信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

地域公共交通協議会&生坂農業未来創りプロジェクト会議

2019年06月28日 | 生坂村の会議
 28日(金)は、思ったより雨が降らず、午後には日差しが届きニワカ雨も降り、蒸し暑く感じられた一日でした。
 午前10時から村民会館において、地域公共交通協議会の会議が、お忙しい中、村内外から国・県・村・関係機関の委員さん方にご出席いただき開催しました。


▽ 最初に私から、当村の人口減少により、犀川線・周回デマンドバスの「いくりん」の利用が減ってきていること、高齢化で免許の更新ができない方がいて、村営バス「いくりん」の運営を維持していくことは重要であること、財政面では厳しいですが、皆さんから忌憚のないご意見をお願いして、効率の良い運行を目指していきたいなどと挨拶を申し上げました。




 次に、委員さんが変わられた方が多いので、自己紹介をしていただき、新たに副会長には区長会副会長の山﨑清一さんにお願いしました。
 協議事項に入り、平成30年度の利用状況については、犀川線が一日平均利用者数は約94人であり、前年同時期と比べると1日5人ほど減っており、周回デマンドバスは、一日平均約5.4人であり、昨年度の7.1人よりかなり下回り、26便最終デマンドバスは利用者数が351人で、前年度と比べると198.3%と大きく上回りました。
 このような状況下において、26便に高校生以外の乗車を認めるかについては、もう一度意向調査を実施し、今年度中に方向付けをすることにしました。


 村営バス特別会計予算については、導入しました29人乗りのマイクロバスの購入費の地域公共交通確保維持事業費補助金の半額補助を5年間にわたり交付するなどの31年度予算も説明させていただきました。
 生坂村地域生活交通確保維持改善計画については、事業に係る目的・必要性、事業の目標・効果、利用者等の意見の反映状況等について、利用者アンケートを実施した件など昨年度と変更した点を中心に説明をしました。
 村営バス「いくりん」が本格的に運行してから、10年近くになることから、今後の運行検討を進めていきたいとのことで、委員各位からご意見等を伺い、最終デマンドバスの予約利用、自動運転の動向、効率的な運行の支援、高齢者世帯の買物支援、大日向バス停近くの国道の支障木伐採要望、周回デマンドバスの増便要望などが出され、対応できる点は早速お願いし、今後も運行方法等の検討進めることになりました。

 人口減少・少子高齢化の中山間地域の公共交通を維持運行していくことは、財政面、人材面などから大変厳しい状況でありますが、村民の皆さんの通学、通院、買物、通勤等において、村営バスは重要な日常の移動手段でありますので、永続的に維持していかなければと考えます。ご出席いただいた皆さんには、色々とご協議いただきありがとうございました。


 午後1時30分からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から、24日(月)に日用品の販売棚を一つ壁側に移し売場をオープンにして、賞味期限の短い商品を安く処分したこと、今後商品の見直しをしていくこと、灰焼きおやきの供給が全然間に合っていないので、旧かあさん家の施設を活用して生産体制を構築したいこと、農産物の出荷が増えてくるので、生産者に出荷した農産物の品質管理の徹底をしていかなければならないことなどの挨拶をしました。




 協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の5月の日別売上金額及び集客数、売上集計表、4月後半から現在までの山菜類の販売実績、5月・6月のイベント実績、かあさん家の食堂、おやき販売と直売所での販売について説明を受けました。


 次に、6月の全戸配布、道の駅いくさかの郷夏まつり、道の駅切符増刷について、全戸配布では、いくさかの郷に農産物等を出荷したくなるような記事を掲載したこと、上生坂地区も乗車できるようにしたことなどの説明を受けました。 
 夏まつりについては、流しそうめん、カラオケ、生ビールの提供や、商工会、やまなみ荘、村内各団体によるブース出展をお願いし、それぞれ始める時間は各団体にお任せして、午後8時頃までに終了することにし、3日の幹事会で詳細を決めていただくことになりました。


 また、観光バスに寄っていただくように取り組むこと、スイカの直接仕入れができそうであること、こなもん工房の冷凍おやきの販売を始めたこと、アイスクリームを安く販売できるようになったこと、5日から信州新町Aコープのジンギスカンも販売できるようになったこと、生産者が150数名になって、品質向上や出荷した農産物等の管理を徹底すること、農協のぶどうオーナー制度の取組などの報告を受け、協議をしました。


 グランドオープン後の「道の駅 いくさかの郷」は、今のところ順調に推移していると感じていますが、まだ課題がありますから、当会議やいくさかの郷定例会で検討協議を進め、改善できる点から進めていきますので、村民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

▽ 朝の写真は大日向橋からの風景です。







 その他生坂村では、小学校でプログラミング授業・ALT・あおぞら学級校外学習、児童館で食改との種まき作業、歴史探訪教室、草尾・古坂の皆さんの元気塾、胸部CT検診、少年少女サッカー教室U-15などが行われました。

食改さんとの「苗植え」

2019年06月28日 | 生坂村の報告
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 児童館で花とミニトマトの苗を植えました。




 6月の「食育月間」にちなみ、6月最後の平日だった6月26日(金)の午後3時半から、「食改(食生活改善推進協議会)さんとの苗植え」が児童館で行われました。






 子どもたちは苗のまわりに土を入れたり、植え終わった苗に水をあげる体験をしました。




 プランターと鉢は、児童館玄関右手の花壇の隣にあります。花が咲くまで、子どもたちと職員が頑張ってお世話をしますので、見守ってください。