信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

区長会議&国保連合会通常総会及び国保地域医療推進協議会総会&下生野上空からの風景

2022年07月29日 | 生坂村の報告

 29日(金)は夏の日差しが照りつけ、不快な蒸し暑さが続きました。

 午後3時30分からの第2回区長会議は、山﨑区長会長さんから、最近のコロナ感染の数字が上がってきている中、また生活に規制がかかると思いますが、自分の身は自分で守ることが基本であり、みんなで健康に留意して、この難局を乗り越えて、皆さんの日々活動をされること、この頃は夕立が集中的に一箇所に降ることが多くて心配ですが、今年は災害の無いことを祈っていること、今回も各部署から多くのお願い事項がありますから、良く理解していただき、区民の皆さんに連絡されるようお願いしますなどとご挨拶をされました。

 私からは、区長さん方が区をまとめていただいている多くの活動に感謝を申し上げ、新型コロナワクチン接種の4回目も順調に進んでいること、むらじゅう花ざかり事業では、今年も綺麗な花々が咲いていたので、例年通り私がドローンで上空から撮影しましたが、今後も維持管理が大変ですがしばらく咲かせ続けていただきたいこと、今年度も赤とんぼフェスティバルなど各イベントが中止ですが、村民の絆をしっかりとつなげ、区長さん方の活動で村を盛り上げていただきたいなどと挨拶させていただきました。

 区長会議の内容の総務課からは、集落支援員経費、村政懇談会、総合防災訓練(案)、安曇野ナンバーの導入、区長会視察研修、新型コロナウイルス感染「医療特別警報」の発出等についての意見、回答などは、オンラインの使い方が身についてない方が多く、役場の職員の配置と指導については、避難所に職員がいないといけないと考え、地区担当職員を配置し、避難所の運営とオンラインの指導をすること、声が聞きづらいのでマイクを使わない方が鮮明に聞こえることについては、改善できる方法も試しながら行うこと、視察研修の場所、内容等の方向性については、去年と同じ状況だと実施しても良く、遠距離でなく県内で良い場所があればお願いしたいこと、コロナ感染が少ない場所、やっていただきたいが、下げ止まりの状況だから、今結論は難しく、途中で判断して欲しいこと、コロナの感染を加味しながら実施する方向で、県内で実施できる場所を調べることを本日の方向性としたいこと、安曇野ナンバーについては、登録台数の規定があり、安曇野市単独では登録台数が足りず、4市町村では条件に合うこと、かなり昔に加工用トマトを安曇野産として生坂村栽培したことに異議を言われたことについては、産地呼称の問題ではなく、生坂村は旧明科町や池田町と地縁血縁が深く、地図で分かる様に4市町村で一体感を持って、地域振興に取り組んでいきたいことなどを協議しました。

 教育委員会からは、小・中学校PTAからの通学路安全確保のための要望について説明し、日岐区の皆さんが気を付けても外の人が分からないので、道路を直すこと、一時避難場所を設けること、カーブを直すこと、宇留賀区の県道は30km規制だがかなりのスピードで走っていることについては、村道は村民の皆さんが殆ど利用しているので、チラシを配布して交通安全の啓発は必要であるし、道路は要望に応えて、修繕、待避所の設置、グリーンベルトの設置などを実施していることと、安協や道路管理者、行政として、交通ルールの遵守、交通安全の啓発をしていくこと、注意喚起のために元気づくり支援金を活用して、立て看板を制作した後の調査については、昨年度安協では村内を回って確認済みであり、できるところから注意喚起の看板を修繕していきたいが、安協の役員の皆さんや村民の皆さんが一体になって取り組みたいこと、B&Gプールの水が濁っていて使用できなかったことについては、 藻の発生が原因で塩素を入れているが水温が高くなると発生しやすいので、昨日検討して水の温度を下げるために加水しながら対応していくことなどの協議をしました。

 

