食系男子向けに分けて、前者には“ナチュラル系”の優しめカラーのファッション衣料で迫り、後者には“セクシー系”のカラー、デザインのもので迫る…という福袋を考え出した。
商魂たくましいと言えば、それまでだが、文明の発達は動物本能を逸脱した“女族”の逆襲を生みだし、なにやら“策謀家”まで育ててしまったようです。
婚活カット、イケメンならぬイクメン(育児にいそしむ男性)という言葉まであるから驚く外ありません。現実は、画像にある「婚活ビジネス」のネット広告が頻繁に登場するから、結婚が遅くなった男女が増え、相手を探すビジネスが盛んになるとはなにやら皮肉な感じも受けます。
夜も更けてきました。皆様佳い年をお迎え下さい。
中島みゆきの紫綬褒章受章の言091102
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
今日は一寸ニュースな話題。
中島みゆきが紫綬褒章を受賞した時の言葉が愉快で取り上げる事にします。
私のもう一本のブログ、~経営コンサルタント・安岡裕二の“デフレを乗り切る”経営戦略・戦術(コラム)~で、取り上げたのですがこの欄でも書いてみたくなりました。
彼女は、TVや舞台に出ない事で有名なシンガーソングライター。一寸アンヌュイというか、けだるいメランコリックな、独特の歌いっぷりでファンが多い。
その中島みゆきのユーモアたっぷりに喜びを表現した言葉がなんとも愉快だ。思わず笑っちゃう。
『思いがけず嬉しいことの表現に「棚からぼたもち」と申しますが、今の私の気持ちは、ぼたもちどころではございません。「棚から本マグロ」。これくらいの驚きでございます。
ふつう、何かをいただけそうな場合には、たちどころに受け取るのは少々はしたないので、まあ2度くらいは辞退して、それでもとおっしゃるなら頂戴するのが、日本人の奥ゆかしいマナーなのでございましょうが、このたびのような褒章となりますと、到底「ふつう」ではないことですので、辞退なんかしたら2度とこんな機会はないかもと思いまして、即座に「いただきます!」と、お返事してしまいました。 お世話になってきた沢山の皆さまに、心から感謝申し上げ、これを励みに、より一層、元気いっぱい歌い続けていきたいと思います』
彼女がTVの主題歌に登場して大ヒットとなった『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』(NHKドキュメンタリー番組)は、まだ記憶に新しい。みゆき流の独特の歌いっぷりがこの番組を引き立てた事は間違いない。
この縁で、NHKに口説かれて、唯一、表舞台に出たのが「紅白歌合戦」。しかし、そこはへそ曲がりらしく大勢の歌手とのお祭り騒ぎは拒否!?して舞台は「黒部ダムのトンネル」の中だった。
「棚から本マグロ…」なんて、奇想天外な表現をするのは、いかにも、へそ曲がり、変人、奇人ならではの処がある。ま、しかし流行語にはチトなりそうもありませんね。
彼女は北海道出身、私も函館生まれ、私も変人めいたところがあるところも共通、そんな訳でファンなのかも知れません。そう言えば北海道というところは、良く言えば独特の自然があるところだが、本州にたいして少々ひがみっぽい所がないとはいえません。北海道開発庁ナンテのがあって、開発の遅れたODAの援助をうけるような感じもありました。
※追記 ライブでは、歌の合間に一息入れるお喋りが聴衆の緊張感を和らげてくれる。 都会暮らしの疲れから来る憂鬱感、倦怠感から開放されるような彼女の語りも又魅きつけるモノがある。「夜会」という毎年恒例のワンマンライブを聞きに行った時に、そんな事を感じた印象があります。失礼しました。
レトロの強み 「森永ミルクキャラメル」のヒットとイマ風の工夫090724
今日は一寸したお遊びコメント。子供時代の体験が忘れられず、ひょいと目にした「森永ミルクキャラメル」、すっかり嵌ってしまいました。
JR駅構内のコンビニNew Daysに置いてあり、大粒なんて若者向けの大箱を目にしたと思ったら、遂に復刻版登場!!(画像)
コレって正にヒット!!でしょうね。
このサイズ、正に昔のまま、外見も同じ。レトロは強し!!
しかし、ひと味現代的工夫を発見! 外見は昔のまんまだが、ひょいと開けると、裏ぶたに一工夫のコピー「ミルクキャラメル持って~ウォーキング」と来ましたね。
タウンウォッチング大好き人間にとって共感する所有り。ウォーキングブームに乗せるあたり“座布団一枚”!?(*^_^*)
東京タウンウォッチング 昭和レトロ 2匹目のどぜうは!?
「森永ミルクキャラメル」!!…昭和世代にとっては懐かしい思いがする菓子。一寸ハイカラで、“甘くて美味しい”こじゃれた(というのかな?)感じがあって、人気があったものでした。
今、昭和時代がレトロなブーム、若い世代にも人気がありヒットも多いようです。この「森永ミルクキャラメル」もその一つらしい。何しろJRのコンビニ「New Days」の目立つ所にあるのですから、大変なものと感心。
不思議なのは、パッケージがやたらでかく、(大粒)をウリにしている所、…ま、謎ですね。
なんて…ご託を並べていたら、先日、新幹線で「森永のあづきキャラメルはいかが!?」と売り子がやってきた。パッケージのサイズが全く一緒、大粒も同じ、デザインはあづき色で、いかにもレトロな雰囲気。昔は無かったように思う。
“2匹目のどぜう”を狙ったか!?など.と勘ぐっている所ですが…果たしてコンビニの棚に並ぶだろうか?
