東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング メトロ丸の内線東京駅に「エチカ東京」オープン 

2012-03-31 15:47:13 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
東京タウンウォッチング メトロ丸の内線東京駅に「エチカ東京」オープン 
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~

               

 駅直結の商業施設開発が盛んである。特に目立つのがJRだが、メトロもこの機に乗り遅れまいと、「エチカ表参道」を皮切りに、「エチカ池袋」をオープンさせ、いずれも賑わっている。そこで、有効活用空間を狙って東京駅のJRと丸ビルの間の地下通路に「エチカ東京」をオープンした。

 6店位の小振りだが、流動客を見込めそうな場所。私が注目している海外、国内のユニークなデザインの雑貨、ウェア、家電などのセレクトショップを展開する「イデアインタナショナル」の「ゲート」も出店。旅行関連グッズ専門店だが、面白い品物が揃っていて若い女性に人気と見た。

 左欄コンテンツの「~ドラッカーに学ぶ「名店の条件」(ドラッカー×安岡流)~」をクリックして下さい。一寸真面目風に投稿しています。

 このところ「東京タウンウォッチング」ブログの投稿が割と切れ目無くなっているためか、訪問者数が1日200人近くに上昇しています。お引き立て宜しく。コメントもお待ちしています。
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東京タウンウォッチング 3/16ユニクロ銀座グローバル旗艦店オープン 世界№1へGO!!

2012-03-29 22:38:42 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
東京タウンウォッチング 3/16ユニクロ銀座グローバル旗艦店オープン 世界№1へGO!!
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~

 

 ユニクロの銀座グローバル旗艦店がオープンした。ファッションで銀座マダムの心を捉えていたコマツストア新築ビルを全館丸ごと借り切った巨艦店だ。ユニクロ全館の中で世界一の規模とのこと。カジュアルファッションは、メガトレンド。ファッションピルの売り場を観察すれば理解出来る。ユニクロの世界№1戦略構想が実感となってステップアップしている事を感ずる。一介のローカル衣料品店からのし上がり、世界を目指す迄になった壮大な野心を日本人として応援したい。

 オープンから1週間後の22日行ってみたが、まだ入店待ちの列が出る位で1階から2階へは一方通行で歩かされる!?有様。一言で云えば、ビジュアルプレゼンテーションの斬新さ(例えば人体のモデルを動く映像のようにタップリと見せつけるショーの様な演出)、アンダーカバーとのコラボ、UT(Tシャツ)専門フロア、外国人販売員サービスなど、ユニクロの集大成と言える最新店舗である。

 プライスゾーンは、勿論他のユニクロと共通であり、器(店舗)はかっこよく見せ、良い品を安くという原則に叶っており、買いたい意欲をかき立てるものがある。新しい施設やモノは、やはりイノベーションと言って良いと思う。

 又、裏(すずらん通り)の別館に、「ドーバーストリート・マーケット『コムデ・ギャルソン』」が入ったのも驚きである。異彩を放つパリコレデビューでパリのファッション界の酷評に会い、翌年には一転して絶賛の嵐に遭うという出来事は川久保の名を一躍世界に轟かしたものだった。私も一時惚れ込んでスーツを作って粋がってみたものでした。その川久保さん本人が、ロンドンのドーバーストリートに自分のショップがある事から、その気分を伝えたかったのだろう。アートとファッションの融合、それも川久保令の世界観をタップリと見せつけてくれる。

 とにかく、この2つのショップは、“価値”というものを考えさせてくれる必見&ショッピングに値する。
 
 ○情報 左欄コンテンツに「ドラッカーに学ぶ「名店」の条件」のフレームがあります。ここをクリックしてください。

     「ドラッカーマネジメント研究会」で、私が発表した小論を掲載しています。
     テーマは「乱気流、変化、グローバル…未来の企業、個人の生き方は!?」です。
     「ドラッカー学会のホームページにも掲載されることになっています。
 
