信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

2017信州いくさか料理コンテスト

2017年09月17日 | 生坂村の催し
 17日(日)午前中から、松本調理師製菓師専門学校をお借りして、UAゼンセン長野県支部の皆さんと住民課の職員で色々と準備を進めていただきました。
 12時少し前には、師玉支部長さんが審査員長の服部学園理事長 服部幸應先生をお連れして、着く早々今回の料理コンテストについて、信越放送の担当者のインタビューに対応していただきました。
 そして、やまなみ荘で打っていただいたおそばとお漬物を召し上がっていただきながら、師玉支部長さん、審査員の松本調理師製菓師専門学校の高嶋校長先生、小澤さん、遠藤さんと私でお話をさせていただきました。お料理、スイーツや食育などの話をお聞きして、食の大切さ、活動されている取組などをお聞きして、とても素晴らしい先生に審査員長をお引き受けいただき、私もしっかり審査をしなければと思いました。


▽ 午後12時50分から開会式を行い、私が開会の言葉として、今月4日の一次審査会で選ばれた料理部門5名、スイーツ部門5名の皆さんが参加していただいたこと、服部先生はじめ審査員の皆さんに審査員をお引き受けいただいたことに御礼を申し上げ、村づくり協定を結んでいただいているUAゼンセン長野県支部の皆さんからご提案をいただき、合併60周年記念事業として開催させていただきましたなどと述べさせていただきました。




▽ 服部先生からもご挨拶をいただき、日本で一番低い東京都と、一番高い北海道と我が長野県の食料自給率のお話をされながら地産地消の大切さや、小さな村でも今回の様な料理コンテストを行うことにお褒めの言葉をいただき、参加された皆さんにコンテストに参加する意義などを話されました。




 今月4日に、やまなみ荘で「2017信州いくさか料理コンテスト第1次審査会」を行い、応募数は、料理部門で34点、スイーツ部門で25点の合計59点でした。県外は熊本県、栃木県、石川県、東京都などで、県内も多くの皆さんからご応募していただきました。
 審査員の皆さんは、松本調理師製菓師専門学校の先生、セブン&アイ・フードシステムズ・ガトーフェスタハラダ生産本部のお二方、当村の管理栄養士、やまなみ荘の料理長で審査をしていただき、下記の料理部門5名、スイーツ部門5名を選定していただきました。


【料理部門】
御子柴 大介 様(愛知県)〔ニジマスと椎茸の雑穀リゾットコンソメ仕立て〕
畑中 成莉星 様(安曇野市)〔川魚和ソテー 和伊ソース 豆乳リゾット添え シナノパープル・シャインマスカットマリネ〕
中村 杏 様(長野市)〔豆まめギョーザ〕
小田 美恵 様(大町市)〔生坂村★絶景カレー〕
岸田 安代 様(上田市)〔いくさかうどん〕

【スイーツ部門】
鈴木 典子 様(栃木県)〔フルーツおやき(りんごと干し柿)〕
岩崎 恵子 様(松川町)〔かあさん豆腐シフォンケーキ〕
丸山 恵 様(松本市)〔生坂米のとろとろパンナコッタ〕
田中 裕紀子 様(生坂村)〔えごまとチーズのスコーン〕
瀬戸 恵子 様(生坂村)〔犀川涼み〕

▽ 午後1時30分から料理部門の調理がスタートしました。服部先生が一人ひとりに話しかけながら、料理の内容などをお聞きし、「頑張って!」とエールを贈られ、我々審査員も一緒にお話を聞きながら調理の仕方などを拝見しました。










▽ 午後1時50分からは、別の教室でスイーツ部門の調理が始まりました。こちらも服部先生が一人ひとりにお声がけをして、生坂村の何の食材を使用するかなどのスイーツの内容をお聞きし、エールを贈られました。










▽ 両部門とも調理時間は1時間でして、最初に全員完成された料理部門の試食を5人の審査員で行い、全部の料理に対して、服部先生から好評をいただき、他の4人もアナウンサーから聞かれて感想を答えさせていただきました。












▽ 料理部門の審査が終了するとスイーツ部門全員完成してあり、直ぐに審査を始めました。私は料理部門でシッカリ食べながら審査をしましたのでスイーツが食べられるか心配でした。でも知り合いの話では一番食べていたということでしたが、審査もシッカリさせていただきました。








 服部先生の講評は、年に80回ほど料理コンテストなどの審査員をされているということで、食味、見た目などからとても的確に講評され、悪い点は言わずに、改善する点などのアドバイスをされるなど、流石服部先生だと感心させられました。
 試食後は別室で5名の審査員で、個々に食味、見た目、独創性、地域性、商品性、総合で点を付けて、それぞれの意見や感想などを交わした後、審査員長の服部先生に審査結果をまとめていただきました。


▽ 審査の結果は、料理の部の最優秀賞に御子柴 大介 様(愛知県)〔ニジマスと椎茸の雑穀リゾットコンソメ仕立て〕、優秀賞に小田 美恵 様(大町市)〔生坂村★絶景カレー〕。スイーツの部の最優秀賞に岩崎 恵子 様(松川町)〔かあさん豆腐シフォンケーキ〕、優秀賞に瀬戸 恵子 様(生坂村)〔犀川涼み〕が選ばれ、服部先生から表彰状と賞金を私から副賞を贈らせていただきました。その他の方にも入賞として、表彰状と副賞を贈らせていただきました。










▽ 表彰式の最後は、審査員長の服部先生に審査の講評をしていただきました。全体的な講評として、僅差の審査結果であり、素材を生かすこと、創意工夫することなどを心掛けて調理をすることや、これからも料理コンテストに応募して料理を楽しんで上達して欲しいことなどを話されました。服部先生の講評に重みを感じ、大変多くの役職を引き受けておられるから、見識も深く人間味のある素晴らしさに感銘いたしました。


▽ 審査会の閉会に当たり、私から一生懸命調理をしていただいたこと、真剣に審査をしていただいたことに感謝を申し上げ、最優秀賞のお料理とスイーツは、まず村営やまなみ荘で提供させていただくことで、やまなみ荘や生坂村に来ていただく方が増えて、活性化につながることを期待しますなどと挨拶をさせていただきました。


▽ 予定通りコンテストが終了し、服部先生を囲んで皆さんで記念撮影をしました。




 生坂村主催の料理コンテストでしたが、大変お忙しい中遠路お越しいただきました服部先生、専門学校をお貸しいただき審査員も務めていただきました高嶋先生、調理をしていただきました皆さん、後援として大変お世話になりましたUAゼンセン長野県支部の皆さん、放送関係の信越放送さん、ながのアドビューロさんなど関係各位に心から感謝を申し上げます。
 今回の「2017信州いくさか料理コンテスト」の模様は、10月28日(土)午後3時から3時30分までSBC信越放送にて放送されますので、是非ご視聴していただきたいと思います。

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