消滅するか生き残るか!? 一番目のヒットが大きいほど、二番煎じでヒットを続けるのはなかなか難しいと思うのですが…。
東京タウンウォッチング JR東京駅vsメトロの親切競争!?090415写
JR東京駅の地下の長がくて、深か~いエスカレーターの手すりに「抗菌」の文字が入った新しい手すりがついた。表示は、「手すりにおつかまりください」とある。
エスカレーターで将棋倒しになるという事故が記憶にある。ぼんやりとした不安を感ずる人もいるのではないか。そんな不安を和らげる予防措置として、手すりの活用を思い立ったものだろう。
「抗菌」という文字が光っている?。 これなら安心して掴みたくもなろうというもの。安全の為の(親切)…好感が持てる。新らしいサービスとして、カテゴリーの新製品ジャンルに入れておく。
ところで、東京メトロは、ホーム転落事故防止の為の仕切り板設置を進めている。かなりの投資となるだろうが、快挙と言って良い。
一方、JRは人身事故が多く、交通に支障をきたすニュースに事欠かない。山手線とか、悪名高い!?中央線など、同様の設備が望まれる。膨大な投資が掛かりそうだが、いずれやらざるを得まい…と思う。
今のところ東京メトロが、(安全の親切競争)ではリードしている感じだと思う。JRも
東京タウンウォッチング サマンサタバサ新作
サマンサタバサは、若い女性に人気のバッグメーカーから出発し躍進しているメーカー。外国メーカーのような名前だが、れっきとした国産、社長は個性的なワンマンのイメージで、次々とアイテムを広げたり、NYへ出店したりと…成長戦略が注目される企業だ。
だが、関連分野として宝飾は相性がよいが、洋服となると歴戦のメーカーがひしめく激戦区、提携や自前のセレクトショップなど試行錯誤の感じを受けていた。
そして、低価格旋風の逆風。3万円台のドル箱ゾーンからワンランクプライスダウンした2万円台の(価格対応狙い)新作バッグを大々的に打ち出した。それが、画像の“スクリッタ”というブランドの広告。東京ガールズコレクション系みたいな女の子が目に付くが、バッグの広告です。
価格対応といえば、デザイナー系のコムデギヤルソンがH&Mとコラボレーションしたり、今度は伊勢丹と組んで“緊急事態”対応の値頃な新市場を狙ったブランドを平場で展開するという。価格押し下げ圧力が蔓延している感じである。
キャッチコピーの効き目ナンバーワンは→ №1 !?
ビール戦争でアサヒとキリンが熾烈な№1争いを繰り広げている。メトロつり下げ広告で目に付いたキャッチコピーについて考えてみた。
お互いに、「№1」を謳って競っている所を見ると、「№1がキャッチコピーのインパクト有り」と感じ取っているからだろう。統計は知らないが、雑誌でも推理小説「人気第一位」を帯に謳ってリバイバルブームになったことがある。
上のアサヒパードライの広告。「うまいをかたちに~プロジェクト第一弾」……《これがビール売上№1の責任》とある。
これに対してキリンのどごし生は、「のどごし4連覇!…《4年連続売上№1》…ときた。第3のビールで売上ナンバーワンらしい。
更に、アサヒは「クリアアサヒ」(発泡酒)を《麦の新ジャンル№1》を謳って、メトロつり下げだけでなく新聞の全面広告まで打った。(*№1の文字だけがやけにデカイ!?)
凄まじいばかりのナンバーワン合戦。裏返せばそれだけ№1は殺し文句として効き目があるという事だろう。
これに対して、劣勢のサッポロ「麦とホップ」は、一寸手を変えて「こんなに売れてしまいました…と缶を積み上げて、人気感で勝負している。頑張れと言いたい所だが、ナンバーワンを謳えないのは苦しい処だろう。
食品系でも、至る所でキャッチコピーを工夫しているが、目に付いた「梅のど飴」(梅系が好きなので…)のコピーも合わせて考えて見た。以下メモ書き
『殺し文句は 何を連想させるかがツボ →連想ゲーム。
「梅のど飴」 梅➡紀州➡紀州梅使用 梅➡体に良い➡健康
ビール系飲料売上№1 №1→最も飲まれている→旨いから皆が飲んでいる→安心→品質への安心感→味にも納得→これなら安心→飲んでみよう 』
ドコモ「おさいふケイタイ」1000万人突破、程良い使い勝手がいい!?
ドコモID 1000万人突破! の記事に興味を抱き聞いてみたら、電子マネーのNTTドコモ版だった。オクレテル~ と云われそうだが、クレジット全盛時代にいささか抵抗したいクチとしては他人事だったが、日頃お世話になっているドコモ派!?としては関心を引く記事に釣られたという次第。
何の事はない、後払い方式のクレジットという訳だが、10.000円限度という所がケガが無くて、コンビニなどでは使い勝手が良い…という訳で急速に普及するのも分かる気がする。
※ところで、「東京タウンウォッチングの達人」ブログのアクセスランキングを見る事が出来るように設計されています。開設者にとっては、アクセスが多い事が励みです。この一週間(1/4日~1/10土)のアクセス件数が、一日平均153人と増えて参りました。特に多かったのは、「森永ミルクキャラメル」を取り上げた1/8が175人、1/10が167人と一位を占めました。時間帯では、お昼の11時台が最も多い。読者を思い浮かべるのも楽しく、アクセスが増えるとやはり嬉しいものです。リンクのコツも覚えましたので、ネットワークの広がりも励みの1つです。これからも楽しい発見があるようなレポートを続けたいと思います。ご支援よろしくお願いいたします。