信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村戦没者追悼式&日岐区村政懇談会

2017年05月29日 | 生坂村の催し
今日は晴れてかなり暑くなり、真夏日になったところも多かったと思います。屋外での巡視がありましたので、水分補給をして熱中症に気を付けました。


 午前10時から村民会館講堂において、村内戦没者御遺族の皆様方をはじめ村議会議員並びに村内有力者各位多数のご参列を賜り、本村出身の戦没者英霊二百十有余柱の御霊の追悼式を挙行するにあたり謹んで追悼の誠をささげ式辞を申し上げました。

△ 開式の後、参列者全員で国歌斉唱をしているところです。

 世界に目を転じますと、北朝鮮による度重なる弾道ミサイルの発射実験、中国による南シナ海の領有権問題、イスラム国等による世界各地でのテロ行為、人質殺害事件が後を絶たず 今もなお多くの人々が死傷し、苦しんでおり世界平和への道のりはいまだ遠いことを痛感せざるを得ません
 このような中、改めて世界の国々が核兵器の廃絶と争いのない平和な社会の構築を目指し、地球上のすべての人々が平和を享受し、心豊かに生きるために世界の国々が互いに理解し助け合い、手を携えていく努力をし、恒久平和を希求しなければと考える次第です。


△ 本村出身の戦没者英霊二百十有余柱の御霊の前に、私が謹んで追悼の誠をささげ式辞を申し上げているところです。

 私たちは、不幸な戦争の教訓と尊い犠牲を深く心に刻み続け、平和の貴さ命の大切さを後生に伝え続けていき、恒久平和の社会を構築することが犠牲となられた英霊に対する私たちの責務であることを再認識し、平和への誓いを新たにする次第です。

▽ 私とご参列の皆様方が、戦没者英霊二百十有余柱の御霊の前に献花をしているところです。




 そして 次代を担う人々にこの思いを引き継ぎ、今後もすべての村民が安心し、真に豊かな生活を送ることができ「やまなみに抱かれ いつまでも楽しく暮らせる 未来を創り出す村」の実現に向け、更に全力を尽くしてまいる所存でございます。

▽ 忠魂碑に献花されている戦没者のご遺族をはじめ参列者の皆さんです。


 戦没者追悼式の後、例年通り忠魂碑に献花に行き、私と平田議長と平林社会福祉協議会長は遺族会総会に来賓として出席させていただきました。
 生坂村戦没者追悼式後の午前11時頃過ぎから、やまなみ荘においての遺族会総会は、平成28年度事業報告及び収支決算、平成29年度事業計画(案)及び収支予算(案)が承認されました。
 遺族会の皆さんをはじめ、ご参列賜りました皆さんに感謝を申し上げます。


△ GWにドローンで撮影しました日岐区の風景です。

 午後7時からの村政懇談会を日岐区で開催させていただきました。牛沢区長さんの開会の挨拶で始まり、私から今年度の予算、重点事業の概要説明を主に挨拶をさせていただき、各部署から今年度の新規事業、村づくり計画の変更点等を説明いたしました。
 また、出席された3名の議会議員さんから自己紹介をしていただき、日岐区の地区担当職員、南部地域支援及び新たに観光業務、高齢者見守りのいくさか大好き隊員からも自己紹介をしていただきました。

▽ 私が、当日お配りしたご報告要旨に沿って、今年度の予算、重点事業の概要を主に挨拶をさせていただきました。


 区民の皆さんのご意見・ご要望と我々の回答内容の概要としては、野生獣防護柵の設置箇所を再度測量しているが今年度実施できるかについては、増工が認められないので精度の高い設計をして今年度実施できると考えています。
 防護柵の変更については、補助事業として変更はできないので、完成に近い精度の高い設計で実施します。
 支え合いマップの地図が前回と同じである点については、ゼンリンの更新時期でなかったので同じ内容になっていますが、支え合いマップは重要ですから、皆さんで修正していただき、しっかり引き継ぎをお願いします。
 牛沢地区からの村道の地すべりで段差や砕石が減って走りづらい点については、下生野方面への村道が災害復旧で通行止めでしたので、冬季だけ一時的に通行を許可しましたが、これからの出水時期は危険ですので、犀川砂防事務所と協議をして対応します。