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高齢者の楽園を目指す 栃木那須塩原の「芦野温泉」物語

2012-03-25 21:50:34 | おもてなしの心
高齢者の楽園を目指す 栃木那須塩原の「芦野温泉」物語


栃木「芦野温泉」物語



 
栃木の芦野温泉が、高齢者に絶大な支持を集めて連日賑わっている。その成功要因と次なる課題を考えてみた。
 3つの成功要因 
①“高齢者の楽園”というビジョン
②歌振り座「楽芸会」の超人気イベント
③徹底した“口コミ”のマルチメディア作戦

 ①“高齢者の楽園”というビジョン 
「経営者は、“高齢者の楽園”という夢を持ち続けている」(支配人)という。このキーワードは、コンセプトというより、「ビジョン」というに相応しい。なぜなら、従業員全員の行動規範にもなる、犯しがたい奥深い重みを持っているからである。それは、ターゲットを高齢者に絞った、徹底した優しさ、親切心、心配りになってアイデアを生み出す。例えば、騒がしい子連れを避けるため未就学児童のお客様お断り、膝、腰の痛みを和らげる薬草の湯、浴槽の縁に矢倉の形の手すり(*ここに掴まりながら浴槽に入ると極めて具合がよい)、石状の滑らない床タイルや浴槽床、寒い時期のほんわか暖かい毛糸の靴下「ちょいばき」(*使い捨てとあり迷わず貰って帰れる、ウラ面に“冷えは萬病の元”とある)、エレベーターの中に椅子(*ここまでヤルか)など。
高齢者にとって静かな環境こそ極楽、自然の裏山を借景にした露天風呂(*ここにもBGM)、はしゃぐ子供もおらず全館に流れる喜多郎らしき“癒し” のBGM、女性に優しいテーマカラーのワインレッドで統一した内装、木を主体にした落ち着く建築、内装、浴室に日本人の庭園感覚(木や石、花、水など自然を取り込む)、地元名工の手による石仏などの文化施設などなど…きりがない。
料理も、魚介類は毎日築地直送で鮮度を重視、勿論「使い回し懐石」と称する日本料理、朝食も手書き文字の献立表をつけている(*サービス係の名前を入れているあたり憎い)、サービスにつく珈琲とひとくちおはぎの“こだわり”にも脱帽モノでした。
   
②歌振り座「楽芸会」の超人気イベント
月一度「楽(ガク)芸会」と称するお芝居がまた、絶妙、爆笑の渦。番場の忠太郎ならぬ「芦野の忠太郎」こと、支配人の高久さん扮する「瞼の母」、出演する役者が全員従業員というから大したものである。素人のやる田舎芝居では失敗する…という声をよそに、遠く関西からもお目当てにやってくる名物行事に育った。おっかさんにひと目会いたい流れ者の忠太郎が、客席の方に向かって「おっかさーん」と叫んだら、「ここにいるよー」と混ぜっ返す声有り、館内爆笑!! これで「掛け合い芝居」の形、手応えが出来上がったという。掛け合いする方も堂に入ったもので、笑劇といった雰囲気が楽しい気分を盛り上げてくれる(*「芦野温泉~小さな物語」より・現代書林社1050円)。前段では、お客様と一体になった「故郷」の合唱やフラダンス、踊りなどがある。その他、花火大会、盆踊りなど地元行事への参加、滞在客へのウォーキングガイドなど楽しみを提案している。

 

