信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

地区要望現地調査&松本建設事務所関係事業現地調査&小立野乳房イチョウの風景

2023年11月13日 | 生坂村の報告

 11月13日(月)は日差しが届きましたが、風が強く昼間でも初冬並みの寒さでした。

 午前9時30分からは草尾区と昭津区の要望個所の現地調査を実施しました。各区長と役員の皆さんから説明を受け、字引議員、山本議員に同行していただき、私と副村長、振興課長、係長、地区担当職員と一緒に新規の要望個所を中心に調査を行いました。

草尾区

袖山常会

➀ 新井さん宅入り口下の防火水槽に防火層標識の設置

牛沢常会

➀ 集落西側五十嵐清一さん及び五十嵐文門さん宅裏手山に敷設してある排水路に溝蓋の設置要望

  • 五十嵐長治さん宅南側の袖沢川にかかる橋桁の補強

草尾西常会

➀ 就労センターから上野葡萄畑にかけての村道の立木の伐採

草尾中常会

➀ 草尾集落内全体の防護柵及び電気柵の早期設置

草尾区全体

➀ 草尾交流センターへのエアコンの設置

昭津区

➀ 木材ふれあい体験館の外壁(木部)再塗装

② 梶本沢内のアカシアの伐採(村道1級1号線~大久保線T字路付近

 以上については、本日調査した内容により、緊急性、危険性、必要性、公平性を考慮して、担当部署と協議し実施内容について決めていきます。また、犀川砂防事務所で対応できる個所については要望していきます。 

 午後3時からは、松本建設事務所要望箇所現地調査を太田所長はじめ多くの担当の職員各位にお越しいただき、当村の県道の拡幅、排水路整備、舗装・歩道修繕、県管理河川の堤防の強化、河床整理、支障木の伐採などの要望箇所の現地調査をしていただきました。

 担当の職員の皆さんが、把握されている箇所と地区で要望された新規の箇所があり、今年度も太田所長や担当の職員各位から対応方法などについて説明をしていただきました。

 最初に安曇野市との市村境に行き、私と太田所長から挨拶をさせていただき、県道下生野明科線の小立野横手地区の路肩及び法面を含め、変異が確認されているため、全体的な地すべり等の観察を行い、道路及び擁壁の修繕を要望しました。

 大変大きな事業になるため、維持管理の範囲での事業では難しいところであり、豪雨により地すべりが発生すると災害復旧ということになるが、抜本的に検討したいとのことでした。

 同じく県道下生野明科線の小立野から下生野横手地区にかけて、視距不良のため支障木の伐採を要望しました。

 地元区民による伐採作業を毎年行っているが危険が伴い高齢化により限界であるとのことです。

 大きな支障木が倒れると通行止めになり、小立野地区の皆さんが孤立してしまう可能性があるので、維持管理により伐採を検討することになりました。

 県道上生坂信濃松川停車場線は、生坂ダム湖畔から道の駅いくさかの郷までの間が、舗装に亀裂と沈下、凹凸があり、降雨時は水溜りができ通行に支障をきたしていることに関しては、計画的に舗装の修繕を実施していただけるとのことでした。

 道の駅いくさかの郷の駐車場が、お昼時や週末には満車になり、特にぶどうの販売時期は臨時駐車場を設けて対応し、慢性的に駐車スペースに余裕がないため、隣接地への増設を要望しました。

 いくさかの郷の直売所やかあさん家が繁盛していることは、地域振興施設として良いことですが、道路施設としては交通量により駐車場のスペースを決めているとのことでした。

 牛沢地区では、豪雨により河川のごみが堆積し、沢の土砂も堆積しているため、人家に被害を及ぼす危険があるとともに、景観も悪くなっている個所は、施設機能向上として堤防強化等を要望しました。

一昨年度から施設機能向上事業で堤防強化と河床整理をしていただいている草尾区において、犀川堤防の蛇籠弱小堤の堤防強化等については、高鼻地区の村道が通行できないため今年度は牛沢地区の工事を実施していただいています。

 県道上生坂信濃松川停車場線整備促進期成同盟会より建設部へ要望していますが、当県道は法面崩落により何度も通行止めや、最寄りの総合病院が池田町にあり、幅員が狭小のため緊急時や通院に支障があるための当県道の町村境の整備については、大町建設事務所で、用地買収や保安林解除をして工事着手になると、松本建設事務所は測量、設計がほぼ終わっているので事業着手になるとのことでした。

 同じく県道上生坂信濃松川停車場線の令和2年から牛沢地区で蛇篭や落石が広がり、交通に支障をきたす恐れがあるため対策工事を要望しました。

 維持管理の範疇では難しく、対策の構想ができているので、調査費を県単で要望しているところで、今後採択されて進めて行きたいとのことでした。

 木竹地区の犀川護岸にクラックが生じていて、河床低下で村道(旧国道)下が洗掘されている恐れがあるため対応を要望しました。

 対岸の草尾地区の施設機能向上事業の中で堆積土の移動なども考えられるが、まずは調査をしていただくことになりました。

 最後は主要地方道大町麻績インター千曲線の差切峡のトンネル化について要望しましたが、トンネル化の必要性を訴えていかなければならず、まずは土砂崩落防止など安全対策を講じていきたいとのことでした。

 今年度も太田所長や多くの担当の職員各位から様々な対応状況などについて説明をしていただきありがとうございました。

 今回も村民の皆さんからの要望でして、皆さんが安全・安心に生活できますように、引き続きハード面の事業推進に努めていただきますようにお願いいたします。

小立野乳房イチョウの風景

△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、少し落葉し始めました小立野乳房イチョウの風景を撮影したものです。

 その他生坂村では、保育園で入所説明会・身体測定(以)、小学校でなかよし旬間(~12/1)、中学校で防災週間(~17日)、能楽教室、新型コロナウイルスワクチン接種などが行われました。



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