 道の駅には、竹の子、山菜、野菜などを買い求めに来ますから、その建設規模については、村が計画しています活性化施設は、食堂部門と直売部門の大きく二つでして、間口約40m、奥行約17mで約600㎡規模になります。
 釣り針やテグスが捨ててあるため水鳥公園周辺の釣り禁止については、地元の皆さんは異論がなく、犀川漁業組合に問い合わせて、対応させていただくことになりました。
 村道のフェンスや法面の修繕、水鳥公園の草刈りの要望、ホームページの議会構成の更新、旧南小学校の校庭の埋め土、今年度のカレンダーの評価などのご質問、ご要望をいただき、それぞれに対応できる要望、現地調査をして検討をさせていただく事案などのお答えをしてご理解とご協力をお願いしました。
 日岐区の皆さんには、忌憚のないご意見・ご要望・ご質問をいただきありがとうございました。


△ GWにドローンで撮影しました日岐区の風景です。

▽ 今朝は朝霧が晴れて、北アルプスが綺麗に見えた下生坂からの風景です。





 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、公民館でバドミントン教室、犀川重要水防箇所等現地調査、お母さん頑張る会視察研修等が行われました。

平成29年度 重要水防箇所合同巡視

2017年05月29日 | 生坂村の報告
 29日(月)午後1時30分より、千曲川河川事務所 松本出張所管内の重要水防箇所を、梅雨や台風による水害が心配される前に毎年度実施していただきました。今回は千曲川河川事務所 堤所長さん、松本出張所 田中所長さんはじめ職員の皆さん、松本広域消防局明科消防署の大池署長さんと署員の皆さん、下生野の降幡区長さん達、小立野久保田区長さ達、生坂村消防団の小山団長、平田副団長、寺島副団長、瀧澤消防主任、行政からは私と振興課長、建設係長等が合同で巡視を行いました。


△ 最初に水防倉庫の前で、千曲川河川事務所 松本出張所 田中所長さんから挨拶をいただき、本日の巡視行程、松本出張所管内緊急用資器材保有状況・水位表示、水防工法、千曲川河川事務所HP、水防活動時の注意事項等について説明をしていただきました。


△ 水防倉庫の備蓄材の確認では、備蓄資材台帳等により土のう・土のう袋・浄水器・発電機・保存水などの資材と備蓄品等の確認をしていただき、今回もこれといって注意点はありませんでした。


△ 今年度も国の管理区間は日野橋から上流ですので、下生野の日野橋上流右岸箇所から現地確認の巡視を行いました。ここは、堤防高不足、堤防断面不足など危険度が高い所という説明を受けました。


△ 睦橋上流右岸の下生野の揚水場の少し下流の水衝洗掘箇所を対岸より確認しました。


△ 小立野地区の水衝部に護岸が洗われないよう数年前に根固ブロックを設置していただいた箇所について対岸から説明していただきました。




△ 毎年度、国へ危険箇所の対策工事の要望を行ってきまして、昨年度から当村の第1要望箇所の小立野地区の築堤工事に着手され、今は樋門工事をしていただき、大変有り難いことであり、千曲川河川事務所の皆さんに御礼を申し上げました。


△ 私からは、田中所長さんに詳しく説明をいただき、千曲川河川事務所 堤所長さんはじめ職員の皆さんなど多くの皆さんに巡視点検をしていただいたことに御礼を申し上げ、これからの出水時期には、松本広域消防局明科消防署の大池署長さんはじめ署員の方や生坂村消防団の皆さんに細心の注意を払っていただきます様にお願いをしました。
 参加された皆さん、大変暑い中合同巡視をしていただきありがとうございました。そして、お疲れ様でした。