③徹底した“口コミ”のマルチメディア作戦
芦野温泉は、いわゆる温泉場ではない。創業が1966年でテニス合宿施設としてスタートしたものである。その後、1984年の掘削で温泉を掘り当て、1996年「ホテル温泉館」としてオープンしたのが、温泉の始まりだったというから約16年、まだ若いと言える、この地にただ一軒の温泉なのである。この間幾多の苦労があったと思うが、大規模テニス合宿施設は縮小、別荘地として分譲を続けながら、芦野温泉の浴場施設拡充、宿泊施設新・改築(シングル館、本館)、関連商品の通販、娯楽・文化施設など積極的に投資を続けて今日の完成形に至っている。
経営としては、何と言ってもお客様を増やす事が第一、そこで選んだマーケティング戦略が商売の王道である“口コミ”に徹することだった。宣伝媒体として、栃木テレビのお客様出演、朝日・読売新聞広告、郵送DMなど“お客様の声”を実名で掲載、又、お客様の熱狂的支持を得ている個性が、地元新聞、全国テレビ、雑誌などに取りあげられ、パブリシティ効果を発揮している。
客が客を呼ぶというが、館内至る処に来館したお客様の感想文入り写真を掲示、今では1500人の方が掲示されているとの事。いや、もう壮観としか言いようがありません。忠太郎を演ずる支配人は、1000人のお客様のお名前を覚えているというから神業ですね。写真を掲示する事には初め抵抗があったそうだが、100人を超える辺りから薄れ、今では自分も是非撮って欲しいと申し出てくれる程になり、仲間に自分の写真を見せるために来館する方もいるとか。凄いですねぇ。
個人情報の管理も徹底、ホームページで法に触れないことを謳っています。

大きく3つに分けて、述べてみましたが、私の目にとまって釘付けになった掲示看板の文字、「こころの湯でありたい」  「年長者を無条件で敬う場でありたい」…以下略。
こころの湯でありたい…経営者の思いがこもっていますね。また、高齢者を無条件で敬う…“無条件で”というところが凄い。子供と同居せず(出来ず)疎遠になっていく現代社会、高齢者にとっては嬉しい言葉だ。高齢者を敬う、つまりは長幼序の儒教の精神ですね。凛としていいですね!
         
次なる課題(提案)
施設拡充の設備投資も終え、経営としての完成形に近づいているように見受けられます。しかし、経営は持続的成長を求めていく段階に至ってきたという認識が必要と考えます。
① 「3丁目の夕日」作戦へ
② 従業員満足(ES)と顧客満足(CS)のステップupによる顧客の創造
③ 社会的責任に目を向けて、安全、安心の追求

① 3丁目の夕日作戦へ
  月1回の掛け合い芝居「瞼の母」の絶好調が続いている。舞台背景は、母を慕う子の“義理と人情”の股旅ものである。大正から昭和にかけての世代の心情に訴えるものがあるのではないか。しかし、現代に立ち返ってみると、時代性のあるのは“戦後”の昭和レトロ感であり、今年から団塊世代65才の大量定年を迎える追い風がある。
提案は、この新高齢者に向けた「ALWAYS 3丁目の夕日」の心情を舞台にした芝居の開発と第2日曜の開催である。瞼の母が“義理と人情”を笑劇にしたものとすれば、3丁目の夕日は“絆と人情”を主題にした原体験の残る懐かしさと涙の感動劇である。
 経営は、常に伝統と革新のバランスにあると考えます。人気の定番品だけに頼っていては、いつの間にか“飽き”という大敵が潜んでいるかも知れない。新製品で次の新定番を創るのが定石である。伝統(瞼の母)=定番に対し、イノベーション(革新)=お客様の欲求を見つけ、新市場を創り出すという企業のミッション(使命)を充たす事にもつながります。
② 従業員満足(ES)と顧客満足(CS)のステップupによる顧客の創造
 数々のアイデアはいかにして生み出されているか? 「社長が発案する事が多い」(支配人)とのこと。多分、トップには「喜んで貰えることは何か」いつもお客様のことを考える“思い入れが強い”からであるまいか。お客様に直接接し、生の希望や不満を感じ取るのは従業員である。ここからカイゼンやアイデアの芽が生まれて来なくてはいけない。私は、全員が簡単なメモ用紙をいつも持ち歩き、お客様に言われたこと(良いことも悪いことも)をメモし提出、カイゼンに役立てる様にするのが良いと思っている。今の社会は、1人1人が知恵を出し目標に向かう、言ってみれば“新しいアイデア”(イノベーション)の競争になっている。しかも、一回り若い新定年組の高齢者の支持を取り付けられるかが成長へのカギとなる。芦野温泉はたった一軒で温泉場を創造した歴史をもつ。その時点で既にイノベーターである。トップダウンからボトムアップの経営へ、そして“お客様が参加して、高齢者の楽園を一緒に創り出す”そんな流れを創り出したい。お金ではない“1人1人の得意技を生かして、一緒に創る楽しさ”が生き甲斐となる従業員満足度の高い企業を目指すことである。簡単な事で、「笑顔」をモットーにしたり、「ありがとう」という言葉をどれだけ戴いたか?を顧客満足の指標にしたりとか、工夫は幾らもあると思う。
プロシューマーという言葉があります。トフラーという未来学者が書いた「第3の波」という本の中で、プロダクト(生産者)とコンシューマー(消費者)が一体となる“プロシューマー”時代が来ると予言しています。お客様が芦野温泉を良くするアイデアを出し、且つ消費する(楽しむ)…双方向型のサービス施設づくりが益々求められています。「瞼の母」の人気は、対話型の芝居になっているところに源があります。