村づくり推進室からは、絆づくり支援金、村づくり推進室イベント関係、村内の空き家の情報提供・点検、地域支援・情報発信等のいくさか大好き隊について説明をし、大好き隊の皆さんにお世話になっているが、今回の草刈りは殆ど終わっていたが連絡がなかったことと、もう一寸丁寧にお願いしたいことについては、携帯に電話したがつながらなかったので連絡できなかったことと、まだ終わっていないので話し合って進めること、空き家バンクの点検については、外見の点検をしていただき、特定空き家の意識をされて気になる空き家はご連絡いただきたいこと、いくさか大好き隊の草刈りの費用については、草刈りは所有者に土地の承諾と費用は掛からないこと、日岐区の人口減少で空き家が多くなって、リノベーションすれば住めることなどについて、昨年度の実態調査で200軒ほど、一昨年11件、昨年5件、今年度3件が登録されたこと、所有者の承諾では所有者に愛着があったりして登録していただけないこと、人口減少には村外から来ていただくことであり、空き家バンクを大いに期待していること、区長さん方に空き家情報を随時お願いしたいことなどを話し合いました。

 住民課からは粗大ごみ有料収集、マイナンバーカード、やまなみ荘のチラシ、農山漁村振興交付金について説明し、マイナポイントについては、3種類の方法があり、カードを作って2万円チャージをすると5,000円、保険証としての申請で7,500円、公金の受取口座を登録すると7,500円分いただけること、ポイントを何処に入れるかについては、ナナコカード、auペイ、ペイペイなど多くの方法があり、8月から各戸に出張して説明することなどを話し合いました。

 健康福祉課からは4回目の新型コロナウイルスワクチン接種、民生児童委員推薦委員会について説明し、推薦委員会の前に推薦者を聞いたことについては、8月3日(水)の会議ですので資料として押さえておきたかったこと、当日の推薦委員会で出席者が推薦することになっているが、他の区の方に対しての推薦は、どういう人か分からず無責任ではないかについては、承認することは、委員の基準に合っているか、活動できるかなどで、推薦委員が責任を取ることはないこと、ワクチン接種の4回目は当日から1週間の間に副反応の発熱などの症状の連絡については、本人から連絡はないし、本人に通知したこともなく、ワクチンの副反応か、新型コロナの感染かなどは分からないことなどの協議をしました。

 

 振興課からは、地区要望、いくさかマル得商品券スーパープレミアムの販売、高津屋森林公園キャンプエリアオープン、『一日いくさか村民』夏の体験ツアーの中止、2022赤とんぼフェスティバルinいくさかの中止について説明し、地域ぐるみで『むらじゅう花ざかり事業』の花畑の写真、村道1級1号線北平地区の通行止め、災害対応工事、上生坂第1配水池築造工事などについても説明をし、地区要望の工事が終了していない工事ついては、今年度に予算化をして随時実施していること、工期的に遅くなる工事があるが、回答で実施すると回答した工事は行うこと、要望によってどうするかについては、区長さんと協議して、国、県関係の工事要望は、現場を調査して実施する様に要望していること、キャンプエリアの設置で村外からの利用客が多くなり、下の田三叉路の看板設置については、案内看板について担当と検討しているが、事業が遅くなりそうなので簡易的な看板を設置すること、花の苗で土地に合わないものがあり、マリーゴールドのような強い花にして欲しく、ガザニアは黒くなって枯れて、苗は全般的に良くなく花の咲き方が寂しいことについては、ガザニアは追加した花だったが、枯れていた花畑が多く、水はけか病気かなどが考えられるので、花の選択は検討したいこと、村道1級1号は国道19号の迂回路にもなるので、早急に対応することについては、農地整備課で検討しているが、これから雨や台風の時期ですから強く要望し、早く解除したいことなどの協議をしました。

 ゼロカーボンについては、広報いくさかで2050年にカーボンゼロを目指すとのことで、そのベンチワークについては、持続可能な生坂村にするために、環境省の脱炭素先行地域づくり事業に採択していただきゼロカーボンに向けて各事業を実施することと、地球の地球温暖化を抑えるのため、ゼロカーボンシティ宣言して啓発をし、村民の皆さんのご理解とご協力をお願いしたいこと、補助金有りきでゼロカーボンに向けての事業を行うのかについては、気候変動で激甚な災害が頻発するなど、地球規模で温暖化防止に取り組んでいかなければならないので、生坂村もカーボンニュートラルに向けてしっかり取り組んでいきたいこと、侵略的外来植物のニワウルシとアレチウリで藪になっているところが多く、B&Gの幅も早い内に処分して欲しいことについては、現場を確認して対応することなど多岐にわたり時間を掛けてしっかり協議をしていただきました。

