信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

やまなみ荘定例会と池坂やまびこ会

2017年08月18日 | 生坂村の報告
 18日(金)午前10時からのやまなみ荘定例会は、7月の利用状況が、前年度対比で宿泊者数40名減、日帰り宴会者数117名増でして、収入合計8,774,405円(前年度対比95.9%)支出合計8,679,353円(105.8%)となり、7月度は95,180円の黒字となり、今年度累計は2,407,554円の赤字となっていますが、カード利用で372,000円があり、ほぼ前年度並みでした。
 天候の関係で体験ツアーが28名減、合宿が1件18名減ですが、日帰り宴会は、法事が2件98名増、常会16名増などで117名増の466,300円増でした。また、前年度より防火扉、漏水関係等の修繕費が多額に掛かってしまいました。
 9月13日(水)~29日(金)までの海鮮丼フェアは、ちょうど10回目を記念して宿泊無料券に加え、デザートに巨峰をサービスすることにしました。
 今回の目玉は、大分県直送の「シマアジ」と東北産の「ホヤ」を加え、今まで評判の良い北海道標津町直送の・ホタテ・イクラやマグロのトロ等が盛られた海鮮丼を提供するとのことです。
 8月の全戸配布は、海鮮丼フェア、巨峰狩りプラン、お祝・記念品プランなどを準備し、9月の全戸配布は、秋の味覚・超絶品プラン、地酒まつり、入浴定期券の更新、お祭り用オードブル・刺身の盛り皿等の企画についても協議をしました。 
 9月は海鮮丼フェア、旬で美味しいイクサカラットのぶどう、松茸など茸のお料理や、色々な企画で皆さんのお越しをお待ちしております。


△ 午後2時からは、池坂やまびこ会が行われ、小学校の校長先生、大町市の教育長などを務められた 荒井 和比古氏から、「仁科氏の滅亡」と題して講演をしていただきました。

 最初に、喬木村議会の休日や夜間議会の開催の記事を取り上げられ、議会改革について問題提起をされ、子どもの虐待について、その時に与えるものなどを大切にすることで、物の感覚、人との関わり方などが育っていくことを話されました。
 そして、戦国時代の話の中で、それぞれの資料を基に、天正10年3月に小笠原貞慶が日岐城を攻めたときに、関わった武将や地名も教えていただき、当時の日岐城を攻めた様子をお聞きしました。そして、9月には落城して逃げていった地域でのことなどの話も伺いました。
 仁科氏の栄光として、木曽義仲が京都に行ったときに、仁科次郎盛家が守護をされた話、武者所結番などから、小笠原氏との角遂、塩尻峠の戦いなどの話から仁科氏が衰退していく様子をお聞きしました。

 そして、仁科氏の歴史の中に、我々が知っている生坂村や池田町、大町市などの地名が多く記されていて、変わらないものは地名ですから大事にしたいとのことでした。戦国時代の仁科氏との生坂村や池田町の関わる歴史が分かるなどのご講演をしていただきありがとうございました。

▽ 講演後の総会は、当番は生坂村でしたので、平田議長さんの挨拶で始まり、顧問の私、甕池田町長さん、来賓の務台衆議院議員さん、清澤県議会議員さんのそれぞれの立場からの挨拶があった後、平成28年度事業報告・歳入歳出決算報告、29年度事業計画・歳入歳出予算、役員改選が原案通り承認されました。










▽ 総会の最後の意見交換では、県道上生坂信濃松川停車場線のトンネル化、松くい虫対策の現状、災害時協力協定の研究等の提案や質問が出され、要望活動の強化や検討を進めることとなりました。






▽ 朝は川霧が残っていて幻想的な雲根集落の風景です。







 その他生坂村では、保育園で身体測定、公民館でこども水泳教室、図書ボランティア会議、下生野A班の皆さんの元気塾、ウォーキングDVD撮影などが行われました。