③ 社会的責任に目を向けた安全、安心の追求
 3.11の大震災で人々の意識も変わった。国家に対する不信感が高まり、閉塞感が漂う世の中になった。将来への不安は増大する一方である。又、大企業の重なる不祥事も不信感を助長している。そんな中で、企業の社会的責任に人々の目が向かっている。身体に良いお風呂につかり、友達とお喋りを楽しみ、笑わせてくれるお芝居を観る…そんな芦野温泉は、既に“高齢者の楽園”の域である。現状に満足せず、お客様の背後にある不安を和らげることが第3の課題である。社会的責任と言って良い。高齢者にとっての“安心、安全とは何か?” 不測の怪我、病気に対する救急体制のネットワーク、安全な歩行路、歩行補助(手すりなど)の確保は勿論、身障者のお客様としての受け入れや雇用、など可能性を探る。食の安全も楽しみの要素として大きい。産地表示など可能なのではないか?

 以上 
※詳しくは 芦野温泉 ホームページからご覧下さい。
* 今日は、ハイテクの「初音ミク」と対極にあるようなローテクの事例を紹介しました。山の中の温泉かが人の心を癒すのが分かります。

 ドラッカーに学ぶ名店の条件(ドラッカー流×安岡流) に投稿しました。是非ご覧下さい クリック


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東京タウンウォッチング 初音ミクとボカロ…アニメの世界に驚く

2012-03-13 22:27:20 | 秋葉原・御徒町・錦糸町
東京タウンウォッチング 初音ミクとボカロ…アニメの世界に驚く
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~

 とてもじゃないが若者との距離感は深まるばかり…断絶とはこのことかと実感。タウンウォッチングもあることだしと昨夜アキバへ出掛けて、初音ミク(画像)のもてぶりや如何にと出かけました。

 アニメといえば宮崎駿しか思い浮かばないクチは、サブカルの文化も理解出来ないでしょうね。初音ミクは、TVでしばしば取りあげられているので知っている方も多いでしょう。しかし、YAMAHAの開発した音声合成で歌い踊る仮想アイドルのバーチャルシンガーで、この手のDVDなどはボカロ(ボーカロイド)として売られている事を知っている大人?は少ないだろう(と思う)。

 では、ご本家アニメの聖地アキバでのこの手の著名店はというと、「虎の穴」や「アニメイト」らしい。女性のことは女性に聞けというが、若者も同じですね。そんな軍団を率いるミドルマネージャーやマネージャーにとっては大変な時代ですねぇ。

 そんな秋葉原をウォッチングしてみませんか。
 3/17(土)午後 御徒町高架下のアート空間~アニメの聖地アキバへ ←クリック

 このブログで、秋葉原をシリーズ風に取りあげています。
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東京タウンウォッチング 丸の内永楽ビル地下「イイヨ!!yokocho」の試みは成功するか!?

