信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

水道事業意見交換会&小立野区村政懇談会

2019年06月05日 | 生坂村の懇談会
 5日(木)は日差しが届きムシムシとした暑さで、真夏のような一日でした。
 午後2時からは、長野県環境部水大気環境課 渡辺課長はじめ職員の皆さん、市町村課 丸山主任、長野県企業局 小林管理者、竹花水道事業課長、松本地域振興局環境課 傳田課長はじめ職員の皆さん、総勢9名の皆さんにお越しいただき、上生坂配水池等を見ていただいた後、私、牛越副村長、中山振興課長、坂爪建設係長、湯田財政係長、小山主任と、生坂村水道事業に関する意見交換会をさせていただきました。


 会議をお願いするにあたり、前もって当村上水道の担当職員の小山主任から、「有収率の向上について」「水道施設台帳について」「経営戦略策定について」「公営企業会計の適用について」「地区水道の統合について」質問をさせていただき、この5項目を中心に意見交換をさせていただきました。
 長野県企業局の有収率の向上の取組については、漏水調査、老朽管の更新、高感度音圧センサー搭載漏水機器の活用などについて説明していただきました。
 水道施設台帳については、水道施設の計画的な更新など、適切な資産管理を行うために作成と保管の必要性を説明していただき、今年度中に策定予定の「経営戦略」については、企業局の事例と策定方法などの説明をしていただきました。


 また、公営企業会計の適用については、長野県が今年度秋頃に研修会を開催するなど支援をしていただけるとのことであり、地区水道の統合については、「小規模水道設置または変更・廃止届」「水道事業経営変更届」等の様式を提示していただき説明していただきました。
 当村のように、一人の職員が上水道、下水道を担当している状況では、ご説明いただいた内容の対応は大変な事務量であり、今後も長野県のご指導、ご支援をいただかなければならないと痛感しました。


 しかし、まず今年度は有収率の向上を目指して、漏水調査、老朽管の更新など、取り組めるところから進めてまいりたいと考えております。
 当村の水道関係に対して、長野県の職員の皆さんには、大変お忙しい中、生坂村までお越しいただき、多岐にわたりご説明、ご指導等をいただき感謝申し上げます。引き続きお世話になりますが、ご支援、ご助言のほど、よろしくお願いいたします。

 午後7時から今年度最終の村政懇談会を小立野区で開催させていただきました。藤澤区長さんの挨拶で始まり、私から今年度の予算、重点事業の概要説明を主に挨拶をさせていただき、各部署から今年度の新規事業、村づくり計画の変更点等を説明いたしました。


 また、村議会議員各位、小立野区の地区担当職員、南部の地域支援のいくさか大好き隊員に自己紹介をしていただきました。


 区民の皆さんのご意見・ご要望と我々の回答内容の概要として、
 道の駅いくさかの郷の営業時間を伸ばしてもらいたいことについては、活性化施設いくさかの郷としてオープンした頃は、5時から6時まではお客さんが1~2名でしたので、経費削減で5時に閉店していますが、いくさかの郷定例会で協議すること。
 直売所の売上を伸ばすために灰焼きおやきを店内で買えるようにすることについては、灰の飛散や並んで買う状況を考えて外で販売しているが、改善できるかなど、定例会で協議すること。
 待っているお客様が冬は寒い対策についても、定例会で協議させていただくこと。
 消火栓が赤さびでペンキ塗りの対応については、点検は消防団がしているが、消火栓更新には60~80万円かかるので、安曇野市の実施状況を聞いて、ペンキ塗りを検討すること。 
 乳房イチョウの橋の塗装については、10数年前に皆さんで塗っていただいたが、高齢化による危険性を考えて、現場確認後に検討すること。


 築堤工事のダンプの通行で、県道が痛んでいることについては、千曲川河川事務所に対応策を聞いて要望すること。
 小立野横手の県道の調査と今後の対応については、松本建設事務所に現地調査をしていただき、今後の対応を要請すること。   
 工事をしていただいた排水路が深いので、ガードパイプなどの設置については、現地調査をして検討すること。
 就労センターの跡利用については、検討中でして、まだ方向性が出ていないので時間をいただきたいこと。
 浄化槽の点検後に水道を勝手に使って汲み取りをしていることについては、委託業者に確認して、家主に許可を得て水道を使うように指導すること。


 道の駅いくさかの郷の冬の時季の対応については、ハウスの貸与をして、冬野菜を栽培していただくために、7団体を募集していることと、冬のイベントも実施していくこと。
 地区に小学生1名、中学生1名の状況であるため、若者定住促進住宅の建設については、就労センター跡地に住宅建設等を視野に検討していること。
 当区の入集落に村外の他人が、知り合いも連れて来て、勝手に山菜などを採っていることについては、所有者の親族にお願いしていても、なかなか解決しないとのことですが、是非親族間で解決していただきたいなどのご質問・ご要望等に対しまして、現状と今後の対応、方向性等を説明させていただき、ご理解とご協力をお願いしました。


 小立野区の皆さんには、多岐にわたり忌憚のないご意見・ご要望、建設的なご提言をいただきありがとうございました。

▽ 朝の写真は小立野方面の風景です。





 その他生坂村では、保育園で体験保育・こぐまちゃん学級、公民館で歴史探訪教室、いくさか歩こう部、知恵の輪委員会、地区担当職員会議、少年少女サッカー教室U-15などが行われました。

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