27日(火)の午後1時30分からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、台風が北に逸れてちょうど良いお湿りになっていて、大豆の豆まきなどが出来、もうすぐ当村の特産品のハウスぶどうが出荷されますから、道の駅いくさかの郷の売上につながると思いますし、本日午前中にいくさかマル得商品券の発売セレモニーがあり、この商品券でも売上アップに結び付きますよう、皆さんのご協力をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。
協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の6月の売上集計表、日別売上前年対比等の売上集計表、集客数と7月24日(日)迄の売上集計表の直売所での販売と前年度比較、6月収益分析表、月別収支一覧、8月の営業カレンダーなどについて概要の説明を受けました。
6月の売上は前年度対比121%、集客数も109%であって、6月はハチクの出荷により売上が良かったことと、引き続き生活応援商品券の使用が多く、7月も昨年度より売上と集客数が多くなる見込みであること、7月の集計日時点で昨年以上の実績であり、土用の丑の日に販売する西尾市一色町のうなぎは、184尾の注文をいただき売上が伸びること、収益分析表により6月分も諸経費を差し引いても黒字になること、8月はかあさん家七夕セール、盆花の販売、毎月の特産市、毎週土日のやまなみ荘の直売などの報告がありました。
各地区における農業の状況について、農業委員の皆さんから聞き取りをし、地区によって遊休農地の解消、耕作放棄地の増加、農業従事者の高齢化などの内容を説明していただきました。
課題に対して将来的にどうするかは、現状の報告をいただいたので今後農地パトロールで調査し、根本的な対策を検討していただきたいこと、遊休農地を将来に希望が持てるためなどに、課題を浮き彫りにして、当会議でもアイデアをいただくなど検討を進めたいこと、県営中山間総合整備事業による有効な農業を見出すことについては、担い手不足や農地の遊休化などに対して事業を実施し、圃場整備などで農作業がしやすいように進めていること、遊休農地の所有者への指導については、全戸的にアンケートして現状を把握して対応したいこと、各地区での状況を加味して、今後どうしていくか、水田をぶどう畑にするかについて、次回の農業懇談会までにどうしたいか、各地区の営農組織などと話し合って方向性をまとめておくこと、各地区のおける農業や耕作放棄地をどうするか、道の駅の前の遊休農地は、とうもろこし、じゃがいもなどの耕作体験にすることも一つの解決策であり、道の駅の集客対策にもなることなどが協議されました。
かあさん家の報告では、梅漬けがなかったが、おやきなどの売上でカバーして順調であり、梅漬けは先週の初めからパックして、今毎日発送していて、28日には店頭で販売できることなどの説明がありました。
ぶどう出荷が始まるが万引き対策はどうするかについては、道の駅いくさかの郷の定例会において話し合い、混んでいると分からないから、監視カメラを増やすこととイベント時には係員を増やすことで被害がないように努めること、レジを通さずに箱ごと荷造りして箱数が合わなかったこと、生産者から出荷に対して売上が少ないと大勢の方から苦情があり、売り場が狭く台の下から持っていく人もいるから、監視員を増やすことや生産者組合にお願いし、腕章を付けて監視するかなども協議しました。
農協さんからの情報提供は、梅・柿剪定講習会、行政懇談会、稲作現地指導会、川手地区ライスセンター開所式、地元保育園への農産物寄贈食育活動、ハウスぶどう集荷開始、視察研修会、出荷規格目揃え会、草尾ぶどう集荷所開所式、ぶどうファンクラブの収穫と山清路ぶどう販売会の開催予定などの報告を受けました。
午後5時30分からは、生坂中学校多目的教室で、北海道標津町との中学生交流事業の歓迎式が行われました。
この事業は、今まで標津町からの海産物を仕入れて、やまなみ荘で海鮮丼フェアを始めてからのお付き合いであり、当村も「しべつあきあじまつり」に行って巨峰などの特産品を販売したりして交流を深めてきたなかで始まりました。
昨年度はコロナ禍で中止となりましたが、今年度は感染防止対策を講じて行うことができました。
私から、遠路お越しいただいたことと今年度開催ができたことに謝辞を申し上げ、当村は山と川が近く小さな村ですが、大平原とは違った自然に触れ合い、空を飛んだり、美味しいぶどうを食べたりして、交流を深めて夏の良い思い出を作ってくださいなどと歓迎の挨拶をさせていただきました。
生坂中学校の代表の生徒からも歓迎のことばがあり、標津町の新村生涯学習課長さんから御礼とお願いの挨拶があり、標津中学校の代表の生徒からも交流のお願いのことばがあり、お土産までいただき恐縮しました。
歓迎式の後は、生坂中学校の3年生と2年生から各学年の紹介と生坂村と生坂中学校の紹介をした後、私は退席をさせていただきました。
その後、班分けをして、班ごとに自己紹介や自分たちの町・村の情報を紹介し合い親睦を深めたと思います。
翌日は、パラグライダー体験、スカイスポーツ公園からの眺望、赤地蔵の見学、農村公園、グリーンパークブリッジ、ぶどうの袋がけ作業、ハウスぶどうの試食など盛り沢山の交流事業が行われました。