2012-03-08 20:10:27 | 銀座・日本橋・人形町・東京・丸の内
東京タウンウォッチング 丸の内永楽ビル地下「イイヨ!!yokocho」の試みは成功するか!?
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
 



3/2丸の内と大手町の結節点に当たる永楽ビルの地下に、「イイヨ!!yokocho」という思わずニヤリとしたくなる面白そうなネーミングの飲食店街が誕生した。

正しく言えば、「イイョ!!iiyo!!」という26店からなるショップ街の内、9店舗の飲食店街が「イイヨ!!yokocho」という“新趣向の飲食横丁”。何が新しいかといえば、ランチタイムは何人かのグループが“好みの店からそれぞれが持ち寄って、一緒に食べるフードコート”のスタイルを取ったこと。フードコートと言えば、SCなどの母子連れが好きな食べ物を持ち寄って軽食をとるイメージが浮かぶが、スタイルは正にそんな感じ。

 しかし、ここは丸の内ビジネス街。しっかりしたカジュアルな専門店主体でありながら、夜の会合もできる店でないといけない。ONとOFF、両方にこたえる店で、昼は大手町に近い永代通りに面して、はずれ(三菱は結節点と言う)のイメージがある場所の活性化アイデアが横丁のネーミングとなり、フードコートの楽しさに結びついたという訳だ。な~るほど、女性はグループでランチを摂ることが多い。しかし、好みは各人各様だ。都心のフードコートならお喋りも出来ていいな! という需要にこたえたということだろう。

 しかし、それぞれが独立専門店でありながら、場所を貸して他店の食事を持ち込まれちゃ商売にならない…誰しも思う難題だ。そこがチエの出し処というわけで、一寸した“アタマの体操”ですね。クイズにしておきましょう!!

 アイデアと言えば、「イイヨ!!」という施設のネーミング…考えましたね。横浜ミナトミライのクイーンズスクエアの一角に「at(アット)」という商業ゾーンがあるが、コレを上回る“イイ感触”ですね。今流行のFace Bookの“いいね!!”の名訳にあやかった!?

 イイヨとyokochoの“和洋の組み合わせの遊び心”もなかなかにグー。写真の手前看板に注目。木に横文字を彫ってあるなんて…。となりに全体の案内が成長株の電子看板(デジタルサイネージ)にも注目(中身はイマイチ)。

 さて、フードコートの実験が成功するか!? 貴方はどちらに賭ける!? サービス業のアイデア花盛り、差別化、独自性…イノベーションの時代ですねぇ。これだからヒントに満ちた商業施設のウォッチングが止められない。

 ○3/17(土)御徒町高架下全国手作りアート空間~燃えるアキバ 「イムスクラブ」タウンウォッチング
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熱狂!!アニメの聖地アキバシリーズ④「AKIBAカルチャーズZONE」海洋堂フィギュア、アイドル育成型カフェ

2012-03-06 14:50:34 | 秋葉原・御徒町・錦糸町
熱狂!!アニメの聖地アキバシリーズ④「AKIBAカルチャーズZONE」海洋堂フィギュア、アイドル育成型カフェ

~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~



 「AKIBAカルチャーズZONE」は、当初1,2階に「K=Books」がラジオ会館から移転して入り、次に地下に海洋堂のカフェ・フィギュアが入り…という調子で、全館埋まったのは比較的新しいようだ。

 海洋堂はフィギュアでならした大阪のメーカーで、やはりラジオ会館の有名店だった。ここでは、カフェ主体の複合店だが、閑散とした感じで余り面白くなかった。フィギュアは等身大(写真)から手のひらに収まる小さいモノまで、アニメのキャラクターをモデルにした人の形をした造形物と思えばよい。

 人気の店は、6階の“アイドル育成型エンタテイメントカフェ”と称する「バックステージ」。第2,第3の「AKB48」を生みだそうとサラリーマンの応援らしきグループで一杯。その他の階では、「AKB48」のショップや様々あるが、「ヨーヨー」という昔懐かしい遊びを流行らせようという魂胆の店もあった。

 ○3/17(土)御徒町高架下全国手作りアート空間~燃えるアキバ 「イムスクラブ」タウンウォッチング


  


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熱狂!!アニメの聖地「アキバ」シリーズ③Laox コンピューター館の変身、「AKIBAカルチャーズZONE」

2012-03-04 14:33:11 | 秋葉原・御徒町・錦糸町
熱狂!!アニメの聖地「アキバ」シリーズ③Laox コンピューター館の変身、「AKIBAカルチャーズZONE」
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~