 区長各位には、忌憚のない建設的なご意見、ご要望をいただきありがとうございました。引き続き健康にご留意なさり、各区のためにお力添えをお願いいたします。

 午前10時15分からは、長野県国民健康保険団体連合会令和4年度通常総会が開催され、理事長の私の招集挨拶で始まりました。

 理事長の私からは、国においては「デジタル社会の実現に向けた重点計画」を閣議決定し、マイナンバー制度の利活用や健康・医療・介護分野など準公共分野のデジタル化を推し進めております。

 厚労省の社会保障審議会医療保険部会では、マイナンバーカードで医療機関を受診し、その場で資格確認をする「オンライン資格確認」を普及させるため、令和5年4月から医療機関等でのシステム導入の原則義務化のほか、将来的には被保険者証の原則廃止を目指す方針を明らかにしました。

 本会においては、昨年10月に「オンライン資格確認等システム」の運用を開始していますが、レセプトの資格確認時の振替がうまく機能していない状況であり、今後は、更に国保中央会と協力・連携し、保険者負担の軽減と効率化につながるよう取り組んでまいります。

 また、昨年の通常総会でお願いいたしました、国保総合システムの次期更改に向けた国庫補助要請活動についてですが、令和4年度不足分54億円は、皆様方のお力添えのおかげで、政府の3年度補正予算で確保することができました。

 しかしながら、令和5年度分でさらに50数億円の費用が不足すると試算されており、この費用保険料の引き上げで負担することは到底不可能であります。

 引き続き国の責任で財政措置を講ずるよう強く要望してまいりますので、更なるお力添えをお願いしたいと存じますなどとご挨拶をさせていただきました。

 来賓の矢澤国民健康保険室長から、市町村とともに都道府県が国民健康保険を担ってきた新制度の導入から4年を経過いたしました。その間本県の国民健康保険の運営は、順調になされてきたと考えております。保険納税の収納率は、新制度移行後も年々増加しており、貯金の数字、令和2年度で全国6位の95.67%となっております。滞納額も新制度移行後から令和2年度まで減少を続けております。

 令和2年度は新型コロナの影響によりまして、特定健康診査の受診率が大きく低下したものの、特定健康診査と特定保健指導の受診率、受指率は速報値で全国7位と3位となっております。令和4年度分の保険者支援制度の取組評価分では、本県市町村の平均獲得点が全国6位となりまして、昨年度を上回る約10億1,300万円が交付される見込みとなっております。

これはひとえに市町村の皆様、そして国保連をはじめとした関係団体の皆様のご努力の賜でありまして、改めて厚く感謝を申し上げます。

 一方、現在の国保事業の重点課題は、県・市町村国保における保険料水準の統一等に向けた議論の対応や医療費適正化の更なる推進などであります。保険料水準の統一については、昨年度資産割を廃止等に伴う一部低所得者の負担軽減策や、医療指数を一医療圏の医療指数に近づけたことに伴う激変緩和措置などを市町村の皆様と共に具体化してまいりました。

 今後は公益性と公平性の向上を目指した市町村事務の標準化、共同化等の検討を本格化させ、国保連のご協力を仰ぎながら、その具体化を図ってまいりたいと考えておりますなどと祝辞を述べられました。

 そして、山形村の本庄村長さんに議長を務めていただき議事進行をされ、専決処分に付した令和4年度一般会計補正、補欠理事の選任などと、令和3年度事業報告、一般会計ほか10特別会計歳入歳出決算、財産目録、規則改正、令和4年度一般会計歳入歳出補正予算(第2回)ほか7特別会計歳入歳出補正予算などの議案について協議し原案通り承認されました。

 続いて午前11時50分からは、一般社団法人長野県国保地域医療推進協議会通常総会が開催され、理事長の私の招集挨拶で始まり、令和3年度事業報告、決算書の承認、令和4年度事業計画、収支予算の報告について協議をし、原案通り承認されました。

下生野上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の高台に行き、青空が広がってきた上空からの風景を撮影しました。

 

 その他生坂村では、小学校で希望懇談③、中学校で教室開放④、水田現地確認、教職員組合要望、アクア運動教室、新型コロナウイルスワクチン接種(4回目)、せせらぎ公園整備などが行われました。



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