 
 アキバで大手家電の一角を占めていたLAOXが、中国の大手家電量販店チェーン蘇寧電器の傘下に入り世間を驚かせた。6階建てのザ・コンピューター館は「ザコン」の愛称で際立っていたものだが、コンピューターの退潮を象徴する出来事であった。

   

 そのザコンが、「AKIBAカルチャーズZONE」となって、やっと全館開業にこぎ着けた。アニメ全盛時代を写すようなテナント構成になった。1階はマンガ本中心に数万点を揃える(圧倒させる量)他、2階はCD、DVDなどの「K-Books」が入って、学生、若者、サラリーマンで盛況。結婚もせずにマンガやゲームにふける若者の“内向き”のライフスタイルを想像させる。

 画像は、「AKIBAカルチャーズZONE」の夜と昼の顔、「K-Books」1階看板


3/17(土)御徒町高架下全国手作りアート空間~熱狂アニメの聖地アキバ タウンウォッチング
 
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アニメの聖地「アキバ」シリーズ② 熱狂「AKB48」ブームは、アキバの集客スター的存在

2012-03-03 21:14:06 | 秋葉原・御徒町・錦糸町
アニメの聖地「アキバ」シリーズ② 熱狂「AKB48」ブームは、アキバの集客スター的存在
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~



ダンスが小学校の教科に取り入れられると聞いた。まさかこれ程おおっぴらな国民的スポーツ?となるとは予想出来なかった。歌い手の背後で踊る添え物的脇役かと思っていたらナントナント子供の世界にまで広がった。マイケルジャクソンのバックダンス辺りが火のつく走りと思っていたが、この絵解き怪しいモノである。

 サブカルチャー、サブカルというが、アニメと歌、ダンスはつながっているようだ。その象徴がアニメのバーチャルシンガー「初音ミク」といえば、納得が行く気がする。

 その生身の若々しくピチピチした少女軍団のチャンピオンが「AKB48」だ。ドンキホーテビルのエスカレータ脇の壁面に「AKB48」のオールスター!?がお出迎え、5階の「AKB48」コーナーから8階の「AKB48」劇場へと誘う。劇場は、連日超満員札止めの様子、行った日も7階からのエスカレーターに乗る前にストップを食らってしまった。

 
「AKB48」は、全国各地で公演、収益金12億円を東北大震災応援の寄金にしたというから立派なモノだ。「AKB48」を世に出した秋元康氏の発案によるものであろうか。それ故か、駅前の「AKB48」カフェ&ショップも盛況だった。今、アキバの集客スター的存在である。


○3/17(土)御徒町高架下全国手作りアート空間~燃えるアキバ 「イムスクラブ」タウンウォッチング
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アニメの聖地「アキバ」シリーズ① 先ずはラジオ会館にご挨拶、目下新築工事中

2012-03-02 18:03:44 | 秋葉原・御徒町・錦糸町
アニメの聖地「アキバ」シリーズ① 先ずはラジオ会館にご挨拶、目下新築工事中
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~

 秋葉原の古き良き電気製品の時代(イヤ、今でも健在)、細かい部品を売る小売店がそれぞれの特色を活かしながらぎっしりと密集して商売した原点が、このラジオ会館だ。そこに割り込んだのがフィギュアだったり、アニメ、マンガ本、模型だったり、ガチャガチャなんてのも割り込んで、独特の若者文化を創り出す事になる。

 ここで、旋風を巻き起こしたのが、大阪から進出したフィギュアの「海洋堂」だったのてはないか。独り暮らしの若者が、アニメの主人公少女の等身大フィギュアを借りて、一緒にひとときを過ごす…なんていうビジネスが生まれたりしたものである。

 その秋葉原的雑居ビルの「ラジオ会館」が老朽化で、建て替え生まれ変わる。目下工事中という訳で、ラジオの文字が躍る看板にご挨拶代わりに写してみたものです。“ラジオ”なんて、古き良き戦後を思い出させてくれますねぇ。(^^;)
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